平成18年度会議録・活動報告

平成18年10月6日(金)(開会中)

出席者 委員長
副委員長
委員
廣江 弌
藤縄 喜和
米井 悟
斉木 正一
横山 隆義
初田 勲
鍵谷 純三
福間 裕隆
杉根 修
前田 宏
藤井 省三
上村 忠史
野田 修
 欠席者 委員 広田 喜代治
 
以上 出席委員 13名
欠席委員  1名
 

説明のため出席した者
上場企画部長 田所県土整備部長外関係職員

職務のため出席した事務局職員
  金涌主幹  山崎主幹  山口副主幹

1 開  会   午前10時04分

2 閉  会   午前11時31分

3 司  会   廣江委員長

4 会議録署名委員  鍵谷委員  杉根委員

5 付議案件及びその結果
   別紙日程表及び下記会議概要のとおり

 

◎廣江委員長
 ただいまから、交通・通信基盤整備調査特別委員会を開会いたします。
 本日の日程は、お手元の日程表のとおりでありますので、この順序に従って議事を進めさせていただきます。
 初めに、会議録署名委員を指名いたします。
 本日の会議録署名委員は、鍵谷委員と杉根委員にお願いをいたします。
 それでは、本日の議題に入ります。
 質疑は、各部局ごとに、説明終了後一括して行っていただきます。
 議題1から議題4まで、続けて説明願います。

●上場企画部長
 総括説明をさせていただきます。
 まず、道路運送法の一部改正、10月1日でございました。これは今バスの補助制度を組んでおりますが、それと同じ方向のものでございます。NPO法人などを運行主体に入れるというものでございます。大変多くなってまいりました。引き続き財政的な制度についての運用をしてまいります。
 2番目のJR米子支社との懇談は、8月8日に暑い中を皆さんに米子までお出かけをいただきまして、本当にありがとうございました。おかげさまで、厳しく、きつく言っていただきましたので、向こうも背骨が伸びまして、それを受けて9月に私どもと打ち合わせをし、この後もすることにしております。その詳細を御報告いたします。
 3番目のアシアナでございますが、10月の末からダイヤを変えることになりました。これは韓国を朝早く起きて帰ってきて、着くのが昼前で、それはいいですけれども、余りにも早過ぎますので、そこを改善するようになったものでございます。最近の状況も含めて御報告をいたします。
 4点目は、先般、10月1日から地上デジタルの放送が始まりました。鍵谷委員がお話しになりましたブロードバンド化の第一歩ということでございます。
 ということで、それぞれ平井交通政策課長と寺坂情報政策課長に概略をかいつまんで御報告させますので、よろしくお願いいたします。

●平井交通政策課長
 企画部の資料の1ページをお願いいたします。道路運送法の一部改正についてでございますが、先ほど部長が申しましたとおり、運送法と施行規則が10月1日から施行されました。
 そこに主な改正概要として1、2、3と書いておりますが、まず1の乗り合い旅客の運送に係る規制の適正化でありますが、これは最近廃止代替バスとか乗り合いタクシー、デマンド運行等の乗り合い旅客の運行形態が多様化してきております。それらを含めて、従来一般乗り合い旅客自動車運送事業というのが路線を定めて定期に運行するという、いわゆるバス運行の形態のみでしたのを、そういった形態を含めて一くくりにした。そういうことと、それからその下の②で書いておりますが、運賃とか料金の規制が認可から事前届け出に変更されました。これに事前届け出を承認するに当たっては地方公共団体、それから地域住民等の関係者の同意を得られている場合ということで、これは具体的には3の(1)に書いております地域公共交通会議で協議が調っている場合ということになっております。
 2の自家用自動車による有償旅客運送制度の創設ということで、従来は通達によって例外的に許可をされておりましたものが、今回明文化されたものであります。
 改正内容のところに書いておりますが、従来の許可制から登録制になります。これにつきましても、やはり一般乗り合い旅客の場合と同様に地域の合意が得られている場合にNPO等による有償旅客運送が可能になるということで、この地域の合意が得られている場合といいますのは、そこの3にあります地域公共交通会議と運営協議会、ここで協議が調っている場合ということであります。
 その事業区分でありますが、市町村運営有償運送というのと過疎地有償運送と、それから福祉有償運送という3つの形態があります。1につきましては、当然市町村が運行主体となるものでありまして、これについては3の(1)の地域公共交通会議で協議が調っている、それを証するものを添付して登録申請をするということになります。それから過疎地有償運送と福祉有償運送につきましては、3の(2)の運営協議会、ここで協議をしていただいて、それが調っていることを証する書類を添付して登録をするということになります。
 運行主体は、そこに③に書いておりますが、拡大しております。NPOとか公益法人含めて商工会議所、商工会等多くの団体が運行主体になることができるというふうなことになりました。
 先ほどから申しました地域交通に係る協議会の組織でありますが、今回広域バス路線の補助金等の協議をいたしたのが、そこの2行目に書いております地域協議会でありますけれども、これは従来どおりであります。
 それに含めまして(1)の地域公共交通会議というのを設置することで協議をしていただくということになります。地域のニーズに即した乗り合い運送サービスの運行形態、それから運賃等について協議をしていただく。実際には、ことしの7月11日に伯耆町が設置をしております。効果としては、そこに書いております上限運賃が許可制から届け出制、それから標準処理期間の短縮化ということで、主宰者は市町村ということになります。
 運営協議会の方は、NPO等の自家用による自動車有償運送の適正な確保のための必要な事項を協議するということであります。これもそこで協議が調うことが登録の前提条件というふうになっておりまして、これも同じく市町村が主宰者になるということになっております。
 2ページをお願いいたします。先ほど部長が御報告しましたとおり、8月8日の本特別委員会の意見交換会を受けて、9月1日にJR西日本米子支社と意見交換会を行いました。
 出席者は、JR西日本の米子支社から川上支社長ほか、企画部から上場部長ほかで参加しております。
 主な内容でありますが、バスと鉄道との協議体制についてということで、今回バスの見直しをいたしましたが、これについても鉄道の利用とも密接な関係があるということで、いろんな諸課題、鉄道とバスの役割分担とか乗り継ぎの円滑化、バスのフィーダー化等についてこれからも関係機関、JR、バス事業者、市町村、県等で協議していくことといたしております。
 県職員の新たなノーマイカー運動についてでありますが、これについてもJRの方から参加しやすい環境づくりに主体的に取り組むとか、それから現在県の方で進めております環境にやさしい公共交通機関利用推進企業、この認定取得にも取り組んでいただくというふうなことをいただいております。
 ダイヤ等の要望についてでありますが、県職員に対して5月に実施しましたアンケート調査、これを踏まえてダイヤ改善について要望をいたしております。
 今後の取り組みでありますが、10月10日に鉄道とバスとの第1回の協議会を開くことにしておりますし、それからJRと県との協議会、意見交換会については順次、次回、11月上旬を予定しております。
 3ページをお願いいたします。米子-ソウル国際定期便の運航スケジュール変更及び利用状況等についてでありますが、運航スケジュールが変更になりました。米子発、ソウル発いずれも2時間40分おくれといいますか、遅くなっております。これは先ほど部長申しましたように大変朝が早いというような声もありまして、こういう変更になったものであります。運航日は、変更はありません。
 そこに変更の影響として短所に書いておりますが、初日の観光がある程度制約されるということがあるものの、訪韓される方も訪日される方も、最終日にゆったりできるということで、最終日の滞在がゆったりできる。したがって、その前日の夜もゆっくりと過ごせるというようなメリットもあるのかなというふうに思っております。
 現在の利用状況でありますが、17年度若干搭乗者数は減りましたが、18年度上半期で見ますと多少盛り返してきております。
 搭乗者の国籍別で見ますと、韓国の方の利用率が徐々にでありますがふえてきております。一層の利用促進に取り組まないといけないというふうに思っております。
 4ページをお願いいたします。その利用促進の具体的な取り組みでありますが、基本的な進め方といたしましてアシアナの路線の自立を目指していただくということで、平成20年度まで債務負担をお願いいたしているところであります。
 その促進のために島根県との協調ということで、先般島根県との意見交換をしてまいりました。
 さらに、インバウンド対策の強化ということで、ソウルからの利用の増大に努めていかなければならないということであります。
 3番目に、ウとして米子-ソウル国際定期便の利用促進実行委員会の会員の積極的な参画ということにもっと力を入れていかなければというふうに思っております。
 今年度の上半期における主な取り組みでありますが、まず韓国誘客「山陰国際観光客誘致訪韓団」のPR事業ということで、これは既に当特別委員会にも報告済みのものでありますが、8月の27日から29日まで山陰国際観光協議会が派遣した観光課の木村課長を初め民間団体等で訪韓をして観光情報等、それから商談会等を行っております。
 先般、三星カード大山ゴルフ大会ということで、これも観光課の方で主体的に動いていただいておりますが、9月の22日から24日に約70名の方々に大山山ろくのゴルフ場でゴルフを楽しんでいただいております。
 アシアナ山陰ファンクラブということで、これを7月下旬から募集いたしております。現在鳥取県在住の方が113名、島根県在住が56名ということで、合計169名の方々にファンクラブの会員になっていただいております。これらの方々の意見なりを通じて、より魅力のある商品を発掘、発注していただきたいというふうに思っております。
 あと口頭ではありますが、米子-名古屋便の2便が2時間時間が繰り上げになりまして、これは11月からでありますが、現在セントレアから17時10分発というのが15時10分発、それから米子18時45分発が16時50分発というふうになっております。

