活動日誌

 県立公文書館が行っている日々の活動の様子を、ブログ形式でご紹介します。

  
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2021年7月21日

第2回「高校生のための古文書ワークショップ」を開催しました。

 令和3年7月18日(日)、県立博物館にて、第2回「高校生のための古文書ワークショップ」を開催しました。

 これは、郷土の歴史を学びたい、大学等で歴史学を専攻してみたいという生徒や、学芸員など歴史に関わる職業に関心のある生徒を対象に、江戸時代以前の古文書の原本に触れて扱い方を学んだり、くずし字を読み解いて古文書の内容をまとめる体験を通して、ふるさとの歴史に対する理解を深めたり、今後の進路選択に役立ててもらおうというもので、今回は10名の高校生たちが参加してくれました。

 はじめに、古文書を扱う際の留意点等について職員からの説明があり、そのあと実際に中世・近世の古文書に触れて、法量を採寸したり、形状や特徴を調査カードに記入して、調書を作成しました。

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(写真1)古文書を丁寧に開いて熟覧し、調書を作成

 次に4つのグループに分かれて、くずし字の解読に挑戦しました。わからない文字は辞典を引いたり、グループ内で相談したりして、熱心に解読に取り組んでいました。

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(写真2)辞書を使ってくずし字の解読に挑戦
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(写真3)難読文字は相談しながら解読

 その後、展示用のキャプション(解説文)作成を行い、グループで話し合いながら解読した古文書の内容をまとめて、キャプションを作成しました。そして最後に、担当した古文書の内容についてグループごとに発表しました。

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(写真4)話し合いながら内容を読み解き、キャプションを作成
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(写真5)全体の前でグループごとに発表

 古文書に触れたり、くずし字を読んだりするのは、全員が初めての体験でしたが、グループで和気あいあいと取り組み、キャプション作成でも質の高い内容をまとめ上げていました。参加した高校生からも「本物の史料に触れることができ、貴重で有意義な経験となった」「難しい1字が読めたときの喜びは大きかった」等の感想が寄せられました。

 これからも、ふるさと鳥取への愛着や誇りの醸成、地域の歴史・文化を担う人材の育成という観点から、学校現場や教育委員会と連携を図りつつ、このような取り組みを進めていきたいと思います。

公文書館 2021/07/21 in 県史活用担当,講座などのイベント

2021年6月28日

第4回「新鳥取県史を活用した学習教材開発検討会議」を開催しました。

 令和3年6月26日(土)、公文書館会議室にて、第4回「新鳥取県史を活用した学習教材開発検討会議」を開催しました。

 今回は、アドバイザーとして、県教育センターGIGAスクール推進課の横山課長にも参加いただき、ウェブを活用した教材の公開方法や教育センターとの連携について意見交換を行いました。

 はじめに、横山課長から、鳥取県のICT教育の取り組みの現状についての報告があり、1人1台タブレット導入にともなう学習の効果や鳥取県が目指す今後のGIGAスクール構想の方向性等について具体的にお話をしていただきました。

 その後、各委員から、小学校・中学校・高等学校の現場の先生方から出された意見について報告があり、それを踏まえて、学習教材の内容・仕様やウェブを活用した公開方法、また県教育センターとの連携等について、活発な意見交換を行いました。

 これからも、教育委員会や学校現場の先生方との連携を密にしながら、学習教材の一層の充実を図り、今秋の公開につなげていきたいと思います。


学習教材開発検討会議メンバー(敬称略)

石田 敏紀 県立倉吉東高等学校教諭(座長)

前田 孝行 県立鳥取西高等学校教諭

花原 慧史 鳥取市立湖東中学校教諭

小山富見男 元鳥取敬愛高等学校校長

横山 順一 県教育センターGIGAスクール推進課長(アドバイザー)

奥田 信行 県教育委員会高等学校課指導主事(アドバイザー)


