毎年11月頃、嘱託警察犬等審査会を開催しています。審査は、服従審査、臭気選別審査、足跡追及審査を行い、その結果を踏まえ、合格基準に達した犬と指導手には鳥取県警察嘱託警察犬等嘱託書を交付し、翌年の嘱託警察犬及び嘱託警察犬指導手として活動していただきます。
審査会の受審には、審査申請書などの提出が必要です。本年の審査会は詳細が決まり次第、当ホームページ等を通じてお知らせします。
【令和3年鳥取県警察嘱託警察犬等審査会の開催結果】
1 開催日 令和3年11月11日(木)
2 申請者等 申請指導手5人、申請犬9頭(新規申請犬2頭)
3 審査内容 服従審査、臭気選別審査、足跡追及審査
【審査項目】
〇服従審査:脚側行進(きゃくそくこうしん)、停座(ていざ)、伏臥(ふくが)、立止(りっし)、招呼(しょうこ)、物品持来(ぶっぴんじらい)、障害飛越(しょうがいひえつ)などで、指導手との信頼関係や服従度合いを審査するものです。
〇臭気選別審査:臭気選別台に置かれた5枚の臭気布の中から正解の臭気布を選別する審査です。また臭気布の中に正解を含まない「ゼロ回答」という審査もあり、この場合は、何も選ばないのが正解です。
〇足跡追及審査:仮想犯人の歩行経路を追及するとともに、その経路で遺留物を発見させる審査です。
4 審査結果
令和3年の嘱託警察犬審査会は、新型コロナウイルス感染防止に配慮して新規申請の候補犬のみの実地審査を行いました。継続申請の候補犬及び指導手候補者は、平素の活動状況や訓練会の結果を踏まえ、申請書類による選考としました。実地審査等の結果、新規2頭を含む警察犬9頭と指導手5人を令和4年の嘱託警察犬及び同指導手として嘱託することが決定しました。