●寺坂情報政策課長
 続きまして、企画部の資料5ページをお願いいたします。情報政策課でございます。山陰地区における地上デジタル放送の開始について御報告いたします。
 10月1日より鳥取県、島根県の一部におきまして地上デジタル放送が開始されました。
 まず、その経緯でございますけれども、平成13年に電波法の一部が改正されまして、平成23年の7月24日までに地上デジタル放送に移行してアナログ放送が終了するということで、国策として始まっております。平成15年には三大都市圏で始まり、このたび10月1日にNHK、民放3社が鳥取県、島根県でも放送を開始したということでございます。
 同日には地上デジタル放送開始記念セレモニーを開催いたしまして、廣江委員長には議会を代表して御出席いただきまして、ありがとうございます。
 続きまして、2番目の視聴可能エリアでございます。現状は電波による、あるいはケーブルによる視聴で、現在17万4,000世帯の方にごらんいただいております。これは県全体の約83%でございます。今後、平成23年7月24日までに全世帯で視聴可能となる予定でございます。
 3つ目に、デジタル化の理由でございますけれども、この放送のデジタル化というものが欧米を中心に世界の流れということになっております。日本のデジタル技術というものも今までいろんな技術が進展しておりますけれども、こうしたデジタル技術のもとにテレビであるとかビデオ、そういったものもデジタル化しております。いわゆるデジタル家電、そういったものの国際競争力を維持・強化する、それがまず1点目の大きな理由でございます。
 2点目は、電波も限られておりますので、この状態を、現在すごく不足をしている状態でございます。その状態をデジタル化によりまして圧縮して、あいたチャンネルを移動体通信などに利用していこうということでございます。
 4つ目でございます。地上デジタル放送の特徴、いわゆる視聴者の方からのメリットでございますけれども、まず1つ目は、映像・音声が劣化して、ゴーストといいましてテレビで波が起きたり、あるいは二重に映ったり、そういったものがなくって高品質の映像・音声が視聴できます。
 2つ目は、データ放送と申しまして、地域の密着したニュースあるいは天気情報などをテレビ画面からも入手できる。
 3つ目としまして、テレビを電話回線とかインターネットに接続していただく必要があるのですけれども、クイズ番組に回答したり直接家庭の方からリクエストをしたり、そういった双方向の機能もございます。
 また、4つ目としまして、字幕放送でありますとかドラマの筋書きを音声で解説する、そういった高齢者の方や、あるいは障害のある方に優しい放送というものも特徴でございます。
 5つ目としまして、番組の情報がテレビ画面から予約できたり、あるいは検索できたりする。
 6つ目としまして、これも10月1日から始まっております。携帯電話でテレビが見られるようになっております。まだ一部の機種でございますけれども、いわゆるワンセグと申しまして、地上デジタル放送の一部の帯域を利用しましてこういったサービスが開始されております。したがいまして、外出先でもテレビ放送と同じような番組がごらんいただけると思います。
 こうした特徴ある地上デジタル放送でございますけれども、5つ目としまして完全移行までの課題といたしまして、まず1つ目は、放送事業者においてアナログ放送のエリア100%そういったものをカバーするために中継局の整備をしていただいております。
 2つ目の課題としまして、視聴者の方にはこの完全移行までにデジタル放送対応のテレビであるとか、あるいはチューナーへの買いかえ、設置をしていただく必要がございます。
 また、3つ目としまして、こうしてデータ放送といったような新しい情報手段というのがございますので、こういったものを地域の視点あるいは地域に密着した情報発信というものに利用していくというような課題がございます。

◎廣江委員長
 ありがとうございました。
 それでは、今までの説明に対して質問等ありましたらお願いします。

○前田委員
 情報政策課長、もうちょっと親切にしてほしいと思うのは、この10月1日から鳥取県、島根県の一部地域、どこだかわからない。ちゃんと図面に示して。なぜかというと、この間テレビに図面が出たものだから、では私のところも入るのだなといって電気屋に聞いたのだ。違うと言うのだ。あれはNHKだったと思うけれども、テレビで画面を示して、この地域はデジタル放送がオーケーになりましたとこう言っておりながら、専門の電気屋に聞いたら違うと言うのだ。どちらが正しいか知らないが、そういうことがあったものだから、せめてこういう説明をするのであれば、図面に示して、これが一部地域だと、こういうふうに言ってもらえないか。後でこれはぜひもらいたい。
 2番目、地方には共同アンテナというのを随分やっているのだ。共同アンテナをやっているところは、共同アンテナをどうすべきかということもちょっと教えてもらわないと、共同アンテナをやっているところは何か早速対応しなければならないことがあるのだそうだ。そういうことがわからない。ここから聞いたから、何とこうするべきではないかということを我々は県民に教えてもあげたいし。ということだ。
●寺坂情報政策課長
 地域の図面につきましては、また後でお持ちいたしたいと思います。
 2点目の共聴の施設への対応でございますけれども、基本的にはまず放送事業者の方でどこまで中継局、いわゆる鉄塔で放送ができるかということをきちんと示していただいた上で、その補助のいわゆる手段として共聴施設があるということで言われておりますので、そういった共聴施設、その共聴施設につきましてはNHKの共聴というのも一緒に入っておりまして、NHKにつきましては、放送法によりましてあまねく受信ができるようにということで義務づけられております。ですから、このNHKを中心に具体的な整備というものが進んでくると思いますし、現在NHKの方でもその共聴施設をどうするかということを検討されていると聞いております。ですからそのNHKと、あと民放の設備というのがございます。いわゆる民放が入るようにという、その民放につきましては、あまねく受信するようにということがないものですから、そこの部分の整備というものが共同アンテナの組合なり共同アンテナの加入者の方の負担になるかと思います。ですから、そこの部分につきましてNHKを中心に、NHKと分離するということではないと思いますので、一緒になって検討を進めていくという形になろうと思います。

