平成30年度に行ったイベントの記録

夏休みも残り少なくなった８月２５日（土）、今年度４回目のジュニアファンクラブを開催しました。「夏休みの宿題は終わってる？」と聞くと、みんな「終わった～！」と元気な返事。安心して本日の活動開始です！
今回の体験は、「石包丁づくり」と「古代米の収穫」です。第１回目の活動でプランターに植えた古代米が実ったので、手作りの石包丁で収穫に挑戦します。

「石包丁」は、弥生人が米の収穫に使った道具です。まず、材料となる粘板岩（ねんばんがん）を、小石でコツコツと打ち欠いて石包丁の形に近づけます。少しずつ叩かないと粘板岩が大きく割れてしまうので、慎重に進めます。

イメージする石包丁の形に近づいたら、舞キリの先端に石を装着した道具で、紐を通すための穴を開けます。ところが、この作業に悪戦苦闘！穴は少しずつ深くなるけれど、なかなか貫通しません。石に穴を開けるって、大変ですね。みんな必死に挑みました！

最後に、砥石で刃を作ります。前回のガラス勾玉づくりでも砥石を使っているので、砥石を使った作業は慣れたものです。片面だけ研いだ片刃にするか、両面から研いだ両刃にするかは、それぞれの好みで選びました。

いよいよ手作り石包丁で古代米の収穫です。実っている稲穂を見つけて摘み取っていきました。このお米を脱穀して、冬になったらお粥に入れて食べましょうね！
さて、次回のジュニアファンクラブは、９月２２日に開催するむきばんだまつりの「収穫祭」に出演します！