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本会議で決定した議員派遣について、その概要等を掲載します。(結果報告については、派遣終了後に掲載いたします。

  

議員の派遣状況(23年度)

中国訪問団

1 派遣期間

平成23年10月23日(日)~27日(木)

2 主な日程

10月23日(日)
 第12回国際マンガサミット北京大会
 第12回国際マンガサミット北京大会閉会式・送別晩餐会
10月24日(月)
 河北省友好提携25周年記念式典
 河北省代省長会見
 河北省歓迎レセプション
10月25日(火)
 河北省農林科学院・歴代農業研修生との意見交換会
 河北省林業局
10月26日(水)
 廊坊市長との会談
 日中緑化交流基金による緑化事業
 廊坊市経済技術開発区

3 派遣議員

伊藤(美)団長、銀杏副団長、福田秘書長、濵辺団員、砂場団員、内田(隆)団員

4 随行者

議会事務局 上月主幹、溝内副主幹

5 報告

マンガサミット
【第12回国際マンガサミット北京大会】






河北省友好提携25周年記念式典
【河北省友好提携25周年記念式典】






河北省代省長会見
【河北省代省長会見】






廊坊市長との会談
【廊坊市長との会談】

 去る10月23日から26日にかけて、鳥取県議会中国河北省訪問団、団長 伊藤 美都夫 議長、副団長 銀杏 泰利 議員、秘書長 福田 俊史 議員、団員 濵辺 義孝 議員、砂場 隆浩 議員、内田 隆嗣 議員の6名が、河北省との友好提携25周年にあたり、交流の実態を検証し、今後の交流のあり方や方向性の調査を行うとともに、経済発展の動向及び黄砂対策の実態と県内NPO法人による緑化支援、来年の鳥取県開催に向けた「国際マンガサミット北京大会」の状況などの調査を目的に中国河北省を訪問しましたので、報告いたします。
まず最初に訪れましたのは、北京市石景山区で開催された第12回国際マンガサミット北京大会でした。「まんが王国とっとり」を標榜する本県での来年の開催は、日本全国から注目されると思いますので、北京大会の実態と鳥取県ブースの反響を調査すべく訪問をいたしました。
鳥取県ブースには、「ゲゲゲの鬼太郎」「名探偵コナン」などが展示されており、この日は、平井知事の「まんが王国とっとり」のトッププロモーションが行われ、ブース前は大変な人だかりでございました。私達訪問団も知事とともに来秋開催の鳥取県大会をPRいたしましたが、マンガを通じて同じ文化を共有し、絆を深める交流を行っていくことは、若者達をはじめとした人的・文化的交流を推進する一つの大きな取り組みであることを実感いたしました。
続いて、マンガサミット閉会式・送別晩餐会に、平井知事及び国内事務局のNPO法人アジアMANGAサミット運営本部の里中満智子代表をはじめ、日本漫画家協会の皆様とともに出席させていただきましたが、閉会式において、北京市石景山区代理区長、議長から平井知事と里中代表に大会盾の引き渡しがあり、来年の鳥取大会への引き継ぎが無事行われた次第であります。
今回のサミット参加により、中国のMANGA文化に対する熱心な力の入れように驚くとともに、MANGA文化の今後の国際的発展を予感することができ、来年度の鳥取大会の成功、及び「まんが王国とっとり」建国に向けた取り組みに大いに参考になりました。
来年の鳥取県での国際マンガサミット開催に向け、更なる機運の醸成を行うとともに、鳥取県の魅力を十分知っていただき、マンガを通じた交流に繋がるよう、十分に検討していただきますことを知事にお願いしたいと思います。
次に、河北省の省都、石家荘市では、河北省友好提携25周年記念式典の会場である河北省博物館を訪問し、平井知事と共に、河北省人民対外友好協会の叶(イエ)執行副会長、同文化庁の彭(ペン)副庁長、谷(グー)河北省博物館長と文化交流について会談をいたしました。
また、会談の後、河北省友好提携25周年を記念して開催される鳥取県文化財写真展の開幕式典に参加し、伊藤団長が平井知事と共にテープカットを行い、続いて八頭高校書道部の生徒5人が書道のパフォーマンスを披露されるなど、青少年交流に花を添えられました。
書道部の生徒達のパフォーマンスを見ていた河北省の子供達が大きく拍手を送っていたのを拝見し、これからますます両省県の絆が深まっていくだろうと確信するとともに、写真展を通じて、それぞれの文化財に対する理解が進み、今後の交流がより進展することに期待を持つことが出来ました。
続いて、河北省会堂に場所を移し、張(ジャン)河北省代省長ほか河北省幹部の皆様と会談をいたしましたが、代省長から3つの提言がありました。
ひとつは、両省県の協力をより強固にするハイレベルの相互訪問を引き続き続けていきましょうというもの。2つ目は、既に交流成果を上げている経済貿易、農林水産などを発展させ、さらに分野を拡大し交流の方法や領域を発展させましょう。3つ目には、観光の交流をさらに進めましょう。これからはチャーター便のサービス、人的往来を促進するために政府として大いに頑張りたいというものでございました。