●上場企画部長
 前田委員からの御質問、非常に本質的な大事なことであります。つまり、我々住民がこれからどうなるのかということが余りわかっていないのであります。
 それで、まずこの地デジが始まって道具を使いこなさねばなりませんので、事実県庁にも今ございません。県政記者クラブもないです。実は、この県庁自体が共同受信になっていますので、これをどうするかというのは今後県庁としての課題だと。そういうものを見ながら、どんないいことがあるのかは検証して。
 そこで、この間鍵谷委員のお話がありましたように、ケーブルも全域の検討がされていないところが6つございまして、岩美町、智頭町もそういうことであります。そこがこれからどうするのかがまだ決まっておりません。それから、現実に共同受信のアンテナがあって携帯も入らないところもある、テレビもなにしている。そういうところに地デジがこうなってきてどうなるのか、まだわかっておりません。それで、実は今月の26日、国から来られて、全市町村を寄せて説明会もこれからあるのであります。そういうことを見定めながら、ではどういうロードマップを、事業者は何をしていく、市町村はどんな役割なのか、その中でもし制度の隘路があれば、我々は執行部も議会も国に要望活動もしなくてはならないと思いますので、少しそこを今整理をしつつあります。大変大事な課題でありますので、きちんとわかりやすい形にしまして、また御報告や御相談を申し上げたいと思っておりますので、今の段階はそういうことで御理解を賜りたいと思います。

○前田委員
 課長、今の共同アンテナの設置――僕らのところもそうなのだ。共同アンテナの組合なるものがある。そういう人にはだれが組合に対して地上デジタルが始まったからこうされる方がいいよと、例えば。そういうことはだれが言うのか。

●寺坂情報政策課長
 それは放送事業者がまず第一でございます。放送事業者の方が、つまり具体的にはNHKなりから話があると思いますので、それに基づいて……。

○前田委員
 放送事業者から共同アンテナをやっている組合の皆さんにはこうした方がいいですよという話はある。

●寺坂情報政策課長
 あります。

○前田委員
 あったか聞いてみてください。

○福間委員
 ちょっとその関連で。僕が住んでいるのは南部町ですけれども、共同アンテナを有志でつくっているのです。問題になっているのは、共同アンテナの組合は加入者を自主参加方式で募っています。かなり高い入会金を払っている。何百万円もたまっている。今度デジタルが出てくると解散するというわけ。ところが、NHKが主体的にリーダーシップを発揮してつくってくれた共同アンテナの施設の撤去が、だれがどうするかというのが見えてきていないといって今騒いでいる。これも莫大な費用になる。NHKに言っても、NHKはちょっと何となくつれない態度みたいだ。勝手にあなたたちが撤去しなさいみたいな言い方みたいなことがちょっと伝わってきているのです。だから、そこら辺も含めてもう既に今作業をしているところもあるし、一方で前田委員がおっしゃるようなこれからどうするのかというところもある。僕は全県的にそういう取り組みをされるのであれば、できればNHKで一遍きちっと県側としていろんなケースを踏まえての交通整理をしていただく方がいいのかなというぐあいに思いますので。(前田委員「お願いします」と呼ぶ)プラスアルファでよろしく。

●上場企画部長
 事業者の役割、県の役割は決まっておりまして、今の御発言がありましたようなことをもとに、事業者に対して調整をとるのが県の役割ということに決まっておりますので、よって今のような地元でありました話はぜひ忌憚なくお伝えをいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

○杉根委員
 このNPOというのは、僕が言っていたものも対象になるのか。
●上場企画部長
 杉根委員の地元のNPOさんが倉吉からバスで、そこから先をNPOが家まで運んでいらっしゃいます。今後は、今NPOがやっていらっしゃるところもバスの区間だよと。日ノ丸、日交でないNPOがやっているところもバスのことだよということになりましたから、国の財政発動の対象にもなります。
 次に、そのNPOはバス事業者ですよということになりましたから、地元だけでなくて、倉吉じゅうで商売ができます。そのときの料金は、許認可でなくて届け出ですと。ただし、それは市が主宰する協議会で倉吉じゅうが100円だよというか、1キロが何ぼだよというかということは地元で決めていいですよ、こんなことになったということでありますので、今まではちょっとお助けでわきの方にいた者が主人公に踊り出ることができた、こういう位置づけであります。

○杉根委員
 JRの「スーパーはくと」の最終便の倉吉乗り入れの問題だけれども、あれがはっきりすると利用者もふえるのだけれども、感触はだめですか、やはり。

●上場企画部長
 杉根委員の御要望で、私もちょっと後で報告は受けましたけれども、JRとしては鳥取駅から先は、浜村だ、青谷だ、おりたい人がいるので、鳥取から先をぴゅっと倉吉まで行ってしまうと、倉吉の人は便利だけれども、その間の人が結局不便を来して客が少なくなるので、今の段階は各駅になっていますということを言っておりました。私も、では具体にどのぐらいの数の利用者があるのかわからないので、その議論に決着をつけるとすれば、やはり住民アンケートとか本当のニーズがどのぐらいあって、折り合いがどうつくかということを、ある意味でいうと住民の人に聞いてみるのかなという感じはしております。

○杉根委員
 この間三朝のフォーラムで、観光を含めてやはり最終便が倉吉に来ると来ないとでは大違いだと話しておりました。だから、実際に地元の皆さんの意向というのは、そういう声が強い。結果的にはないから来ないわけだから、途中に荷物を持って階段をおりたり上がったりするでしょう。あれはよくないという話でしたから、ひとつお願いします。

●上場企画部長
 わかりました。

○福間委員
 2ページのJR西日本との意見交換会の中でちょっと気になるのが2つあるのです。
 1つは、パーク・アンド・ライドがJRに余り特定してはいけないという気がする。JRに特定したパーク・アンド・ライド方式というのは。要は、中心市街地へマイカーの乗り入れを規制していこうということですから、JRに限定してしまうと駐車場確保なんかは極めて問題が出てくると思うので、公共交通機関としてパーク・アンド・ライドというのをどう進めるかという視点というのがやはり大事ではないのかなと。そういう意味では役割分担ということを鉄道協議体制の中で協議していくというぐあいにうたっておられますから、そのことを僕は公共交通機関ということでしっかり押さえていかれる方がいいのかな、これが1点。
 もう1点、(4)番の③、さっきお話に出ていますアンケート調査も県職員の鉄道利用アンケート調査に限定されていますね。県職員に都合のいいだけのダイヤを組むのかみたいな誤解を県民に与える可能性というのは僕は出ると思います、表現の仕方が。だから、住民アンケートという格好で本当の意味での県民の、県の職員の利用も大事ですが、住民アンケートというような格好で何らかの方法で、企業も県民の要望がどうあるかという実態を踏まえなければいけないから、企業もJRの前に出てきてそれをしないといけないというぐあいに思います。以上2点。

