平成26年度議事録

平成27年3月10日会議録

開催概要、資料はこちらです。
平成27年3月10日(火)
出席者
(8名)
委員長
副委員長
委員

内田 博長
澤 紀男
国岡 智志
福間 裕隆
浜田 妙子
藤井 省三
上村 忠史
斉木 正一 

欠席者
(なし)
   
 

説明のため出席した者
 小倉地域振興部長、森谷文化観光スポーツ局長、長谷川県土整備部長、
 山嵜警察本部長外各次長、課長、関係職員

職務のため出席した事務局職員
 田中調査課課長補佐 梅林調査課係長 田中議事・法務政策課係長    

1 開会 午前10時01分
2 閉会 午前11時49分
5 司会 内田委員長

6 会議録署名委員  藤井委員、福間委員 

7 付議案件及びその結果
  別紙日程表及び下記会議概要のとおり


会議の概要

午前10時01分 開会

◎内田(博)委員長
 改めまして、おはようございます。ただいまから地域振興県土警察常任委員会を開会いたします。
 日程は、お手元の日程表のとおりでございますので、この順序に従って議事を進めさせていただきます。
 初めに、会議録署名委員を指名いたします。
 本日の会議録署名委員は、藤井委員と福間委員にお願いをいたします。
 そうしますと、3月9日付で警察本部の職員の異動がありましたで、新任職員の紹介をお願いいたします。

