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「自分が住み慣れた場所で安心して生活を続ける」

 厚生病院のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。院長の齊藤博昭です。当院は鳥取県中部圏域の急性期医療の中核病院としての役割を果たしています。われわれが目指すものは高度な医療および救急医療を地域住民の方々へ安全に提供することです。 「自分が住み慣れた場所で安心して生活を続けたい」。これは多くの方が願う、基本的で切実な思いだと思います。そのためには何よりも健康でいることが重要です。大きな病気にかかったとき、その治療を安心して任せられる病院が近くにないと、何十キロも離れた遠方の病院まで足を運ばなくてはなりません。入院となれば、ご本人のみならず、ご家族にも大きな負担がかかります。その結果、平穏な日常が思いがけず困難な日々へと変わってしまうこともあります。当院は専門的な知識と技術を有する多数の医療スタッフと充実した医療設備を備え、多くの疾患に対応できる体制を整えております。実際、当院は地域がん診療連携拠点病院に指定されており、5大がん(肺がん、胃がん、大腸がん、乳がん、子宮がん)をはじめとする各種がん治療に対応しています。また、がんと同様に日本人の死因の上位をしめる脳卒中や心筋梗塞などの循環器系疾患、周産期・小児医療、災害医療などの分野にも力を入れて取り組んでいます。さらに救急医療にも24時間対応しており、2025年は2600台以上の救急車を受け入れております。このように幅広い急性期医療および救急医療に当院が対応することで、中部圏域に暮らす住民の皆様が、安心して住み慣れた地域で生活を続けていただくことが可能となっていると自負しております。

  一方、急性期医療というと、「どこか冷たい医療」をイメージされる方も少なくないと思います。当院の理念の一つは、「真心のこもった信頼される、そして地域と密着した病院」です。医療の本質は人と人の関わり合いです。急性期医療といっても単に高度な医療技術を提供するだけでなく、「病気になったら次も厚生病院に行きたい」と思っていただけるような温かみのある急性期医療を当院では実践して参ります。

 国の地域医療構想では、「治す医療」を担う医療機関と「治し支える医療」を担う医療機関の役割分担を明確にし、両方の医療機関の連携が地域医療を有効に展開していくために重要とされています。上述したように当院は急性期医療の中核病院として「治す医療」を担当します。一方で「自分が住み慣れた場所で安心して生活を続ける」という目的を達成するためには「治し支える医療」を担う医療機関との連携が極めて重要です。幸い、中部圏域には当院よりも以前から地域住民の健康を支えてこられた病院が多くあります。そのような病院の中には「治し支える医療」を担う機能をもたれた医療機関があり、当院はそれらの医療機関としっかりと連携しながら地域住民の健康を守っていきたいと考えています。 厚生病院は中部圏域に住む住民の方々が安心してこの地域で生活していただけるように、温かみのある急性期医療・救急医療をより高いレベルで提供できるように職員一人一人が研鑽を重ね、医療の質の向上とサービスの充実に努めて参ります。病気でお困りの際は是非当院へお越し下さい。今後とも厚生病院をどうぞよろしくお願い申し上げます。

                                                  鳥取県立厚生病院 院長 齊藤博昭

齊藤先生