平成21年度議事録

平成22年3月2日(審査)会議録

出席者
(9名)
委員長
副委員長
委員
石村 祐輔
銀杏 泰利
尾崎 薫
安田 優子
米井 悟
村田 実
初田 勲
前田 宏
小谷 茂
欠席者
(なし)
 
 

説明のため出席した者
  林企画部長、谷口県土整備部長、佐藤警察本部長、高橋地域づくり支援局長、
  野川文化観光局長ほか各次長、課長、関係職員

職務のため出席した事務局職員
  議事調査課 中西主幹、山崎主幹、田中副主幹

1 開会  午前10時59分
2 閉会  午前11時35分
3 司会  石村委員長
4  会議録署名委員  前田委員、初田委員
5 付議案件及びその結果
   別紙日程表及び下記会議概要のとおり
 

午前10時59分 開会

◎石村委員長
 おはようございます。
 ただいまから平成22年2月定例県議会企画県土警察常任委員会を開会いたします。
 本日の日程は、お手元の日程表のとおりでありますので、この順序に従って議事を進めさせていただきます。
 最初に、会議録署名委員を指名いたします。
 本日の会議録署名委員は、前田委員と初田委員にお願いをいたします。
 それでは、本委員会に付託されました議案に対する質疑、討論を一括して行っていただきます。ございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 質疑、討論ともないようでありますので、これより採決に入ります。
 議案第21号、平成21年度鳥取県一般会計補正予算について、原案に賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
 挙手全員であります。したがいまして、議案第21号は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 次に、報告事項に移ります。
 なお、質疑につきましては、各部局の説明終了後に行っていただきます。
 まず最初に、企画部から地方自治法施行60周年記念貨幣等のデザインに関する検討等について、小林政策企画総室長の説明を求めます。

●小林政策企画総室長
 それでは、企画部の資料の1ページをごらんいただきたいと思います。先週の月曜日にコインのデザインに関する検討会が開催されました。その概要につきまして御報告いたします。
 5番のところをごらんいただきたいと思います。検討結果でございますが、1,000円の銀貨幣については基本テーマに沿って、鳥取砂丘及び浦富海岸を主要候補とし、県民意見の募集を踏まえ、鳥取県らしい豊かな色彩を配したデザインとなるような素材を選定するという検討結果が得られました。検討会の中では、やはり鳥取砂丘は不可欠ではないか、シンプルな単体がよいのではないかといった意見、それから千貫松島ですとか、菜種五島といった山陰海岸を特徴づける題材を入れてはどうかといったような意見がございました。
 500円及び記念切手につきましては、基本テーマに限定されず、先行の発行県にも倣って、県民意見募集を踏まえ、鳥取県の代表的な風景や歴史的文化財等を中心に、素材を選定してはどうかといったような意見でまとまりました。
 本日から検討結果を踏まえまして、2週間にわたってアンケート調査を実施したいと考えております。これは政策企画総室のホームページ並びに県民局等にアンケート票を置きまして、県民から広く意見を募集したいと考えております。来る23日には第2回の検討会を開催いたしまして、意見募集の結果も踏まえながらモチーフ案の検討を行いたいと考えております。日程的には4月下旬にそういったものをまとめた上で造幣局に提出し、6月ごろには造幣局のほうから、一応デザイン案というものが示されて、最終的に決定したいというぐあいに考えております。

◎石村委員長
 続きまして、広島バスセンターでの「まるごと鳥取ポスタージャック」の実施について、JR岡山駅地下街での鳥取県の魅力発信写真展の実施について、岸根広報課長の説明を求めます。

●岸根広報課長
 広報課でございます。資料の2ページと3ページでございます。資料2ページのほうが広島県、それから3ページが岡山県での情報発信でございます。近県でお客様に来ていただきやすいエリアについて、鳥取県の魅力をPRしていくということも大切だと考えまして、それぞれこういった展示会等を計画、あるいは実施をしております。
 2ページのほう、広島バスセンターは、1日3,300台、人数にして3万7,000人の利用客があるということで、そこの待合室が全部で4つございます。その待合室の中のポスターを掲示する枠を丸ごと借り切りまして、そこに鳥取県内の山陰海岸ですとか県内全般のイメージですとか境港の鬼太郎列車ですとか砂の美術館、こういった形で県の魅力を発信するポスター掲示を昨日から始めております。
 右のページの3ページで、岡山駅の地下街でございます。これは昨年も実施いたしましたが、JR岡山駅の地下街のイルカの広場という人がたくさん通るところでございまして、そこの一角を借りまして、こちらのほうでは鳥取県写真コンクールの入賞作品を中心といたしました写真展、それからことしにつきましては三徳山の写真パネルと、それから通常三朝温泉で展示をしております三徳山の模型も持っていきまして、それも展示をして目を引くような仕掛けをしたいということで、こちらのほうは3月25日から29日までという会期で開催する予定しておりますので、御報告を申し上げます。