●山嵜警察本部長
 では、座って紹介させていただきます。
 警察本部の新任執行部職員を紹介いたします。
 まず、最初に、生活安全部長の安藤警視正です。

●安藤生活安全部長
 安藤でございます。よろしくお願いします。

●山嵜警察本部長
 続きまして、刑務部参事官兼首席監察官の清水警視正です。

●清水警務部参事官兼首席監察官
 清水でございます。よろしくお願いいたします。

●山嵜警察本部長
 刑務部総括参事官警務課長事務取扱の松岡警視です。

●松岡警務部総括参事官警務課長事務取扱
 松岡でございます。よろしくお願いします。

●山嵜警察本部長
 生活安全部総括参事官生活安全企画課長事務取扱の青木警視です。

●青木生活安全部総括参事官生活安全企画課長事務取扱
 青木でございます。よろしくお願いします。

●山嵜警察本部長
 刑事部総括参事官刑事企画課長事務取扱の岡本警視です。

●岡本刑事部総括参事官刑事企画課長事務取扱
 岡本でございます。よろしくお願いします。

●山嵜警察本部長
 警備部総括参事官警備第一課長事務取扱の岸田警視です。

●岸田警備部総括参事官警備第一課長事務取扱
 岸田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

●山嵜警察本部長
 警務部参事官総務課長事務取扱の中林警視です。

●中林警務部参事官総務課長事務取扱
 中林でございます。よろしくお願いいたします。

●山嵜警察本部長
 警務部参事官広報県民課長事務取扱被害者支援室長事務取扱の保田警視です。

●保田警務部参事官広報県民課長事務取扱被害者支援室長事務取扱
 保田でございます。よろしくお願いいたします。

●山嵜警察本部長
 刑務部参事官会計課長事務取扱の上田警視です。

●上田警務部参事官会計課長事務取扱
 上田でございます。よろしくお願いします。

●山嵜警察本部長
 生活安全部参事官生活環境課長事務取扱の本庄警視です。

●本庄生活安全部参事官生活環境課長事務取扱
 本庄でございます。よろしくお願いします。

●山嵜警察本部長
 刑事部参事官捜査第一課長事務取扱機動捜査隊長事務取扱の竹森警視です。

●竹森刑事部参事官捜査第一課長事務取扱機動捜査隊長事務取扱
 竹森でございます。よろしくお願いします。

●山嵜警察本部長
 刑事部参事官兼生活安全部参事官兼警備部参事官組織犯罪対策課長事務取扱の大倉警視です。

●大倉刑事部参事官兼生活安全部参事官兼警備部参事官組織犯罪対策課長事務取扱
 大倉でございます。よろしくお願いいたします。

●山嵜警察本部長
 交通部参事官運転免許課長事務取扱の灘部警視です。

●灘部交通部参事官運転免許課長事務取扱
 灘部でございます。よろしくお願いします。

●山嵜警察本部長
 警備部参事官警備第二課長事務取扱の米山警視です。

●米山警備部参事官警備第二課長事務取扱
 米山でございます。よろしくお願いいたします。

◎内田(博)委員長
 よろしくお願いします。
 それでは、ただいまから本委員会に付託されました議案につきまして審査を行いたいと思います。
 付託議案に対する質疑はございますか。ございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 付託議案に対する討論はございますか。ございませんか。(「はい」と呼ぶ者あり)
 採決につきましては、一括で採決したいと思いますが、いかがでございましょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、付託議案を一括して採決をいたします。
 原案に賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
 挙手全員であります。したがいまして、本委員会に付託されました全ての議案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
 それでは、次に、請願・陳情の審査を行いたいと思います。
 今回は、新規分の陳情3件の審査を行いたいと思います。
 まず、陳情、地域振興27年1号、鳥取・米子両空港の早期のマルチトラック化についての審査を行います。
 御意見を伺いたいと思います。御意見のある方は。

○斉木委員
 27年1号、鳥取・米子空港の早期マルチ化についての陳情の結果でございますが、以前より執行部において、格安航空会社を含む各航空会社の情報収集や各社へのアプローチを行う等、継続的に航路誘致に取り組んでいるところであります。私は、今後も別段格安航空会社に的を絞ることなく、実現性、継続性、あるいは将来性等を十分に勘案しながら、目先にとらわれない戦略的な誘致活動に当たるべきものと考えておりますから、不採択を主張したいと思います。

◎内田(博)委員長
 ほかにございますか。

○澤副委員長
 私は、これにつきましては、県民の観光の利便性の向上を図る、それから県内経済の発展に資する、こういう観点がありますので、その趣旨はよくわかるということから、趣旨の採択を希望いたします。

◎内田(博)委員長
 ほかにございませんか。
 ないようでしたら、採決に入りたいと思います。
 最初に、不採択に賛成の方の挙手をお願いいたします。(賛成者挙手)
 ありがとうございました。
 次に、趣旨採択の方。(賛成者挙手)
 それでは、4対3によりまして、不採択と決定をいたします。
 続きまして、陳情、文化観光スポーツ27年2号、まんが王国官房の保有するまんが本の処分・売却等についての審査を行いたいと思います。
 御意見を伺いたいと思います。御意見のある方。

○澤副委員長
 この件につきましては、まんが王国とっとり推進のための資料、そしてまたまんが王国の各種のPRイベントへの来場者閲覧用、そしてまたまんが王国推進の取り組みを行う民間団体への提供などに利用される、こういうことに活用されるということで、また、今後、鳥取砂丘コナン空港国際会館のまんが王国とっとりコーナー拡充に供される予定であるということなどから、より有効に活用していくものと考えることから、本陳情につきましては不採択としたいと思います。

◎内田(博)委員長
 ほかにございますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 ないようでしたら、採決に入ります。
 今、副委員長から不採択ということでございますが、不採択に賛成の方の挙手を願います。(賛成者挙手)
 挙手全員であります。よりまして、陳情27年2号は、不採択と決定をいたします。
 続きまして、文化観光スポーツ27年6号、いわゆるイスラム国による残虐非道な行為に対し「非難の決議」をし、また、政府に対し、危険区域への旅行者や外国在住邦人に対し、不要不急の旅行・滞在を慎むべきことを周知徹底することを求める意見書の提出について審査を行います。
 御意見を伺いたいと思います。御意見のある方は挙手をお願いします。

