平成27年度議事録

平成27年5月8日会議録

 開催概要、資料はこちらです。
出席者
(9名)
委員長
副委員長
委員

内田 隆嗣
西川 憲雄
木村 和久
福浜 隆宏
松田 正
濵辺 義孝
伊藤 保
上村 忠史
稲田 寿久

 

欠席者
(なし)


 

傍聴議員  なし
説明のため出席した者
 伊澤総務部長、山本教育長、ほか各局長、次長、課長 
職務のため出席した事務局職員
 黒川課長補佐、遠藤課長補佐、加藤係長

1 開会 午前11時24分

2 閉会 午前11時42分

5 司会 内田委員長

6 会議録署名委員      松田委員、福浜委員

7  付議案件及びその結果
   別紙日程表及び下記会議概要のとおり


会議の概要

午前11時24分 開会

●黒川調査課課長補佐
 それでは、開会に先立ちまして皆様に申し上げます。
 本日の会議は、常任委員選任後初の委員会でありますので、まず正副委員長の互選を行っていただきます。
 互選の職務は、委員長が選任されるまで鳥取県議会委員会条例第6条第2項の規定により、年長の委員に行っていただきます。
 それでは、上村委員、よろしくお願いいたします。

○上村臨時委員長
 それでは、ただいま御紹介いただきました上村でございます。
 甚だ僣越ではございますが、委員長が選任されるまでの間、年長のゆえをもちまして私が委員長の職務をとらせていただきますので、よろしくお願いを申し上げます。
 本日は、委員定数9名に対し9名の出席でございます。したがいまして、鳥取県議会委員会条例第11条に規定する定足数に達しておりますので、ただいまより総務教育常任委員会を開会いたします。
 日程は、お手元に配付しております日程表のとおりでございますので、この順序に従って議事を進めさせていただきます。
 初めに、会議録署名委員を指名いたします。
 会議録署名議員は、松田委員と福浜委員にお願いします。
 それでは、これより委員長の互選を行います。
 お諮りいたします。互選の方法につきましては、いかがいたしましょうか。(「推薦」と呼ぶ者あり)
 推薦によるべしとの意見がありましたが、これに御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議がないようでございますので、さよう決定いたします。
 それでは、委員の皆さんから推薦願います。

○稲田委員
 内田隆嗣委員を推薦いたします。

○上村臨時委員長
 お諮りいたします。ただいま稲田委員から内田委員を委員長に推薦する声がありましたが、これに御異議はございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 異議なしと認めます。よって、内田委員が委員長に決定されました。
 内田委員長、委員長席にお着きになりましたら委員長就任の挨拶をお願いいたします。
 それでは、委員長と交代いたします。御協力ありがとうございました。

◎内田(隆)委員長
 失礼いたします。御推薦いただきました内田隆嗣でございます。
 この委員会は、予算、危機管理、教育と県政の大きな3本の柱を担ってまいります。また公の施設の問題、そして教育では今後いかに県の教育機関、高校教育をどうしていくか等をしっかりと議論しなければなりません。予算に関しても、きちんとこの委員会が審議し指導していく立場にあります。そのことをしっかりと受けとめ、皆さんとともに県政運営の機関であります総務教育常任委員会の委員長の責務を果たしていきますよう努力してまいります。御協力を賜りますようお願いいたしまして、委員長としての挨拶とします。ありがとうございました。(拍手)
 それでは、引き続き副委員長の互選を行います。
 お諮りいたします。互選の方法につきましては、いかがいたしましょうか。(「推薦」と呼ぶ者あり)
 推薦によるべしとの御意見がありましたが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、委員の皆様から推薦をお願いいたします。

○上村委員
 西川委員を推薦したいと思います。

◎内田(隆)委員長
 ただいま上村委員から西川委員を副委員長に推薦する声が上がりました。これに御異議はありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 よって、西川委員が副委員長に決定されました。
 それでは、副委員長の就任の御挨拶をお願いいたします。

○西川副委員長
 失礼いたします。西川憲雄と申し上げます。
 このたび推薦をいただきまして、副委員長を拝命いたしました。内田委員長の御指示のもと、この委員会が円滑に進むよう力いっぱい頑張ってまいりますので、御協力よろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。(拍手)

◎内田(隆)委員長
 それでは、執行部に入っていただきます。(執行部入室)
 ただいまから報告事項を行います。
 質疑については、説明終了後に一括して行っていただきます。
 また、報告第3号、長期継続契約の締結状況については、お手元に配付した資料のとおりであり、説明は要しないことといたします。
 それでは、教育委員会の説明を求めます。前田教育環境課長の説明を求めます。