◎石村委員長
 続きまして、鳥取環境大学の改革に向けた取り組みの状況について、宮内青少年・文教課長の説明を求めます。

●宮内青少年・文教課長
 青少年・文教課でございます。そうしますと、4ページをお願いいたします。鳥取環境大学の改革に向けた取り組みの状況について報告いたします。
 鳥取環境大学におかれましては、2月25日に業務運営理事会を開催されまして、下記の3点につきまして大学の改革に向けた取り組みが行われることになりました。
 まず、第1点目としまして、学部・学科改編等準備委員会を設置し、調査、検討をしていくということになっております。学部・学科改編の基本的な方向につきましては、現行の学部、学科を経営系と環境系の各学科に改編するということは基本的な方向にしておられます。具体的な入学定員ですとか教育内容について、今後調査、検討していくというように伺っております。第1回目は3月上旬と書いてありますが3月10日に予定するというふうに現在聞いております。委員会のメンバーとしましては、委員が7名、委員長に東樋口副学長さんほか、あと学内の教授の皆さんで構成されるというふうに伺っております。
 2点目としまして、大学運営改革委員会の設置、これにつきましては大学の内部で魅力ある大学づくりを行うために、大学全般にわたりまして改革を推進したいというようなために設置されるものでございます。委員会のメンバーとしては古澤学長を委員長としまして、委員7名程度でございます。現在、学内の副学長ですとか常務理事さんを考えておられるようでございます。検討事項につきましては、全般ですけれど3点ほど書いてございます。授業の改善ですとか、評価制度の導入、学生のアメニティ向上、これは部活ですとか食堂ですとか、こういう魅力ある大学づくりに向けた取り組みを検討していこうということになっております。
 3点目としまして、経営改善への取り組み。支出見直しによる経営改善の方向、これは人件費等になると思いますけれども、それは検討していくということで伺っております。

◎石村委員長
 それでは、ただいまの説明につきまして、質疑等ございますでしょうか。

○尾崎委員
 環境大学の件ですけれども、4ページの検討会で、これは公開で見ることができますか……。

◎石村委員長
 マイクを入れてください。

○尾崎委員
 済みません、もう一度言います。最初からもう一回言います。
 4ページの環境大学の検討会の件ですが、これは公開で見ることができるでしょうかということをお尋ねします。
 1ページ、いつも私が言っておりますけれども月並みなことですが、検討委員は女性が1人入っておられますけれども、旅館のおかみなどが、女性ももう一方ぐらいあってもよかったのかなと思いますがいかがでしょうか。

●宮内青少年・文教課長
 そうしたら、2点。学部・学科改編等準備委員会と大学運営改革委員会がございますけれども、ただ、現時点で公開するかどうかというのはお伺いはちょっとしておりませんので、この場では答弁することはできません。申しわけございません。

●小林政策企画総室長
 確かに観光という面では旅館のおかみさんのような方に入っていただくことも一つあったかと思いますけれども、今回デザインということにちょっと重きを置きましたもので、広報の担当の方のほうから入っていただくという整理をさせていただいたところであります。

○尾崎委員
 いつも言っていることですけれども、バランスを考えて検討していただきたいと思います。
 環境大学の件ですが、日にちと、もしわかったり公開ができるということであれば教えてください。

●宮内青少年・文教課長
 わかりました。御連絡させていただきます。

○銀杏副委員長
 環境大学の改革に向けた取り組みなのですけれども、知事が答弁をされています、血を流してもらわないといけないという話ですが、きょう出てきた資料の中でそういった部分は検討されるのかどうかお聞きしたいと思います。
 2ページのバスセンターの広告ですけれども、これ、20日間で1枠幾らぐらいのものでしょうか、ちょっと教えてください。

