平成28年度議事録

平成29年2月15日会議録

開催概要、資料はこちらです。
出席者
(11名)
委員長
副委員長
委員
安田 優子
伊藤 保
坂野 経三郎
森  雅幹
福田 俊史 
上村 忠文 
浜崎 晋一
前田 八壽彦
広谷 直樹
澤  紀男
欠席者 内田 博長議員       

オブザーバー 正副議長 錦織議員 横山議員 長谷川議員 福浜議員    

説明のため出席した者
 伊澤総務部長
 
職務のため出席した事務局職員
尾坂事務局長 桐林次長 柳楽議事・法務政策課長外関係職員

1 開  会   午前9時58分

2 閉  会   午前10時31分

3 司  会   安田委員長

4 会議録署名委員  上村委員  坂野委員  

5 協議事項
   別紙協議事項記載のとおり


会議の概要

午前9時58分 開会

◎安田委員長
 ただいまから、議会運営委員会を開会します。
 まず、会議録署名委員に、上村委員、坂野委員を指名します。
 これより協議に入ります。
 まず、2月定例会は2月22日に招集されますが、その付議案件について総務部長より説明を求めます。
 伊澤総務部長。

●伊澤総務部長
 それでは、私のほうから2月定例県議会におきまして御審議いただきます付議案件につきましてその要点を御説明いたします。
 お手元にたくさんの資料をお配りしております。それをごらんいただきながら御説明をさせていただきたいと思います。
 付議案の一覧といたしまして、執行部資料1と右肩に書かれた資料がお手元にあるかと思います。付議案の一覧をごらんいただきたいと思います。
 まず、今回提案させていただきます議案でございますが、予算関係といたしまして31件、これはお手元の資料で議案第1号「平成29年度鳥取県一般会計予算」、いわゆる当初予算、から議案第31号まで、以上31件が予算関係でございます。
 続きまして条例関係として20件の議案をお願いいたします。これは同じく2ページの続きでありますが、議案第32号から第50号まで、これは6ページの一番上にございます、さらには10ページにございますが、議案第70号「鳥取県税条例等の一部改正について」、以上が条例関係の件でございます。
 その他案件といたしまして19件お願いすることといたしておりまして、これにつきましては、6ページにございますが、議案第51号から議案第69号までの19件がその関係でございます。
 以上でございますのでよろしくお願いたします。
 続きまして、平成29年度当初予算の概要につきまして御説明いたします。執行部資料2というふうに書いた資料があると思いますので、ごらんいただきたいと思います。
 当初予算の概要につきましては、先日既に開催されました政調会等の場で御説明させていただいておりますので、詳細な説明は省略させていただきますが、執行部資料2を1枚おめくりいただきますと2ページの頭に全体の予算規模を記載させていただいております。当初予算の規模は3,494億円でございます。前年度とほぼ同規模ということでございまして、その下にありますとおり全体テーマといたしまして「復興、そして福興」ということでございます。地方交付税の減少など地方財政をめぐる状況は非常に厳しいという状況は、改めて申し上げるまでもございませんが、こういった中で様々なやりくりをしながら喫緊の重要課題、中でも昨年10月に発災いたしました鳥取県中部地震からの復興、あるいは今回の雪害への対応などを優先的に取り組んでいくことが課題になってまいります。これらの中部地震からの復興に最優先に取り組む予算にしたいということで編成をさせていただいております。
 ただ、1ページの一番下に書かせていただいておりますが、非常に厳しい財政状況の中でやりくりをいたしますが、いわゆる財政誘導目標としております3つの指標のうち、基金残高につきましては、300億円、平成30年度末の目標値でありますが、大変残念ながら平成29年度当初予算では、270億円ということで下回るというふうにならざるを得ない予算編成となってございます。
 平成30年度末が目標でありますので、この時点での達成に向けて引き続き行財政改革などの努力を重ねてまいりたいと考えているところでございます。内容、規模等につきましては、先般の政調会等で御説明したとおりでございますので、省略させていただきます。
 続きまして、執行部資料3、4は主要事業等に関する資料でございますので、これもお目通しいただきたいと思います。説明は省略させていただきます。
 続きまして、補正予算の関係でございます。執行部資料5と書いてある資料をごらんください。補正予算の関係でございますが、予算規模といたしましては104億円の減額補正という内容となってございます。これは基本的には各事業執行の確定見込みなどに基づいた減額補正が主な内容となってございます。この度の大雪に伴う対応といたしまして、所要の経費をお願いしている部分がございます。ちなみに先日の政調会の際には、1月の大雪に対応する予算といたしまして約3.8億円余の補正予算を盛り込んだもので御説明したところでございましたが、御承知のとおりこの2月にもさらにそれを上回る鳥取では33年ぶりと言われていますが、大雪が降りまして、これに対する対応が喫緊の課題となっております。当然、除雪等は既にやらせていただいているところでございますが、これに係る経費につきまして先日の政調会以降さらに12億円余の積み増しをさせていただいて、今回お手元にお示しをしております。この新たに積み増しをいたしました12億円の内容につきましては、次の資料6にございます。
 この内容につきましては、大変急で申し訳ございませんでしたが、昨日、議員の方にも御理解をいただきながら、お手元にファクシミリ等で関係資料をお送りさせていただいたところでございます。急ぐものにつきましては、予備費で対応ということで予備費対応分は4,800万円、そして2月補正に今申し上げました約12億4,000万円の積み増しをさせていただくということでございます。
 これら含めまして、先ほど申し上げました全体といたしましては104億円の減額という補正予算を御審議いただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 続きまして、執行部資料7をごらんいただきたいと思います。平成29年度組織・定数改正案でございます。1ページに主な内容が書かれてございますが、これにつきましても先日の政調会で御説明したとおりでございます。内容等に変更はございませんので、またお目通しいただきたいと思います。説明は省略させていただきます。
 なお、以上御説明いただきました付議案のうち議案第21号から第31号まで及び第58号につきましては、2月補正予算または補正予算に関連した付議案でございます。これらにつきまして先議をお願いしたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
 また、人事案件といたしまして任期満了に伴うものでございますが、鳥取県男女共同参画推進員の任命につきまして、現在調整中でございます。整い次第追加提案をさせていただく予定にしておりますので、これについてもよろしくお願いいたします。