●前田教育環境課長
 それでは、教育委員会資料5ページをお願いいたします。
 議会の委任による専決事項の報告について、御報告させていただきます。
 工事請負契約の締結についての議決の一部変更につきまして、平成27年4月18日専決処分を行いましたので、報告させていただきます。
 地方自治法第180条第1項の規定により、県立米子東高等学校管理・教室棟新築工事(建築第一工区)でございます。これに係る工事請負契約の締結について、平成27年3月12日に議決をいただいておりました。これの一部を変更することにつきまして専決処分を行いましたので、本議会に報告させていただくものでございます。
 概要でございます。工事名は県立米子東高等学校管理・教室棟新築工事(建築第一工区)でございます。工事場所、相手方等、ごらんのとおりでございます。
 今回、契約金額を6億1,560万円を変更後6億3,033万9,840円に1,473万9,840円の増額を行うものでございます。これにつきましては、平成27年2月に改定されました新労務単価を適用するということで、それに伴います増額を行うものでございます。
 なお、工期等については変更ございません。

◎内田(隆)委員長
 岸根人権教育課長の説明を求めます。

●岸根人権教育課長
 教育委員会資料の1ページをお願いいたします。報告第1号、議会の委任による専決処分について報告いたします。
 今回報告いたしますのは、全体といたしましては鳥取県進学奨励資金貸付金の返還請求等に係る訴えの提起についてが3件、和解についてが1件、鳥取県育英奨学資金貸付金の返還請求等に係る和解についてが1件、合計全部で5件でございます。1ページから4ページ、また6ページにまとめてございます。
 まず、1ページをお願いいたします。1の提出理由でお示ししていますが、この貸付金の返還金の滞納者に対しまして裁判所に支払い督促を申し出たところ、相手方から異議の申し立てがあり訴訟となったものです。
 3ページ、6ページにつきましても、貸付金の内容、支払い督促から訴訟に至る手続につきましては全て同様でございます。
 次に、戻りまして2ページをお願いいたします。鳥取県進学奨励資金貸付金の返還請求等に係る和解でございます。
 1の提出理由でお示ししていますが、この貸付金の返還金の滞納者に対しまして裁判所に支払い督促を申し出たところ、相手方から異議の申し立てがあり訴訟に移行したものにつきまして、県として受け入れることができる内容であると判断いたしましたので、専決処分により和解手続を行ったところです。
 この借り受け者は、先ほど1ページで訴えの提起について御説明しました同じ借り受け者でございまして、支払い督促の後の裁判上の手続といたしまして、通例は異議申し立てを受けた段階でまず一度裁判所で口頭弁論を行って、後日、和解のために改めて口頭弁論を行うというのが通例なのですが、今回につきましては異議申し立てを受けた後、相手方と裁判の期日等について話し合いを行います。その過程で話し合いが円滑に進みまして、1度目の開廷の前に和解の合意が調うめどが立ちましたので、双方に負担のない方法としまして1度の開廷で訴えの提起と同時に和解まで行うということで、同じ期日になってございます。
 最後に、4ページをごらんください。鳥取県育英奨学資金貸付金の返還に係る和解についてです。
 1の提出理由に起訴前の和解とお示ししておりますとおり、手続的には訴訟によりませんで初めから和解を申し出て確定判決と同一の効力を得るという手続によっております。裁判所に支払い督促を申し立てる前に、期限までに納付がない場合は裁判所への申し立ての手続を行いますといういわば最後通知を送るわけですが、この借り受け者はその通知を見られた後に話し合いができる状況となりまして和解に向けた話し合いが調いましたため、訴えの提起は行わずに和解することとしたものです。
 さて、本日、改選後初めての常任委員会でございますので、先ほど説明でいろいろ出てまいりました貸付金の概要、あるいは支払い督促から和解に至る法的措置などの概要につきまして、改めて簡単に説明をさせていただきます。
 まず、鳥取県進学奨励資金でございます。これは既に貸与は終了した事業ですが、地域改善対策事業の一つとしまして大学生、高校生を対象とした奨学金事業でございます。大学生は昭和57年度から、高校生は昭和62年度から貸し付けを開始し、地域改善対策事業の終結とあわせまして平成13年度の貸し付け決定者を最後に制度を廃止しております。そのため、現在は返還業務のみ行っているところです。貸付金は無利子で、返還期間は20年以内で御返還いただくことになっております。
 次に、鳥取県育英奨学資金でございます。これは現在貸与を行っている現行の制度でございます。県内に住所を有する者の子など一定の要件を満たす方で、高等学校、大学などに経済的理由により就学が困難な方に貸与いたしまして、有用な人材を育成するということを目的にしている県の奨学金でございます。
 次に、法的措置の概要について御説明いたします。
 貸付金の償還は、学校卒業後半年間据え置きをいたしまして、最長20年程度の返還計画によりまして毎月あるいは半年ごとに御返還いただいております。多くの方が計画に沿って返還を続けていただいておりますが、中には失業や病気などさまざまな理由によって返還が滞るケースも出てくることがございます。この場合、教育委員会といたしましては電話や文書により相手方の状況を確認するとともに、円滑な返還に向けて返還計画の見直しや返還の一定期間の猶予、あるいは返還免除など、相手方と十分な話し合いを通じて弾力的な対応をとっているところでございます。
 しかしながら、滞納されている方のうちには大変残念ですが、1年以上にわたって返済もなく、教育委員会からのたび重なる問い合わせですとか話し合いの呼びかけにも誠意ある対応をとっていただけないという方がございます。県教委といたしましては、適正な資産管理の観点からこうした方に対しては厳正に対応することとし、支払い督促の申し立てという法的措置に取り組むこととしております。
 申し立ての内容は延滞金の一括返還ということになりますが、通常はこの申し立てに対しまして相手方は一括払いが困難なため、分割払いにしたいという異議の申し立てを行います。異議の申し立てがあれば、民事訴訟法の規定によりまして訴訟に移行することとなります。そして、口頭弁論を通じまして裁判所から分割払いの金額などについての和解勧告案が提示されますが、県教委としては勧告の内容が受け入れられるものであると判断した場合は和解の手続を行うこととするものです。これが主な流れでございます。
 県教委といたしましては、引き続き滞納されている方に対しては粘り強く円滑な返還について話し合いや督促を行っていくとともに、長期に滞納されている場合で当方との話し合いに応じていただけない方については、適正な債権管理の観点から法的措置も含めて厳正に対応してまいりたいと考えております。