●宮内青少年・文教課長
 内容的には3番目の経営改善の部分がございますけれども、これは人件費を中心にということもお伺いしていますので、そのあたりで検討されるというふうに考えておりますけれども。

●岸根広報課長
 広島バスセンターのポスターの掲示料ですが、20日間の単価なのですけれども、1枠1万4,000円で、トータルで32万2,000円でございます。

◎石村委員長
 よろしいですか。

○銀杏副委員長
 環境大学ですけれども、経営改善の方策を検討するというふうに書いてあるのですが、これはどういった場でいつぐらいから検討を始めるのか、わかりましたら教えてください。

●宮内青少年・文教課長
 内部的に検討をされるということで伺っておりますので、何とか検討委員会とかそういうものではなくて、内部で検討されるというふうに伺っております。

◎石村委員長
 よろしいですか。

○銀杏副委員長
 いいです。

◎石村委員長
 そのほかございますか。

○前田(宏)委員
 課長、環境大学の業務運営委員会ですか、これのメンバーが欲しいな。というのは、この間、このメンバーの人だと思うけれど、今まで知事たちが話をしていることとかなり違った厳しいことを言っていたから、だから、厳しい何か、いかにも県議会が反対しているようなことを言って、かっと頭にきたからな。メンバー表をもらわないといけない、本当。

●宮内青少年・文教課長
 業務運営委員会につきましては5名いらっしゃいまして、八村理事長さん、古澤学長さん、谷口常務理事さん、東樋口副学長さん、また理事のほうから道上理事がなっていらっしゃいます。以上5名の方です。

◎石村委員長
 よろしいですか。そのほかありますか。(「終わった、終わった」と呼ぶ者あり)
 ないようでございますので、文化観光局に移ります。
 まず、ようこそようこそ鳥取県運動取組指針(案)について、山﨑観光政策課長に説明を求めます。

●山﨑観光政策課長
 それでは、文化観光局の資料1ページをごらんください。ようこそようこそ鳥取県運動取組指針(案)でございますけれども、この指針はようこそ条例第9条に基づいて策定するものでございます。3月中旬から下旬にかけて、この右のページに書いております骨子を公表しましてパブコメ等を行うように考えております。
 1番目の策定の趣旨でございますけれども、これは一言で申し上げますと、今後の鳥取県の観光振興に向けた取り組みの方向性を示すことを目的に策定するものでございます。
 2番目の主な取り組みで、指針の策定に向けた今後の予定でございますけれども、3月中旬から下旬にかけましてパブコメを実施しまして、あわせまして3月23日にようこそようこそ鳥取県運動推進協議会を開催しまして意見を聞き取るようにしております。それで4月の常任委員会に、そういった意見の状況等を報告した上で4月中に指針を策定したいと思っております。6月にはようこそ鳥取県運動の発起イベントを開催したいと思っております。
 2ページの取組指針の骨子でございますけれども、1番目、2番目で我が国の動向とか、あるいは鳥取県の動向について記述しております。
 ちょっとこれミスプリントがございまして、4番目のようこそ協議会とか、5番目の目標でございますけれども、数字が1つずつ繰り上がりまして、3番目がようこそようこそ鳥取県運動協議会でございまして、訂正をお願いできないでしょうか。
 3番目のようこそ協議会でございますけれども、これはいわゆるようこそ運動を推進する母体となる組織でございまして、(2)の構成員でございますけれども、こうした運動の趣旨に賛同する個人、団体の方々の参画を求めたいと考えております。
 そこで役割でございますけれども、観光振興に向けた取り組みの方向性を確認したりだとか、あるいはすぐれた取り組み事例の報告とか検証等を考えております。
 4番目の目標でございますけれども、入込客数とか宿泊客数をふやしまして最終的には、この4番目の下にありますように観光消費額を平成20年の947億円から平成25年には1,200億円にふやしたいというぐあいに考えております。
 最後の5番目の、今後の基本的な方向と具体的な取り組みでございますけれども、左の欄のほうに基本的な方向としまして、1番目の、例えば観光資源の認知と継承とか、あるいは観光資源の磨き上げなど9項目を記載しております。そして、右の欄のほうには目標を達成するために県民、観光事業者、行政などが取り組むべき事柄を記載しております。例えば、観光資源の認知と継承では、2つ目の丸ポツですけれども、例えば観光資源を学ぶための学習会を開催したりとか、そういったことを書いておりますし、2つ目の項目で、観光資源の磨き上げでは、地域ならではの観光メニューをつくっていこうとか、あるいは3番目の、各種会議等の開催誘致では、コンベンション等の受け入れとか支援体制を充実していこうとか、そういったことを書いております。下から3つ目の外国人誘客の促進でございますけれども、例えば案内標識の設置だとか、あるいはガイドの養成など、そういった受け入れ態勢の整備ということを書いております。それから、一番下の観光客の周遊性、滞在性を高めるための取り組みとしましては、例えば山陰海岸のジオパークの推進等、そういったことを書いております。この表の中でゴシック部分でございますけれども、今後県として特に取り組みを強化する事柄を書いております。