●上場企画部長
 2点お答えを申し上げます。
 最初に、パーク・アンド・ライドなのですが、ちょっと最終的にはおっしゃるようにバスも鉄道も全部含めてのパーク・アンド・ライドを目指しております。
 この前協議いたしましたのは、ある方が赤碕の駅でパーク・アンド・ライドをしたいのでということで、赤碕の駅に行って駐車場はどうしたものでしょうかと言ったら、赤碕の駅員さんがそれは何のことですかということで全く対応してもらえなかったという県民の声がございました。
 それで、パーク・アンド・ライドは県が旗を振るけれども、JRも自分のこととして考えていただく必要がありますよと。しかも、例えば伯耆大山はパーク・アンド・ライドしていますけれども、大阪出張の話ばかりしておられるのです。もっと淀江の駅前だとか大山口の駅前だとか、それはここまではJRの敷地だけれども、隣にはあいた役場があるわけです。例えば大山町だって役場があいている、淀江も農協、役場があいている。そういうところも含めてどのぐらい確保できるのか。そこにはバスが回ってきて、末恒の駅はバスが回れるとか回れないとか、そういうことも含めて御認識をくださいと。つまり、それはJRとして主体性を持って取り組んでくださいということを問題提起いたしまして、JRは今までそんなこと考えたこともなかった。ひとつそれぞれ駅前の土地の所有がどうなっているかということも幅広に考えてみましょうということになりました。したがって、そういう段階だということで御理解いただきたいと思います。
 ダイヤのこともすこぶる県民から不満が多いのだけれども、ダイヤはどういうふうに決めていらっしゃいますかという話し合いを春にしたのです。そうしたら、それは高校生のために組んでいます。つまり高校から始業時間、終業時間を聞いて、米子ですと米子西高、米子東高、米子高校で入るように組むのだそうです。では、事業所や県庁のことはどうなのですかと言ったら、合わせてもらうしかないですということで、要は何にもなかったので、今回とりあえず県庁のものを押し込んでみた。シミュレーションをしてみました。今度は鳥取でもいろんな事業所がありますし、米子でもありますから、そこが折り合っていくかというところに入ってまいりますので、その道すがらだということを少し御理解を。

○前田委員
 もう1つ。これは委員長でも部長でもどちらでもいいけれども、僕はこの日所用があって行けなかったから残念だったのだけれども、もし参加させてもらっていたらこのことだけは言おうと思ったのですが、向こうから話があったかということを聞きたいのは、例の急行「出雲」のときの扱いがけしからなかったわけだ、JR西日本は。今度支社長がかわったようだから、新しい支社長はそういうことについて、急行「出雲」の扱い等は我々の方にこうこうだったというような話があったかどうかということをちょっと聞かせてください。どちらでもいい。

●上場企画部長
 もとよりそれが根底にあってこの会が成り立っておりましたので、御出席の各委員からは強く御発言がありまして、「出雲」もだけれども、高速化の問題、募金のことがありまして、とりわけ、直にそれではありませんけれども、杉根委員の方からも御発言がありました。今、知事が大阪に行きましたり我々がしておりますその一番根底にはそこがございますので、県民の声をよく聞くという姿勢になっていただいて協議していければと思います。

○斉木委員
 1ページの道路運送法で民間の自家用車の制度ができたのですけれども、やはり運転手というのは代行と一緒で二種免許をすべて取ってやっていくという方針ですね、多分。
 今のJRの問題、私もよく利用させてもらっておりますけれども、もうこれで高速化は終わりなのか。というのは新たに車両を入れて、今は1時間に1本快速と特急とをやっているような感じですけれども、やはり夕方の時間帯は特急は5時半過ぎたら8時半までない。あと快速が入っているぐらい。ああいう一番利用する時間になかなか不便だということは、今の線路の単線で快速と特急、今のだけでもうダイヤが目いっぱいで運行はできないのか、新たに車両でもつくってでもまださらにやる考えはないのか、そのあたりはどういう流れですか。

●平井交通政策課長
 最初の二種免許につきましては、原則必要であります。例外的に講習を受けてということもありますけれども、原則は二種免許が必要です。

●上場企画部長
 これは二種免許が原則なのですが、講習を受ければそうでなくてもいいよという緩和措置がございます。だから結論は二種でなくても、何らかのこちらの言うことを聞いてもらえばいいですよということです。
 JRのこれで終わりかということなのですが、これはちょっと別の角度で、観光ですね。例えばさっき杉根委員から「はくと」の最終がスルーで倉吉まで来ると来ないでは三朝の影響はすごい違うのではないのという、すごく大事な要素。実際に、通勤客の足もそうなのですけれども、そういう観光のアクセスなどでもダイヤがどうあればいいのだと。アシアナについては2時間早いと遅いとでは行ったり来たりがどうだなどということをここでも資料を出していますけれども、こんな話でJRのダイヤでこれをこうしたら何千人の利用がふえましたというようなシミュレーションの議論はないのです、今のところ。だから、我々住民にとっての利便であるとか観光客にとっての利便でどういうことにならなくてはいけないのだという意識とか認識が従来少しといいますか、大いに欠けていたような気がいたしております。そういうことをやるのが実は交通政策課であり、飛行機もJRもバスも、それから二次交通も含めて、そもそも鳥取県の人が何人岡山に毎日行っているか、大阪に何人行って、名古屋から何人来ているかというところから抜本的に掘り起こしてやってみたいと思っております。
 ただ、そう言うけれども、そんないきなり車両がふえてということはないと思いますけれども、そういうところで全庁的な交通に係るアクションプログラムといいますか、ワーキングを開いて検討しているところでございますので。

○杉根委員
 倉吉駅についての問題だけれども、もうちょっとJRが主体的に物を思考するような考えを持ってもらわないと、市が決めたプランにつき合っているみたいな話。しかも、それも金はうちはこれだけだみたいな話だから。そうすると黒字ではないかと言ったら、赤字だみたいな言い方、説明をされる。だって新聞紙上の公表では西日本は黒字ではないですかと言ったって、山陰線だけで話をするわけだ。それはおかしいと私はいつも怒るのだけれども、考えて検討はしますと言われたけれども、なかなか動かないのです。従来の悪い癖がずっと残って、市町村が全部負担すればしてあげるみたいな話だから、ここのところはおかしいとこの間もやり合ったのだけれども、そういう主張というのを続けてほしい。
 倉吉の橋上駅に対して、そういう役割分担というか、そういうものがもっと明確にならなければいけないし、JRが主体的に物を考えないで、市が決めて持ってこいみたいな話だと僕はいけないと言った。そういうことに対して、県もどんどんと主張してもらえればありがたいなと思います。

