今なお多くの自然を残している鳥取県。
その雄大でやさしさに溢れる風景は、鳥取県に暮らす人々の心のよりどころとなっています。
子どもたちも、その深い慈愛に満ちた自然の懐で、豊かな感性と情緒を大らかに育んでいます。

  

大自然の贈りもの

中海と米子水鳥公園画像

中海と米子水鳥公園

中海は、鳥獣保護区・特別保護地区に指定され、2005(平成17)年には、国際的に重要な湿地としてラムサール条約の登録地となりました。
米子水鳥公園は西日本最大のコハクチョウの飛来地で、集団越冬地としては日本の南限といわれています。

大山のブナ林画像

大山のブナ林

中国地方の最高峰大山には西日本最大級のブナ林が広がり、貴重な動植物の生命力を育んでいます。山頂付近では、日本最大の面積を誇るダイセンキャラボク純林が群生し、特別天然記念物として保護されています。

鳥取砂丘画像

鳥取砂丘

鳥取砂丘の特徴は広さとともに砂丘列と呼ばれる雄大な起伏にあります。一面に広がる砂のふるさとは中国山地で、風化した岩石が砂となって千代川から日本海に流れ着き、風によって海岸に打ち上げられ、長い歳月をかけて鳥取砂丘となったと言われています。

浦富海岸画像

浦富海岸

県東部にある浦富海岸は、山陰海岸国立公園に指定された景勝地です。離れ岩や海食崖に生える黒松が、紺碧にきらめく海に絶妙なコントラストを描き出し、文豪・島崎藤村が、その息を呑む美しさを「神秘の幽境」と称したほどです。海岸沿いに続く約3.5kmの遊歩道からの景色や、遊覧船による島めぐりも人気を博しています。

  

かけがえのない自然を守り育む

ボランティア除草の様子

砂丘の保全

鳥取砂丘では、1990(平成2)年頃から本来砂丘では生育していない植物がはびこり、砂丘景観の悪化が大きな問題となりました。砂丘を草原化から救うため1994(平成6)年から本格的に除草作業が続けられています。
広がる森林づくり

広がる森林(もり)づくり

鳥取県の面積の約7割は森林です。さらに、森林を県民みんなで守り育てるために「森林環境保全税」を導入し、手入れが行き届かずに放置された奥地の水源林の間伐などに役立てています。