相談事例１
自分のメールアドレスに、「宝くじが当たった」「余命が短く、身内もいないので１億円をあげます。詳しくはこちらのサイトでお話しします。」などのメールが届いた。本当にお金がもらえるのならいい話だが、これは怪しいと思う。
相談事例２
自分のメールアドレスに「私は芸能人○○のマネージャだが、その○○が仕事のことで悩んでいて、たまたまネットで知ったあなたに、その悩みを相談したいと言っている。二人の会話が外部に漏れてはいけないので、こちらのサイトに登録してもらいたい。謝礼は払う」といったメールが届いた。是非相談にのりたいが、何か気をつけることはあるか。
サイトを訪問したり、メールに返信しない
このようなメールは、詐欺メールです。
メールにある「詳しい話をするためのサイト」とは、メッセージの送受信に手数料が必要な、有料制会員サイトで、お金の受け取り方法や芸能人本人のメールアドレスの公開を「エサ」に、いたずらにメッセージのやりとりを引き延ばし、手数料をだまし取るというのが、この詐欺の手口です。
また、
- お金の受け取りには、あと何ポイントの登録が必要
- お金を振り込む口座を確認するので、○○円振り込んでもらいたい
- あなたと芸能人○○が直接会話してもいいか判断しているので、もう少しメッセージの交換を続けたい
などの文句で、サイトで必要なポイントを購入させたり、銀行口座にお金を振り込ませたりすることもあります。
いずれにしても、宝くじの当せん金がもらえたり、芸能人の連絡先を教えてもらえるなどのことはありませんので、このようなメールが届いた場合は、無視するか、最寄りの警察署またはサイバー犯罪相談窓口まで情報提供してください。