平成28年度議事録

平成29年1月19日会議録

開催概要、資料はこちらです。
出席者
(8名)
委員長
副委員長
委員
福田 俊史
野坂 道明
浜崎 晋一
前田 八壽彦
澤  紀男
森  雅幹
長谷川 稔
横山 隆義
欠席者
(なし)
   
 

説明のため出席した者
岡﨑地域振興部長、吉村観光交流局長、山口県土整備部長、
城平危機管理局長、中山西部総合事務所長、井上警察本部長外各次長、課長、関係職員

 職務のため出席した事務局職員
   宇畑調査課課長補佐  尾﨑調査課係長  田中議事・法務政策課係長

 1 開  会   午前9時59分

 2 休  憩   午前10時12分

 3 再  開   午前10時14分

 4 休  憩   午前11時02分

 5 再  開   午前11時03分

 6 閉  会 午前11時53分

 7 司  会   福田委員長

 8 会議録署名委員  浜崎委員  長谷川委員

 9 付議案件及びその結果
    別紙日程及び下記会議概要のとおり


会議の概要

午前9時59分 開会

◎福田委員長
 ただいまから地域振興県土警察常任委員会を開会いたします。
 本日の日程は、お手元の日程のとおりでありますので、この順序に従って議事を進めさせていただきたいと思います。
 なお、今回の常任委員会は執行部の入れかえを行うこととし、最初に警察本部、次に危機管理局及び県土整備部、最後に地域振興部、観光交流局及び西部総合事務所の順に行います。
 初めに、会議録署名委員を指名いたします。
 本日の会議録署名委員は、浜崎委員と長谷川委員にお願いいたします。
 次に、報告事項に移りたいと思います。
 執行部の説明は要領よく簡潔にマイクに向かってお願いいたします。
 なお、質疑等につきましては、説明終了後に一括して行うことといたします。
 報告1、平成29年鳥取県警察運営指針及び重点目標について、中林警務部警務課長の説明を求めます。

●中林警務部総括参事官警務課長事務取扱
 おはようございます。警察本部資料の1ページをお願いいたします。公安委員会の審議を経まして、平成29年の鳥取県警察運営指針及び重点目標を定めましたので、御報告いたします。
 県警察では毎年、大綱方針であります運営指針、治安向上のために取り組むべき警察活動の方向性を示す重点目標を定めております。策定した運営指針等につきましては、組織全体での浸透を図り、県民の期待に応える警察活動を強力に推進してまいります。
 運営指針につきましては、昨年に引き続き、「県民の期待にこたえる警察」、サブタイトルといたしまして「安全で安心な鳥取県をめざして」と定めております。重点目標につきましても、「県民の期待にこたえる警察」を実践するため、昨年と同様の5つの重点目標を定めております。重点目標は、青字で記載してある部分です。
 まず、重点目標の1つ目ですが、総合的な犯罪抑止対策の推進であります。平成28年の本県の刑法犯認知件数は、暫定値で2,907件となり、平成16年以降、13年連続で減少しています。その一方で、振り込め詐欺を初めとする特殊詐欺による被害が深刻となっているなど、犯罪情勢は依然として予断を許さない状況にあります。これらの犯罪情勢を踏まえ、安全で安心な地域社会を実現するために、ストーカー・DV事案等の人身安全関連事案対策のほか、防犯ボランティアを初めとする関係機関、団体等と警察が連携、協働した犯罪抑止対策、インターネットバンキングに係る不正送金事案などのサイバー犯罪対策やサイバー攻撃への対策が必要であります。このようなことから、人身安全関連事案等への迅速かつ的確な対応等、5項目を推進項目として総合的な犯罪抑止対策を推進するものであります。
 2つ目は、重要犯罪等の検挙と組織犯罪対策の推進であります。殺人、強盗、放火、性的犯罪等の重要犯罪、侵入、窃盗、ひったくり等の重要窃盗犯や特殊詐欺、来日外国人による犯罪の発生は、県民の体感治安を低下させる大きな要因となります。このためこの種の事件が発生した際には、迅速に捜査体制を確立し、徹底した初動捜査により事件の早期検挙を図るとともに、未解決事件についても粘り強い捜査を推進して事件解決を図るなど、県民の治安に対する不安を払拭する必要があります。
 また、暴力団情勢については、6代目山口組と神戸山口組の間で対立抗争事件が発生するなど、国民、県民の日常生活に強い不安感を与えております。これらの暴力団を弱体化、無力化させるためには徹底した暴力団犯罪の取り締まりはもちろん、暴力団排除活動を推進していく必要があります。このようなことから、重要犯罪、重要窃盗犯等の検挙活動の推進等、4項目を推進項目として重要犯罪等の検挙と組織犯罪対策を推進するものであります。
 3つ目は、交通死亡事故抑止に資する総合対策の推進であります。昨年の本県の交通事故は、発生件数、負傷者数とも平成17年以降、12年連続で減少しております。交通事故死者数についても、昨年は対前年比マイナス21人の17人であり、大幅に減少したところでありますが、高齢者が当事者となる交通事故の割合が高いなど、予断を許さない状況にあります。このため本年も引き続き交通死亡事故抑止に重点を置き、高齢者を対象とした交通事故防止対策や飲酒・薬物運転等の根絶対策を推進するほか、生活道路における歩行者、自転車利用者の安全確保や交通実態の変化に即した交通規制等により、より安全で快適な交通環境を整備していく必要があります。このようなことから、高齢者に重点を置いた交通事故抑止対策の推進等、3項目を推進項目として交通死亡事故抑止に資する総合対策を推進するものでございます。
 4つ目は、テロの未然防止と緊急事態対策の推進であります。国際テロの危険性が急速に高まる中、我が国において2019年にラグビーワールドカップ大会、2020年に東京オリンピック・パラリンピック競技大会がそれぞれ開催されることを受け、本県においてもテロの未然防止、テロへの対処体制の強化等の警備諸対策の推進が必要であります。また、昨年4月に熊本地震、昨年10月に鳥取県中部地震が発生するなど、大規模自然災害はいつどこで発生してもおかしくない状況であることから、災害対処能力の向上等、緊急事態への備えも必要であります。このようなことから、テロの未然防止対策の推進等、3項目を推進項目としてテロの未然防止と緊急事態対策を推進するものであります。
 5つ目は、警察活動基盤の充実強化であります。警察を取り巻く情勢が複雑かつ困難化し、それに伴う県民ニーズも多様化している中、本県警察におきましては、若手警察官の早期育成が求められているほか、士気高く、強靱な組織づくりに向けた人的基盤の強化が課題であります。また、全ての職員が前向きに今やるべきことに全力で取り組んでいくためには、働きやすい職場環境の構築も不可欠であります。このようなことから、若手警察職員の早期戦力化等人材育成の推進等、3項目を推進項目として警察活動基盤の充実強化を推進するものであります。
 以上のとおり、県警察では本年も安全で安心な鳥取県を目指して、全職員が一丸となって各種施策に全力で取り組み、県民の期待に応えていく所存であります。どうぞよろしくお願いいたします。

◎福田委員長
 続きまして、報告2、平成28年中の交通事故概況について、長田交通部交通企画課長の説明を求めます。

●長田交通部総括参事官交通企画課長事務取扱
 交通企画課でございます。それでは、警察資料の2ページ、平成28年中の交通事故概況について御報告させていただきます。
 まず、1番の交通事故発生状況でございますが、過去10年の推移を表にしております。平成28年中の交通事故件数は987件と1,000件を割り込みました。死者数については昭和24年以降2番目の少なさとなる17人ということになっております。特徴につきましては、資料のとおり、丸を3つつけております。死者数が3年ぶりに減少し、件数、負傷者数は12年連続で減少しております。高齢者が第1当事者となる交通事故の割合は24.5%と、過去10年で最も高くなっております。高齢死者数は11人と、前年対比10人減少しましたが、割合は64.7%と高率になっております。この数値のとおり、やはり課題としては高齢者対策であると考えております。
 続きまして、2の交通死亡事故発生状況についてでございます。(1)の死者数の推移についてでございますが、この表は過去70年の推移をあらわしております。統計をとり始めた昭和23年以降、昭和24年に9人と最少を記録いたしました。以降上昇し続け、第一次交通戦争と言われた昭和46年には134人を記録した後、徐々に減少し、ここ10年は25人から42人の間で推移しておりました。
 続いて、(2)の月別死者数でございます。平成27年を青色、平成28年を赤色で表示しております。昨年の特徴といたしましては、夏場と年末に大幅に死者が減少しております。特に例年、死者が増加する11月、12月については発生がございませんでした。
 続きまして、(3)でございます。状態別死者数をあらわしております。歩行者が17人中10人と最も多くなっております。続いて自転車乗用中の4人、自動車運転中の2人というふうになっております。
 続きまして、(4)の事故類型別につきましては、細かく分類しております。道路横断中が多くなっております。平成27年中に多発しましたはみ出しによる正面衝突、単独事故が18件から2件に大幅に減少いたしました。これが死者数の大幅減少の大きな要因となっております。
 続きまして、(5)昼夜別の死亡事故件数でございます。やはり夜間と薄暮の時間帯が多いという統計が出ております。
 最後でございます。本年の対策といたしましては、先ほど申しましたとおり、高齢者対策を中心に行ってまいりますが、季節ごとに事故形態も異なってくることから、交通事故分析を徹底し、関係機関、団体と連携をとりながら各種対策に取り組み、死者数の減少傾向を定着させていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