○澤副委員長
 これにつきましては、過激派組織イスラム国の行った非道なテロ行為は許しがたい暴挙でありますけれども、既に衆参両院において非難決議が採択されております。今、本県議会で決議等を行う類いのものではない、こういうことを考えること、また、既に外務省で在留邦人への緊急一斉通報システムの運用、また、在留邦人向け安全対策セミナーの実施等による安全対策の強化や危険地域への渡航自粛呼びかけのための渡航情報のお知らせの旅券窓口等での掲示などを進めており、国において在留邦人や旅行者の安全確保等に関して所要の対策を進めていることから、不採択としたいと思います。

◎内田(博)委員長
 ほかにございますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 ないようでしたら、これより採決に入ります。
 澤副委員長が申されますように、この陳情文化観光スポーツ27年6号は不採択に賛成の方の挙手を願います。(賛成者挙手)
 全員賛成でございます。よって、文化観光スポーツ27年第6号は、不採択と決定をいたしました。
 次に、報告事項に移りたいと思います。
 執行部の説明は要領よく簡潔にお願いをいたします。
 なお、質疑等につきましては、説明終了後に一括して行っていただきます。
 まず、警察本部からですが、一般社団法人日本自動車販売協会連合会鳥取県支部加盟店から暴力団等の排除に関する合意書締結について、大倉刑事部参事官組織犯罪対策課長事務取扱から説明を求めます。

●大倉刑事部参事官兼生活安全部参事官兼警備部参事官組織犯罪対策課長事務取扱
 警察本部の資料の1ページをごらんいただきたいと思います。一般社団法人日本自動車販売協会連合会鳥取県支部の加盟店からの暴力団等の排除に関する合意書の締結について御報告いたします。
 自動車の売買契約から暴力団等を排除する趣旨のもと、2月24日に自販連と警察本部が合意書を締結したものでございます。
 主な目的は、自動車販売店から県警に対して暴力団照会がスムーズに行えるようにしたものでございます。
 合意した内容につきましては、自動車販売店と警察が緊密に連携して暴力団を排除するものでございます。
 照会要領といたしましては、例えば入れ墨があるとか、暴力団員と疑われるような者から自動車の注文や契約がありましたら、県警の組織犯罪対策課のほうへ照会していただきますと、警察のほうで調査をいたしまして、速やかに該当性を回答するものでございます。販売店におきまして、取引の拒否や契約の解除などをするに当たりまして、相手側から危害を加えられるようなおそれがある場合は、警察は保護対策など積極的に支援を行っていきたいと考えております。
 この合意書の締結によりまして、自動車売買契約からの暴力団排除を徹底的に推進していきたいと考えております。
 警察では、引き続き社会と一体となって暴力団の排除活動を推進してまいります。

◎内田(博)委員長
 続きまして、一般財団法人鳥取県観光事業団管理施設入園料等割引に関する協定の締結について、灘部交通部参事官運転免許課長事務取扱の説明を求めます。

●灘部交通部参事官運転免許課長事務取扱
 運転免許課でございます。警察資料の2ページをごらんください。一般財団法人鳥取県観光事業団管理施設との入園料等割引に関する協定の締結について御報告いたします。
 まず、目的、概要でございます。高齢者の交通事故防止対策の一環としまして、身体能力、判断力の低下等により、高齢ドライバーの方に運転免許を自主的に返納していただくきっかけとなる施策として、タクシー運賃の割引制度など、さまざまな取り組みを行っているところでございますが、このたび、そうした趣旨に賛同いただきました一般財団法人鳥取県観光事業団と県警察との間で同事業団が管理しております施設5カ所の入園料割引等に関する協定を締結しようとするものでございます。御報告いたします。
 協定の締結については、資料のとおり、今月の3月16日の午前10時から鳥取県警察本部でとり行います。締結者は、同事業団の衣笠克則理事長と本県警察の交通部長でございます。
 協定の内容は、4月1日から鳥取砂丘こどもの国、燕趙園、なしっこ館、とっとり花回廊、夢みなとタワーの5施設において、運転免許証自主返納者が運転免許経歴証明書を入館の際に提示された際、同伴者1名を含めて入園料等を2割割引するものでございます。
 ちなみに、花回廊につきましては、4月から11月までの間は入園料が1,000円、12月から3月までは入園料が700円というふうになっておりますが、それらの2割を割引するというものでございます。
 その他、鳥取県観光事業団は、県の豊かな自然、特産物、地域の育まれた固有の歴史、文化等、恵まれた資源を生かし、観光客の誘致促進、観光宣伝等、観光促進を図り、もって県経済の発展、地域の活性化と県民の福祉の向上に寄与するということを目的としておりまして、この5施設のほか、氷ノ山響の森と東郷湖羽合臨海公園を鳥取県から委託を受けて管理しておられますが、響の森、臨海公園等は入場料が無料でございますので、7つの管理する施設のうちの5施設において料金を割り引くもので、今後も有効に活用していきたいと考えております。

