鳥取県には、麒麟獅子舞、傘踊り、流しびななど、この地域でしか見られない地域色豊かな伝統芸能・年中行事が今に伝えられています。
昔から郷土に伝わる伝統芸能は地域への理解や愛着を深め、よりよい地域づくりの原点となるものです。
熱心な保存・伝承活動を通じて次世代へと確かに引き継がれていきます。

  
麒麟獅子

麒麟獅子(きりんじし)

麒麟獅子舞は、中国の想像上の霊獣「麒麟」の獅子頭を持つ独特の獅子舞で、鳥取県の東部(因幡地方)と兵庫県北部の一部地域に伝わっています。
ながしびな

流しびな

鳥取市用瀬町に伝わる「流しびな」の行事。無病息災を願って、旧暦の3月3日、千代川の河原に、小さな手をひな人形と菱餅や桃の花、菜の花をのせた桟俵を持ち、晴れ着姿の女の子達が集まってきます。
麒麟獅子

因幡の傘踊り(いなばのかさおどり)

傘踊りは鳥取県の東部(因幡地方)に伝わる全国的にも珍しい独特の伝統芸能です。この踊りを誰でも踊れるようアレンジしたのが夏の風物詩「鳥取しゃんしゃん祭」で踊られる「しゃんしゃん一斉傘踊り」です。
  

次世代に継ぐ

青少年郷土芸能の祭典

青少年郷土芸能の
祭典

県内には伝統芸能を途絶えさせないために日々活動を続ける団体が数多くあります。その活動を支援し、日々の練習の成果を披露する場として「青少年郷土芸能の祭典」が開催されています。

日野高等学校の荒神神楽画像

日野高等学校の荒神神楽

日野高等学校の郷土芸能部は、この地域に江戸時代より伝わる「荒神神楽」に取り組んでいます。全国高等学校総合文化祭では3年連続で文化庁長官賞を受賞しました。

関金子供歌舞伎画像

関金子供歌舞伎

倉吉市関金町の山守小学校6年生は毎年「せきがね里見まつり」で歌舞伎を演じています。滝沢馬琴の小説「南総里見八犬伝」のモデルとなった里見忠義が、安房から関金町に蟄居の身となり、この地で病死したことを題材としています。