1.概況
平成25年11月の鳥取県鉱工業指数(平成17年=100、季節調整済)によると、生産指数は61.8で前月比1.0%の上昇、出荷指数は61.4で前月比0.3%の低下、在庫指数は87.7で前月比7.2%の上昇となった。
内訳については、生産では、一般機械工業、電子部品・デバイス工業、電気機械工業などが上昇し、輸送機械工業、鉄鋼業、パルプ・紙・紙加工品工業などが低下した。
出荷は、パルプ・紙・紙加工品工業、食料品・たばこ工業、電気機械工業などが低下し、電子部品・デバイス工業、一般機械工業、金属製品工業などが上昇した。
在庫は、電気機械工業、食料品・たばこ工業、木材・木製品工業などが上昇し、パルプ・紙・紙加工品工業、窯業・土石製品工業が低下した。
2.業種別生産動向
主要4業種別生産動向をみると、食料品・たばこ工業では、冷凍水産食品、健康食品などが低下し、前月比0.3%の低下となった。
電子部品・デバイス工業では、液晶素子、その他の電子部品などが上昇し、前月比4.1%の上昇となった。
電気機械工業では、開閉制御装置、内燃機関電装品などが上昇し、前月比5.0%の上昇となった。
一般機械工業では、金型、一般産業用機械などが上昇し、前月比22.0%の上昇となった。
3.最近の動向
季節調整済指数では、前月比で生産は3か月ぶりに上昇、出荷は2か月連続で低下、在庫は2か月ぶりに上昇した。
原指数では、前年同月比で生産は3か月連続で、出荷は2か月連続で低下し、在庫は2か月ぶりに上昇した。
鉱工業指数(平成17年=100)
|
季節調整済指数 |
対前月比 |
原指数 |
対前年同月比 |
61.8 |
1.0% |
69.0 |
-5.2% |
94.9 |
-0.3% |
99.3 |
-1.9% |
65.8 |
4.1% |
68.3 |
6.9% |
44.1 |
5.0% |
56.4 |
7.0% |
72.6 |
22.0% |
75.9 |
7.5% |
61.4 |
-0.3% |
65.5 |
-3.1% |
87.7 |
7.2% |
89.9 |
3.0% |