10月22日(木)、日南試験地(日南町阿毘縁)にて、ふれあいセミナーを開催しました。薄曇りのあいにくの空模様でしたが、今年もたくさんの方にご来場いただき、活気あふれるセミナーとなりました。
~成果報告~
試験成果について、講演により御報告しました。講演内容はもちろんのこと、ビニールハウス内に設けた特設会場が味わい深いと好評でした。
1.アスパラガス定植時における土壌改良の省力化技術
野菜研究室 石原俊幸
アスパラガスにおける省力的な畝立て技術を紹介しました。また、アスパラガスの有望品種についても説明しました。
2.ビニールハウス用薪ストーブの暖房効果と活用事例
日南試験地 亀田修二
ビニールハウス用薪ストーブ『ゴロン太』の暖房効果を説明し、トマト早春栽培への応用など今後の展望を紹介しました月中旬に集中する中山間地の初夏どりブロッコリーの作期前進化技術に関する試験の概要を報告しました。 |
|
~ほ場案内~
夏秋トマト、ネギ、キャベツ、ニンジン、ニラなどの試験内容、生育状況を御案内しました。また、試験で取り組んでいる薪ストーブや鳥取県型低コストハウス、日射制御型拍動自動かん水装置についても実物を見ていただきました。
~試食コーナー~
鳥取県オリジナル品種「輝太郎」を始めとするカキの試食や、サツマイモの食べ比べなどを行いました。日南試験地産の野菜を使った生芋コンニャクや紅白カブの浅漬け、セロリなどの野菜スティックもご提供し、いずれも好評でした。