◎福田委員長
 ただいままでの説明につきまして質疑等はありませんでしょうか。ないですか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 つぎに、その他ですが、警察本部に関して執行部、委員の方で何かございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、意見がないようですので、終了させていただきます。
 執行部の入れかえを行いますので、暫時休憩いたします。

午前10時12分 休憩
午前10時14分 再開

◎福田委員長
 再開いたします。
 それでは、引き続きまして危機管理局及び県土整備部について行います。
 執行部の皆様におかれましては、説明は要領よく簡潔にマイクに向かってお願いいたします。
 なお、質疑等につきましては、説明終了後に一括して行いたいと思います。
 まず、危機管理局から、報告3、災害時応援協定に基づく応援要請訓練及び災害時の緊急連絡訓練の実施結果について、安田副局長兼危機管理政策課長の説明を求めます。

●安田危機管理局副局長兼危機管理政策課長
 お手元の資料の1ページをごらんください。危機管理政策課でございます。
 このたびは2つの訓練を行っております。まず、1つ目が(1)番で書いておりますけれども、災害発生時における各種応援の実効性の向上を目的とした応援要請等訓練であります。そして2つ目が災害発生時における指定公共機関・鳥取県の指定地方公共機関等への緊急連絡を迅速、確実に実施するという訓練でございます。
 1月17日に行いまして、参加していただいた事業者は127団体、防災関係機関は54団体であります。
 3番の訓練内容ですが、応援要請あるいは緊急連絡を電話、ファクシミリ等で行っております。この訓練に先立ちまして、鳥取県中部地震での応援要請の結果を関係課で振り返りまして、応援要請に対する報告書の様式の修正を行っております。例えば昨年までは最大の調達可能数量だけを求めておりましたけれども、このたびは最短の時間でどのぐらいの量の提供ができるのかということも報告していただくというような改善を行ったところです。
 4番、訓練の目標ですけれども、連絡ルート、連絡窓口とかファクシミリ等の手段、これが適切であるかどうかの確認、それから災害発生時の対応についてイメージを持つこと、それから事業者の皆さんのほうから、先ほども申し上げたように、支援可能数量を把握していただくというふうなことでございます。
 ファクシミリが2件届かなかったということがございました。セキュリティー上の理由で登録された送付先からしか受け付けないという設定があるようなことが影響したようでございます。その辺をもう一度確認をしていきたいと。そして今後もさらなる改善を行っていきたいというふうに考えております。

◎福田委員長
 報告4、平成28年鳥取県中部地震に係る被害状況等について、山下危機対策・情報課長の説明を求めます。

●山下危機対策・情報課長
 2ページ目をお願いします。鳥取県中部地震に係る被害状況等について、最新の情報を御報告させていただきます。
 住民の避難所への避難がなくなったことと避難勧告の解除等に基づいて、12月31日をもって県の体制は、非常体制から注意体制に移行しました。災害対策本部はこの時点で廃止させていただいております。
 具体的な被害の状況ですけれども、2番です。1月16日12時現在ということですが、被害情報は、ことしになってから週1回、月曜日に収集させていただくようにしております。その16日の情報です。主なものなのですけれども、人的被害23名で死者はありませんでした。住家被害は1万4,374棟ということで、市町村の内訳は倉吉市が8,935、北栄町が2,097というようなところで、やはり倉吉市の被害が大きかったということです。
 5番ですけれども、公共土木施設被害査定結果ということで金額等をお示ししております。これは後ほど県土整備部のほうからも詳しい説明があると思います。7、8、9なのですけれども、避難所、住民避難の状況、避難勧告の状況ということで、これは全て年内には避難者はいなくなり、避難所も閉鎖、避難勧告も12月27日までに全て解除になっております。10番ですけれども、被災建物の被害認定等ということで、これは罹災証明の発行状況についてお示ししております。1次調査ということで右側、罹災証明書の発行数1万2,153件ということで、この内訳についてもやはり倉吉市が6,173件、北栄町が2,615件ということで、倉吉市さんのほうの被害が突出しているという状況でした。
 3のその他ということなのですけれども、11月21日には復興本部を立ち上げ、復興対策を推進しているという状況です。

◎福田委員長
 続きまして、報告5、島根原子力発電所2号機中央制御室空調換気系ダクトの腐食について、報告6、島根原子力発電所1号機の廃止措置計画に関する審査の状況について(第4報)、報告7、島根原子力発電所2号機の新規制基準適合性審査の状況等について(第31報)及び報告8、平成28年度第2回鳥取県原子力安全顧問会議の開催結果について、水中原子力安全対策監兼副局長兼原子力安全対策課長の説明を求めます。

●水中原子力安全対策監兼副局長兼原子力安全対策課長
 それでは、危機管理局資料の3ページをお願いいたします。まず、1つ目に島根原子力発電所2号機の中央制御室換気系ダクトの腐食について、前常任委員会で御報告させていただいたものの続報でございます。この事案につきましては、法令上違反するということではございませんが、事故や非常時を考えたとき、本来、空調が持つべき機能が失われていたという意味で大変重要だということで、我々も注視しているところでございます。
 前回の常任委員会では、12月8日の中国電力からの報告、現地確認、それから12月9日に説明を受けたことについて報告しました。それ以降、1番にございますように、中国電力が12月16日に原子力規制委員会に報告いたしました。それについて安全協定に基づき本県に報告があったものでございます。
 12月16日に中国電力の鳥取支社長から、同日原子力規制委員会に報告書を提出したと報告を受けました。原因は現在調査中でございまして、再発防止対策は原因調査を踏まえて講じるということでございました。詳細は別紙1につけておりますので、後ほどごらんください。それから、5番に書いてあるとおり申し入れをいたしました。
 12月27日に中国電力が原子力規制委員会に追加報告をいたしました。これについて申し入れに基づき本県にも報告がありました。
 類似点検箇所ということで、12月27日に鳥取支社長から県に報告がありまして、保温剤を全部外して外観点検を全て実施したと。その結果、12月8日に確認した以外にも6カ所で18個の腐食孔、それから3カ所の腐食。それ以外にダクトとダクトを補強しているリベット部分でも開口部があったと。これらについて原因調査結果や再発防止対策については、今後取りまとめた上で原子力規制委員会に報告すると。それから腐食の生成物、いわゆるさびにつきましては、エックス線解析を行って詳細に調査していくというふうな報告を受けました。詳細は別紙2でございます。本県からは翌日12月28日に境港市、米子市と合同で現地確認を実施するということを伝えたところでございます。
 4ページをごらんください。その安全協定に基づく現地確認でございますが、この事案につきましては2回目でございます。28日に現地で関係書類の確認、それから一部の腐食について現場を確認いたしました。なお、腐食が確認されたダクトにつきましては、仮設のダクトに取りかえられていることを確認したところでございます。なお、下のほうをごらんください。経緯ということで(7)で、12月14日に規制委員会で事案が発生、報告され、議題として審議されている。それから29年の1月11日に原子力規制委員会で類似点検箇所ということで、さらに報告され、審議されているということで、この委員会におきましては原因究明と再発防止対策について厳格に確認されていくということが言われました。
 ちょっと載せておりませんが、昨日、1月18日の規制委員会では、全ての原発について同様の事案がないか確認するということが決まったところでございます。この事案については以上です。
 次に、10ページをごらんください。島根原子力発電所1号機の廃止措置計画に関する審査状況の第4回目の報告でございます。
 14回目から16回目ということで、廃止措置中におきましても商用電源が喪失した際には使用済み燃料の貯蔵設備の安全等を確保するために電源が必要ということで、ディーゼル発電機については維持していくということです。14回目では1台、それから15回目では2号機との共用も考慮して2台を残すという中国電力の説明がありまして、16回目の審査では、ディーゼル発電機の維持台数、さらにはこれまでの原子力規制庁の数々のコメントにも回答ございました。昨年12月21日から22日にかけて廃止措置計画の認可申請書の内容に関する原子力規制委員会の現地調査が行われました。その現地調査の結果につきましては、確認できた範囲において廃止措置計画認可申請書の記載に相違がないというふうな確認ができたというふうなコメントがございました。
 次に、12ページをごらんください。島根原子力発電所2号機の新規制基準適合性審査に関する第31回目の報告でございます。
 今回初めて基準津波に関する審査が行われたところでございます。考えられる最大の津波を求めるということで、鳥取県が日本海東縁部に設定した地震による津波ということで、10.5メートルの高さの津波を想定しているというふうな説明がございました。なお、申請時には9.5メートルでした。なお、中国電力が現地に設置している防波壁は15メートルですので、安全性に支障がないことが確認されております。それから規制委員会からは、自治体のモデルに限らず、事業者みずからも厳しくなるようなモデルを設定してさらに評価するようにというふうなコメントがございました。
 2番に書いてあります特定重大事故等対処施設、テロ対策施設でございますが、これについてはまだ9月13日の1回目以降、審査がないという状況でございます。13ページの下段は年度別の審査の進捗状況でございます。平成27年度は32回でございますが、平成28年度は10回という現状でございます。
 次に、16ページをごらんください。平成28年度の第2回鳥取県原子力安全顧問会議等を開催いたしましたので、その御報告でございます。
 これは県の原子力安全顧問から専門的な立場から意見をいただくということで、定期的に開催しておるものでございます。まず、1つ目で、本年度2回目ということで、12月19日に実施いたしました。議題につきましては、2号機の新規制基準の審査状況、それから2号機のテロ対処、特定重大事故対処施設の審査状況、それから1号機の廃止措置計画の審査状況、それから先ほど御報告いたしましたダクトの腐食、これらについて中国電力から説明を受け、顧問にお聞きいただき、意見をいただいたところでございます。
 主な意見といたしましては、鳥取県中部地震の最新の知見を反映させるべき。それから特定重大事故対処施設のフィルタベント、テロ対策施設のフィルタベント、これは今2号機のものを1つつくっており、さらにもう1個つくるわけでございますが、それについて規制庁から求められている多様性についてどう対応するか。それから1号機廃止措置の被ばく線量、それからダクトの腐食については点検頻度はこれでよかったのかという意見があったところでございます。
 翌日、12月20日は2回目となります現地視察をしていただいたところでございます。そこでは安全対策の実施状況等、各種の質問等をいただきました。委員のほうからは、新規制基準の審査には的確に対応するようにということを前提としまして、プラントの構造がよく理解できたということと、社員のモチベーション、意識が低下しないようにしていってほしいということ、それからフィルタベントはフランス製ですので、日本の研究成果も生かすようにと。それから運転員の研修につきましては、現在動いていないので、海外に派遣する研修も考えてはどうかというふうな意見があったところでございます。

