1.概況
平成25年6月の鳥取県鉱工業指数(平成17年=100、季節調整済)によると、生産指数は62.6で前月比14.4%の低下、出荷指数は59.7で前月比8.7%の低下、在庫指数は91.5で6.6%の低下となった。
内訳については、生産では、食料品・たばこ工業、パルプ・紙・紙加工品工業、電子部品・デバイス工業などが低下し、電気機械工業、窯業・土石製品工業、一般機械工業などが上昇した。
出荷は、食料品・たばこ工業、パルプ・紙・紙加工品工業、電子部品・デバイス工業などが低下し、プラスチック製品工業、木材・木製品工業、窯業・土石製品工業などが上昇した。
在庫は、電気機械工業、食料品・たばこ工業、パルプ・紙・紙加工品工業などが低下し、電子部品・デバイス工業、木材・木製品工業、金属製品工業などが上昇した。
2.業種別生産動向
主要4業種別生産動向をみると、食料品・たばこ工業では、冷凍水産食品、健康食品、その他の食料品などが低下し、前月比12.9%の低下となった。
電子部品・デバイス工業では、その他の電子部品、電子・通信機器用部分品などが低下し、前月比8.2%の低下となった。
電気機械工業では、民生用電気機械器具、開閉制御装置、その他の電気機械器具などが上昇し、前月比3.6%の上昇となった。
一般機械工業では、金型、その他の一般機械などが上昇し、前月比1.7%の上昇となった。
3.最近の動向
季節調整済指数では、前月比で生産は4か月ぶりに、出荷、在庫は2か月ぶりに低下した。
原指数では、前年同月比で、生産は17か月連続、出荷は16か月連続で低下し、在庫は15か月連続で上昇した。
鉱工業指数(平成17年=100)
|
季節調整済指数 |
対前月比 |
原指数 |
対前年同月比 |
62.6 |
▲14.4% |
65.3 |
▲14.5% |
96.8 |
▲12.9% |
96.9 |
▲3.8% |
57.9 |
▲8.2% |
61.9 |
▲7.2% |
57.9 |
3.6% |
50.7 |
▲6.3% |
60.0 |
1.7% |
63.3 |
▲9.7% |
59.7 |
▲8.7% |
61.3 |
▲14.4% |
91.5 |
▲6.6% |
91.8 |
2.2% |