●上場企画部長
 全くそのとおりでございますので、そうしていこうと思っておりますが、私もこの春でしたが、3月でしたか、JRは上場企業でございますので、有価証券報告書がディスクローズというか報告されております。読んでみてなるほどなと思いましたのは、連結子会社のを全部入れて1兆円ぐらいなのですけれども、まず国鉄を清算してJRに移行したときに、過去の債務を全部引き継いでいるわけです。その過去の国鉄の債務をチャラにした上でスタートしたのではなくて、負債を全部持っている。それから国鉄時代の従業員の人、5万人でしたか、全部引き継がれて、それが今3万人にまで圧縮をしてきております。
 やっと黒が出ていますが、経営上の懸念事項ということが書いてございまして、一つの懸念事項は、これから有金利時代になる。今持っている過大な債務がありますが、それに金利が乗ったときにJRの危機になるでしょう。それから3万人まで圧縮してきましたけれども、人員構成の問題があって過般の事故がいろいろ起きてきたので、今少しOBを採用するとかして技術の伝承に努めているという、その人件費コストが経営を圧迫するかもしれませんというようなことで、幾つもの経営の懸念事項がございました。やはり私もぼんやりして昔のを全部引きずっているということを承知していなかったので、あれが連結で出たのだなと思っているのでありますが、さりとて何でもかんでもツケが地元というものでもございませんので、そこは地元の立場は強力に主張していきたいと思っております。
 なおですが、この6月でJR米子支社も人事異動がございまして、半田次長も来られましたけれども、あとが全部かわって、本当に若返ってしまいました。現場の課長なども30代やっとぐらいですから、そういうことをこちらが話せばすごく素直に納得をしてくださいますので、やはりコミュニケーションをずっと重ねることが大事かなと思っております。

○藤縄委員
 8月8日に岩美駅の特急の件がありまして、食いつきがよかったなという印象を受けているのです。その後の情報だとか見込みがあれば。

●上場企画部長
 岩美もですし浜村も出ていまして、つまり岩美や浜村にとまることによって地元とどういうふうになるのか。それはさっきのパーク・アンド・ライドの駐車場もそうです。つまり地元との連携をどのようにするかということでございまして、その後まだたどり着いておりませんが、やがて地元の市町村や関係者と協議をしていくと思っております。課題としてリストアップする方向で。

◎廣江委員長
 ほかにございませんか。(なし)
 ちょっと私から。
 1ページの2の(1)③のところに運行主体を拡大。NPOとか書いてあるけれども、お年寄りの施設とか障害者の施設などでも、今までは社会福祉法人とか、あるいは拡大されて医療法人がやるようになってきたけれども、今その他のNPO法人があるけれども、何であろうとできるようにならないといけない。ここに書いてある法人化しているものはできるけれども、それでないものは同じような仕事をしていてもこういう中に入らないのかなという、社会福祉法人や医療法人が同じことをしていても、そこはこれができるけれども、そのほかのところはできないのかなということをこれを見て感じたので、その辺はどうなるのか。

●上場企画部長
 緩和はいたしましたけれども、めちゃくちゃになってしまっては困りますので、細目がやはり網の目のようになっていまして、きちんとした法人であるとか、二種免許でなくてもいいけれども、これはこうだというのはやはり細目はずっとございますので、何でもいいというものではございません。
 それから、さっき杉根委員にちょっとわかりやすく申しましたけれども、では杉根委員のところのNPOが全部できるかというとそうでもございませんので、何かの制限はありますので、そこは御理解を。またもし必要であれば、細かいところまでの資料は……。

◎廣江委員長
 先ほど報告がありましたように、デジタル放送のことで先日山陰のNHKさん、民放さん5社で会がありまして、私代表で行かせてもらいました。全国的には大分進んできていて、山陰2県というのが早かったわけではないということ、それから世界的に進んでいて、日本はちょっとおくれをとっていて、ただ、日本は普及率が外国より高いので、これを世界一に早くなっていって、また生産なりいろんなところで他国におくれをとったのを挽回しなければいけないという大きな課題があるというのを本省から来た部長さんからのお話がありました。
 鳥取県を代表してあいさつした者は、鳥取県で今83%で、あと17%が前田委員からもあった見られないところが残っている。これをどうしていくかというのが課題ですというのをみんなあいさつでしゃべりましたら、島根県の方の代表者はそれをしゃべられなくて、後で聞きましたら、島根県は50何%しか見られないそうでして、そういうところが私も不勉強で、行ってみて初めてそういうことを知りましたので、報告しておきたいと思います。

○斉木委員
 JR西日本米子支社との意見交換会について、2の今後の検討課題。私は会のたびに言うのですけれども、バリアフリー化、特に米子駅のバリアフリー化、これについてはぜひ部長、取り組んで、今は大分地元にも言ってもらっているようだけれども、かなりバリアフリー化ということになると橋上駅。橋上駅になると、後ろの南側のコンセプトがなかなか見つからないというようなことを聞くから、本当にそういうことなのかどうか。

●上場企画部長
 ありがとうございました。御意見がないのかなと思って。6月か7月に広島で運輸局の会議がございまして、行ったときに、国・運輸局の方がバリアフリーの講習会をする事業をやって、各地でやったところの報告がありました。倉吉もバリアフリーの研修会をしたのです。要するに、倉吉の駅前周辺はバリアフリー計画つくったのですけれども、目の悪い方、体の悪い方、障害者の方寄られて、自分たちで見てあの看板はどうだとか歩道はどうだとか、全部して計画がつくってある。当たり前のことです。それを受けて倉吉で研修会をなさったのです。
 ところが、米子市に研修会をしましょうよと陸運局が言ったら、米子市はしないということだったのだそうです。それを聞きましたので、私が直に米子市に出向きまして、バリアフリー計画をつくるつくらないの前に、やはり障害者の人と一緒によそではこういう事例だということを学ぶということはぜひしてくださいと。それは米子市だけの問題でなくて、日吉津村も大山町も溝口も南部町にもかかることで、米子の駅というものは周辺が全部使う施設なのですということでお話し申し上げまして、陸運局の方にも自分たちがぼんと米子市に言ってだめでしたというようなことを言うのでなくて、もう少し県とも連携をしてほしいということを申し上げて、11月29日にその研修会を開くことになりました。私ども県もかんで周辺の市町村にもお声がけをしようと思っているわけであります。やはりそのときの主人公は県民の方、足が悪い、あるいはいろいろ不自由のある草の根の本当の使われる方を主人公として、その周辺がどうだということが確認できる会にしたい。どこかから偉い先生が来て話を聞くということよりは、どのぐらい困っているかということを聞く会にしたい。それが出発点だと思っております。米子市のことではあるけれども、周辺市町村のこともございますので、県も関与してそういうふうに持っていきたいと思っておりますので、ぜひそういうことで動員をかけてでもひとつ委員の方々にもお越しをいただきたいと思います。よろしくお願いします。

○杉根委員
 もう一つ。ダイヤというのは毎年変わるのだが、今度自動車運転免許試験場が湯梨浜町に来るわけだ。そうすると快速が全部とまらないとだめなのです、大体。それからリムジンバスを倉吉から出すとか、そういう交通体系を今から練り上げていかなければいけないではないかと思うのだけれども、これはどうですか。

