鳥取県は海・山・里の豊かな自然環境に恵まれ、素晴らしい食材が数多く生み出されています。 その素晴らしい地域の食資源をアピールするとともに、食を通じて県民皆さんの誇りと地域への愛着を醸成することを目的に、鳥取県では平成19年から「食のみやこ鳥取県」をかかげ「食」をキーワードとした県政を進めています。 食のみやこ鳥取県総合PRパンフレット ・食のみやこ鳥取県農林水産物総合PRパンフレット P.0-11(PDF:4.4MB) ・食のみやこ鳥取県農林水産物総合PRパンフレットP.12-27(PDF:4.4MB) ・食のみやこ鳥取県農林水産物総合PRパンフレット P.28-41(PDF:4.4MB) ・食のみやこ鳥取県農林水産物総合PRパンフレット P.42-45(PDF:1.1MB) 食のみやこ鳥取県PRパンフレット(8ページ) ・食のみやこ鳥取県PRパンフレット前半(PDF:2.6MB) ・食のみやこ鳥取県PRパンフレット後半(PDF:3.7MB
また県では、全国的にもスーパースターとなり得る品種として、脂肪の質のこだわった「鳥取和牛オレイン55」や二十世紀梨のDNAを受け継いだ梨新品種「新甘泉」「なつひめ」、脂ののった大きいハタハタ「とろはた」を中心に、全国に向けた県産農林水産物の情報発信を進めています。 本県は美味しい食材の宝庫ですが、食材が美味しいが故に料理方法が発達する必要が少なく、これまで全国から注目される料理が生まれてきませんでした。 県では地域で統一した「新・ご当地グルメ」の開発や名物料理コンテストの開催、県内の料理や食文化を紹介する情報誌「鳥取食探」などの発行に取り組んできました。 近年、様々な食イベントを打ち出し「山陰道から旧道に降りたくなる」仕掛けを行っている「琴浦グルメストリートプロジェクト」をはじめ、「牛骨ラーメン応麺団」や「米子いただきがいな隊」など、食を通じて地域を盛り上げようという活動が県内各地盛んになっています。平成23年にはこれらの県内活動団体でまとまり、情報交換・PRをしていこうというネットワークも立ち上がりました。 また、平成23年10月には第3回とっとりバーガーフェスタが大山周辺で開催され、全国のご当地バーガー38店舗が集結し、初代グランプリが決定されました。県内からも3店舗がベスト10にランクインしています。 さらに、平成24年6月には「近畿・中国・四国B-1グランプリ」「とっとりご当地グルメフェスタ」が鳥取市で開催されるなど、ご当地グルメによる地域振興活動が増えています。一層の盛り上がりにつながるよう県としても協力していきたいと考えています。 「食のみやこ鳥取県」の活動趣旨に賛同していただいた多くの生産者、販売店、飲食店のサポーターにより、「食のみやこ鳥取県」ののぼり旗が各地でよく見受けられるようになり、その数は1000店を超えました。 「食のみやこ鳥取県」の取り組みは県民の皆様に浸透し、食による地域振興の動きも活発になってきた証と実感しています。 私たち県民がその良さを再認識して自信を持って全国にアピールしていくとともに、新たな特産品づくりや販路開拓を進め、評価の向上と県産品のファンの拡大につなげることが必要です。 県としても県民の皆様の意欲的で創造的な取り組みを応援することで、「食」でマチ、そしてヒトを創る県民力を発揮し、名実ともに「食のみやこ鳥取県」となるよう努めていきたいと考えています。