これに対しまして知事からは、「提言は3つとも大賛成であり、是非これから両省県の政府同士で話合いをしたいと思う。来年、日本と中国の国交が整って40周年の節目を迎えるので、その新しい時代を開くためにも、是非河北省の皆様と、新しい互恵的交流を発展させていきたい。」と応えられた次第でした。
また、来年鳥取県で開催されます国際マンガサミットに是非おいでくださいとお誘いしたところ、張代省長からは、「必ず政府として大きな団を組んで鳥取県へ派遣したい。」と心強い回答をいただきました。
今回の会談に参加し、河北省と鳥取県の両省県がこれまで築き上げてきた25年間の絆の深さを実感するとともに、今後の新たな交流の方向性を確認できたことは大変大きな成果でありました。
次に、河北省農林科学院を訪問いたしました。
河北省との交流は、1986年の友好県省の協定締結以来、農業、砂漠緑化など多くの分野で交流を深めてきており、特に、農業分野では、協定締結翌年から2003年までの間、延べ100人を超える研修生・研究者の技術交流が行われ、河北省の農業技術の発展及び両県省の交流に大きく貢献してきたと認識しております。
このたびの訪問では、過去に鳥取県に研修生として派遣された農林科学院副院長の孫(ジュン)氏ほかの方々と意見交換も行うことができ、皆さんが、農林業関係機関の本庁などの管理職になられ、河北省の農林業行政の中枢でご活躍されていると分かり、大変うれしく思うとともに、皆さんが今でも、鳥取県に対して特別の思い入れを持っていただいている事を再認識させていただきました。
今回の意見交換により、今後も、更に両省県の農業技術、環境技術、食品安全技術などの分野で交流促進を図るとの認識をお互いに共有することができましたので、引き続き交流を深めていただきますようお願いしたいと思います。
続いて訪問した河北省林業局では、林業局の取り組む森づくり政策と、砂漠化面積、森林被害面積減少の状況などについて説明いただきました。日本の黄砂現象は、中国の砂漠化に起因するともいわれ、議会でも一般質問で取り上げるなど今後の大きな課題でもあります。今、中国各地で緑化事業が大きく取り上げられ、河北省でも積極的に取り組まれています。長年の河北省の政策が成果を上げていること、及び日本との森づくり交流が12年経過する中で、日本の企業・団体による森作りへの協力は河北省内の19の市と県に広がり、さらに日本の森づくりの技術を中国が必要とされているなど、日中交流の中でも両省県の技術交流は大変重要であることを再認識いたしました。
また、林業局の鳥取大学との人的交流実績から、さらなる深い交流を熱望されており、さらに多岐に渡る分野で交流を深めたい、特に梨の生産技術の分野での交流を深めたいと交流の推進を強く要望され、ここでも、河北省の皆様の、今まで以上の技術交流を望む強い想いが伝わって参りました。
次に、廊防市内で行われている日中緑化交流基金による植林地を訪問いたしました。
中国における緑化事業は、日中緑化交流基金を活用した事業として各地で実施されており、本県ではNPO法人サカズキネットにより平成20年から河北省と共同して、防砂治砂を目的とした植林活動が実施されているところであります。
サカズキネットによる緑化事業は、200ヘクタールに約20万本のポプラが植樹されておりました。
植樹した土地は、かつては砂漠地であったそうですが、成長が早い樹種であるポプラの木々は3年の間に大きく成長し、パウダー状で黄砂の一因となっていた砂漠地の表土は草に覆われており、緑化事業の進展を確認することができました。
サカズキネットによる緑化事業は、本年度から更に3年間実施されることとなっておりますので、緑化事業を通じた民間レベルの交流事業が今後も続いていくことを期待するものであります。
最後に、1992年に建設された「廊坊経済技術開発区」を訪問いたしました。この開発区の特徴は、地理的条件に恵まれていることでして、開発区を中心に半径500km圏内では、そのほかの大都市を含むことにより2億人以上の人口となるなど、市場規模として大きな魅力を有しており、日本、アメリカなどの多くの国から多数の企業が進出しておりました。
さらに、2002年には、「廊坊開発区行政サービスセンター」が設立され、企業が行う各種の行政手続きがワンストップで行えるようになっており、迅速な行政サービスが提供されるとともに、企業側にとってはコスト削減が実現されておりました。
人口や面積等の条件が異なるものの、鳥取県における企業誘致を進めるうえで、参考となることが多くありました。
以上、知事へのお願いを含めまして、所感の一端を申し上げましたが、今後も引き続き、日々発展し続けている河北省との関係をさらに深め、新たな互恵的交流が発展することを期待し、我々訪問団の調査報告を終わりたいと思います。
 

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