●上場企画部長
 したがって、そういうニーズをセットする場所がなかったので、今度10月10日にJRと市町村とでそういうことを協議をする場を持ちます。バスも含んでです。だから、そのときに地元の湯梨浜町からうちにはこういうものが来るのでこうだよということを伝えてもらって、そのニーズをもとにダイヤを検討していくという場をつくりますので、そういうことでよろしくお願いします。

◎廣江委員長
 ほかにございませんか。(なし)
 では、次に進ませていただきます。議題5、6の説明を願いたいと思います。

●田所県土整備部長
 それでは、県土整備部の資料を私の方から一括して説明させてもらいます。ごく簡潔にやりたいと思いますので、物足りない場合は後ろの列の方から説明させていただきます。
 それでは、1ページ目をお開きいただきまして、例によって高速道姫鳥、山陰道というところから始めさせていただきます。
 1点目、鳥取自動車道、いわゆる姫鳥。
 まず用地の買収が非常に進んできております。特にこの表の一番右側、河原インターから鳥取インターは、今年度当初は約50%、半分でした。それが関係者の努力によって90%まで上がりました。あとの残りは、例えば残りの10%のうちの約半分は多数共有地であったりしますので、最後は事業認定を経て土地収用になる可能性の高いものです。智頭インターから河原インターの間についても同様であります。ですからいわゆる昨年度提示されたスケジュールに沿って、関係者でこのスケジュールで進んでいると御理解いただければ結構かと思います。
 次に、志戸坂峠道路はこれまでのとおり平成19年度内供用。
 追加インター、これは9月21日に連結申請をしていたものが、全国で何カ所かありましたけれども、一括して許可がおりました。鳥取南インターという名前になりました。場所と構造ということで、ハーフインター、ハーフインターと書いてありますが、要は無料の高速道路ですから、上に走る高速道路からひゅっとおりて、それがちょっと縦に延びたという格好です。乗り口、おり口がトランペットであったりクローバーであったりという料金所がある場合には広い土地が必要なのですけれども、それは必要がないですから、秋里の国道9号だとひゅっとおりていますけれども、それが延びて、おりるところが上り下りで違う、そんな格好になります。ということです。
 今回のポイントは、次の山陰道の鳥取西のところになろうかと思います。本高から松原までの7キロ区間の8区画ございますが、10月4日、今週の水曜日の4日から地元の説明に入っております。
 これはカラーコピーで3ページ目に載せておりますが、済みません、2ページ目はもう省略させてもらいました。3ページ目に載っております、色分けして8地区ございます。そのうちの赤の二重枠の大満地区はまだ全体の説明会に入れない状態ですが、残りの7地区、いろいろ書いておりますが、一番下の段、主なものは一番下の設計協議でございまして、平成18年10月何日と。左から2番目の良田地区は平成18年10月4日。そういうところからスタートして、最後が松原地区、10月13日ということになります。これまでいわゆる測量して詳細設計をしてきて、この案でその地区の御理解がいただければ、それから用地測量、用地交渉ということになってまいります。いろいろな地区の御意見あろうと思いますので、国、県、市と連携して交渉をやっていきたいと思います。
 大満地区につきましても、誠意を持って毎月のように関係者で足を運んできております。いずれ我々の気持ちも理解していただけることが来ると思いつつ、ほかの地区をとめるわけにいきませんので、並行して進めている状況であります。
 1ページ目に戻りまして、東伯・中山は、これも予定どおりといいますか、平成20年代初頭に向けて用地買収も進んでおりますし、事業も進んでおります。
 名和~淀江の従来区間といいますか、東側の名和までの区間につきましても平成19年度目標で進んできております。
 今年度事業区間の延伸された下市~名和間につきまして、今年度に入ってから地元説明会を1回5月に行って測量設計をしまして、この手続は鳥取西と同じです。ここの区間につきましてはことしの11月ごろから設計協議、いわゆる今鳥取西で始めてきたことを11月ごろには始められるのでないかという状況になっております。これもよく市町と連携しながら進めていきたいと思っております。
 3点目に、いつもはここで終わりにしていたのですけれども、前回の特別委員会で米子自動車道の4車化についての御意見ありましたので、今回は4ページ目にカラーコピーつけさせていただきました。赤いところが暫定2車線区間で、黒いところが4車線区間で、緑が今4車線の工事中という状況であります。ごらんのとおりの状況であります。
 そのままその次の空港まで進ませていただきます。5ページ目、米子空港の2,500メーター化ということです。
 これは8月の8日に現地で御説明させていただいておりますし、これまでの特別委員会でも話をしてきておりますが、特にこの1、2、3を主体にこれまで話をしてきたと思いますので、4、5、6を若干きょうは御説明したいと思います。
 1の本体工事は、ことしの6月に着工式もありましたし、進捗がなされている。県道の平面迂回も予算をつけて進捗がなされているところ。
 JR境線のつけかえにつきまして、ここでの新しい情報は、正式ないわゆる平面迂回をする補償工事、補償を払う交渉と、それを受けて工事をするJRで正式に金額も含めて補償契約が成立しました。9月26日ということです。いろんな手続を経てきましたが、ようやくこれで工事がなされるという状況になってきたわけです。
 一つ飛ばして③に書いておりますが、詳細設計は今からJRサイドで進めることになりますので、それを年明けの1月ごろには終えて、恐らく年度内の早い時期に迂回の工事に入るということになると思います。
 前回の6月議会で平面迂回に伴う増加経費の御審議、決定をいただきましたが、正式にいわゆる①に書いています国交省とJRの補償もきちんとまとまったので、運輸局なりいろんな手続も終わってきましたので、きちんとJRと県で前回の県議会で決まったことをベースにして最終確認を行うということになっております。
 JRとの確認は、いわゆる最初は地下化でスタートして、13年に事業が始まって、15年に平面迂回案、その都度意思決定をしてきておりますので、その最終的なものということになろうかと思います。
 4の空港新駅、5のアクセス通路。これにつきまして今回の9月議会の代表質問で質問がございました。これは、いわゆる平成13年に事業が始まったころから地下化案として駅をつくって、何らかのアクセス道をつくろうということはいわゆるこういう国交省の案ですとある意味書かれているのですけれども、では実際どういうふうにしてちゃんと関係者で合意形成していく手続はどうなっているのかということがなかなかはっきりと決まってこなかった。恐らくみんな関係者が駅がつくられたら施設ができるのだろうという気持ちはあったのですけれども、きちんとした意思決定がなされていなかったということで、いろいろ企画部と県土整備部で連携して調整を進めてきた状況であります。
 4の①にありますように平成18年2月7日に米子空港活性化検討会において新駅設置の方針を確認、6月26日にJR本社で新駅設置を正式決定、こういう段階を経ているわけであります。