◎内田(博)委員長
 ありがとうございました。
 次に、県土整備部の報告事項に移ります。
 平成27年度の建設工事入札制度等の見直しについて、次に、技能労働者の賃金水準等詳細調査実施結果について及び県内建設業の経営状況等について、宮本県土整備部次長兼県土総務課長の説明を受けます。

●宮本県土整備部次長兼県土総務課長
 それでは、県土整備部の冊子の1ページ目をお願いします。こちらの建設工事入札制度等の見直しについてにつきましては、去る12月のこちらの常任委員会にて報告をさせていただいたものでございまして、その後、建設業協会さんなり建設業団体さんに対して御説明をしました。その結果、常任委員会報告の方向で了解ということになりましたので、予定どおり4月から運用見直しをしていこうという所存でおります。ただ、4月が近いということと、それから若干12月に報告した内容と異なるところも出てきましたので、改めて報告させていただこうという趣旨であります。
 内容は、大きな1番(1)のとおり、まず、土木系工種の簡易評価型総合評価入札の拡大というところです。簡単に説明させていただきますが、網かけ部分のところ、このエリアにつきまして、地域密着型総合評価制度から簡易評価型総合評価制度に変更しようというものです。地域密着型総合評価というのは、入札価格、お金のほうに重点が置かれている制度でございまして、それに対して簡易評価型というのは、入札価格もさることながら、会社の財務体力ですとか技術者の過去の成績ですとか、そういったところにより重きを置いた制度でございまして、これによって一層の品質確保を図っていこうという趣旨であります。
 (2)番でありますが、発注工種として、とび等一般の一部を土木一般に整理統合しようというものです。これは、発注工種としてとび等一般で出すべきなのか、土木一般で出すべきなのか、例えばコンクリート工事におきましてはどちらで出してもよかったのですけれども、今後の発注見通しも知りたいというような業界の要望もありまして、はっきり分けようではないかということで、工事成績の対象になるものを土木一般にして、工事成績の対象外のものについてはとび等一般で出しましょうというところで区分の明確化を図ったものでございます。
 (3)番ですけれども、地域密着型総合評価の評価項目に新たに受注額という点数を設定しようというものです。この受注額というのは今までなかったのですけれども、これは、年度当初には全ての会社が1点持ち点として持っていて、受注するたびごとにちょっとずつ点数が減っていく。点数が減っていくと総合評価の点数が下がるものですから、受注しにくくなると、その分だけ未受注のほかの会社が受注しやすくなるという制度です。これは簡易評価型の総合評価制度にはもう既に導入されている内容でございまして、これも業界の要望に応えて地域密着型にも入れていきましょうというものであります。
 (4)番の若手技術者の活用・育成ですけれども、恐れ入ります、ここには1級資格、2級資格としか書いておりませんが、これらのことについては、1級土木施工管理技士とか2級土木施工管理技士のことでして、いわゆる現場監督さんの技術者資格のことであります。2級資格は若手の方が比較的多いというものでありまして、2級を3年以上続けて1級の試験に受かれば1級施工管理技術者の資格が得られるという制度がもともとあります。それで、入札制度ですけれども、現在、1級資格者の成績が次回の総合評価入札時に勘案されていくというシステムになっています。すなわち1級資格を取得した後の成績だけが勘案されるというシステムなのですけれども、今後は当時の2級資格の時代の成績についても1級資格の取得後であれば評価対象にいたしましょうというものです。2級資格のときにいい成績があれば、それも勘案してあげましょうということで、若手技術者の多い2級資格の時代が評価してもらえるということで、インセンティブになるのではないかと考えております。
 ここには記載してはおりませんが、12月の時点では、35歳未満の若手技術者を宛てがいますよということで入札に向かってきてもらえたら、もうそれだけで加点しましょうというシステムを考えて、業界にぶつけてみたのですが、そのような若手を宛てがえる会社ばかりではないと、大手ばかりではないということで、もう少し待ってくれないかという話がありましたので、これについては見合わせることといたしまして、今回の見直しから落としております。ここには記載しておりません。