◎福田委員長
 続きまして、報告9、平成28年鳥取県消防防災ヘリコプターの運航状況について及び報告10、平成28年度鳥取県消防大会・地域防災推進大会の開催について、森本消防防災課長の説明を求めます。

●森本消防防災課長
 資料の18ページをお願いいたします。昨年1年間の消防防災ヘリコプターの運航状況を御報告させていただきます。なお、消防防災ヘリコプター、新機体「だいせん」は平成27年の12月から運航を開始しておりますので、昨年が1年間通して運航した初めての年ということになります。
 緊急運航件数ですけれども、136件、通常運航件数が143件で合計279回の運航をしております。緊急運航の内訳でございますけれども、中部地震の後の情報収集活動等の災害応急対策が8件、火災の防御が6件、救急搬送が66件、救助が40件、それから熊本地震への緊急消防援助隊での出動などを含む広域航空応援が16件でございます。通常運航のほうは一昨年よりも50件ほど減っておりますけれども、一昨年は機体の更新ということで2機を運航しておりまして、訓練とかテスト飛行等で多くなっておりましたので、その影響から昨年は減っておるところでございます。
 注1にありますように、その間に3件の事故を起こしております。申しわけありませんでした。また、運航休止期間は注2にありますように、365日中80日ということで、前の機体とほぼ同じような傾向でございます。緊急運航の推移につきましては、表をごらんいただきたいと思います。
 次に、19ページをお願いいたします。消防関係者の表彰とそれから中部地震のときの消防団、自主防災組織、災害ボランティアの活動についての話し合いをしていただく鳥取県消防大会・地域防災推進大会を、来月11日に開催しますので、その御報告でございます。
 日時は2月11日土曜日午後1時30分から5時まで。場所が倉吉未来中心の小ホールでございます。日程でございますが、最初の1時間、2時半までが表彰式、15分間の休憩を挟みまして、後半、2時45分から2時間のシンポジウムを終え、最後に大会決議をして閉会という流れにしております。シンポジウムのほうですけれども、コーディネーターに鳥取大学の柗見先生をお願いしております。パネラーとしましては三朝町消防団の米原団長、北栄町消防団の川口団長、それから倉吉市西郷公民館の牧野館長、湯梨浜町の三八市実行委員会の速水事務局長、それから倉吉のボランティアセンターを御支援いただきました日野ボランティア・ネットワークの森本さんの5人をお願いして、「地域で支え合う防災体制づくり」というテーマで話し合いをしていただくことにしております。

◎福田委員長
 次に、県土整備部から、報告11、鳥取県中部地震に係る災害査定の状況等について、福政技術企画課長の説明を求めます。

●福政技術企画課長
 それでは、県土整備部資料の1ページをごらんいただけますでしょうか。鳥取県中部地震に係る災害査定を実施いたしましたので、その状況について御報告させていただきます。
 平成28年12月12日から27日までの間、災害査定を実施してまいりました。1番にその結果がございます。まず、国土交通省関係では、港湾、公園等も含みまして、県、市合わせまして
126カ所、約17億5,000万円余を査定結果としていただいたところでございます。また、農林水産省関係、これは治山関係でございますが、1カ所、3,500万円余を御査定いただいたところでございます。査定率のトータルは、国土交通省関係で97.5%、農林水産省関係で96.6%という結果でございました。その下の表には各工種ごとの査定の結果と金額を記載させていただいております。
 2番でございますが、この査定を受けまして、早期に復旧に向けて発注を進めているところでございます。現在、1月末までで約40%ぐらいの契約を見込んでおります。国道313号あるいは北条川、それから下水道、これらを中心として現在発注をさせていただいておるところでございます。そのほかの工事につきましても、おおむね2月末をめどに早期の復旧、発注を進めてまいりたいというところでございます。
 3でございますが、その後、12月18日などにも震度3の余震なども発生いたしたところでございます。これらにおきまして若干被害が確認されたものにつきまして、追加して1月30日から31日の2日間、下水道を中心にまた災害査定を実施したいと考えております。早期復旧に向けて鋭意取り組んでまいりたいと思っております。

◎福田委員長
 続きまして、報告12、山陰道「北条道路」の都市計画決定手続の状況について、井上技術企画課都市計画室長の説明を求めます。

●井上技術企画課都市計画室長
 資料の2ページをお願いいたします。北条道路の都市計画決定手続の状況について御報告申し上げます。
 昨年10月7日の常任委員会で地元説明状況について御報告させていただいたところでございますけれども、その後の12月27日に鳥取県都市計画審議会で本審議されまして、都市計画案が適当との答申をいただきました。既に国土交通大臣への同意、協議の文書を発出しておりまして、この同意を得た上で予定どおり今年度中に都市計画決定の告示を行う予定でございます。
 2に都市計画案の概要を表示しておりますけれども、これは既に御説明したとおりでございます。位置図にあります赤い部分の北条道路を新たに都市計画決定しまして、あわせて黄色い部分の北条倉吉道路、県管理部分も新たに都市計画決定を行う。関連する青谷羽合道路、東伯中山道路、紫色の部分ですけれども、これも延伸して北条道路とつなげると、こういうような案につきまして計画案適当という答申をいただいております。
 次のページをお願いいたします。(4)でございます。本案につきましては、昨年の11月8日から29日の3週間、公告縦覧いたしておりまして、それにつきまして意見書が1通提出されております。この内容は計画に反対するとか、直接計画案にかかわるものではございませんでしたけれども、意見に対する回答を審議会で御報告させていただいております。主な内容は、側道部分、交差点等の草刈り等の維持管理、さらに安全対策をしっかりするようにということが1つございまして、これにつきましては、管理者の国交省にお話を伺いまして、ちゃんと対応していくというふうに聞いております。最後にもう1点、北条道路沿線の北条オートキャンプ場でございますけれども、ここら辺、周辺の海浜林と一体的に利用をしやすくするようにという御意見でございます。橋をかけたり道路を広げたりというような御意見でございますけれども、これはオートキャンプ場の管理者でいらっしゃいます北栄町さん、まちづくりの主体でもございますけれども、こちらにしっかり申し伝えていきたいというふうに回答しておりまして、この回答を踏まえまして、審議会で計画案は適当であるという答申をいただいております。
 最後になります3、今後の予定でございます。平成29年に入りまして、現時点で大臣同意の協議中でございまして、予定としましては2月下旬には都市計画決定の告示をすることを考えております。これをもちまして今年度中に北条道路の新規事業化箇所の決定につなげていけるような対応をしていきたいと思います。

