鳥取県の救急隊の出場件数は、年々増加する傾向にあり、平成27年には24,691件でした。これは平成13年の17,123件と比べると、約1.4倍となっています。
平成27年の搬送人員23,421人のうち、8,766人(37%)は入院の必要がない軽症の方であり、救急搬送が必ずしも必要なかったと思われるケースも少なくありません。県内の救急車両の台数は限られているので、必要のない方が救急車を利用すると、本当に生命の危険がある方の救急搬送が遅れてしまう危険性があります。
- 症状は軽微だが、どこの病院に行けばよいか不明という場合には「鳥取県救急医療情報システム」を利用してください。鳥取県内の休日や夜間に診療している救急医療機関等の宿日直情報を確認することができます。
- 定期的な通院等において、タクシー代わりに救急車を常用することは控えてください。