 (5)番でありますが、これは表のとおりでございまして、下請次数制限ですとか県内の下請の活用ですとか、あるいは社会保険等、社会保険等というのは健康保険と年金と雇用保険のことですけれども、これらに加入している会社だけを使っていきましょうということで、現在、現行のところでなしと書いてあります。規制が全くかかっていない状態のところを原則県内業者を使っていきましょうといったことに見直しさせていただくものであります。ここは12月の時点と変わりはありません。
 1枚めくっていただきまして、次はいわゆる格付のことであります。大どころとして土木一般と建築一般を書かせていただいていまして、これは結論から言いますと、AもBも定員は変わりません。業者数が若干減っているのに鑑みまして、CとDを同率で減らしております。C、Dの区別は変わっておりません。そのほかの工種につきましても、格付があるものにつきましては前回並みとさせていただいております。
 以上のような4月からの改正でありますが、今後、3月16日に条例に基づく入札・契約審議会というもので有識者の意見を聞きまして、4月から運用開始に入りたいと考えております。
 このページについては以上でございます。
 右のページに目を移していただきまして、技能労働者の賃金水準等詳細調査でございます。こちらは、適正な下請契約のために平成26年度から調査を開始したものです。設計金額の中には人件費相当額、材料費相当額、それから機械損料相当額と、それぞれの項目が積み上がってこの設計金額になっておるわけでございまして、例えばその中の労働者単価、人件費相当額と下請契約書を見せていただいて、その中の人件費相当額を比べてみるというような作業をいたしまして、賃金水準の状況を調べてみたというものです。
 調査対象は、ここに記載の5つの専門工事で、100万円以上のものを選定しました。調査件数は98工事で、現地調査にも入りました。
 大きな3番のところですが、調査結果としましては、設計金額による直接工事費プラス法定福利費、法定福利費というのは先ほど出てきました社会保険料と同義でございますが、当方としましては、直接工事費と社会保険料だけはどんなに下請に出しても、どの業者に出しても確保しておいてほしいという気持ちがございますので、ここに着目をして比較しましたところ、県設計金額以上のものが37件、それ未満のものが31件で、大体半々くらいという結果でありました。
 また、立入調査により確認した下請業者が支払っている技能労働者の賃金水準、これもおおむね半々というところでございまして、上回っているものもあったし、下回っているのもあったということでございました。
 今後の取り組みなのですけれども、やはり発注者としましては、直接工事費と社会保険料というものは確保しておいてほしいという気持ちがございますので、今後、ここに着目をいたしまして、契約図書の中にもうそういうふうに努めてくださいということを書かせていただいて、一件一件指導していきたいと考えております。
 (2)のとおり、平成26年の10月から代表的な専門工種、これは技術的なことになって恐縮ですが、鉄筋工、型枠工、足場工といったどの業種にも共通するようなものについては、トン当たりとか平米当たりの単価を既に出しておるところでございまして、これはかなり全国的にも先進的な試みかと思っておりますが、平成27年度からは個々の契約において、それぞれの工程における人件費相当額は幾らですよというところも一件一件お示しして、それで元請にも下請にも出して、適正な下請契約に資していきたいというふうに考えております。
 このページは以上でございまして、4ページ目をお願いします。こちらは会社の経営状況の話でございます。
 青っぽいグラフのところでございますが、これは売上高営業利益率といいまして、定義としましては、このグラフの下の米印のとおりでございまして、営業利益の売上高に対する割合、これは指標の一つなのですけれども、これを平成24年度からとり始めております。合計の平均でいきますと、初めて今年度の調査でプラスに転じました。これはいい傾向かなとは思います。ただ、売上高が低い、1億円未満の売上高しかないところにつきましては、平均で相変わらずマイナスということですので、今後のてこ入れはここかなとは思っています。
 ちょっと申し上げておきますが、青っぽい1億円未満のところですが、マイナス1.25%、これはあくまで平均でございまして、ここには410社あります。このうち黒字が264社で赤字が
146社ございます。大体25対15ぐらいの割合で、黒字のほうがやや会社の数としては多いというものでして、全てが全てこの1億円未満が赤字というわけではございません。てこ入れは必要だと思っています。
 下のほうの表でございますが、今度は経常利益のほうに着目をしてみますと、平成26年度では8割方の企業数で黒字になっているということで、やはりだんだんと、会社経営としては改善の傾向が見られているかなというところでございます。

