目指す方向
殺人、強盗、放火等の重要犯罪(注1)及び侵入盗、自動車盗、ひったくり等の重要窃盗犯(注2)等の発生と事件の長期化は、県民の治安に対する不安を増長させることとなる。この種犯罪の発生時には、組織を挙げた迅速な初動捜査等により事件の早期検挙に努めるほか、未解決事件に対しても粘り強い継続捜査を推進してその解決を図るととともに、犯罪総量の抑止に貢献する検挙活動を推進することにより、県民の不安を払拭する。
(注1)重要犯罪とは、殺人、強盗、放火、強姦、略取誘拐及び強制わいせつをいう。
(注2)重要窃盗犯とは、侵入盗、自動車盗、ひったくり及びすりをいう。
- 近年、暴力団は資金獲得のため、恐喝や薬物密売等に加え、社会経済システムに巧みに介在し、一般市民や企業等への不当要求等を敢行しているほか、外国人犯罪組織等と連携した活動を行うなど、その活動のグローバル化傾向がみられる。
暴力団を弱体化・壊滅するため、取締りを一層強化するとともに、社会から暴力団を排除するため、社会全体で暴力団を孤立化させる環境を整備するなど諸対策を推進する。
施策の内容
- 重要犯罪、重要窃盗犯等の検挙活動の推進
- 暴力団対策、薬物銃器対策の推進
- 来日外国人犯罪対策の推進