◎福田委員長
 続きまして、報告13番、第8回米子駅南北自由通路等整備事業協議会の概要について、河田道路建設課長の説明を求めます。

●河田道路建設課長
 道路建設課です。資料の4ページをお願いいたします。1月12日に第8回米子駅南北自由通路等整備事業協議会が開催されましたので、概要を報告いたします。
 まず最初に、JRから新支社ビルの建設位置、新駅ビルの事業主体及び事業スケジュールについて報告がありました。新支社ビルの建設費につきましては、山陰の鉄道発祥の地としてふさわしく、にぎわいのあふれたまちという観点で、駅舎、自由通路、それから支社ビルが一体感のあるようなものでできたらよいという考え方に基づきまして、駅前のJRグループ会社事務所を取り壊して建設するということが報告されました。県といたしましては、米子の玄関の顔ということで非常によい位置に存置していただいたものと感謝しているところございます。
 5ページに資料1ということでイメージパースをつけてございます。横にしていただきまして、図面左から、現在あります指令ビル、これは1階に日本旅行が入っているビルでございます。その横に新駅舎、自由通路、新駅ビル、残存ビルがありまして、その続きに新支社ビル、ちょうどバスターミナル前のあたりになりますけれども、新支社ビルが建設されるということとなりました。
 4ページに戻っていただきまして、次に、新駅ビルの事業主体についてでございます。新駅ビルの事業主体につきまして、JRグループ会社にすること、それから規模につきましてはまだ決まってはいませんが、既存の飲食、物販などの機能は確保する方向で、行政機関の入居について引き続き県、市と協議していくことの報告がなされました。新駅ビルにつきましては、三者協議会の中でも一、二階はJR、三、四階を県、市が入居を支援するということを想定して議論を進めてきているところであります。県といたしましては、行政機関の入居につきまして適切な価格であること、また今後行政機関以外での入居についても議論していきたいと考えているところでございます。
 次に、事業スケジュールでございます。6ページの資料2をお願いいたします。1月11日にJRから米子市に対しまして、都市計画決定の同意がなされました。現在、米子市で都市計画決定の手続を進めているところでございます。年度内に都市計画決定、事業認可、JRとの協定締結がなされる予定でございます。平成29年度には自由通路等の詳細設計、新支社ビル等の詳細設計及び残存ビルの耐震補強工事に着手する予定となってございます。
 全体の事業の流れでございますが、まず、残存ビルの耐震工事を行い、次にJRグループ会社の既存建物の撤去を行い、その跡地に新支社ビルを建設します。その後、既存の支社ビルを撤去いたしまして、自由通路等の整備工事に着手することとされているところでございます。駅南広場に係る部分につきましては、新支社ビルの建設と並行して、JRの線路等の支障移転工事も進めていくこととなります。自由通路と駅南広場につきましては、新支社ビル建設後、おおむね平成32年度から本格的に工事に入り、平成34年度の完成目標ということでございます。新駅ビルにつきましては、まだ規模は決まってはいませんが、おおむね平成33年度から35年度の予定とされているところでございます。県からは自由通路の設計に際しまして、単に歩くものだけでなく、観光案内や物産紹介など、歩行空間の有効利用をし、おもしろみのある通路としていただくようお願いしているところでございます。
 4ページに戻っていただきたいと思います。次に、米子駅周辺のにぎわい創出についてでございます。今回の協議会に米子商工会議所の同席をいただきました。中心市街地活性化協議会の事業として、昨年度から駅前通りの空きビル調査を実施しておられまして、調査の結果、駅前店舗89店舗のうち入居状況は1階は約8割、2階以上は約6割という報告がありました。今後入居希望者とビル所有者とのビジネスマッチングを行い、駅前のにぎわいづくりに貢献していきたい旨の報告がありました。
 県からは、南北一体化により駅南に新たな玄関ができることや、駅北のだんだん広場の活用も含めた地元住民と一緒になったにぎわい創出の議論が必要であること、JRから具体的な事業展開が示されたことで、駅南開発の検討をスタートしていく必要があることなど、駅周辺がにぎやかな空間となるよう意見をしたところでございます。なお、県といたしましては、引き続き県版経営革新などを駆使した民間企業への支援事業や高速バスレーンの拡幅等により、にぎわい創出の後押しをしていくこととしているところでございます。また、JRからは、駅周辺に他の民間投資を持ち込むような取り組みも必要であるとの意見がありました。
 次に、米子市からパブリックコメント、市民説明会の実施結果について、記載のとおりの意見提出者数及び意見件数の報告があり、いただいた意見につきましては、引き続き三者協議会の場やいろいろな場において協議、検討を行い、市民に情報提供していくとの考えを示されたところでございます。
 今後の予定ですが、米子市で今年度末までに都市計画決定、JRとの協定締結が予定されております。JRからのこのたびの公表によって方向性が示され、具体的に事業が動き出すこととなります。引き続き平成29年度の詳細設計に向けて、駅周辺のにぎわいの観点から三者協議会、調整会議等を開催し、検討を進めていきたいと考えております。

◎福田委員長
 続きまして、報告14、浜村川水系河川整備計画(案)の策定について、酒本河川課長の説明を求めます。

●酒本河川課長
 7ページをごらんください。河川課でございます。浜村川水系河川整備計画の策定についてでございます。浜村川水系の浸水対策を図るために、河川整備計画(案)を取りまとめましたので、その概要を報告いたします。
 まず、概要でございますが、浜村川の流域では昭和54年に下流の浜村地区や勝見地区で浸水被害がございました。これを契機としまして、河川整備計画を進めてきたところでございまして、当該地区については浸水被害は軽減されておりますけれども、近年でも勝見地区等で浸水被害がまだたびたび起きておりますので、このたび河川整備計画を策定して、引き続き河川整備を促進していきたいというふうなものでございます。
 計画の目標でございますが、昭和54年の既往災害の浸水被害、この規模を解消できる計画規模としておりまして、期間はおおむね30年でございます。主な整備内容は、浜村川、勝見川、勝谷川、これの流下能力向上のための堤防かさ上げとか放水路整備とか河道拡幅を行うものでございます。全体事業費は約36億円でございまして、下流から一定区間ごとに整備を促進して、早期に効果が発現するように努めてまいりたいと思っております。
 既に住民説明会等を経ておりまして、地元からも早期解消の意見が出ておりますので、河川整備計画を策定して、来年度には交付金事業に着手することを目指したいと考えております。
 裏面の8ページに概要図をつけてございます。平面図と横断図のイメージ図でございます。平面図のほうの緑色で囲った区域、鹿野町から気高町、日本海までございますが、この区域が計画の流域を示しておりまして、上のほう、下流側になりますけれども、太い黒線の部分、浜村川の下流一部と勝見川の下流一部が整備済みでございます。赤い部分が今回整備計画に盛り込む範囲でございまして、浜村川下流は一部堤防かさ上げ、それと中・上流の河道拡幅、そして勝見川の放水路、勝谷川の河道拡幅等を計画しております。

◎福田委員長
 報告15、一定額以上の工事又は製造の請負契約の報告につきましては、県土整備部資料の9ページのとおりでありまして、説明は省略をいたします。
 ただいままでの説明につきまして質疑等はありませんでしょうか。

○森委員
 原子力安全顧問会議なのですけれども、13名でしょうか、せっかくこういった方々にお願いして委員になっていただいておるのですけれども、残念ながら会議を開いても出てきていただけないという状況のようです。それぞれが専門家で欠くことのできない方ということでお願いしていると思うのですが、なかなか日程調整ができないということなのですかね。それでは機能しないのではないかなと思うのですけれども、どういうことになっているのでしょうか。

●水中原子力安全対策監兼副局長兼原子力安全対策課長
 委員おっしゃるとおり、日程調整でなかなか来てもらえないというところがあります。この原因につきましては、各大学の先生ということで、授業を含めていろいろやられていると。ということですので、我々もこの顧問会議の間には結節の場面におきまして、例えば審査でいろいろ重要なものがあれば、ヒアリングという形で中国電力に来ていただいて、専門的な説明をしていただく機会を設けておりまして、そこでフォローさせていただいているような状況でございます。ですので、例えば宍道断層の件ではこの顧問会議だけではなくて、西田先生に聞いていただいたりとか、そういうことでフォローしております。
 いずれにしましても、先生の出やすい時期をできるだけ早く調整していきたいと考えております。

○長谷川委員
 3ページ、原子力発電に関して。空調系のダクトの腐食なのですけれども、直接、規制基準の項目にはないというものの、余りにも初歩的なミスといいますか、そういうことがなぜ起きたのかなと、ちょっと驚きを感じております。これを通して改めて、島根原発に限らず、全国の原発施設の配管ダクト、特にどの施設も海水を利用するということで、塩分、塩害というおそれがあるから、どこにでもこの腐食のおそれがあるのではないかということで、やっぱり重大な出来事であり、問題提起をしていると思うのです。このあたりは中電に対する申し入れと同時に、これは本当に全国一律にこういう項目も重視すべきではないかという申し入れをされるべきだと思いますが、いかがでしょうか。

●水中原子力安全対策監兼副局長兼原子力安全対策課長
 今回の事案につきましては、2号機の保安検査中に見つかったということで、旧規制基準のもとにおいては法令上違反がなかったということで、ただ、新規制基準におきましては、この項目も該当していくというふうに聞いております。新規制基準の中できちんと審査されるということですので、それも注視していきたいということと、先ほど述べましたように、規制委員会のほうでも重大な事案だということで、ダクトの保守管理についてもどのようにしていくべきかということで、技術情報検討会の場等で検討、議論していくとともに、この事案についてはほかのプラントへも水平展開もしていくと、それからこの知見についても水平展開していくということ、それから1月18日につきましては、規制委員会のほうでもう全ての原発に対して点検するようにということを決めております。特に運転中の原発については最優先でやるようにということを決めています。
 いずれにしましても、国の規制にかかわるものでございますので、きちんと国の指導に基づいてやっていくということも確認していくと。それから我々は安全協定がありますので、それに基づいてもきちんと確認していきたいと考えております。

○長谷川委員
 その点よろしくお願いいたします。
 それとその前のページで中部地震に関して、被害状況の最新のものを報告いただいたわけですが、倉吉市が中心であったということでそのとおりなのです。北栄町は触れられましたけれども、三朝町なり湯梨浜町の件数が、時間的なこともあったかと思いますけれどもお聞きができなかったので、むしろ少ないということを前に出していただいて、当初言われた観光面での風評被害というようなものの実情をカバーしていくことにつながればと思っております。ちなみに両町の様子をちょっと聞かせていただきたいと思います。

●山下危機対策・情報課長
 住家被害については、湯梨浜町が1,875棟です。三朝町が993棟ということです。罹災証明の関係ですけれども、湯梨浜町が1,644件発行済みです。三朝町については発行済みが1,102件という状況でございます。

○長谷川委員
 ありがとうございます。今回は住宅、それから他の部局で土木関係、農林関係も掌握をしていただき、それから次なる復旧、復興へのステップに入っていただいているその迅速さに本当に敬意を表したいと思います。よろしくお願いいたします。

○前田委員
 ちょっと提言を。原子力の17ページ。私もいろいろなところを見たのですけれども、廃炉を日本で実際やったというのは日本原子力研究開発機構の東海村だと思っているのですよ。僕は現実見に行った。かつてここが原子炉だったというところも見ましたよ。このメンバーを見ますと、学者さんが多いのですよ。実際実務をやっているのは、日本原子力研究開発機構ですよ。私はここの実務者をメンバーに1人入れるべきだと思う。要は、1号機の廃炉があるでしょう。実際解体して、更地にしているのは原子力研究開発機構ですよ。原子力というのはもともと難しいのだから、私たちはやっぱりそういう知見を入れるべきだと思う。これは提言です。