 この詳細を7ページに、今活性化検討会というやつとアクセス高度化検討委員会というものがありましたが、ここに書いておりますようにメンバー構成はこのようにしているわけです。主な登場人物が大きく変わるわけではないのですが、1の活性化検討会、これは各組織のトップ級で議論をして、ふわふわとしてなかなかきちんと定まらない。みんな口は出すけれども、金は出したがらないという関係者ばかりですから、方針をきちんと決めようという会議であります。そこで骨格を決めて、それで2のアクセス高度化検討委員会で駅とターミナルのアクセスについてはきちんと案を提示して、合意を形成していこうということになってきているわけです。
 また5ページに戻らせていただきまして、それでいわゆる駅を関係者でやはりつくっていきましょうということの基本的な合意が2月7日の活性化検討会でなされて、そうはいっても最終的にJRの平面迂回工事の中に正式に盛り込むという話は6月26日に決まったということです。
 5のアクセス通路につきましては、今説明しましたアクセス高度化委員会を18年2月にスタートいたしまして、これまで3回会合が持たれまして、今後また3回ぐらい開かれて、年度内に最終的な案を決める。空港整備が今一応20年度目標ですから、20年度の工事に盛り込めるように調整をしていくということになります。
 アクセス通路につきましては、それに並行してまた議会、こういった場でもいろいろ状況を説明しながら物事を進めていきたいと思いますが、この説明の4、5でちょっと漏れていた話があります。今、大篠津駅の代替として空港新駅をつくるわけですが、いわゆるホームができてそこに屋根ができる、そこまではあるのですけれども、あと、では券売機だとか、いわゆる待合室とか、駅舎がつくられるか、あとそれにトイレが要るとか、いろいろなそういうオプションが出てくる。大きいところは決まってきたのですけれども、オプションを決める話がまだ決まっていませんので、これもまた関係者の協議になろうかと思います。これを今年度中に話を進めながら、いわゆる20年度の概算要求時期、来年の5月、6月ごろですが、そのころまでが一つのリミットだと思いますので、それまでに議会でも御説明しながら、地元の関係者、いろいろかかわっておられると思いますので、地元とも話をしながら決めていきたいというふうに思っております。
 今回ちょっと資料をいろいろつけております。まず、8ページ目です。8ページ目が国交省主催の実務者レベルで構成されているアクセス高度化検討委員会で、アンケートの資料で、実は資料要求に対してちょっと欠落したページがございましたので、この検討委員会の実際の開催状況、アンケートの内容というものをここに書いております。
 8ページ目の真ん中の方にあると思いますけれども、アンケート調査の概要、対象者、米子空港を出発する空港利用者と米子・境港の商工会議所の従業員、約1,000名近くからアンケートをとりました。
 まず、9ページ目、A3の資料でございますが、拾い読みをさせていただきますと、左の上の方のグラフであれば、ターミナルとの連絡でどういうものが必要か。屋根や側壁などで風雨を防げる、バリアフリーだとか、そんな意見が出ております。
 それで、右側の方にある程度イメージを持ってもらうために下の方に案の1から7まで、案の1は何もないといいますか、通路だけというものから、案の7、2階、ターミナルから新駅まで空中を通路とする、こういう7つの案をイメージで提示しまして、これに基づいてこの中のどれがいいかというものがこの表でございます。これはコストも何も提示しないアンケートですから、この結果としては案の7の歩道橋プラスエレベーターがいいと、そんな話になっております。これが第2回の委員会資料。
 その次のページにも第2回の委員会資料をつけております。この辺が大体要点だと思いますので、要は今のJR境線は空港利用者にとって現実的にはほとんど使われていないですけれども、ある程度の利便性が図られれば、主に県外外来者の利用展開が期待されるのではないかと。県内というのは島根・鳥取両県ですけれども、県内でもやはり例えば20キロ圏より外とか、そういうところでは転換が図られるのではないのかなというようなところまでここでわかってきたというものであります。
 もう一つA3の資料がございますが、今度はこの次の第3回、7月に行われた直近のアクセス高度化検討会で、それではということでこのA、B、Cのアクセスの3案が例として示された状況。今ここまで議論が進んできたという状況です。
 これも非常に計算もざくっとしたもので、関係者もまだ議論を尽くされていないものではありますが、左からA案は、屋根がついている。真っすぐターミナルから県道をそのまま横断歩道で越えて駅に行くというものです。工事費を概算ですけれども下の方に書いております。
 B案は、A案と同じようなのですけれども、いわゆる横断歩道で渡るというのではなくて、県道をまたぐところを階段とエレベーターをつくって飛び越す案というものです。
 次のC案は、ターミナル駅の2階からそのままいわゆる雨風を遮断した通路をそのまま通していって、県道を越えてからおりるというものであります。
 ごらんのとおり、いわゆる構造、A、B、Cとだんだんコストも上がってきますし、これをこれからどう決めていくかというところだと思います。今この検討会では、追加アンケートということも行って、次回以降にそれをまた反映させていくという状況ということになってきております。
 もう少しこれで補足いたしますと、細かい決め事は今からなのですが、いわゆるターミナルビルから県道までは国の財産といいますか美保飛行場ですので、そこまではなるべく国でやっていただきたいという話はしております。ただ、県道からアクセス、新駅までの部分は国はどうしても手が出せないというところでありますので、あとはそれを県が中心になってどういうふうに費用負担していくかという話になっていこうかと思います。
 ですから、このA、B、C案もそういう目でも見ておいた方がいいのかなと。特に、B案は県道をまたぐということですごくお金かかりますので、そういう意味では駅に近いところにどれだけのコストをかけるのか、あと維持管理経費がどうなるのか、そういったことも考えなければいけないと思っております。
 結果的にちょっと長くなってまいりましたが、最後の項目、5ページのペーパーに戻りますが、これまで具体的にペーパーでお出ししていませんでしたが、滑走路延長部分の南側と北側に防音堤、防音壁を設置するということで、防衛施設庁の用地の無償譲渡を得て、これから県で工事にかかっていく。これが11月に着手をしたいというところまで話がまとまってきたというところです。これは従来振興計画の中にもあったものであります。防音堤につきましては、後ろにもその地図等が載っているということで、今回資料がいろいろありました。
 いずれにしても、ちょっとだらだらと話しましたけれども、姫鳥・山陰道についても米子空港につきましても、地元の調整がまずは順調に進んで、それで予算要求でどれだけ予算がつくかということになってまいりますので、我々もどちらかというと地元の調整をかなり意識をして取り組んでまいりたいと思いますが、もう時期的にはやはり12月に予算政府提案がまとまって3月には箇所づけということですから、ぜひ委員皆様方のバックアップもいただきたいと思います。今月の下旬には県内選出の国会議員との議連ですね、高速道、米子空港関係の会合も予定しておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