会議の様子
検討会議の様子1
会議の様子
検討会議の様子2

公文書館 2021/06/28 in 会議など,県史活用担当

2021年6月22日

新鳥取県史連続講座「倉吉の民具から暮らしと技術を知る」を開催しました。

 令和3年6月20日(日)、倉吉交流プラザで、新鳥取県史連続講座「倉吉の民具から暮らしと技術を知る」を開催しました。

 本講座は『新鳥取県史』の内容を専門家がわかりやすく解説するもので、昨年度から計6回の予定で開催しています。今回はその第4回として「倉吉千歯」をテーマとする講座を実施しました。

 はじめに、倉吉博物館の関本明子主任学芸員から、全国ブランドとなった倉吉千歯の特徴や職人による全国行商の様子について説明していただきました。次に、樫村賢二県立公文書館専門員・県文化財課係長から、倉吉千歯の構造や穂長から推定される制作年代等について解説をしていただきました。講座後、会場からは「倉吉千歯の全国シェアはどれくらいか」「倉吉以外の地域での生産は無かったのか」等の質問が出されました。

 次回は8月22日(日)に「民具を調べる」をテーマに実施する予定です。どうぞ御参加下さい。なお、次回の会場は倉吉交流プラザ第1研修室から視聴覚ホールに変更となります。また、申込受付は8月7日(土)開始です(申込先:倉吉市立図書館、先着75名)。


講座の様子1
関本明子主任学芸員による解説
講座の様子2
樫村賢二専門員による解説

公文書館 2021/06/22 in 県史活用担当,講座などのイベント

2021年4月1日

第3回「新鳥取県史を活用した学習教材開発検討会議」を開催しました。

 令和3年3月27日(土)、公文書館会議室にて、第3回「新鳥取県史を活用した学習教材開発検討会議」を開催しました。

 今回は各委員が作成した計40点のデジタル教材案を単元ごとに発表した後、内容や構成等について意見交換を行いました。

 今後は学校現場の多くの先生方の意見も取り入れながら、さらに使いやすい学習教材となるよう改善を進め、今秋の公開につなげていきたいと思います。


学習教材開発検討会議メンバー(敬称略)

石田 敏紀 県立倉吉西高等学校教諭(座長)

前田 孝行 県立鳥取西高等学校教諭

花原 慧史 鳥取市立湖東中学校教諭

小山富見男 元鳥取敬愛高等学校校長

奥田 信行 県教委高等学校課指導主事(アドバイザー)

会議の様子の写真
会議の様子

公文書館 2021/04/01 in 会議など,県史活用担当

2021年3月12日

「占領期の鳥取を学ぶ会」の令和元・2年度活動報告会を開催しました。

3月6日(土)、県立公文書館と鳥取市歴史博物館が共同で実施している「占領期の鳥取を学ぶ会」の令和元・2年度活動報告会を開催しました。

 今回の報告会では、GHQの英文レポートを県民参画で読み解いた成果をもとに、新たに浮かび上がった鳥取県内の占領期の様子を、3名の報告者がわかりやすく解説しました。

 このうち、澤田晶子さんは、占領期の鳥取県内の感染症について、1946~47年にコレラ・赤痢など13の感染症がみられ、県市町村で集団検診などの公衆衛生施策が広く行われていたことなどを報告しました。

 また、岩佐武彦さんは「進駐軍と軍政隊と私」と題して、幼少時代に米子市内にいた進駐軍の様子を紹介し、西村芳将さんは鳥取軍政部の組織と人事について、隊長をはじめとするスタッフについて詳しく解説しました。

 官民連携による地道な取り組みが、鳥取県の新しい歴史を少しずつ掘り起こしています。今後の成果が楽しみです。

 なお、この月例会は来年度も開催します。興味のある方は是非御参加下さい。

写真1
(写真1)澤田晶子さんによる報告の様子
写真2
(写真2)岩佐武彦さんによる報告の様子
写真3
(写真3)西村芳将さんによる報告の様子

公文書館 2021/03/12 in 県史活用担当,講座などのイベント

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