◎内田(隆)委員長
 岸根課長、済みません、今のような説明をするときにだらだら読むのではなくて、ペーパー1枚配ったほうがいいですよ。以後そうしてください。よろしくお願いします。
 木本文化財課長の説明を求めます。

●木本文化財課長
 引き続きまして、資料の7ページをお願いいたします。
 公務中の交通事故によります損害賠償に係る和解及び賠償額の決定につきまして、4月18日付で専決処分を行いましたので報告させていただきます。
 和解の内容につきましては概要2のところに上げておりますが、和解の相手方は鳥取市の個人の方でございます。
 和解の趣旨は、県の過失割合を10割とし、県は物損に対する賠償金を64万8,446円、人身損害に対する賠償金を11万1,403円支払うという内容でございます。
 事故の概要につきまして、3のところに書いておりますが、事故発生は平成26年11月10日の夕方でございます。
 事故の状況でございますが、県の埋蔵文化財センターの職員が青谷町の発掘調査現場から気高調査事務所へ移動するために公用車を運転中、渋滞で停車をしておられました相手方の車両に衝突し、双方の車両が破損するとともに相手方の方が負傷されたものでございます。
 事故が発生した場所は鳥取市青谷町青谷地内の青谷インター付近で、鳥取に向かう国道9号線に支線から合流する地点でございます。職員は当時、合流地点が渋滞をしておりましたことから本線の状況に気をとられまして、合流地点手前で停車をされていた相手方の車両に気づくのがおくれたものでございます。相手方は、首に違和感を感じられまして受診をされておられます。現在は治療を完了しておられるところでございます。
 今回の事故を受けまして、当該職員に対しましては厳重注意をするとともに、3月いっぱいまで公用車の運転禁止措置を行ったところでございます。
 また、埋蔵文化財センターは発掘調査現場への移動など公用車を運転する機会が大変多うございますので、所属職員全員に対しまして交通安全の注意喚起と公用車利用の際には出る前に必ず職場のほうから声をかけるというようなことを行いまして、組織での意識啓発の取り組みを行っているところでございます。
 なお、今回の損害賠償額につきましては、参考のところに書いておりますが、全額を保険で支払うこととなっております。
 このたびは大変申しわけございませんでした。

◎内田(隆)委員長
 教育長、今の岸根課長の説明について、ペーパー1枚出してもらえますね、委員の皆様に。よろしいですか。(「準備いたしますので」と呼ぶ者あり)
 ただいまの説明について、質疑等はありませんでしょうか。
 次に、閉会中の調査事項についてお諮りいたします。
 本委員会の所管にかかわる本県の行財政運営、防災体制、学校教育の諸問題その他の主要事業については閉会中もこれを継続審査することとし、その旨、議長に申し入れることに御異議はありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議がないようですので、その旨、議長に申し出ておきます。
 それでは、皆さんに御連絡いたします。
 次回の常任委員会は、5月20日水曜日午前10時から開催の予定であります。よろしくお願いいたします。
 以上をもちまして総務教育常任委員会を閉会いたします。

午前11時42分 閉会 
 

 

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