平成21年度議事録

平成22年2月3日・所管事項に係る県内調査

1 調査日時・箇所・内容

2月3日(水)
○倉吉予備校(倉吉市東巌城)
  予備校の実績及び経営状況について
○中央高等学園専修学校(倉吉市東巌城)
  予備校の実績及び経営状況について
○イズム大学受験科(米子市錦町)
  予備校の実績及び経営状況について

2 調査委員

稲田委員長、山口委員、鍵谷委員、鉄永委員、伊藤(美)委員、興治委員

3 随行者

鳥取県議会事務局議事調査課 前田(い)主幹、前田(康)副主幹

4 調査報告

[中部・西部地区の予備校の実績・経営状況](予備校の主張)
 ・県立高校専攻科が廃止されても、受入体制(講師の質、合格実績)に自信但し、一気に廃止された場合の大量流入に若干の不安も
 ・少人数教育
 ・大手予備校のサテライト講座の導入には賛否両論
 ・経営については、予備校単体では成り立たず、別事業の収入で穴埋め
但しこれ以上の授業料減額は厳しい
 ・専攻科があるから経営が良くならない
 ・専攻科の廃止により生徒が県外へ流出することはない
  (県外志向の子は最初から県外に出る)
 ・東部地区はトップ高に専攻科がなかったから予備校が参入できた。
中部・西部地区はトップ高に専攻科があり、“高校4年教育”のようなことをされると予備校は参入できない。

今回の調査結果は1つの参考とさせていただくが、
 ・鶏卵の議論ではないこと(いつまで経っても結論が出ない)
 ・大学全入は理由にならないこと(どの子にも入りたい大学はある)
に留意し、予備校に求められている“技術”と“体制”について見極めながら、本当に専攻科を廃止して問題はないか、
その他、平成20年5月議会で議決された決議における検討事項である
 ・県内の経済情勢
 ・生徒のニーズ
 ・県民の意向
などを含めて総合的に勘案し、子ども達の将来を第一に、大局的な視点から慎重に議論していく。

 

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