12月10日から同月16日までは「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」です。

12月10日から同月16日までは「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」です。

  北朝鮮当局による人権侵害問題に関する国民の認識を深めるとともに、国際社会と連携しつつ北朝鮮当局による人権侵害問題の実態を解明し、その抑止を図ることを目的とし、平成18年6月に、「拉致問題その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する法律」が施行され、国及び地方公共団体の責務等が定められるとともに、毎年12月10日から同月16日までを「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」とすることとされています。

 北朝鮮による拉致容疑事案は、これまでに13件発生しており、これらの事案において北朝鮮に拉致された被害者は、19人に上っています。 

 米子警察署管内には、政府に拉致被害者として認定されている松本京子さんがおられます。

 警察では、拉致に関与した北朝鮮工作員や「よど号」犯人ら10人について、逮捕状の発付を得て、ICPOを通じて、国際手配を行うなど所要の措置を講じています。

 また、拉致容疑事案以外にも、警察が北朝鮮による拉致の可能性を排除できない事案として捜査・調査の対象としている方の数は全国で871人(令和7年11月6日現在)に上っており、米子警察署管内では、古都瑞子さん、矢倉富康さんをはじめとする北朝鮮による拉致の可能性を排除できない事案に係る方々についても、捜査・調査を進めております。

 北朝鮮人権侵害問題啓発週間を契機に、拉致問題に対する関心と認識を深めていただくとともに、これらの事案についてお心当たりのある方は、どんな小さなことでも結構ですので、情報をお寄せください。

  

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