総務教育常任委員会では、次のとおり県外調査を実施しました。
≪主な内容≫
○プロ野球チームの本拠地であるボールパークを核とした官民連携の取組を行っている北海道ボールパークFビレッジを調査しました。民間活力を活かしたまちづくりを進める北広島市と連携し、Fビレッジ開業後、来場者のアクセス拠点となる駅前の活性化事業や若者・子育て世代をターゲットとした分譲マンション、子育て支援施設及び交流広場を含む居住交流施設の整備を推進し、にぎわい創出とセットで居住誘導施策を図ることで、人口減少に歯止めをかけるための施策を行っておられました。
○令和8年度から全日制進学型単位制・総合学科へと転換し、募集定員増加を計画している北海道ニセコ高等学校を調査しました。同校では、地域と連携した教育、起業家精神を育む教育に加え、国際教育や高等教育機関との連携など、先進的かつ多様な特色ある取組を展開しており、その結果、入学者数は年々増加してきていました。また、新たに学生寮を整備するなど地域外からの生徒受け入れ体制の強化や多様な学び場の確保にも取り組んでいました。
○学科集合型の高等学校である北海道札幌国際情報高等学校を調査しました。普通科、国際文化科、理数工学科、グローバルビジネス科の4つの学科を設置され、それぞれの特色を活かした高度で特色ある実践的な教育活動を展開されていました。また、生徒一人ひとりの資質や能力に応じた指導の下、高度な資格取得や多様な進路実現を図っておられました。 |
1 日程
令和7年8月25日(月)~27日(水)
2 調査箇所及び調査事項
○令和7年8月25日(月)
(1)北海道ボールパークFビレッジ(北海道北広島市)
・ボールパークを核とした官民連携の取組について
○令和7年8月26日(火)
(2)北海道ニセコ高等学校(北海道虻田郡ニセコ町)
・高校魅力化の取組について大阪中之島美術館の運営につい
・学生寮の整備について
(3)北海道庁(北海道札幌市)
・関係人口創出及び移住定住に係る取組について
・若者の地元定着について
○令和7年8月27日(水)
(4)当別町立とうべつ学園(北海道石狩郡当別町)
・小中一体型義務教育学校における系統的・継続的学習の取組について
(5)北海道札幌国際情報高等学校(北海道札幌市)
・学科集合型の高等学校における先進的・特色ある教育活動の取組について
3 出席委員(9名)
東田委員長、鳥羽副委員長、銀杏委員、興治委員、福田委員、島谷委員、西村委員、安田委員、山川委員
4 随行者
議会事務局調査課 田中(亜)課長補佐、前田係長