◎安田委員長
 ただいまの説明について、皆さんのほうから質問等はありますか。
 ないようでしたら、部長、確認をしたいのですが。執行部資料5ですが、1ページ目の今御説明があった補正で、補正額マイナス104億円ですか。(伊澤総務部長「はい」と呼ぶ)先般、説明いただいた時はいくらでしたか。

●伊澤総務部長
 先般の政調会の際には、マイナス116億円で説明したところでございます。それに12億円をプラスで積み増しましたので、104億円という内容になってございます。
 説明が不十分で申しわけありませんでした。

◎安田委員長
 ほかにございませんでしょうか。(なし)
 次に、全員協議会の開催についてですが、知事より議会資料2のとおり開催依頼がありました。
 ついては、開会日、2月22日の本会議散会後に行うこととしてよろしいでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議がないようですので、そのように決定しました。
 次に、境港管理組合議会議員の選挙についてですが、管理者より議会資料3のとおり選出依頼がありました。
 ついては、閉会日、3月23日に選挙を行うこととしてよろしいでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議がないようですので、そのように決定しました。
 次に、選挙方法は、議場を閉鎖し、投票は氏名点呼により単記無記名で行うこと、また、立会人は、交渉団体の、自由民主党、民進党から各1名を指名することとしてよろしいでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議がないようですので、そのように決定しました。
 次に、議事日程ですが、11月定例会の閉会日にお示ししたものに、ただいま決定した全員協議会、境港管理組合議会議員選挙を追加しまして、会期を30日間、日程を議会資料1のとおり決定してよろしいでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議がないようですので、そのように決定しました。
 次に、2月定例会における県政に対する代表質問ですが、人数は自由民主党及び民進党各1名、順序は自由民主党、民進党としてよろしいでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議がないようですので、そのように決定しました。
 なお、自由民主党は私、安田、民進党は森議員がそれぞれ行う予定です。
 次に、2月定例会における発言通告書の提出期限についてですが、代表質問は2月24日の午後1時まで、一般質問及び質疑並びに先議議案に対する質疑は3月2日の午後1時まで、討論の通告期限は知事提出議案のうち、先議議案については反対討論が3月6日の常任委員会終了後速やかに、賛成討論が3月6日の原則午後5時まで、先議議案以外については反対討論が3月21日の常任委員会終了後速やかに賛成討論が3月21日の原則午後5時まで、議員提出議案については、反対討論が3月22日の午後1時まで、賛成討論が3月22日の午後5時まで、以上のとおり決定してよろしいでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議がないようですので、そのように決定しました。
 次に、2月定例会における議員提出議案の提出期限についてですが、3月22日、午前9時30分開催予定の議会運営委員会において報告する申し合わせとなっていますので、御承知ください。
 次に、請願・陳情の受け付け期限についてですが、2月22日の正午までですので、御承知ください。
 次に、議会運営委員会に係る陳情についてですが、議会資料4をご覧ください。
 別紙の陳情については、平成28年12月16日開催の議会運営委員会において、議会の審議に付さずに、本委員会の議論の参考とすることとなったものであります。
 この陳情は、陳情・請願の提出者からの求めがある場合は、意見陳述の機会を付与するよう、関係規定の改正を求めるものであります。
 なお、現行の取り扱い及び各都道府県議会の状況は資料に記載のとおりであります。
 この陳情について、委員の皆さんで何かありますか。

