1.概況
平成25年9月の鳥取県鉱工業指数(平成17年=100、季節調整済)によると、生産指数は65.2で前月比5.1%の低下、出荷指数は69.8で前月比5.3%の上昇、在庫指数は93.7で1.7%の上昇となった。
内訳については、生産では、電気機械工業、食料品・たばこ工業、金属製品工業などが低下し、一般機械工業、電子部品・デバイス工業、家具工業などが上昇した。
出荷は、電子部品・デバイス工業、パルプ・紙・紙加工品工業、窯業・土石製品工業が上昇し、電気機械工業、金属製品工業、繊維工業などが低下した。
在庫は、電気機械工業、電子部品・デバイス工業、パルプ・紙・紙加工品工業などが上昇し、食料品・たばこ工業、プラスチック製品工業、一般機械工業などが低下した。
2.業種別生産動向
主要4業種別生産動向をみると、食料品・たばこ工業では、冷凍水産食品、健康食品、惣菜などが低下し、前月比1.9%の低下となった。
電子部品・デバイス工業では、液晶素子、電子・通信機器用部分品などが上昇し、前月比3.5%の上昇となった。
電気機械工業では、民生用電気機械器具、その他の電気機械器具などが低下し、前月比14.9%の低下となった。
一般機械工業では、その他の一般機械、金属工作機械などが上昇し、前月比15.6%の上昇となった。
3.最近の動向
季節調整済指数では、前月比で生産は3か月ぶりに低下し、出荷は3か月連続で、在庫は2か月ぶりに上昇した。
原指数では、前年同月比で生産は3か月ぶりに低下し、出荷は3か月連続で、在庫は18か月連続で上昇した。
鉱工業指数(平成17年=100)
|
季節調整済指数 |
対前月比 |
原指数 |
対前年同月比 |
65.2 |
-5.1% |
67.3 |
-4.5% |
96.8 |
-1.9% |
91.8 |
-4.6% |
65.0 |
3.5% |
70.9 |
16.6% |
50.4 |
-14.9% |
58.4 |
-10.2% |
75.4 |
15.6% |
72.3 |
5.4% |
69.8 |
5.3% |
71.7 |
5.8% |
93.7 |
1.7% |
94.0 |
4.0% |