◎内田(博)委員長
 続きまして、鳥取方式のサンドリサイクル工法の特許出願につきまして、竹森技術企画課長の説明を求めます。

●竹森技術企画課長
 同じ資料の5ページをお願いいたします。技術企画課でございます。
 本県におきましては、港湾や漁港等の堆砂、砂のたまりの対策と、砂浜海岸の侵食対策を並行して効率的に行うサンドリサイクル事業といったものに取り組んでおります。これらの工事につきましては、しゅんせつ船とか、あとは陸上のバックホーとか、そういったものによって土砂のしゅんせつ撤去を行っていますけれど、機械が入り込めない泊地とか岸壁沿いの砂浜などの場所での土砂撤去が困難だった、いわゆるかゆいところに手が届かなかったといったような状況がございまして、そういったところにも適合するようなサンドポンプを使いました簡易な装置によるしゅんせつ工法の検討を進めてまいりました。このたびその装置と工法につきまして、港湾空港技術研究所と共同で特許出願を行ったといったものでございます。
 最初に真ん中あたりの図面をごらんいただきたいのですが、本工法の施工イメージと書いてあるところでございます。真ん中にある部分が港湾、漁港のイメージでございます。この中で、グレーの中に肌色のところがあると思いますが、隅とか崖に近いところはしゅんせつ船等が入れなかったと。しゅんせつできなかった。そういったところにこのポンプを置いて、堆砂した砂を吸い上げて、配管、管を通じて侵食された海岸部へ送り出し排出するといったようなイメージでございます。
 ちょっと上に返っていただきまして、特許の概要につきまして、名称は記載のとおり、水底土砂除去装置および水底土砂除去工法、装置と工法でございます。出願日は、先日、2月23日でございます。
 この発明の効果及び特徴といったものですが、端的に言いますと、この装置の形状を港空研が特許取得済みのT字型からV字型に改良を加えたと、そのことによりしゅんせつ能力の向上を図ったといったものでございます。下のほうの写真2つをごらんいただきたいと思います。左のほうの写真が従来型、港空研のT字型のものでございます。このたびの新たな装置といいますのがその右側、写真2でございます。ちなみに大きさのイメージなのですが、Vの字になっている管があると思うのですが、これの1つの辺が大体2メーターぐらい、大きさ的にはそういったものでございます。このV字型に変更にすることによりまして、装置自体の重さもありまして、より深くまでしゅんせつができるといったこと、また、Vの字になっておりますので、Vの端のほう、上のほうから吸い込まれた砂と水のまざったものが真ん中に集まるといったことで、中央部のポンプでより吸い上げやすくなったといったようなところでございます。
 今後の予定ですが、出願した特許につきまして、今後、審査請求を行いまして、新たな特許として権利を取得したいというふうに考えておりますし、あとは現地のほうで規模とか条件等が合う場所を、本工法の適用が有効な港湾とか漁港を抽出して本格的に実施したいと、そういった検討を今後進めてまいりたいと思います。
 次のページをお願いいたします。これまでの経緯、取り組み状況については記載のとおりですが、これまで県内で2カ所、岩美町内、それから鳥取市の気高町内の2カ所で試験工事を行っております。また、専門の委員会を設置しておりまして、アドバイス等をいただきながら進めてきたといったものでございます。
 下のほうに参考に、特許事務の流れ、あるいはしゅんせつ船とかの従来工法、そういった工法との比較等を掲載してございます。

