議員提出議案第1号

朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)によるミサイル発射に関する意見書

 この議案を別紙のとおり提出する。
平成18年7月7日

  • 野田 修 
  • 伊藤 保
  • 湯原 俊二
  • 前田 八壽彦
  • 小玉 正猛
  • 廣江 弌
  • 上村 忠史
  • 鉄永 幸紀
  • 石村 祐輔
  • 中尾 享

朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)によるミサイル発射に関する意見書

 今月5日未明から朝にかけて、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)がミサイル7発を発射し、日本海に落下したと発表された。

 かかる行為は、ミサイル発射凍結延長を明記した日朝平壌宣言に違反する行為であり、とりわけ、我が国を含む関係各国の事前の警告にもかかわらず発射を強行したことは、国際社会に対する看過しがたい挑発であり、我が国の主権と安全保障、国際社会の平和と安定、大量破壊兵器の不拡散の観点から極めて遺憾な事態である。

 また、日本海には本県をはじめ多数の漁船、船舶が操業、航行しており、かかる事態は誠に憂慮に耐えないものである。

 本県議会は、県民の生命と財産の安全及び漁業者の操業の安全を確保する観点から、今回の北朝鮮の行為に対し強く抗議の意思を表明する。

 よって、国におかれては、北朝鮮に厳重に抗議し、二度とかかる事態が発生しないよう、北朝鮮に対し断固たる措置を講じられるよう強く要請する。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

  平成18年 7月 7日

                         鳥取県議会

内閣総理大臣

外務大臣

防衛庁長官   様

衆議院議長

参議院議長

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