
本県が直面する最も大きな課題の一つに人口減少問題があります。東京一極集中に歯止めがかからない中、現在の本県の推計人口は53万人を割り込み、危機的状況ともいえる減少傾向が続いております。急速な人口減少や高齢化の加速に伴う多くの産業での人材不足、地域コミュニティの担い手不足など多くの県政課題が山積しておりますが、当面は人口・生産年齢人口が減少することを受け止めた上で、地域経済や地域社会が機能していく対策を講じていくことが求められております。
このような中、二元代表制の一翼を担う県議会としては、県政へのチェック機能や政策立案機能を十二分に発揮し、県民の厳粛な負託に応えなければなりません。議員自身の自覚と不断の努力により県民から信頼され、35名の議員一人一人の力が発揮できる活力ある議会を実現する必要があります。
鳥取県が大きな岐路に立つ、県政の重要な時期に副議長を務めさせていただきますこと、大変身の引き締まる思いであります。
私はもとより微力ではございますが、議長を補佐し、県議会が公正・公平で円滑に運営できるよう最大限の努力をしてまいりますので、皆様の格別の御支援をよろしくお願いいたします。
第83代鳥取県議会副議長 浜田 一哉
・昭和35年 4月 生まれ
・昭和58年 3月 日本大学工学部 卒業
・平成18年 2月 境港市議会議員当選(以来3期)
・平成27年 4月 鳥取県議会議員当選(現在3期目)
・平成27年 5月 境港管理組合議会議員(現在6期目)
・令和 元年 5月 鳥取県議会総務教育常任委員会委員長
・令和 3年 6月 鳥取県議会議会運営委員会委員
・令和 5年 5月 同上
・令和 5年 6月 鳥取県議会議員定数等調査特別委員会委員
・令和 7年 6月 第83代鳥取県議会副議長就任(6月9日付)