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【伝説】羽衣天女伝説

羽衣(はごろも)天女(てんにょ)伝説(でんせつ)

 ひとりの百姓(ひゃくしょう)が、山腹(さんぷく)の石(いし)の上(うえ)に美(うつく)しく芳(かんば)しい衣(ころも)が置(お)いてあるのを見(み)つけました。さらによく見(み)ると、そばの流(なが)れで、若(わか)い美(うつく)しい女性(じょせい)が水(みず)を浴(あ)びているではありませんか。「天女(てんにょ)にちがいない」石(いし)の上(うえ)の衣(ころも)は、天(てん)の羽衣(はごろも)ということになる。百姓(ひゃくしょう)はその羽衣(はごろも)を盗(ぬす)みました。
 天女(てんにょ)は羽衣(はごろも)がないので天上(てんじょう)に帰(かえ)ることができず、百姓(ひゃくしょう)の妻(つま)になりました。数年(すうねん)たち、二人(ふたり)の子(こ)どももできました。天女(てんにょ)は、子(こ)どもに羽衣(はごろも)のありかをたずねました。子(こ)どもは、父親(ちちおや)の隠(かく)していた羽衣(はごろも)を、母親(ははおや)に渡(わた)しました。。

天女と子ども達

 天女(てんにょ)は、まさにも天(てん)にものぼるよろこびで、羽衣(はごろも)を着(つ)けると、天上(てんじょう)に帰(かえ)ってしまったのです。二人(ふたり)の子(こ)どもは、母(はは)を慕(した)って泣(な)きました。母(はは)が好(す)きだった音楽(おんがく)で、母(はは)を呼(よ)びもどそうと考(かんが)えました。

 近(ちか)くの山(やま)に登(のぼ)り、太鼓(たいこ)と笛(ふえ)を演奏(えんそう)しました。-天女(てんにょ)が衣(ころも)を置(お)いていた山(やま)を羽衣石山(うえしやま)、また、子(こ)どもたちが一生懸命(いっしょうけんめい)、大(おお)鼓(つづみ)を打(う)ち笛(ふえ)を吹(ふ)きならした山(やま)を打吹山(うつぶきやま)といいます。 打吹山の位置

とりっ子通信第14号より

  

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