◎石村委員長
 続きまして、第13回国際マンガサミット(2012年)の開催について、加藤観光政策課観光資源振興室長の説明を求めます。

●加藤観光政策課観光資源振興室長
 それでは、同じく資料の3ページをごらんいただきたいと思います。第13回国際マンガサミット、2012年の国内開催地に本県が選定されましたので御報告をさせていただきます。
 この国際マンガサミットは、東アジア、日本、韓国、中国、香港など8地域を中心として漫画家が一堂に集まりまして、文化交流だとか著作権をキーワードに展示会や研究会を平成8年から実施しておられるものでございます。事務局は韓国富川市にございます。このマンガサミットにつきまして、平成24年の誘致に取り組んできたところでございます。先日2月19日に日本の窓口でございますアジアMANGAサミット運営本部から開催予定地として本県が承認された旨の報告が知事のほうになされました。今後、ことしの秋に韓国で開催が予定されております、第11回国際マンガサミット韓国大会において正式に決定される見通しとなっております。
 今後このマンガサミット開催に向けまして、「まんが王国とっとり」推進協議会(仮称)を官民で設置しまして、県内の機運醸成でございますとか認知度向上、また開催内容等につきまして準備を進めていくこととしております。

◎石村委員長
 それでは、ただいまの御説明につきまして、質疑等ございますでしょうか。(「なし」と呼ぶ者あり)ありませんね。(「手を挙げています」と呼ぶ者あり)
 どうぞ。

○安田委員
 マンガサミットなのですけれども、これは大変結構ですが、出席者というのですか参加者というのですか、何名ぐらいが集まられる大会になるのか、それから会議とか展示とかがあるようですが、これはどういう規模の、県内にある具体的な会場として用意できる会場というのはどこ辺りになるのか、その辺の概要。それから、何泊何日になるのか教えていただきたい。

●加藤観光政策課観光資源振興室長
 それでは答えさえていただきます。
 まず、出席者でございますが、先催の例でいきますと大体漫画関係者が300名から400名程度、国内外から集まってこられるということになっております。またあわせまして、一般の参加者、一般の県民等も見ていただけるような原画展示とかアトリエの再現等とかしております。これが一昨年の京都大会の場合ですと、約5万人を開催規模として設定しておられました。
 また、会場につきましては、やはり通訳等の設備が整っておる場所ということが前提としてございます。今後、会場の選定につきまして私どものほうから情報を出しまして、マンガサミット運営本部のほうで正式に決定されるという予定になろうかというふうに考えておるところでございます。
 また、開催日数でございますけれども、これも昨年の台湾大会、それから一昨年の京都大会等も大体3日間ということで……。

○安田委員
 2泊3日。

●加藤観光政策課観光資源振興室長
 2泊3日ということで開催をされておるところでございます。

○安田委員
 同時通訳でしょう、そうすると、それができるのは米子のコンベンションと県民文化会館、それから中部のあそこと3会場ですか。

●加藤観光政策課観光資源振興室長
 規模の大小はございますが、設備として同時通訳ブース等整っておりますのが、今申し上げました県民文化会館、それから未来中心、それからビッグシップになろうかというふうに考えておるところでございます。

◎石村委員長
 よろしいですか。

○安田委員
 はい。

◎石村委員長
 そのほかありますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 ないようでございますので、次に、県土整備部に移ります。
 鳥取自動車道の開通について、小倉道路企画課長の説明を求めます。

