検討委員会第1回会議の概要

鳥取県自動車運転免許試験場整備地検討委員会第1回会議の概要

検討状況

1 検討委員会の進め方

 検討委員会は原則公開とし、会議録は各委員の発言の要旨をとりまとめたものとする。

2 運転免許試験場整備事業の概要

 委員から、「運転免許試験場の基本構想では、敷地面積が約4万平方メートル必要と聞いたが、事務局から提示された3つの候補地、現在地の拡張、大栄町妻波地内民有地、湯梨浜町内県有未利用地について、用地の取得費、整備の難易度、提供できるサービスの質等を考えて選ぶことになる。しかし、選ぶ前提として、なぜ3候補地を選定したかを県民に説明する必要がある。」との発言がなされた。
 事務局から、「平成9年と今年、免許試験場利用者に「免許試験場を建て直すとしたらどこが良いか」のアンケートを行ったところ、県のどこから来ても同じ時間で来れる等の理由から中部地区が望ましい意見が多かったことから、県の中部地区で3候補地を選定した。」との説明がなされた。
 委員から、「県民の税金で造るので、コストがかからず便利なところが良い。一番の問題は、用地買収費、拡張費、建築費だが、建築費はどこに建てても一緒である。」との発言がなされた。
 事務局から、「現在地の土地は大栄町から借用しており拡張部分の民有地を買収、大栄町から提示された妻波の約5万平方メートルは全て民有地で買収、湯梨浜町の土地は県有地で不足分の何千平方メートルかを買収しなければならない。現時点、地権者からは買収に応じないという意見はない。現在地拡張の場合の一番の問題点は、業務を行いながら工事をする点にある。現状のコース1万9千平方メートルを部分改修しながら、つまり工事や騒音の中で、検定試験、講習、運転免許業務をやらなければならず、非常に難しい。」との説明がなされた。

3 選定検討項目の検討

 委員から、「事務局案では検討項目が9つあるが、大別すれば、利用者の評価、設置者の評価、地域社会に及ぼす影響、周辺環境の影響の4つに分かれる。 設置者の評価は、用地取得の難易度、現在地であれば工事の際の支障等の整備する際の評価と維持の容易さ、将来の拡張の可能性等完成後の運用段階の評価に分かれる。 地域社会への影響には、迷惑をかけるというマイナス面と人が来ることによるプラスの影響もある。利用者側からみればこちらが良いが、 設置者側にすればこちらが良いとずれが生じることもあり、これをどう考えるかが2回目以降の検討になる。」との発言がなされた。

4 次回検討委員会の日程協議

 事務局から、「次回は6月中旬、警察本部での開催を予定している。大栄町と湯梨浜町から自分の町に整備して欲しい、経緯をお話ししたい旨の要望がきている。」との報告があり、委員から、「1町10分程度で、説明するポイントを整理していただければ分かりやすい。」との発言がなされた。

検討状況の詳細なものをPDFファイルで提供しています。

第1回鳥取県自動車運転免許試験場整備地検討委員会会議録(PDFファィル・26KB)
  

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