活動日誌

 県立公文書館が行っている日々の活動の様子を、ブログ形式でご紹介します。

  
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2021年10月19日

新鳥取県史を学ぶ講座 第2回「山陰地域の戦国時代と東アジア世界」を開催しました。 New!

 令和3年度、公文書館では県立博物館との連携事業として「新鳥取県史を学ぶ講座 西国の戦国時代と因幡・伯耆の人々」を実施しています。去る10月10日(日)、鳥取県立博物館講堂において、島根大学教授の長谷川博史先生による講座「山陰地域の戦国時代と東アジア世界」を開催しました。

 16世紀の石見銀山を中心とした銀の産出量の爆発的な増加にともなう東アジア経済圏のグローバル化の中に山陰地域も組み込まれて、それが戦国時代の因幡・伯耆の戦争の広域化や大規模化につながったという内容で、鳥取県の中世史研究に新しい視点を提示していただきました。

 当日は、オンライン配信も含めて、多くの県民の方々に御参加いただきました。

 なお、本講座は計4回を予定しており、次回は11月3日(祝)に、龍谷大学教授の山本浩樹先生に「中国地域の戦国争乱と『境目』地域の民衆」のテーマでお話をしていただきます。 どうぞご期待下さい。(会場での受講は定員に達しましたが、オンライン受講については申込み受付中です。)

講演会写真1
(写真1)講演会の様子
講演会写真2
(写真2)トークセッションの様子

公文書館 2021/10/19 in 県史活用担当,講座などのイベント

2021年7月21日

第2回「高校生のための古文書ワークショップ」を開催しました。

 令和3年7月18日(日)、県立博物館にて、第2回「高校生のための古文書ワークショップ」を開催しました。

 これは、郷土の歴史を学びたい、大学等で歴史学を専攻してみたいという生徒や、学芸員など歴史に関わる職業に関心のある生徒を対象に、江戸時代以前の古文書の原本に触れて扱い方を学んだり、くずし字を読み解いて古文書の内容をまとめる体験を通して、ふるさとの歴史に対する理解を深めたり、今後の進路選択に役立ててもらおうというもので、今回は10名の高校生たちが参加してくれました。

 はじめに、古文書を扱う際の留意点等について職員からの説明があり、そのあと実際に中世・近世の古文書に触れて、法量を採寸したり、形状や特徴を調査カードに記入して、調書を作成しました。

写真1
(写真1)古文書を丁寧に開いて熟覧し、調書を作成

 次に4つのグループに分かれて、くずし字の解読に挑戦しました。わからない文字は辞典を引いたり、グループ内で相談したりして、熱心に解読に取り組んでいました。

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(写真2)辞書を使ってくずし字の解読に挑戦
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(写真3)難読文字は相談しながら解読

 その後、展示用のキャプション(解説文)作成を行い、グループで話し合いながら解読した古文書の内容をまとめて、キャプションを作成しました。そして最後に、担当した古文書の内容についてグループごとに発表しました。

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(写真4)話し合いながら内容を読み解き、キャプションを作成
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(写真5)全体の前でグループごとに発表

 古文書に触れたり、くずし字を読んだりするのは、全員が初めての体験でしたが、グループで和気あいあいと取り組み、キャプション作成でも質の高い内容をまとめ上げていました。参加した高校生からも「本物の史料に触れることができ、貴重で有意義な経験となった」「難しい1字が読めたときの喜びは大きかった」等の感想が寄せられました。

 これからも、ふるさと鳥取への愛着や誇りの醸成、地域の歴史・文化を担う人材の育成という観点から、学校現場や教育委員会と連携を図りつつ、このような取り組みを進めていきたいと思います。

