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水害の特性と避難

外水氾濫(河川の氾濫など)

 堤防を有さない河川などでは、水位の上昇にともなって河川水があふれ、徐々に浸水する区域や深さが増加します。
 堤防を有する河川で破堤した場合、氾濫水は家屋でさえ破壊するほどのエネルギーで一気に押し寄せるため、堤防の近くの住民の皆さんは破堤前に避難を完了されることが必要となります。また、相当な量の氾濫水が流れ出しますので、浸水する区域や深さも一気に増加します。そのため、低地で氾濫水が集まる地区は、特に速やかな避難行動が必要となります。

 大河川に小規模の河川が合流する地域では、大河川の水位上昇により小規模の河川の水が流れ込めなくなり、あふれる場合があることに注意が必要です。
 なお、内水氾濫が先行して発生する場合も多く、内水による浸水の進行により、外水氾濫の危険性が高まった段階では避難が困難となるおそれもあります。

 また、急流河川が破堤すると、浸水深はあまり深くなくても、氾濫水の流速が早く避難することが危険な場合があります。

内水氾濫(市街地の水はけの悪化、水路等の氾濫など)

 降雨量に対して小河川や下水道などの処理能力が追いつかない場合に発生します。一般的に外水氾濫よりも浸水深は浅い傾向にありますが、地下施設などでは生命に関わる災害になることがあります。

 また、小河川からの浸水は、小河川が流れ込む先の河川の水位が高くなると徐々にはじまりますが、更なる本川の水位上昇により水門の閉鎖や排水機場の停止などの措置がとられた場合、水位は一気に上昇しますので、水門の閉鎖などの前に避難することが必要になります。

洪水のときの避難

  • 浸水深が50cmを上回る(膝上まで浸水が来ている)場所での避難行動は危険です。流速が早い場合は、20cm程度でも歩行は不可能です。用水路などへの転落のおそれのある場所では、道路上10cm程度でも危険です。浸水により避難所までの歩行などが困難な状態になった場合には、生命を守る最低限の行動として、自宅や隣接建物の2階などへ緊急的に避難するなどの行動をとってください。
  

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