◎内田(博)委員長
 続きまして、平成27年度予算に向けた新規事業採択時評価の手続につきまして、森下空港港湾課長及び山本道路企画課長の説明を求めます。

●森下空港港湾課長
 では、7ページをお願いいたします。空港港湾課です。境港の竹内南地区貨客船ターミナルにつきまして、去る2月25日に国のほうから平成27年度予算に向けた新規事業採択時評価の手続に着手したということが公表されました。その概要について御報告いたします。
 まず、事業名としましては、境港ふ頭再編改良事業ということで、9ページにその事業名の一覧を添付しております。境港管理組合の所管の事業になります。
 ふ頭再編改良事業といいますのは、(6)の竹内南地区の整備の意義のウに記載しておりますが、そういう事業を行って、原木チップ等を取り扱う貨物埠頭に係留しているクルーズ船、それから環日本海定期貨客船、さらには今試験運航でトライしています国内RORO船を竹内南地区に集約して、多機能の新たな岸壁を整備するというものでございます。
 整備内容としましては、そこの写真にも記載しておりますが、10メーターの岸壁であったり泊地、さらには駐車場、貨物ヤードのための埠頭用地、それから旅客上屋でございます。事業期間は27年度から5年間、総事業費が93億円ということでございます。
 今後の予定については、本日になりますが、交通政策審議会港湾分科会事業評価部会の審議を行うと、国の予算が成立しましたら、新規事業の採択を決定し、公表されるというところでございます。

●山本道路企画課長
 道路企画課でございます。続きまして、資料の8ページをお願いいたします。同じく新規採択に係る御報告でございますが、山陰近畿自動車道の京都府地内においての御報告でございます。
 この路線につきましては、鳥取、兵庫、京都の3府県で推進協議会をつくり、並びに3県議会の会、有志で構成していただいております議会の会と連携して推進の要望をしていたところでございますが、今回、山陰近畿自動車道の京都府区間において、直轄権限代行による事業化の審議が始まるということでございます。
 図面を見ていただきますと、赤い塗り潰しが各3府県の現在の要望でございます。参考でございますが、鳥取県においては計画段階評価の直轄による事業化を前提とした計画段階評価に着手してほしい、兵庫県におきましても計画段階評価に向けた直轄権限代行による事業化の要望でございます。一番右が京都府の要望でございますが、13キロ区間を新規事業化という要望を上げておりました。そういう要望を上げておったところ、青字で示しております13キロのうち5キロメーターの区間が今回新規事業採択の、中段の(3)でございますが、社会資本整備審議会道路分科会事業評価部会の審議にかかる予定ということで聞いております。その結果を踏まえまして、最終的には国交省が決定して、予算成立後に新規事業採択の決定の発表があるものと考えております。

