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議員派遣の状況(平成19年度)

韓国江原道訪問団

1 派遣期間

平成20年1月20日~22日

2 主な日程

1月20日(日)
米子空港発-仁川空港着、仁川空港-平昌郡
1月21日(月)
大関嶺雪花祭会場
1月22日(火)
自治体国際化協会ソウル事務所訪問
仁川空港発-米子空港着

3 派遣議員

前田 宏、福間裕隆

4 随行者

鳥取県議会事務局 主幹 金涌文男

5 報告

 鳥取県議会韓国江原道訪問団、団長前田宏と福間裕隆議員が、1月20日から22日までの3日間、平井知事とともに韓国江原道を訪問いたしました。

 鳥取県と韓国江原道とは、いわゆる竹島問題が起きてから、昨年2年9ヶ月ぶりの交流再開を果たし、鳥取県議会を代表して訪問することができましたが、これまでと変わらぬ熱烈な歓迎を受け、交流中断の影響を感じさせない江原道と鳥取県の結びつきの強さを実感したところでございます。

 それでは、訪問の結果を御報告申し上げます。

 まず、江原道平昌郡(ピョンチャングン)の「大関嶺雪花祭り(テグアンリョンゆきはなまつり)」に参加いたしました。

 この祭りは、韓国最大ともいわれる冬の代表的な祭りで、会場周辺には動物などをかたどった50数体の雪像が並び、家族が一緒になって雪を楽しむイベントなどが開かれるなど多く参加者でにぎわう中、鳥取県をアピールする「ゲゲゲの鬼太郎」の雪像は7mの高さとひときわ大きく目を引はるものでありました。この鬼太郎の雪像の前で写真撮影される方が特に多く、韓国でも人気のほどが感じられました。

 雪が降りしきる中、鳥取県のイベントステージ周辺には約300名の祭りの参加者、大会関係者が集まっておられ、平井知事や私が挨拶を行うたびに大きな歓声を上げられており、特に鳥取県が2018冬季オリンピックの江原道への誘致に対して支持を表明されたことをとても好意的に受け取められ、鳥取県との交流の再開を切に歓迎されていることを肌身に感じた次第です。

 祭りの参加に前後して、金振?(キム・ジンソン)江原道知事とも面談を行いまして、このたびの江原道と鳥取県の交流開催につきまして、金振?知事の決断に対して心から感謝を申し上げました。

 当時の韓国内の政治状況を鑑みますと、まさしく金振?知事は政治生命をかけた決断であったことであろうということに思いをいたし、今後一層の交流の促進、日本海を挟んだパートナーとしての結びつきをより強固にする必要があると、意を強くしたところです。

 次に、同じ江原道内の東海市の金鶴基(キム・ハッキ)市長、金振燁(キム・ジンヨプ)議長等と面談を行いました。

 これは、韓国のDBSクルーズフェリーという会社が計画されている境港から東海港、ウラジオストクへと結ぶ貨客船の就航計画について、この実現に向けて、関係地元先である東海市に強く協力を要請したところです。 これに対して、東海市としても、この航路の実現により、ソウル首都圏周辺の貨物取込みの可能性や、観光面の効果などに期待できるなどのことから、航路開設が1日も早く実現できるよう、行政的な協力をしたいという前向きな回答をいただいたところです。

 結果的には、2月21日に韓国海洋水産部がこの貨客船の就航について、許可がおりたところですが、東海と境港は日本海の中で比較的近く、この貨客船の就航実現により境港が北東アジアのゲートウェイとして、物流、人の流れの中心を目指し、お互いの行き来をさらに活発にする必要があると痛感したところです。

 次にこの貨客船が就航いたします東海港を視察するとともに、管轄する東海地方水産海洋庁を訪問いたしました。 東海港は、かつて北朝鮮との間に就航していた時期に使用されていた旅客ターミナルがあり、現在は封鎖されて未利用の状況でありましたが、CIQなどの検査場所など、建物設備としては既に整っており、多少手を加える必要がありますが、おおむねそのままの使用が可能と良好な港でありました。

 また、所管の東海地方海洋水産庁のパクノジョン庁長も、韓国政府としても、韓国東海岸の港と日本とを結ぶ航路について全面的に開放したいと思っており、将来的な北東アジアの貿易拡大を期待していると、航路実現の後押しをしていただきました。

 最終日に、ソウル特別市にある財団法人自治体国際化協会ソウル事務所に訪問して、李明博(イ・ミョンバク)大統領就任に伴う影響、韓国の最新情勢について、意見交換いたしました。

 1月の訪問当時は、まだ大統領に就任されていませんでしたが、日本に対しても未来志向の実利主義で向かうということを鮮明に打ち出されており、日韓両国がお互い利益を生み出すような交流、経済的な結びつきを強調されるなどの方針が、今後は鳥取県と江原道などの地域間交流にも影響を及ぼすのではないかとの見通しでありました。いずれにしても、李明博大統領に韓国国民の大きな期待が寄せられているという雰囲気でありました。

 最後になりますが、今回の江原道への訪問については、先々で温かい歓迎を受け、鳥取県と江原道の交流再開を心から祝福されているようであり、友好提携から今日までの様々な分野での交流の実績が、2年を超える中断を経てもなお強く息づいていることが再確認できました。

 この訪問を踏まえ、一層の交流の推進が必要であるとの思いを強くするとともに、今後の議会活動に活かしていく所存であります。

 

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