交通死亡事故抑止・飲酒運転根絶対策の推進

交通死亡事故抑止・飲酒運転根絶対策の推進(平成21年政策評価報告)

  

担当部署

 警察本部交通部交通企画課

重点目標

 交通死亡事故抑止・飲酒運転根絶対策の推進

目指す方向

 第8次鳥取県交通安全計画に基づき、関係機関・団体等と連携した総合的な交通事故防止対策を推進した結果、交通事故の発生件数、死傷者数は減少傾向で推移している。しかしながら、依然として高齢者被害の交通死亡事故など高齢者の関係する交通事故は高水準で推移している。また、飲酒運転による交通事故についても跡を絶たない状況にある。
 このような情勢の下、県民を交通事故の脅威から守り、交通の安全と円滑の確保に向けて、高齢者を中心とした交通死亡事故の抑止対策及び飲酒運転根絶対策を強力に推進する。

達成目標・評価方法

  •  現在の交通死亡事故の減少傾向の定着化を図り、第8次鳥取県交通安全計画の抑止目標(平成22年までに、死者数を38人以下、死傷者数を3,400人以下とする。)及び鳥取県次世代改革の目標(交通事故死傷者数全国最少)を視野に入れ、交通事故死者抑止目標を28人以下、死傷者数を2,500人以下、人身事故件数を2,000件以下とする。
  •  交通安全教育、交通指導取締り、信号機等の交通安全施設の整備については、目標値は設定せず、各種対策の実施状況、取締件数等の推移を継続的に測定することにより評価する。

総合評価

  •  総合的な交通事故抑止対策を実施した結果、第8次鳥取県交通安全計画の抑止目標「交通事故死者数38人以下、死傷者数3,400人以下とする。」及び県警の目標とした「死傷者数2,500人以下、人身事故件数2,000件以下」を達成することができたが、死者の抑止目標28人を達成するには至らなかった。
  •  高齢者の交通死亡事故に占める割合は62.2%(37人中23人)で、うち歩行中が43.5%(23人中10人)、運転中が43.5%(23人中10人)と高率であった。
  •  高齢死者の割合が高率であり、シルバー・セイフティ・インストラクター等の活用や関係機関・団体と連携した高齢者宅訪問による交通安全アドバイス、反射材貼付活動等高齢者事故防止対策を一層積極的に展開する必要がある。
  •  飲酒運転の関係する事故は依然として発生していることから、広報啓発活動及び指導取締りを積極的に推進する必要がある。

推進した施策の内容

  • 改正道路交通法の円滑な施行
  • 運転者対策の推進~高齢運転者を重点に~
  • 飲酒運転等悪質性、危険性、迷惑性の高い違反に重点を置いた指導取締りの推進
  • 交通安全教育の推進~自転車利用者・高齢者を重点に~
  • 被害軽減対策の推進~シートベルト等着用の促進~
  • 適正かつ科学的な交通事故事件捜査及び適切な被害者支援の推進
  • 関係団体及び交通関連事業者との連携と指導の強化
  • 交通安全施設等整備の積極的かつ計画的な推進
 政策評価報告書(交通死亡事故抑止・飲酒運転根絶対策の推進)の詳しい内容を次のPDFファイルでご覧いただけます。
平成21年政策評価報告書(交通死亡事故抑止・飲酒運転根絶対策の推進)PDFファイル、197キロバイト
  

Copyright(C) 2006~ 鳥取県(Tottori Prefectural Government) All Rights Reserved. 法人番号 7000020310000