●小倉道路企画課長
 それでは、県土整備部の資料の1ページをお願いいたします。鳥取自動車道の開通について御報告申し上げます。
 鳥取自動車道の河原インターから鳥取インターまでの間、また佐用ジャンクションから大原インターまでの間が3月28日に開通することが決定いたしました。開通式でございますが、鳥取県側につきましては3月28日の9時30分から、式典会場は鳥取環境大学で行いまして、それが終わり次第、鳥取インターに移動していただきましてテープカットと、こういうことを考えております。
 委員の皆様方には既に御案内申し上げさせていただいております。ぜひ御出席いただきますようによろしくお願いいたします。
 また、一般開放、供用開始でございますが、午後2時からとしております。
 兵庫県側でございますけれども、兵庫県側は同日の1時から開通式が開催されます。場所は佐用町でございます。供用開始につきましては午後5時からということでございます。またこの開通式に先立ちましてプレイベントとしてウオークラリーを3月20日に予定しております。こちらのほうの御参加もひとつよろしくお願いいたします。

◎石村委員長
 それでは、ただいまの説明につきまして、質疑等ございますでしょうか。
 ありませんので、次にその他に移りますが、執行部、委員の方で何かございますか。

●門脇協働連携推進課長
 協働連携推進課でございます。本日の資料の一番最後にシンポジウムの御案内のチラシをつけさせていただきました。幼稚園ですとか小学校ですとか、そういった校庭、園庭等の芝生化を進めるために、子どもたちに思い切り走り回れる緑のグラウンドをというテーマで、3月の13日の土曜日に米子市の文化ホールで2時からシンポジウムを開催をすることといたしております。年度末の忙しい時期ではあろうかと思いますけれども、委員の皆様にも御参加をいただければと思いますので御案内をさせていただきます。
 あわせまして、その次に、みんなで進めよう、鳥取方式の芝生化というパンフレットをつけさせていただいております。鳥取方式の芝生化を進めていくためのパンフレットとしまして、幼稚園ですとか小学校ですとか、小・中学校、高校でありますとか市町村ですとか、そういったところに配布をしております。こちらのほうもごらんをいただければと思います。

◎石村委員長
 そのほか。

●高橋企画部地域づくり支援局長
 お手元の資料の最後に、この米子空港の愛称化についての御意見を伺っていますというチラシを配らせていただいております。これについて御紹介をさせていただきます。
 米子空港利用促進懇話会、これは島根、鳥取両側の中海圏域での経済界、観光関係者、また県市町村等の関係者でつくっている懇話会でございますけれども、米子鬼太郎空港という愛称について考えていこうということで、平成21年度、今年度、愛称化に向けてのキャンペーンというものを行ってまいりました。このチラシの裏の一番上のところでございますように、空港のターミナルビルに横断幕を設置したりとか、空港の時刻表でのPRをしたりとか、輸送関係者の方の御協力を得てのシールとかステッカーのPR、そういった取り組みを行ってきたところでございます。
 こうした1年間の取り組みを経て、だんだんと認知も高まってきたのかなというように考えられるというような状況にあるということと、また本年の3月からは、いよいよNHKの「ゲゲゲの女房」の放送が開始されると、そういうタイミングでもございますので、全国的にこの境港、安来の中海圏域に対する注目が高まる好機ではではないかというように考えられるところでございます。
 こうした機会をとらえて、これまでの1年間の愛称化に向けてのキャンペーンということを1段進めまして、米子鬼太郎空港という愛称を設計するということについて取り組んでいこうではないかというようなことで、まずは県民の皆様か、また観光で来られる皆様の御意見をお伺いしようということで意見募集を行っているところでございます。3月19日までの予定で意見募集を行いまして、意見募集の結果を集約しまして、そうしたことの皆様の声も配慮しながら最終的に懇話会で愛称を設定するか否かの検討をしていきたいというふうに考えておるところでございます。チラシの中ほどのところで書いてございますけれども、空港の愛称化というのは、例えばこの中四国地方でも高知龍馬空港が愛称化をしておりますとか、あと来年度から徳島で阿波おどり空港ということで愛称化されるとか、隣県のコウノトリ但馬空港とか、それぞれ最近、そういう取り組みがふえてきていまして、これによってマスメディアでの露出が高まって高い宣伝効果につながるのではないかとか、観光PRにつながるのではないかとか、また空港への愛着がわくということで、県民の皆様に御利用していただける機運向上につながるのではないかとかと、そういったことを考えて取り組んでいるところでございます。