○伊藤副委員長
 現行のとおり。

◎安田委員長
 ほかにはございませんでしょうか。
 それでは、今伊藤副委員長のほうから現行どおりということでいいのではないかと御意見がありましたが、現行の取り扱いの見直しは必要ないということでよろしいでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議がないようですので、そのように決定しました。
 次に、陳情の取り扱いについてですが、議長より発言を求められていますので、これを許可します。

○斉木議長
 2月7日に議長宛てに提出された陳情1件について、請願・陳情に関する取り扱い要領に基づいて、議会運営委員会の御意見をお聞きしたいと思います。
 なお、当該陳情は倉吉市内在住の個人の方から提出されたものであります。お手元の資料6ページ議会資料5をごらんください。
 陳情の趣旨ですが、現在、議会のホームページで請願・陳情の審議結果として、文書表と同様に、提出者の住所、氏名を記載したものを掲載しております。このインターネット公開において、現在、番地まで記載している住所を都道府県または市町村までの記載にしてほしいというもでございます。
 このような議会自らに関する事項についての陳情は、これまで議会の審議になじまないものとして、議会運営委員会に諮った上で、各会派、無所属議員等に写しを配付し、参考にする扱いとしております。
 ついては、この陳情についてもこれまでと同様に扱うこととし、各会派等に写しを配付することとしたいと思います。
 また、この陳情の内容は、どこまでインターネット公開をするのかという議会事務の範囲に属するものですので、議長において処理をし、その結果を皆様にお知らせることとしたいと思いますが、皆さんの御意見はいかがでしょうか。

◎安田委員長
 ただいま議長よりお話がありましたが、委員の皆さんで何かございますか。

○錦織議員
 すいません、ちょっといいですか。
 私もネット上で陳情の文書とかというのを見たことがないのですけれども、これを見ると住所、氏名がネットに載っているということですか。
 それをネットでは公開しないでほしいということですね。最小限にとどめて。(伊藤副委員長「住所についてはね」と呼ぶ)名前は・・・・・・。(「名前は載せる」と呼ぶ者あり)(議長「番地までは載せてほしくないと」呼ぶ)

○前田委員
 情報公開条例の決まりがあるでしょ。

●尾坂議会事務局局長
 この度のこの陳情は、もともと請願、陳情が出ましたら文書表を作って、それには住所、氏名、紹介議員等を載せなさいということが、議会規則で決まっております。それで、議員の皆様に配付していると。それの結果が出た後、本会議が終わって採択、不採択が出た後にネットに情報公開の意味合いでそのまま文書表に採択とか、不採択とかつけてネットで流しているという状況でございます。
 県民課のほうと個人情報の関係等で協議させてもらいたいと思いますが、ただ一旦ネットに出てしまいますとなかなか消すことができないということも考えられますし、議会事務局も議長と相談させてもらって対処させていただきたいと思います。

◎安田委員長
 そうしますと、今の局長の補足説明も含めまして、議長の御判断のとおりということとしたいと思います。
 次に、一般質問・質疑の時間のあり方についてです。議会資料6をごらんください。
 委員の皆さんには、事前に送付したものですが、12月16日の議運において、前田委員から共産党のお二人の答弁を含めた総時間が著しく長かったのとの意見があり、お二人の見解を求め、回答があったものです。
 このことについて、委員の皆さんから御意見を伺いたいとお思います。いかがでございましょうか。

○前田委員
 委員長、8ページを説明して。

◎安田委員長
 8ページをごらんください。事務局のほうで11月定例会の御質問をなされた方、そして右側に要した時間を記載しております。
 市谷議員が106分、錦織議員が76分、あと1時間以上かかった人も10人くらいいらっしゃいます。