●水中原子力安全対策監兼副局長兼原子力安全対策課長
 今おっしゃられたように、東海村が終わりまして、現在、発電所でやっているのは浜岡原発の1、2号機が旧規制基準のもとで審査を受けて廃止措置中でございます。それから安全顧問につきましては、そういうふうな観点で今後も充実させていきたいなというふうに考えておって、現在のところ実務者としましては、日本原子力開発機構の青山卓史先生1人に入っていただいております。委員からも御指摘いただきましたように、引き続き充実について検討していきたいと思います。

◎福田委員長
 そのほかございませんか。

○横山委員
 中部地震に係る災害査定の結果というので、17億円余の災害査定をいただいて、大変努力していただいておるというのはよくわかるです。頑張ってもらってありがとうございました。農林水産省林野庁関係でも3,500万ですか。その中で問題は災害復旧工事の発注状況で契約見込みが40%、60件中24件しか出ていないので、この今後の見通しはどうなるか、ちょっと教えてください。
 もう一つは査定結果の予定で、上水道がすごい壊れましたよね。上水道や下水道やいろいろなインフラですぐ復旧しないといけないことがたくさんあると思うのですが、そのことについてはどういうぐあいになっておりますか、お伺いします。

●福政技術企画課長
 2点御質問をいただきました。1点目の発注状況はどうかというところでございます。発災の初期において応急復旧などはもう即刻、査定を待たずして対応した部分がございます。さらにその後の本復旧として今1月末で40%というのをお示ししておりますが、その下の段にございます2月末をめどにおおむね100%発注するようなことで進めてまいりたいと、こんなふうに考えておるところでございます。いろいろ用地の問題などがある部分もございますので、鋭意取り組んでまいりたいというふうに思っております。
 2点目の下水とか上水とか、そういう部分はどうなっておるか。これにつきましても、先ほどの応急復旧と同様、必要な箇所についてはもう即刻早期の対応をしているというところでございます。下水についても応急の復旧はできている部分がありますが、さらに必要な部分、本復旧についてはこれから取り組んでまいりたいと、こんなふうに思っているところでございます。

○横山委員
 ありがとうございます。申しわけありませんが、全力で頑張ってください。

●福政技術企画課長
 はい。頑張らせていただきたいと思います。

○澤委員
 防災ヘリコプターのことでちょっとお聞きしておきたいと思います。運航件数がありますけれども、基本的にヘリコプターは夜間がなかなか難しい部分があるのかなとは思うのです。ちょっとお伺いしたいのは、この中で夜間運航で出動したことがあるのかないのかと、そういうような想定はどうなのだということと、それからそういう夜間の必要性についての通常の訓練みたいなものもやっていらっしゃるのかなとか、そういうことをちょっと確認をしておきたいと思うのですが、どうでしょうか。

●森本消防防災課長
 消防防災ヘリコプターは通常は日没までの運航にしておりますので、夜間は飛んでいないのですけれども、安全な海岸べりですとか、その辺は訓練等では飛んでおります。緊急運航は多分なかったと思いますけれども、これはまた再度確認させて御報告させていただきたいと思います。

◎福田委員長
 よろしいですか。

○澤委員
 お聞きしたのは、夜間には使わないということが多分前提だと思うのですけれども、そういうことも想定しながら今後何らかの場合でやることがあるのか。県外でもそういうことをしているところがあるのかどうかなどということも含めて、ちょっと後でまた教えていただきたいと思います。

◎福田委員長
 次にその他ですが、危機管理局及び県土整備部に関して執行部、委員の方で何かございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 意見がないようですので、危機管理局及び県土整備部についてはこれで終わります。
 暫時休憩をさせていただきます。入れかえをしたいと思います。

午前11時02分 休憩
午前11時03分 再開

◎福田委員長
 再開いたします。
 それでは、引き続き地域振興部、観光交流局及び西部総合事務所について行います。
 執行部の皆様におかれましては、説明は要領よく簡潔にマイクに向かってお願いいたします。
 なお、質疑等につきましては、説明終了後に一括して行うこととさせていただきます。
 まず、地域振興部から、報告16、鳥取市の中核市移行に係る県・市の検討、協議等の状況について、衣笠地域振興課長の説明を求めます。

●衣笠地域振興課長
 地域振興部資料の1ページをごらんください。鳥取市の中核市移行に係る県・市の検討、協議等の状況について御報告いたします。
 鳥取市の中核市移行につきましては、県と市の間で権限の移譲や協力体制について検討、協議を行っておりますが、1月25日に予定されています総務省、厚生労働省のヒアリングの後、地方自治法に規定されている中核市移行に係る手続を進めることから、現時点での調整状況について御報告いたします。
 まず、これまでの経過を御説明いたします。平成26年6月に鳥取市長が平成30年度当初の中核市移行を目指すことを表明され、県に協力要請をされたことを受けまして、鳥取市の中核市移行に関する県・市協議会を設置しております。この協議会には4町にもオブザーバーとして出席していただきながら検討、協議を進めておるところでございます。
 特に中核市への移行で鳥取市が保健所を設置することから、県東部の保健所のあり方については東部4町と調整し、住民サービスを低下させないことを前提に、県から市への保健所業務を委託する案で調整を進めることとしまして、円滑な移行に向けて引き続き調整を進めているところでございます。
 次に、中核市移行に係る調整状況ですが、権限などの移譲項目につきましては、1ページ、下の表でございます。
 続きまして、組織体制について、2ページで説明いたします。県から市への業務委託で住民サービスを低下させないということを基本として行っております。危機管理等を含めた県が行っている業務を移行後も引き続き同様に行えるよう、市の本庁、保健所等の人員を含めた組織体制を整備するよう調整しているところでございます。また、県と市が連携し、医師、獣医師、薬剤師などの採用が困難な専門的人材の確保を円滑に行うということで、鳥取市において保健所に必要な人材を確保するとともに、必要な研修などを実施して業務を適切に行うようやってまいりたいと調整しておるところでございます。
 住民の方への周知につきましては、昨年9月から12月までの間、保健所の業務について、鳥取市、東部4町と連携し、調整状況を4町の広報紙で集中的に広報を行ったり、ホームページで広報するなど、住民の方にわかりやすい内容で提供するよう工夫しているところでございます。また、昨年10月には東部4町において県の主催で住民説明会を行っておりまして、県から4町の保健所業務の市への委託と主な保健所業務について、市から保健所設置に向けた準備状況について説明し、意見交換などを行っております。今後は随時関係団体へ説明するとともに、各町の広報紙で準備状況などにつきまして周知を行っていくこととしております。
 今後のスケジュールといたしましては、1月25日の国のヒアリングを受けて、中核市移行に係る市の執行状況や県・市の連携、協力体制について確認を受けるということになりますので、2月以降、地方自治法上の手続、市からの指定同意の申し出などにつきまして手続を進めます。円滑な事務移譲ができるよう、引き続き県と市の間で協議や取り組みを行っていくこととしておりますので、よろしくお願いします。
 詳細につきましては、資料1、2をごらんいただければと思います。

◎福田委員長
 続きまして、報告17、米子香港便の利用状況と今後の利用促進の取組について、寺口交通政策課長の説明を求めます。

●寺口交通政策課長
 そうしますと、少し進んでいきまして、資料の54ページをお願いしたいと思います。米子香港便につきましては、昨年9月14日の就航後、約4カ月経過しました。この時点で一度これまでの利用状況等につきまして報告させていただきたいと思います。
 まず、1番でございますが、ここまでの利用状況につきましては、9月は半月程度の運航ではございましたが、搭乗率は53.4%。その後、10月が59.0%、11月は70.9%、12月は72.9%ということで徐々に上向いてきているところでございます。香港航空のほうからは、就航後まだ期間もたっていない、または人が動きにくくなってくる11月、12月の時点で70%に乗ってきたというのは非常にいい状態ではないかと評価していると伺っております。また、この約4カ月の全体で見たときの外国人と日本人の利用の比率につきましては、おおむね外国人が75%で日本人が25%程度になっております。
 ただ、1月の現時点の予想につきましては、59.1%と少し低くなっております。これは1月28日の春節を前に、香港では旅行を手控えているという状態で、他の空港も同じ傾向が出ているというふうに伺っております。2月にはまた11月、12月並みに戻ってくるのではないかと予想されていると伺っているところでございます。
 今後の主な利用促進の取り組みということでございますけれども、まず、インバウンド対策といたしまして、香港地内での鳥取県の情報発信ということで、今月から来月半ばにかけましてMUJI香港という商業施設内におきまして、香港の写真家のウィルチョオ氏によります、砂丘や大山の鳥取写真展の開催ですとか、「CRAFTED TOTTORI 鳥取の工芸品と暮らしを訪ねて」ということで、鳥取の工芸品の展示紹介等を実施していこうとしております。また、カニとか温泉をテーマにして、深センの最大の新聞社であります深セン特区報ですとか、インターネットのユーチューブに動画を配信しているYICKLAUという女性の2人組がいるのですけれども、こちらの方々のFAMツアー取材の受け入れを今後予定しているところでございます。そのほかこれまでと引き続きまして、EGLツアーズ等の香港の旅行会社と一緒になりました香港市民向けの旅行説明会の開催ですとか、香港航空と連携いたしまして航空機の中の機内誌でございます「Aspire」に、鳥取の食の紹介などを実施しているところでございます。
 次に、アウトバウンド対策でございますが、特に土曜日に米子を出て水曜日に帰ってくる4泊5日向けの旅行商品造成の働きかけを今後強めていく必要があるだろうと思っておりまして、香港経由でタイやベトナムに行くような旅行商品の造成の働きかけなども行っていきたいと思いますし、山陰地域内の商工団体とか教育機関等への利用の働きかけにつきましても、継続して実施してまいりたいと思います。さらに、今後、中期的な取り組みといたしまして、教育とかスポーツ分野など、幅広い分野で香港やマカオ地域との交流をこれからつくり上げていくことが大切だというふうに考えておりまして、それらの可能性につきましても積極的に調査してまいりたいと考えております。そんな中で現在、東京のほうにございますマカオ政府観光局というところから、2月の下旬にも鳥取県内のほうで教育関係者とか旅行業者に対するマカオを紹介するようなセミナーも開催したいというお話をいただいておりまして、現在先方と調整中でございます。
 この件につきましての報告は以上でございますが、ちょっと1件、委員の皆様にお断りさせていただきたいと思います。毎年この時期というか、この常任委員会のタイミングで県内の航空便の夏ダイヤについても報告をさせていただいているところでございますけれども、3月から始まります夏ダイヤにつきまして、実はこれが本日夕刻に各航空会社のほうから発表になるということを伺っておりまして、今のタイミングでは間に合っておりませんので、本日発表があり次第、取りまとめまして、委員の皆様には夕刻以降にファクスという形になって大変申しわけないのですが、そういうような形での御報告をさせていただきたいと思います。何とぞ御了承いただきたいと思います。よろしくお願いします。