◎廣江委員長
 ただいままでの説明に対して、質問ございましたらお願いします。

○斉木委員
 部長、結局案7がだれが見ても、金のことさえ言わなければ案7が一番理想的ですけれども、いかにコストを安くして現実に合った方向に持っていくかというような議論ですね。それで、これを今の概算要求までに、この方針もすべてここに書いてあるとおり決めるということですか。

●田所県土整備部長
 県の姿勢としてそういうふうに取り組んでいきたいと。要は国の方はアンケート調査とかそういうバックデータをいっぱいそろえて、それで概算要求に臨みたい、要は財務省との協議に臨みたいということなのです。

●上場企画部長
 7ページの活性化検討委員会は、私が、上場企画部長が会長していまして、県がやっている調整会議なのです。何でこれをつくったかといいますと、知事から言われて、部長やってあげてということで向かったのですけれども、県土部長が言うように、大篠津駅移転して、迂回して、空港のところに何かつくろうという話にはなっているけれども、決まってもいない。聞いてみれば、プラットホームだけつくるというわけです。あの吹きさらしの、雨が吹き降りして、冬にどんな地吹雪が吹くか、そんなところにプラットホームだけつくって、だれが空港から来てかばん持って乗る者はおらぬと私は思うわけです、本当に。常識的に。それと米子の空ビルの亀山専務が、名古屋のセントレアみたいな巨大な通路をつくって発展しなければいけないと夢物語みたいなことを言ってこられたわけです。これもわかるけれども、そんな名古屋のセントレアみたいなものつくってもだれが金払うのかということになるわけです。それで、私の方でまず寄ってもらって、みんながどうなっていますかということで共通認識を持つ。
 次に、アンケートをとりまして、実際米子空港を使うかということを聞いたら、何と予想外にJRに乗っている人が多かったのです。それで、そのことを言ったら、国交省の方が、ではここはうちの敷地だから、うちの敷地分については検討してみましょうとなった。こちらはしめしめです。そこの間をだれがつくるのかと言っていたら、国交省が乗り出してきてもらったので、またアンケートとると言われるから、2度3度とらなくてもいいのになと思うけれども、アンケートもとらないといけないので、とってもらって今やってもらっている。
 さてそこで、今度は超デラックスならいいかというと、国交省がいかに超デラックスなものをつくると言っても、空ビルの方は株式会社の空港ビルが増改築しなければいけないのです。そっちが経費負担を持ったときに耐え得るかどうかという空ビル株式会社の課題があります。
県道を渡ったときには県がつき合わなければいけません。それから駅舎はどうするかもまだ決まっていません。そこの維持管理をどうするかとかいろいろあるのです。だから国交省が大体出てきたら、今度はまた関係者が寄って、盛り合わせがどうか、できるのかという最後の調整をまた私の方が招集をしますので、またこの議会にもお諮りをして、大体そんな格好ではないかと、華美にも過ぎず、利用者にも大体即しているのではないかということで、財源的にはえらいかもしれないけれども、では頑張ろうかというようなことになっていくのだろうと思っております。ということで、今は国交省分のところを検討してもらっています。

○斉木委員
 そういう認識を持っておってもらって交渉してもらえば、大いに頑張ってください。わかりました。

◎廣江委員長
 ほかにございませんか。(なし)
 今の空港とJRとのつながりのことだけれども、この話が出たときには地下道で地下駅をつくってという話からで、そこには動く廊下でもつくってというような話からスタートしたはずなのだけれども、実際前にも言ったけれども、千歳空港ができたときにJRさんもだれもがそんなことを考えないで、とりあえず小さい駅だけつくったわけです。そうしたらみんなが乗り出して、JRさんは切符を売る機械も一遍でつけかえしないと毎日の切符もさばけないようになってきて大変なことになった。今度は逆に、北海道は汽車よりもバスで旅行などをみんなそうしたものだったから、それがみんな汽車に乗り出して、バス会社の倒産みたいなことが起きて、今度は市の特別委員会などは空港の特別委員長がバス会社の倒産を防ぐためにどうするかでまたそちらの運動、空港のことよりもバス会社の倒産防ぎに特別委員会もあったというようなことで、私は飛行機にしょっちゅう乗っている方だけれども、私は結構近いから車で行っているから余り自分の感覚は考えていないけれども、やはり今言われた屋根つきとかいろんなことを考えていくと、私だってそういえば境線の最寄りの駅に5分あれば行かれるので、そうすると荷物などないときは絶対JRで行くようになってしまうと思うので、その辺の今言われた構想みたいなものがあってアンケートをとったものと、何かあそこまで歩いてどうなるだろうかという感覚のアンケートとでは私は使いますという答えが全然違ってくると思うので、上手にアンケートをとってもらわないといけないのではないかと思います。(「それと列車の快速の問題、各駅でなくして」と呼ぶ者あり)

●上場企画部長
 至極もっともな御意見だと思います。私が主催した会で最初に、ではアンケートをとりますよと。そのときに、JRさんは安来の方からもスルーで入る。大山口からもスルーで入る。利便性もよくする、ダイヤも改善するという前提でとりますよと言ったら、いいですと。いいですと言うのは、かなり度胸が要ることなのです、実は。それを引き出しましたので、アンケートをとったらそういう前提なら乗りますよということがありましたので事に向かっております。
 では、それはいいですよと言ったけれども、どうなるのかと言いますと、今境線はゼロ番ホームから入っていますけれども、これをスルーにしようと思うと中のポイントの切りかえが実は要りまして、JRさんはかなりの内部の投資をしないと実現をしないことなのだそうであります。それも踏まえてJRには検討してもらっていますので、駅舎だけの話ではないということを一つは御理解いただきたいと思います。

○斉木委員
 本当に上場部長が言われたように、今のあなたの感覚でぜひ、県民と同じような感覚だから、その感覚で推し進めて、なるべく7案に近いような格好に、費用対効果のこともあるわけですけれども、そういうぐあいにぜひ努力していただきたい。

●上場企画部長
 ぜひお力添えをいただきたいと思います。よろしく。

◎廣江委員長
 ほかにございませんか。(なし)
 ございませんようですので、これで終わらせていただきたいと思います。
 執行部の皆さんは退場いただいて結構でございます。委員の皆様はちょっとお残りください。(執行部退席)
 それでは、委員の皆さんには今後の本特別委員会の調査・要望活動の件について、8月8日の県内調査において本特別委員会の今後の調査・要望活動についてお諮りしたところ、調査・要望をするのであれば調査先を執行部と協議の上、効率のよい活動をするようにということでございました。
 その後、皆さん方に意見を伺いましたところ、正副委員長で要望活動を行ってよいという意見が多いようで、例えば正副委員長で全日空へ料金低廉化の問題について要望活動などを行ってはという意見もございましたけれども、それに対して皆さんから何か御意見があれば。委員会で視察という意見は1人か2人で、ほとんどありませんで、もう今からはそんなことをやらなくてもいいというのが圧倒的に多かったのですが、どういたしましょうか。

○斉木委員
 正・副でひとつ厳しく要望しておいてください。

◎廣江委員長
 そういうことでよろしゅうございますか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 では、正・副で相談いたしまして、これについては知事の方というか、執行部の方もいろんな要望活動をなさっていますし、また議長の方にもお諮りして、あるいは議長、知事が要望やら陳情やらというようなことでも行かれますので、そことの連携をとらせていただきます。
 前にも私が議長のときにも、私と知事とで午前中に行ったら午後に委員会が同じところにまた行くと。受ける方は朝は知事と議長が来て、昼からは委員会が来るということで、そこの県は何事だと。帰って聞いたら、私がわからない間に出ている。部長に電話したら、私もそんなことは知らなかったと言う。部長も議長も知らないのにみたいなことになって、何か議会の担当の職員と執行部側の係長か何かとの相談で課長や部長は知らなかった。あそこは今行ってもらったら困るのにと部長が言っているのに、今内部折衝の最中で下手に行ってもらったら困るというところに行っているというようなことがあったりしましたので、その辺は調整をとりながらやらせていただきますので、よろしくお願いします。ありがとうございました。
以上で交通・通信基盤整備調査特別委員会を閉会いたします。
 

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