1 鳥取県自動車運転免許試験場整備地検討委員会の検討結果
湯梨浜町県有未利用地が鳥取県自動車運転免許試験場整備地として適当
2 検討経緯
- (1)平成17年5月17日から9月12日までの間に計4回の委員会を開催した。
開催状況(PDFファイル・4KB)
- (2)3箇所の候補地についての妥当性を検討した。
- (3)関係自治体からのヒアリングを実施した。
- (4)項目等の設定を行った。
- ・整備候補地に対する評価項目を設定(大項目3、中項目10、小項目20)
- ・各委員が各項目への配点(各委員持ち点100点)
- ・評価基準(評価項目の具体的内容)
- ・評価指標の設定(評価項目の具体的な内容を尺度化したもの)
- ・総合評価方法の設定
3 評価方法
- (1)評価項目の設定
試験場整備地評価基準(PDFファイル・5KB)
- (2)各項目への配点
各委員が項目の重要度を判断し配点
- (3)評価指標の設定
各委員が評価基準を基に評価指標を設定
- (4)評価
候補地検討資料は、不動産鑑定士の意見や建設コンサルタントの調査資料を参考とした。
- (5)総合評価方法の設定
評価については、「委員の評価点による順位」、「7名の委員の評価点合計」による順位等の方法により出た結果を検討し候補地を選定した。
4 評価状況
- (1)県民の利便性
試験場までの公共交通機関の利便性や道路状況、周辺のサービス施設の状況について評価した。
委員の評価は、現在地はJRから徒歩で行けること、周辺にコンビニ、飲食店、宿泊施設等があることから評価が高かった。
- (2)県民の負担
県民の負担については、事業費、業務への支障、敷地の有効活用等について評価した。委員の評価は、湯梨浜県有地が評価が高く、次に現在地拡充、妻波民有地の順となった。
- 【事業費】(建設コンサルタントによる調査結果。庁舎建設費を除く。)
湯梨浜県有地 570百万円、現在地拡充 657百万円、妻波民有地 1059百万円
- 【業務への支障】
現在地の拡充は、工事を行いながら試験業務を遂行した場合には、騒音や振動等により利用者に影響を及ぼす恐れがあるとの建設コンサルタントの調査結果であった。
- (3)県民生活・環境への影響
県民生活・環境への影響については、自然環境、地域住民生活への影響及び地域経済への波及効果について評価した。
委員の評価は、地域住民生活への影響について、移転による地域住民へのプラス影響が考えられる湯梨浜県有地がやや高かった。