平成12年10月6日に発生した鳥取県西部地震は、昭和18年に鳥取市を襲った鳥取地震以来の非常に大規模な地震となりました。
その被害は県内では甚大なものとなりましたが、被災直後から行われた多方面にわたる応急対策、復興対策により被災地は次第に元気を取り戻し、震災から6年余りを経過した今では復興を成し遂げています。
各方面から頂いた温かなお見舞い、力強い御激励に対し、改めて厚くお礼申し上げます。
県では、震災から1年後の平成13年10月に、復興過程における状況を取りまとめた「平成12年鳥取県西部地震の記録」を発行したところですが、この度、震災の最終的な報告書となる「平成12年(2000年)鳥取県西部地震 震災誌」を発行しました。
この記録が、関係各位の今後の災害対策にいささかでも参考になれば幸いです。
平成19年2月 鳥取県防災局防災危機管理課