目指す方向
平成23年は第9次鳥取県交通安全計画の始まりの年であり、関係機関、団体等と更なる連携を図り、総合的な交通事故防止対策を推進する。前年は、人身交通事故の発生件数、負傷者数、死亡事故件数はともに減少したものの、死者数については増加し、一昨年(平成21年)は発生をみなかった飲酒運転が関係する死亡事故が6件発生した。
このような情勢の下、県民を交通事故の脅威から守り、交通の安全と円滑の確保に向けて、高齢者を中心とした交通死亡事故の抑止対策及び飲酒運転根絶対策を強力に推進する。
政策の内容
- 高齢者を中心とした交通事故防止対策の推進
- 飲酒運転根絶対策の推進
- 安全・安心な交通環境の整備
高齢者を中心とした交通事故防止対策の推進
近年の交通事故発生件数、負傷者数の減少傾向の定着化を図るとともに、増加傾向にある交通事故死者数に歯止めをかけ、交通事故死者数を30人以下、交通事故死傷者数を 2,175人以下、人身交通事故件数を1,700件以下にするよう高齢者を中心とした交通事故防止対策を推進することにより評価する。
区分 |
H18 |
H19 |
H20 |
H21 |
H22 |
H23目標 |
死者数 |
39人 |
34人 |
30人 |
37人 |
42人 |
30人以下 |
死傷者数 |
3,737人 |
3,270人 |
2,763人 |
2,476人 |
2,316人 |
2,175人以下 |
人身事故件数 |
2,878件 |
2,539件 |
2,138件 |
1,952件 |
1,812件 |
1,700件以下 |
また、交通安全教育については、各種対策の実施状況により評価する。
区分 |
H18 |
H19 |
H20 |
H21 |
H22 |
高齢者に対する参加・体験・実践型等の交通安全教育 |
20,305人 |
20,838人 |
20,266人 |
25,856人 |
23,544人 |
飲酒運転根絶対策の推進
飲酒運転の検挙等悪質交通違反の検挙件数等により評価する。
区分 |
H18 |
H19 |
H20 |
H21 |
H22 |
悪質交通違反(注1)の取締り |
24,774件 |
25,995件 |
23,111件 |
19,776件 |
24,497件 |
飲酒運転の検挙件数 |
506件 |
292件 |
164件 |
159件 |
129件 |
(注1)悪質交通違反とは、無免許、飲酒、速度超過、信号無視、一時不停止、歩行者妨害、はみ出し禁止違反、踏切通行違反をいう(平成21年から踏切通行違反を加えた。)。
安全・安心な交通環境の整備
信号機等の交通安全施設の整備については、整備状況により評価する。
区分 |
H18 |
H19 |
H20 |
H21 |
H22 |
信号機の新設・高度化 |
90基 |
84基 |
79基 |
40基 |
114基 |