2月25日頃、鳥取市居住の男性は、インターネットで副業の広告を見つけてLINEアカウントを登録し、副業の参加費として2,000円をPayPayで支払いました。2月26日、副業斡旋業者を名乗る男から電話があり、「高収入な副業を始めるには、有料会員になる必要がある。」等と言われ、副業のサポートを受けるサポート費用プランの申込費用として、3月4日から3月6日の間に約216万円を指定された口座に振り込み、だまし取られる特殊詐欺事件が発生しました。
5月1日、鳥取市居住の女性の自宅に市役所職員を名乗るA男から電話があり、A男が「後期高齢者に対する給付金について封筒を送ったが届いているか。」「口座の振込手続により送金することができる。」等と言い、女性から口座の金融機関名や口座番号、暗証番号と聞き出すと、A男は「そのキャッシュカードは古くてエラーが出る。職員が伺ってカードを確認する。」等と言いました。その後、郵便局員を名乗るB男が女性の自宅を訪れ、女性がB男にキャッシュカードを渡すと、B男は「このキャッシュカードは古いので、使えないように封印する。」「新しいキャッシュカードが5月4日に届くので、古いカードは配達員に渡してください」等と言って女性にキャッシュカードを封筒に入れさせて封印させましたが、隙を見てキャッシュカードをとトランプにすりかえて盗む特殊詐欺事件が発生しました。
鳥取警察署は5月21日、銃砲刀剣類所持等取締法違反事件の被疑者として男を逮捕しました。
被疑者は、業務その他正当な理由がないのに、5月9日、鳥取市内のアパート通路において、刃体の長さが6センチメートルを超える包丁1本を所持していたものです。
4月1日、鳥取県内居住の女性は、TikTokの広告サイトで知り合ったA女に指定された動画を視聴した後で画面のスクリーンショットを送信すれば報酬を得られるという副業を始めました。4月2日から同月3日にかけ、女性は、A女の指示で参加したグループで知り合ったB女から高額報酬の副業を勧められ、参加費用、システム復旧費用等の名目で合計50万3,000円をB女に指定された口座に振り込み、だまし取られる特殊詐欺被害が発生しました。