◎福田委員長
 続きまして、報告18、倉吉未来中心の状況につきまして、神庭文化振興監兼文化政策課長の説明を求めます。

●神庭地域振興部文化振興監兼文化政策課長
 文化政策課でございます。昨年11月21日に被災いたしました倉吉未来中心の現在の状況についてお知らせいたします。施設の再開見込みですけれども、小ホールを1月27日の金曜日より再開予定でございます。こちらは正面玄関がまだ被災しておりますが、小ホール横のガラスの横のほうに仮設の出入り口を設けまして、小ホールの入り口を確保して再開したいと思っております。56ページに図面をつけておりますが、横にしていただいてみて、真ん中あたりが正面玄関なのですけれども、そちらの小ホールのほうの右側のほうのガラス面、こちらのほうに仮設の出入り口を設けまして、小ホールの出入り口を確保いたしまして、小ホールだけでも1月末に再開したいと思っております。
 55ページに戻っていただきまして、再開にあわせまして再開セレモニーと記念コンサートを実施予定でございます。日時は1月27日の午後3時から、県の文化振興財団の主催で、ホワイエでのテープカット等のセレモニーの後、3時過ぎからは鳥取県出身の弦楽アーティストの演奏をお楽しみいただくこととしております。きのう付けで議員の皆様にも再開セレモニーの御案内をしておりますので、御都合のつく方はぜひ御参加いただけたらと思っております。
 次に、大ホールでございますが、大ホールもエントランスホールとあわせまして今工事をしております。できましたら3月の中旬ぐらいを目標に再開したいと思っております。また、全館の再開につきましては、アトリウムの補強設計に時間がかかりますので、ゴールデンウイークの前後を目指したいと思っております。
 また56ページを横にしていただきますと、アトリウムと書いてありまして、その横のほうに斜めで赤い線が入っております。こちらの今はつい立てはなくて工事をしているのですけれども、大ホールの再開にあわせまして、入り口をちょっと確保しなければならないということで、アトリウムにはお入りいただけないのですけれども、ここの斜めの赤い線のところに新しく仕切りを設けまして、正面玄関のほうから大ホール、小ホールのほうに入っていただくようにして、3月に再開をしたいと思っております。
 済みません。また55ページに戻っていただきまして、(3)ですけれども、これまでの再開状況は以前にも情報をお出ししたように、男女共同参画センターとか二十世紀梨記念館は再開しております。
 今後の主なイベントといたしまして、せっかく小ホールがあきましたので、昨年秋に予定し、延期になっておりましたとりアートの中部事業、また中部元気プロジェクトといたしまして3月に狂言・落語の公演を予定しております。
 参考といたしまして、被災状況を再掲しております。

◎福田委員長
 続きまして、報告19、第72回国民体育大会冬季大会「ながの銀嶺国体」への鳥取県選手団の派遣につきまして、小西スポーツ課長の説明を求めます。

●小西スポーツ課長
 それでは、57ページをお願いいたします。第72回の冬季国体ですけれども、ことしは長野県で行われます。スケートが1月27日から5日間、スキーが2月14日から4日間の日程であります。このほどスケートの選手団が決まりました。メンバーは7名でして、記載のとおりでございます。ことしはフィギュアが出れないということになりまして、選手はスピードスケートの塚田悠選手1名のみとなっております。なお、スキー競技ですけれども、来週、県予選会がありますので、その結果を受けて決定されるということでございます。

◎福田委員長
 次に、観光交流局から、報告20、「とっとりで待っとります」国内向け旅行商品造成支援事業の申請状況について及び報告21、東京での「ジオパークフェア」開催について、岩下観光戦略課長の説明を求めます。

●岩下観光戦略課長
 それでは、観光交流局資料の1ページをごらんください。「とっとりで待っとります」国内向け旅行商品造成支援事業の申請状況等について報告させていただきます。
 中部地震の風評被害による影響を払拭するために、観光庁の補助金1億円と11月議会で予算措置いただいたものを合わせて1億5,000万円を充当して行うものでございます。各国内旅行社から、71社ですけれども、5万6,056人泊の申請がございました。非常に多かったもので、それに対して10月専決予算の災害復興調整費から5,000万円を充当して2億円規模、2万人泊で同71社に対して交付決定を行いました。この内容は、制度の概要に書いてありますとおり、県内に1泊以上する旅行者の方に1万円上限を組み込んだ商品を提供するという内容でございます。
 現在、販売されているツアーの例といたしまして、(1)A社、(2)B社と書いてありますけれども、例えばA社の場合は1泊2日のバスツアーというようなツアー形式のもの、それから(2)のB社というのも県内の旅館、ホテルに1泊以上して個人型のフリープランで観光施設の入場券がセットになったような形のもので、県内移動は各自手配というような、大きく分けてこういう2種類のものがございます。実際申請が非常に多く、その中でもバスツアーが多いということで、この補助金で採択できなかったツアーについては、従来から実施しておりますバス代の上乗せ支援への振りかえをお願いして、鋭意催行をしていただいているところでございます。
 引き続きまして、2ページをごらんください。東京での「ジオパークフェア」の開催について説明をさせていただきます。ジオパークの認知度向上を目的に、2月4日に東京有楽町駅前広場で当該フェアを開催することになりましたので、報告をさせていただきます。
 このフェアは北海道、新潟、京都、兵庫、鳥取、高知、島根、長崎、熊本の9道府県が連合となっている団体が主催になっているものでございます。ここでは山陰海岸を含むユネスコ世界ジオパーク8カ所、それから日本ジオパーク23カ所の参加を得て行います。
 内容は、ジオパークの魅力を語るトークセッション、それからジオパークの起源となる火山の爆発と大地の動きを模型で知ることができるコーナー、それからジオパーク関係道府県の東京のアンテナショップをめぐるスタンプラリーなどを企画して行う予定にしております。

◎福田委員長
 報告22、米子香港便の利用状況と今後の利用促進の取り組みについては、先ほど交通政策課から説明がありましたので、省略をさせていただきます。
 報告23、第5回まんが王国とっとり国際マンガコンテストの審査結果及び表彰式の開催について、報告24、水木しげる魂の漫画展の開催について及び報告25、水木しげる生誕祭の開催について、江原観光交流局参事監兼まんが王国官房長の説明を求めます。

●江原観光交流局参事監兼まんが王国官房長
 まず、資料の4ページをお願いします。第5回まんが王国とっとり国際マンガコンテストの審査結果及び表彰式についてであります。
 今年度、第5回目となりますコンテストを実施いたしました。昨年末に審査会を開きまして、受賞作品を決定いたしました。表彰式ですけれども、2月25日にホテルニューオータニ鳥取で開催いたします。受賞者を招きまして表彰式を行った後、鳥取市出身の声優の近藤孝行さん初め、声優の皆さんによって受賞作に公開でアテレコをするという形で作品の発表をしたり、審査員によるまんが談義等を行うこととしております。
 2番目の今回の受賞作品ですけれども、5回目となりまして、全体のレベルは上がってきているのですけれども、突出した作品がなかったということで、今回最優秀賞は該当なしという結果になっております。そのかわり優秀賞5点、審査員特別賞4点、そして15歳以下を対象としたU-15賞を選んでおります。傾向としましては、若い人の作品が多くなってきているということと、それから一コマ漫画、四コマ漫画は日本人が多いのですけれども、ストーリー漫画で外国作品のすぐれたものが非常に多くなっておりまして、今回も優秀賞、イタリア人、それからロシア人が受賞して、表彰式にも来ていただくことになっております。
 今回の応募状況ですけれども、全体では応募作品618作品ということで、昨年の1.5倍にふえております。また、国別でいいますと24の国と地域からということで、これも5回目にして過去最高となっております。特にヨーロッパからの応募が今回ふえたというのが特徴になっております。
 続きまして、5ページ、水木しげる魂の漫画展の開催についてであります。
 一昨年の11月に水木先生が亡くなられまして、先生の偉業を顕彰するために、漫画家水木しげるの多彩な画業を振り返って、その作品の尽きない魅力に迫る企画展ということで、「水木しげる魂の漫画展」を、2月18日から4月2日まで42日間、県立博物館で開催させていただきます。入場料は大人800円で、前売りは600円ということで、今週末から前売りを始めるところであります。なお、小中高生、それから70歳以上、障がいをお持ちの方につきましては、入場無料としております。
 2月19日の開幕日には朝、開幕式も開催をしたいと思っております。これには布枝夫人初め、関係者も来られるということで、また委員の皆様にも御案内させていただきます。この開幕式の後には内覧会も予定しておりますので、ぜひこの機会に水木作品を御観賞いただければというふうに思っております。
 6ページですけれども、水木しげる生誕祭の開催ということで、これも先生の功績を後世に伝えるという意味で、境港市と県との共催で生誕祭を開催させていただきます。開催日は3月4日ということで、誕生日は3月8日ですけれども、県外からも多くの方に参加していただきたいという御家族の意向も踏まえて、3月4日の土曜日ということでさせていただきます。
 3月4日の1時半から境港市文化ホールにおきまして、生誕祭第1部ということで、こちらにも布枝夫人、関係者に来ていただきますけれども、メーンは鬼太郎ミュージカルの脚本、演出を担当しておられるラサール石井さんをメーンゲストとして、境港市出身のテレビプロデューサーの結城さん等による、水木作品を語り尽くすトークショーですとか、参加していただいた方を交えたクイズ大会、それからミニライブ等を行います。このときは多くの方に妖怪の仮装で参加していただくというのを一つのコンセプトにしておりまして、妖怪仮装で参加していただいた方には記念品のプレゼントということにしております。こちらにつきましても、委員の皆様にまた御案内を差し上げたいと思っております。
 この日は文化ホールでのイベントだけではなく、17時から水木しげるロードでも妖怪仮装で参加していただいた人に練り歩きをしていただいたり、水木しげる記念館前での鏡開き、カニ汁の振る舞い、そしてバースデーケーキのお裾分け、こういったことを行うこととしております。