○前田委員
 この間、錦織議員からも25分の持ち時間をきっちと守っているのだから何が悪いのだということだったと思うのですけれども、そうですね。錦織議員。

○錦織議員
 何が悪いのだという言い方ではなかったと。(前田委員「何だったかな」と呼ぶ)答弁が悪いというか、答弁者が簡潔にしないで長くなったりとか、主張をされたい場合も、この前の私のやりとりを振り返ってみますとありましたので、それは議員のほうの責任ではないのではないのかと思ったわけです。
 皆さんから指摘も、まあ前田委員から指摘がありまして(前田委員「議会運営委員会の委員です」と呼ぶ)、個人的な意見だというふうにね・・・・・・。(前田委員「委員ですよ。議会運営委員会の委員ですよ」と呼ぶ)はい。おっしゃってましたので。
 あとこの一覧表を見させていただいたのですけれども、私に近い方もいらっしゃって、なかなかその時々によって長さは違ってくると思うのですけれども。御指摘があったということではありませんが、私たちとしても簡潔な運営ができるように努力はしたいというふうに思っています。

◎安田委員長
 いかがですか。

○前田委員
 まあ、努力していただくということでお願いしたいと思います。
 やっぱりおおむね1時間として、みんながそれを目指してやっておるのですけれども、やっぱり質問の数が多すぎて。例えば、今県民に情報公開のツールとして手話をやってますね。お二人のスピードであればとても手話がついていけないと思うのですよ。だから、質問の数を厳選していただいて、おおむね1時間におさまるように努力していただきたいと思います。

○錦織議員
 おおむね1時間ということでしたが、12月16日に前田委員からの指摘がありまして、それでだいたい議会では1時間で終わるようにしているのだということをおっしゃって、その時にも述べさせていただきましたが、そういう取り決めがあるということをはじめてその場でお聞きしました。
 私も議員をして10年ぐらいになるのですけれども、そういうことになっておりますとか、そういう慣例ですとかいうことは、聞いたことがありませんでした。
 申し開きですけれども。

○前田委員
 まあ、申し開きということでね。
 とにかく、約1時間をめどにということで。おおむね1時間と言うことで。改めて申し合わせをしても・・・・・・。

○森委員
 ちょっといいでしょうか。
 そこのところをここで今、おおむねと決めるということについてはちょっと反対を表明したいですね。今、25分ということで、これが議員にかかっている規制ですので。それでやっていて、当局の答弁が長くてこんな事になっているわけですけれども、当局にとにかく短くしろということは言っていただいて、今後例えば議会運営をしていく中で日程を組んで、それが5時を超えることがどんどん続いていくようであれば、またいろんなことを考えていかないといけないわけですが、今のところ5時を超えていくということになっていないと思います。そこにおおむね1時間だということで申し合わせをしたということでやるということについて、私は反対をしたいと思います。

◎安田委員長
 今、問題になっているのは市谷議員とあと何人かいらっしゃるのですけれども、非常に早口で手話をなさる方がついていけないという具体的なことであります。
 市谷議員、あと皆さんに御注意をさせていただいたのですが、市谷議員の場合は結局、いっぱい言おうという気持ちがありまして、それで早口で多くの事柄を言いたいと。もうちょっと分析してみると市谷議員は25分で項目が非常に多い、しかも1つの項目で知事と教育長、知事と誰々というふうにいっぱい答弁の機会をつくらているように私は見ています。
 その辺もやはり与えられた25分ではありますけれども、良識的に考えていただいて、議会運営に差しさわりがないように手話の方にも迷惑がかからないように、今後やっていただくように再度私からも申し上げておきたいと思います。どうでしょうか。
 一般論として。市谷議員のことまで、あなたに責任を持たせませんけども。いかがですか御意見として。錦織議員。

○長谷川議員
 委員長いいでしょうか。
 この鳥取県議会の議会運営委員会が本当にこれまでのいろんな経緯の中で、例えば所管する常任委員会の質問は以前までは避けようと、控えようということを、今ははずして自由闊達にやっていけるようになった。それから会派の人数にかかわらず、全ての議員が同等に25分が与えられていることをこれからも大事にしていかなければならないと思うのですよね。そこでは、文書の規定があるなしにかかわらず、円滑な議会運営を皆が努力していくということで守られていると思うのです。そういう意味で、共産党議員さんもやっぱり少しは反省をしていただいて、そして現行制度を守るということを重視して、スムーズな議会運営を今後進めていってはどうでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)

◎安田委員長
 長谷川議員からの貴重なる御意見をいただきました。議会のほうもそういう形で努力をしてまいりますので、伊澤部長におかれましては、執行部のほうの答弁につきましても一段の御努力をいただきますように。知事だけではなくて、ほかにも答弁者いらっしゃいますので、御協力のほどをよろしくお願いいたします。
 次に、その他ですが、委員の皆さんで何かございますでしょうか。(なし)
 意見がないようですので、これをもって、議会運営委員会を閉会します。

午前10時31分 閉会
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