材料(作りやすい分量)
イノシシ肉(ロースかたまり)…400g (350~400gを目安に)
つけダレA★
★しょうゆ…大さじ1と1/2
★酒…大さじ1と1/2
★砂糖…大さじ1と1/2
★オイスターソース…大さじ1と1/2
★塩…小さじ1/2
★五香粉…小さじ1/2
★こしょう…少々
★生姜(すりおろし)…少々
はちみつ…大さじ1
作り方
事前準備 イノシシ肉(冷凍・ロースかたまり)は前日から冷蔵庫でゆっくり解凍する。
(1)つけダレA★にイノシシ肉(ロースかたまり)を常温で4時間浸ける。(冬場は暖房のきいていない部屋へ。夏場は冷蔵庫へ)
(2)つけダレA★をぬぐい、200度に予熱したオーブンで20分焼く。(この時、肉が収まる浅めの容器にオーブンシートを敷いてから、その上に肉を置くと扱いが楽)
(3)一度取り出し、肉の上下を替える。つけダレの残りを肉にかけて180度で15分焼く。
(4)焼きあがったら、竹串をさして、中まで火が通っているか確かめる。
(5)耐熱性のへらで肉の表面にはちみつを塗る。(写真参照)
(6)再度オーブンに戻し入れ、冷めるまで待つ。(冷めると肉が落ち着いて切りやすい)
(7)残ったつけダレにはちみつ(分量外・適量)を加えて温める。スライスしたチャーシューにかけて食べる。白髪ねぎを添えて。チャーシューとタレをわけて冷蔵庫で保存するとよい。(数日、冷蔵保存可能。)(写真参照)
(タレは電子レンジにかけられる容器に入れておくとすぐ温められて便利。)
作り方(参考画像)
(5) (7)
<アレンジ>
猪チャーシューのすし丼
(温かいごはんにすし酢を混ぜて酢飯にし、大葉、猪のチャーシューを載せて、上からタレをかける。)
アスリートのための栄養と調理のポイント
イノシシのかたまり肉は脂身の多さに個体差がかなりあります。特に、冬場のロースは脂身が多いですが、食べると見た目の印象ほどしつこくなく、サクサクとしています。
ただし、チャーシューにした時、脂身が多すぎると少しくどい感じになります。脂身の多め、少なめは好みがあると思いますので、何度か試して好みを見つけてください。脂身が多めと少なめでは味や食感がかなり異なります。
チャーシューの味付けは、五香粉とオイスターソースを効かせて中華風にしました。中華のスパイスの香りがきいていますので、ジビエ肉特有のにおい(鳥取のイノシシ肉はほとんどないのですが)も抑えられます。
肉の解凍からチャーシューの完成まで時間がかかりますが、ほとんど手間はかかりません。
冷蔵庫で数日保存ができます。また冷めても食べやすいので、作り置きもお勧めです。
栄養量(猪のチャーシュー 全量)
エネルギー 1180kcal
たんぱく質 79.8g
脂質 79.4g
炭水化物 42.5g
鉄 10.9mg
食塩相当量 10.5g
※栄養計算についての注意点
ジビエ肉は加熱の違いや部位ごとの成分値が公表されていません。ここに記載する成分値は、ジビエ肉をはじめ、すべて生の材料(正味重量)から計算したものです(日本食品標準成分表2020年版(八訂))。また、ジビエ肉は個体差が大きいため、食品成分表の値から大きく異なる場合があります。上記は参考値として活用ください。
ガイナーレ鳥取の選手による試食の感想
この「猪のチャーシュー」はガイナーレ鳥取の5人の選手に実際に試食してもらいました。選手の感想を紹介します。
福留健吾選手 |
イノシシ肉の脂が乗っていて、肉の食感もしっかりあって、本格的な中華のチャーシューでした。シンガポールを思い出しましたね |
鈴木順也選手
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香辛料がとても効いていた。肉の脂を多く感じた |
杉井颯選手 |
臭みもなく、イノシシとはわからないくらい、おいしい |
横川旦陽選手 |
臭みもなくスパイシーな香りと程よい歯ごたえで、おいしかったです |
石田侑資選手 |
香辛料がすごく効いていて、海外の肉のような味がしました。食感もやわらかくて、ラーメンに入っていたらおいしいだろうなと思いました |