◎福田委員長
 最後に、西部総合事務所から、報告26、東西横断サイクリングルート(西部ルート)整備に係る検討会の開催について、八幡地域振興局西部観光商工課長の説明を求めます。

●八幡西部総合事務所地域振興局西部観光商工課長
 西部総合事務所の資料の1ページをお願いいたします。東西横断サイクリングルート(西部ルート)整備に係る検討会の開催について、御報告いたします。
 先月、12月22日に官民共同で構成するサイクリングルート整備検討会を開催し、国道9号などを活用し、県内を東西に横断するサイクリングルートを県西部で先行して整備することについて意見交換を行いましたので、その概要を御報告いたします。
 目的、日時、場所などについては、資料記載のとおりでございます。4番に掲げておりますように、サイクリング関係者、経済関係、観光関係の皆様、国土交通省、地元市町、それから鳥取県警ということで26機関、30名弱の皆様にお集まりいただき、御議論をいただきました。
 当日、会議に提案したルートの素案を参考以下に掲げております。ルートは県西部から兵庫県境までの整備を念頭に置き、下の図にありますように、既に4県連携広域サイクリングルートとされております。こういったルートに接続するものとして、ひとまず県西部におきまして米子市淀江町から北栄町まで、西部ルートとして約36キロについて今年度中にルート設定を行いたいとの提案を行ったところでございます。
 整備の内容についてですが、路面標示あるいは路線のコンビニなど、商業施設を活用したサイクリスト支援の仕組み、それから看板やマップを活用した情報発信などについて考えておりまして、表に記載のとおりの役割分担で推進を図っていくことを提案したところでございます。
 会議の結果を5に掲げております。本年3月末を目途に、関係者の皆様の合意形成の上、西部ルートとしてひとまず設定するということについて御了解をいただいたところでございます。年明け早々から早速警察、各所との協議を始めているところでございまして、今後は道路管理者様との安全性協議、それから沿線住民の皆様への理解促進、また魅力の向上対策、サイクリスト支援体制の拡充など、関係者との協議を進めてまいりたいと思っております。

◎福田委員長
 続きまして、報告27、特定非営利活動法人大山中海観光推進機構(「大山王国」)の検査結果について、関地域振興局副局長兼西部振興課長の説明を求めます。

●関西部総合事務所地域振興局副局長兼西部振興課長
 御説明いたします。昨年の12月27日、大山王国への委託業務について不適切業務があったとの大山町からの発表を受けまして、NPO法に基づく検査、指導を行いました。
 検査概要は、1月13日、法人の本部において、大山王国理事長ほかから聞き取り、あるいは書類を確認して、適正か否かの検査を行ったものです。
 主な検査結果は、枠囲いの中にございますとおり、まず、第1点目としては、大山町の監査で指摘されている大山町委託分を除くと、会計処理は税理士により適正に行われ、証憑書類も全て適正でございました。鳥取県の委託事業であるスマホアプリ「TOTORIP」、大変恐縮です。「TOTORIP」のスペルがちょっと間違っておりまして、2つ目のOの字はTに「TOTTRIP」が正しゅうございます。鳥取とトリップの実は合成語でございまして、大変失礼いたしました。スマホアプリ「TOTTRIP」による情報発信も適正に会計処理された中に含まれておりました。また、公開されている決算に計上もされておりました。
 しかし、大山町が発表された不適切と御指摘のあった事項については、NPO法により公開義務がある平成25年度から27年度、3年分の会計処理の中に含まれておらず、当該分が不適切である可能性がございます。ただし、当該受託分は税務署調査等により、証憑書類や通帳の備え置きが現場にございませんでしたために、後日追加で検査を行う予定としております。
 同法人の石村理事長からは、当該受託分は大山町職員の理事が大山王国の別口座で管理しており、契約及び出納状況の報告が理事長に対して全くなかったため把握していなかった。そのため県の報告、税務申告に漏れが生じたものだ。理事長として管理責任を感じている。ということとあわせて、現在、税務署から修正申告に向けた指導を受けている。その結果に沿った正しい修正申告を行うとの説明がございました。もう1点は、定款と実際の運営との間に総会の開催通知の方法や議事録作成方法に一部不整合がございまして、定款と一致させるよう指導したところでございます。
 今後の処理につきましては、既に一昨日、検査結果と改善方針報告を依頼する通知文を出しております。その回答は1月31日までに求めることといたしております。今後、米子税務署の指導に沿った国税の修正申告への対応状況や追加確認検査の状況を踏まえて、処分の要否を含めた県としての方針を決定することとしております。いわば今回は中間報告という形です。
 以下は事案の経過とNPO法の抜粋をつけたものでございます。

◎福田委員長
 ただいままでの説明について、質疑等はありませんでしょうか。

○前田委員
 西部総合事務所の1ページでお尋ねします。参集機関に鳥取県と書いてあるが、僕は、何か下手なのだなと思う。僕は道路認定の話を一生懸命言うのだけれども、県土整備部には初めから相談がないというのだ。初めから相談しないといけない。ここの鳥取県の中身を教えて。鳥取県と一くくりになっているが、中身を教えてほしい。要は下手なのだ。気遣いが。

●八幡西部総合事務所地域振興局西部観光商工課長
 記載上は鳥取県としておりますが、会議の中には所管しておられます米子県土整備局、倉吉県土整備局、議論の中には入っていただいております。(発言する者あり)済みません。

○前田委員
 本庁を入れないとだめなのです。道路認定、道路告示の権限は、みんな本庁だ。そこが下手だと言っているのだ。全然気を使っていない。

●中山西部総合事務所長
 前田委員、ちょっと説明が漏れておりまして……。

○前田委員
 漏れておるなんて言わなくていい。

●中山西部総合事務所長
 この議論には、きちんと米子と倉吉の県土整備局、それから本庁からも室長に来ていただいたり、課長に来ていただいております。

○前田委員
 いや、だから、鳥取県に括弧書きをして、入れないとだめなのですよ。下手なんだ、とても。初めからみんなが相談に乗ったら前に進む。途中から相談されても知らないとなる。初めから相談に乗っていないということでトラブルになっているのだ、弓浜半島は。よく理解してください、人間の心理、気持ちを。

●中山西部総合事務所長
 わかりました。道路管理者にきちんと最初からご理解いただいて、協力していただくことが筋でありますので、次からはきちんとさせていただきたいと思います。

○前田委員
 ここの下に道路管理者と一くくりになっているが、ここも下手なのだ。いけない。あなた達には権限はない。みんな人にしてもらうのだから、もうちょっと表現に配慮しなさいよ。

●中山西部総合事務所長
 済みません。御指摘を受けて、きちんとこれから配慮した表記なりあるいは会議の持ち方をさせていただきたいと思います。

◎福田委員長
 そのほか。

○横山委員
 長野の銀嶺国体、何でフィギュアは何で出られないのか、そこをもう一回説明して。

●小西スポーツ課長
 フィギュアにつきましては、12月に全国の国体予選会がありまして、それに出場しましたところ、成績が8位以内であると出場できるということでしたけれども、8位以内に入れなかったということです。その大会で8位以内と前年の国体の8位以内が出れるということで、つまり16チームが出場できるということでしたけれども、全国予選で8位以内に入れなかったので、出場がかなわなかったということであります。

○横山委員
 大選手がおるが。武良君。

●小西スポーツ課長
 武良選手ですね。男子は武良選手がいるのですけれども、チームで2人いないと戦えないということで、もう1人がどうしてもいないということで……。

○横山委員
 いや、わかった。それを言ってもらいたいのだ。

●小西スポーツ課長
 失礼しました。

◎福田委員長
 よろしいですか。

○前田委員
 西部総合事務所の2ページ。新聞読んでもよくわからないのだけれども、要は県が予算をたくさん持っていますね。大山王国に委託していますね。それはよかったということですか、これを読むと。一問一答にしましょう。