公文書館 2021/07/21 in 県史活用担当,講座などのイベント

2021年6月23日

大山町立大山西小学校のみなさんが来館されました。

 617日(木)に大山西小学校6年生のみなさん38名が修学旅行で来館されました。約20名ずつ2つのグループに分かれて見学しました。

  1階の展示スペースでは、公文書館の役割についての説明を聞いたり、質問に答えたりしながら、鳥取県の歴史について学びました。

 地下の書庫では、明治時代の簿冊や過去に公文書館が調査をした際に収集した大山西小学校に関係するアルバムなど、古い資料を見学しました。

柳楽館長のあいさつ。

柳楽館長のあいさつ。

古い簿冊について説明しました。

古い簿冊について説明しました。

アルバムなど古い資料を紹介しました。

アルバムなど古い資料を紹介しました。

鳥取県の歴代知事一覧の前で県の歴史について説明する様子。

鳥取県の歴代知事一覧の前で県の歴史について説明する様子。

 児童からは「大山西小学校のアルバムが特に印象に残った」などの感想がありました。古い時代の資料にも興味を持っていただけたようです。ご来館ありがとうございました。また来てくださいね。

公文書館 2021/06/23 in 館見学,講座などのイベント

2021年6月22日

新鳥取県史連続講座「倉吉の民具から暮らしと技術を知る」を開催しました。

 令和3年6月20日(日)、倉吉交流プラザで、新鳥取県史連続講座「倉吉の民具から暮らしと技術を知る」を開催しました。

 本講座は『新鳥取県史』の内容を専門家がわかりやすく解説するもので、昨年度から計6回の予定で開催しています。今回はその第4回として「倉吉千歯」をテーマとする講座を実施しました。

 はじめに、倉吉博物館の関本明子主任学芸員から、全国ブランドとなった倉吉千歯の特徴や職人による全国行商の様子について説明していただきました。次に、樫村賢二県立公文書館専門員・県文化財課係長から、倉吉千歯の構造や穂長から推定される制作年代等について解説をしていただきました。講座後、会場からは「倉吉千歯の全国シェアはどれくらいか」「倉吉以外の地域での生産は無かったのか」等の質問が出されました。

 次回は8月22日(日)に「民具を調べる」をテーマに実施する予定です。どうぞ御参加下さい。なお、次回の会場は倉吉交流プラザ第1研修室から視聴覚ホールに変更となります。また、申込受付は8月7日(土)開始です(申込先:倉吉市立図書館、先着75名)。


講座の様子1
関本明子主任学芸員による解説
講座の様子2
樫村賢二専門員による解説

公文書館 2021/06/22 in 県史活用担当,講座などのイベント

2021年3月16日

『とっとりデジタルコレクション』公開記念シンポジウムが開催されました。

 3月14日(日)、鳥取県立博物館講堂において、「『とっとりデジタルコレクション』公開記念シンポジウム」が開催されました。

 これは、図書館、博物館、埋蔵文化財センター、公文書館の4館が共同で開発したデジタルアーカイブシステム「とっとりデジタルコレクション」の公開を記念して開催されたもので、デジタル化された郷土資料の今後の活用について意見を交わしました。

 記念講演では「デジタルアーカイブでつなげる、あなたのまち」と題して、札幌市中央図書館利用サービス課長の淺野隆夫氏がオンラインで講演。電子図書館やデジタル出版をはじめとする札幌市の先進的な取り組みについて紹介されました。次に、県立図書館の中村愛司書が「とっとりデジタルコレクション」について事業報告を行い、公開に到る経緯等について紹介しました。

 その後のディスカッションでは、公文書館の田中健一館長の進行のもと、淺野課長、博物館の茶谷満学芸課専門員兼学芸員、県埋蔵文化財センターの東方仁史係長、県立図書館の中尾有希子郷土資料課長が参加し、「『とっとりデジタルコレクション』の可能性と今後の展望」のテーマで意見交換。ふるさと教育や地域づくり等におけるデジタル郷土資料の活用について、さまざまなアイデアが出されました。

 デジタル化の時代に対応した「とっとりデジタルコレクション」の公開。今後、さまざまな分野での活用が期待されます。

シンポジウムの様子の写真

公文書館 2021/03/16 in 講座などのイベント

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