○前田(宏)委員
 これね、私の娘が東京に2人いるんですが、この話を見ておって、お父さん、米子「おにたろう」空港ですかと言ったわけです。いや、笑ってはいけないですよ。

●高橋企画部地域づくり支援局長
 はい。

○前田(宏)委員
 私は、鬼太郎というより「おにたろう」のほうが読みやすいと言いましたよ。だから、どういう知恵出しで「鬼太郎」と読ませるかということを考えなければいけないですよ。笑っているようではだめでしょう。

●高橋企画部地域づくり支援局長
 わかりました。

○前田(宏)委員
 本当の話ですよ、これは。だから鬼太郎という覚え方をするのだったら、いかにして鬼太郎と読ませるかということを考えないといけませんよ、これは。本当に。
 ついでに言っておきますけれども、大山でも平仮名を打てと僕はいつも言っているのだよ、あれも「おおやま」と読むんだ、大体が。鳥取県の人間は大山だと知っているけれども、全国の場合は「おおやま」と読むほうが圧倒的に多いのだよ。だから常に平仮名を打てと大分出しておりますよ、今。それでも役人は次々かわるものだから、かわったらまた同じことを言って、20何年も同じことを言っておる、私は。浦富海岸もしかりだ。「うらどみ」というのが多いから、浦富海岸と、これも片仮名を振りなさいと、ずっと言ってきておる。それでもいまだに直らないわけです。つまり、ちゃんと完璧にならない、そういう申し送りをしていない。だからあえて言いました、私はこうやって。何回も言っていますよ、何回も。だから鬼太郎と読みますのを「おにたろう」と呼ばれないように考えなければいけない、これは。

●高橋企画部地域づくり支援局長
 確かに、私も最初に浦富海岸を見てなぜ「うらどみ」と呼ばないのであろうと、読み方がわからなかったというようなこともございますし、一般の方についてわかりにくいということもありますので、もしこの愛称化が正式に決まれば、これはまずPRをしてどんどん来ていただくということのためにやるような事業でございますので、今、前田委員からお話のあったようなことには留意して、東京とか名古屋とか米子からの路線が就航しているようなところでもPRということも考えていきたいと思っておりますので、そういったところでもしっかりとPRできるように努めていきたいと思っております。

◎石村委員長
 よろしいですか。

○前田(宏)委員
 よく考えてください。

○初田委員
 芝生化について。まず1点が、これは教育関係以外でも適用をするのかということが1点。
 第2点目には、費用を助成するのに、ここには例として書いてあるのですけれども、植えるときの施工費用と、それから、その後の運営費というのが二通りありますよね、どこまで助成が出るのでしょうか。具体的にちょっと。

●門脇協働連携推進課長
 まずは、学校の校庭ですとか園庭以外の場合も、来年度予算で生活環境部のほうで広場に対する支援制度というものを今議会に提案をしております。そういったものの中で広場というものも含めて芝生化を図っていきたいというふうには思っております。
 それが1点と、あと費用の関係ですけれども、基本は初期投資、いわゆるイニシアルコストに係る部分に対して県として応援をさせていただく。設置者の方というのは、例えばそれは市町村であったりですとか、いろんな設置主体の方というのがおられるわけですので、維持管理の部分につきましては設置主体のほうで御負担といいますか、それは継続的にかかる部分は御負担をいただくということになります。ただ、県のほうとしてはそれに伴って、いろんな場所に応じて係る初期投資の部分に対して今回支援をしていく制度というものを来年度予算でお願いをしているという状況でございます。

○初田委員
 では、植えるまでの肥料だとか苗代は出しますよと、あとの運営費によっては各市町村の運営主体が持つか持たないかという形でいいのですか。

●門脇協働連携推進課長
 基本は学校ということでよろしいのでしょうか。

○初田委員
 学校。

●門脇協働連携推進課長
 例えば学校でありますと、今回私どものほうで来年度にお願いをしております幼稚園の芝生化に対する支援制度につきましては、そういうものは入っております。もちろん一番初めに芝生を植えないと芝生ができませんので、そういった経費というものももちろん含めております。そういったものですとか、一番はじめに場所によって必要となりますスプリンクラーでありますとか、芝刈機ですとか、そういったものも支援の対象とさせていただいております。