●中山西部総合事務所長
 今回のNPO検査は、TOTTRIPのほかにも、当然県が委託している事務、今回はその3年分なりも含めてのところになりますが、その分については会計処理なり、そこの部分がきちんと報告の中に入っていることの確認はしています。

○前田委員
 一問一答で頼みます。10月7日の常任委員会でいっぱいソフト事業、ハード事業の説明があったのだけれども、この中で大山王国に委託している分はあるのかな。

●中山西部総合事務所長
 県といいますか、実行委員会から出しているものにつきまして、いわゆるアドバイザー事業を大山王国に委託しております。ハード整備については委託している分はないかと考えております。

○前田委員
 事業主体が伯耆国大山開山1300年祭実行委員会。これは委託している分があると。

●中山西部総合事務所長
 そこの一部分でアドバイザーの委託事業を委託しております。

○前田委員
 というと。

●中山西部総合事務所長
 今回、純粋には県事業ではございませんが、その部分も含めて大山王国の経理の中に入っている部分は確認をしております。

○前田委員
 この事業と大山町とのが大山王国に委託しているということですか。

●中山西部総合事務所長
 大山町は大山町で委託されていて……。

○前田委員
 別でこれも大山町に……。

●中山西部総合事務所長
 今回の実行委員会の分は実行委員会として大山王国に委託しています。ですので、大山町のほうから指摘されている監査とかで出ている事業とは、今回の分は全く別個になります。

○前田委員
 別個。わかりました。県費については間違いないということですね。
 わかったのだけれども、何か出ばなをくじかれたような気がして。大山王国という名前が何かすごくイメージが悪くなったのですよ。ここらあたりはどうなのですか。

●中山西部総合事務所長
 NPO関係の分については、関が御報告いたしましたように、まだ引き続き調査する部分もございます。米子税務署で帳票等を預かられている分がありますので、そこについてきちんと調査等を継続いたします。これから大山1300年も含めた事業を来年、再来年、本番が平成30年であります。それに向けていろんな形の事業の準備などを進めておるところでございますが、何ていいますか、勢いが今出てきつつあるような気がしております。この勢いを殺さないためにどうしたらいいのか、そのあたりはいま一度実行委員会の関係者、大山王国以外の市町村ですとか、経済団体の関係者もございますので、こういったような状況を踏まえながらよくお話をさせていただきたいと思っています。

○前田委員
 周りがわんわん言ったって当事者ですよ。当事者がどうして信頼回復をされるかということだと思うのですよ。それはどう言っておられるのですか、この石村理事長は。

●中山西部総合事務所長
 まだ明確にこうするというお話まではお聞きはしておりませんが、こういったような全体の状況とかも石村理事長とは話を始めさせていただいております。いずれにせよ、ちょっと弁護にはなりますが、大山王国は今まで20年間にわたって大山の関係の振興事業をやってきた団体であることは間違いございません。数々の実績があるのも間違いないかと思います。そういった実績をきちんと守る、そしてこれからも大山のために働いていく、そういったことも含めて、これからの名誉回復といいますか、信頼回復、そういったものを何かしらきちんと努めていただくようなお願いはしていきたいと思っています。

○前田委員
 お願いではない。してもらわないといけないのだ。ようやく西部の全市町村が乗ってき出した機運があるのに、私たちも一生懸命頑張って全市町村働きかけて、ようやく盛り上げようと思ったら、出ばなにこれでしょう。非常に残念ですよ。そこですよ。

●中山西部総合事務所長
 そういった厳しい御指摘は当然、西部のいろいろな関係各位からもお聞きしておりますので、きちんとお伝えし、必ず信頼回復をしていただきたいと思います。

○前田委員
 いや、言ってくださいよ、本当に。

○野坂副委員長
 調査中ということなので、また外部監査等の報告などもありますから、またそれを受けて委員会にも報告があるのだろうと思いますけれども、先ほど所長のほうからもありましたけれども、20年間やってこられ、この近年の大山の盛り上がりに対して確固たる実績というのはあるわけですよね。大山王国の果たした役割、そしてまた大山町職員のAさんも一緒になって頑張ってきた事実というのはあるのだろうと思うのです。それと今回の不適切な会計処理であったり事務手続というのが、先ほど前田委員もおっしゃいましたけれども、余りにも残念ということで、せっかく盛り上がった機運が頭から冷や水かけるようなことがないように、県としてもしっかりとバックアップ、フォローをお願いしたいというのがまず第1点。
 それとソフト事業をさまざまやってこられたのですよ。要するに大山の認知度を上げるとか、いろいろな大山にかかわるソフト事業をずうっと中心となって手がけてきているわけですよ。それでそこに県も発注する、大山町もやる。いろいろやっているわけですけれども、やはり数字として見えてこない部分というのがあるわけですよね。感覚的にはわかりますよ。日本遺産にしたって満喫プロジェクトにしたってさまざまな大山の大きな動きというのに、少なからず貢献されてきていると思うのですよ、これらの人は。だけれども、やはり効果がわかりづらい。ですから、経済効果なのか、どういった項目でそれを検証するのかは別として、今までこの20年間ずうっと投じてこられた効果の検証、こういったようなものもまた考えてみてはどうかと思うのですけれども、いかがですか。

●中山西部総合事務所長
 野坂委員からの御指摘でございます。当然今までの成果なり、頑張ってきたところとかは評価しつつも、やはり未来にわたって大山関係のものをこれからどうやって振興するのか。当然これからどういう形で信頼回復するかですとか、あるいはどういう防止対策をとっていくのか、きちんと方向性を見せていただかないといけないと思っています。そうしたものを含めて、全体の協力関係ですとかこれからの動き、そういったものを我々もフォローするとともに、なおかつやはりいろいろな不明朗といいますか、余りはっきりしたものが見えないというのはよくないと思います。きちんとした形で活動や貢献が、世間からいろいろな目で見える形にしていただくのが大事かと思いますので、そのあたり我々もそういった明朗になる形での御協力、それはこういったNPO検査、またいろいろな事業実施の面も含めながら、いろいろ見直しなりフォローをさせていただきたいと思います。
 今までの活動の効果といいますか検証、数字的な部分も含めてどんな形ができるか、これはちょっとまた考えさせていただきたいと思います。当面彼らが今までどんな形でこの大山振興にかかわって、どんな形で事業なりをやってきたかというところをいま一度大山関係の中で共有するということもありましょうし、そこはちょっとまた次の宿題として考えさせていただけませんでしょうか。

○野坂副委員長
 ぜひとも検討していただければいいと思うのですけれども、例えばトライアスロンなどでも1回経済効果を出しているのですよ。当時の規模と比べ、今の規模は随分とふえてきていまして、やはりいろいろな形で補助をしたり税金を投入していっているわけですから、それがどういう効果に結びついているのかというのは、やはり把握しておく必要というのはあるのだろうと思うのですね。それがいろいろな人の理解につながったり、ある意味いろいろなところで影響してくわけですから、ぜひともどういう形でやるかというのを検討して、実施していただきたいなと思います。お願いします。

◎福田委員長
 大山王国の関係で。

○森委員
 既に前田委員や野坂委員からもあったのですけれども、NPO法人大山王国が果たしてきた役割はすごいものがあったと私は思っています。特にSEA TO SUMMITとか、もう本当に全国規模で大きく定着したものになってきたものや、全国にたくさんの大山のファンをつくってきた。今回この不適切事案があるのですけれども、そのことで全てを消し去ってしまうものでは当然あり得なくて、本当に重要な団体だと思っています。彼らの活動を今後どのようにやっていくのか。冷や水だというお話もありましたけれども、この1300年祭を成功させるためにもやはり彼らは欠かせない団体だと思っていますので、ぜひいい指導で今後につなげられるような形で収拾していただきたいなと思いますので、よろしくお願いします。

◎福田委員長
 よろしいですか、答えはね。

○森委員
 はい。

◎福田委員長
 もう大山王国についてはないですかね。
 その他ありますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 意見が尽きたようでありますので、その他に移りたいと思います。
 地域振興局、観光交流局及び西部総合事務所に関して、執行部、委員の方で何かありませんでしょうか。(「なし」と呼ぶ者あり)ありませんか。
 それでは、委員の皆様に御相談がありますので、この場にお残りください。執行部の皆様は御退席いただいて結構でございます。
(執行部退席)
 お残りいただきましたのは、今年度3回目の県外調査についてであります。
 来週、1月23日月曜日から1月25日水曜日の3日間、県外調査を実施いたしますが、日程はお手元に配付をしている日程表のとおりであります。
 何点か補足説明がありますので、事務局から説明していただきたいと思います。

●宇畑議会事務局調査課課長補佐
 来週月曜日からの県外調査、よろしくお願いいたします。全体の行程につきましては、前回説明させていただいたものと大きな変更はありませんが、最終版をお配りしていますので、再度確認をお願いしたいと思います。
 何点か補足させていただきますと、初日の出発時間が朝とても早くなっております。7時台ですので、お間違いのないようによろしくお願いします。鳥取空港では尾﨑係長、米子空港では私が待ち受けをしております。初日の宿泊先なのですけれども、前回、湯布院のほうで1人部屋の宿泊先が手配できませんというお話になったのですけれども、別府市内のほうで手配できましたので、御報告を申し上げます。あともう1点、前回にもお話ししましたけれども、行きが飛行機で帰りがJRということになりますので、もし自家用車を御利用される場合には御注意をお願いします。

◎福田委員長
 よろしいですか。(「はい」と呼ぶ者あり)では、よろしくお願いします。
 では、以上で地域振興県土警察常任委員会を閉会いたします。

午前11時53分 閉会
 
 
  
 
 

 

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