◎石村委員長
 よろしいですか。

○村田委員
 ちょっといいですか、老人施設とか、あるいは特養とかいろいろあるわけなのですが、そういう施設関係には対象にはならないのですか。対象にしないのですか。してはどうかと思うのだけれど。

●門脇協働連携推進課長
 今現在は子供たちが遊べる場所をということで考えさせていただいておりますので、老人施設等は今、現在のところは、この中では対象には考えておりません。

○村田委員
 検討してみてください、ちょっと。

◎石村委員長
 マイクを入れてください。

○安田委員
 空港の愛称化なのですけれども、これは時刻表とかには果たして載るのかと疑問なのですね、どの程度活用できる範疇のものなのかどうか、そこのところをちょっと聞かせてください。

●高橋企画部地域づくり支援局長
 愛称化が決まりますれば、航空会社とかに使用の要請をすることになります。それで、全日空の場合は、目次のところには愛称を入れて大体されておるのですけれども、実際のタイムテーブルが載っている、出発時間とか到着時間が書いてあるページのほうには煩雑になるということで載せられていないようです。ですので、全日空は時刻表の目次の部分、あとは機内誌などでお配りしている機内誌の一番最後のほうに地図があって、空港の路線網が入っているかと思うのですけれども、その路線網の中の空港表示のところが愛称にしていただけるというのが全日空さんの取り扱いです。日本航空さんだと、全部の時刻表に愛称を入れられるとか、そうされているようなのですが、そこはちょっと会社ごとに方針の違いがあるので、恐らく他空港並みの取り扱いはしていただけるのではないかというふうに思っているところでございます。

◎石村委員長
 よろしいですか。

○安田委員
 私は、どうせやるのだったらマンガサミットに向けた取り組みというのを結びつけてやるべきではないかと思うのですね。だから、さっき前田委員が「おにたろう」って言われたのですけれども、漫画の鬼太郎とこの字が、ちょっと即結びつかないところがあるのですよね、確かに。その辺を上手に、やはり何らかの連携をしていただくといいかなと思って。やること自体は枡田会長からも篤と、あなたは常任委員会のここだからと叱咤激励を受けておりますので、ぜひ頑張って進めていただきたいと思います。

●高橋企画部地域づくり支援局長
 来年度の観光関係のPR事業の中でも、ようこそようこそゲゲゲのふるさと鳥取PR事業というふうなことで、文化観光局と一緒になって、この愛称化も含めてPRしていこうというようなことも考えておりますし、今、お話のあったようなまんが王国、その関係の中でもぜひPRをして活用していきたい。
 それと、漫画のキャラクターですので、確かにお子さんでもわかりやすいというか、そういうことも重要かなと思いますので、ちょっと上手にルビを振るとか、そういうことについても検討させていただきたいと思います。

◎石村委員長
 そのほかありますか。

○銀杏副委員長
 鳥取方式の芝生化ですけれども、これのパンフレットにはビッグロール方式も入っておるのですけれども、やはりビッグロール方式も鳥取方式と言っていいのでしょうかということと、あと、ビッグロール方式の芝生化費用が1平米どのくらいなのかということと、維持管理は1平米、年間どのくらいかかるのかということが、ちょっとこれではわからないのですけれども、教えてください。それはポット苗方式。

●門脇協働連携推進課長
 まず初めに、ビッグロールも鳥取方式でよいかという御質問ですけれども、鳥取方式自体といいますのは、その場所に応じてどういうやり方がいいのかということで最適の芝生化の方法を選ぶということですので、もちろんビッグロール方式というのも鳥取方式の範疇の中に入ってくるということになります。
 それと、ちょっと今、手元に詳しい資料を持ってきておりませんので、ビッグロールでどれぐらい費用がかかるかというのは少し定かにわからない面がありますけれども、芝代だけで大体4倍から5倍にぐらいになるというふうなことがあります。
 それが1点と、あと、年間の維持管理費用でございますけれども、おおむね目安としては、平米当たり100円ということでお伺いをしております。ですから、1,000平米の場合ですと10万円です。大体が平米当たり100円というのが目安だということでお伺いをしております。

◎石村委員長
 そのほかありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、ないようでございますので、以上をもちまして企画県土警察常任委会を閉会いたします。御苦労さまでございました。


午前11時35分 閉会

 

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