◎内田(博)委員長
 続きまして、土砂災害警戒情報システムの全面刷新につきまして、山内治山砂防課長の説明を求めます。

●山内治山砂防課長
 それでは、10ページをお願いいたします。土砂災害警戒情報システムの全面刷新について御報告申し上げます。
 鳥取県では、大雨により土砂災害の発生の危険性が高まっている際に、気象台と連携いたしまして、土砂災害警戒情報を平成20年3月から運用を開始して発表しているところでございます。御存じのとおり、昨年の広島災害におきましても、これらの情報は極めて重要であるということは確認されているところでございまして、土砂災害警戒情報は、市町村長が発令する避難勧告に資するものでございます。このたび情報提供の強化を図るため、市町と関係機関の意見を聞きながら、よりわかりやすいシステムに全面刷新し、4月1日から運用を開始するものでございます。
 土砂災害警戒情報は、本県におきまして、運用以来18回の発表を行っているところでございますが、このたび、2の内容の(1)の具体内容に記載しておりますが、一つの画面での情報量が少ないとか、画面に警戒区域等を明示してほしいとか、住民がいつ避難していいかわかりやすいようにしてほしい、こういった声がございました。こういった意見にできるだけ対応できるようにこのたび見直しを行ったものでございます。
 具体的には、2の内容の(2)で示しているように、左側の現行の画面表示、こういったものを右側の改良画面表示のようにわかりやすくやるものでございます。危険度の情報把握等につきましても、イラストを入れまして、視覚的にわかりやすい表現としておりますし、危険度のレベルについても、今までは赤、ダイダイ、黄色といった3色であらわしておりましたけれども、気象台が発表しておりますメッシュ情報の色と今回統一を図ってわかりやすくしております。また、いつ危険となるかを判断しやすくするために、左の下側にグラフで示しておりますけれども、こういったグラフ化を行って、時系列で危険度が推移していくもの、そういった変化がわかるようにいたしております。
 なお、行政向けには、一番下の右側のグラフでございますけれども、こういった今までの判定図も表示可能といたしております。
 今後の予定でございますが、来年度、平成27年度には避難勧告を発令するための基準となるモデル曲線、先ほどの右の危険度判定図の、CLというふうに書いておりますが、こういった曲線の見直しをやって、より精緻なものとなるように見直し検討していく予定でございます。
 また、スマートフォン向けにも情報を提供させていただくようにします。

◎内田(博)委員長
 ありがとうございました。
 次に、一定額以上の工事又は製造の請負契約の報告につきましては、お手元の資料の11ページのとおりでありますので、説明は省略いたします。
 それでは、ただいままでの説明につきまして、質疑等がございましたら。

○福間委員
 警察の2ページ、ちょっと教えてくれませんか。観光事業団と契約を締結されるのは、今、議案の提案中ですけれども、28年4月1日から花回廊あたりは指定管理の再契約をするのでしょう。指定管理者の再募集を。そうすると、受託が現在鳥取県観光事業団ですけれども、この5つの施設が他の事業者に変更になった場合の扱いというのはどういうぐあいにお考えなのでしょう。観光事業団でない場合も出てきはしないかなということが想定されると思うのです。その場合はどうされるのでしょうか。そこをちょっとお尋ねしたいのですが。

●灘部交通部参事官運転免許課長事務取扱
 現在の協定書の中身でいいますと、鳥取県観光事業団ということで、4月1日からの予定でしておりますが、指定管理者等がかわれば、またそこの方とお話をさせていただくというふうな方向性では考えております。

○福間委員
 そうすると、例えば入札条件の中にこれを加えるというのはできないのですか。県民側からすると、受託業者がどこになろうが、県立施設として、例えば高齢運転者の交通安全対策として2割引しますよということで、免許証の返還を積極的に進めようとしていらっしゃる。ところが事業団がかわると、もう1回そこの相手と交渉し直しということではなしに、入札条件の中に入れるというのが、今回の入札、これは農林水産部かな、所管の部と事前にすり合わせをしておかれるというのはどうなのでしょうか。県民側からすると、それで振り回されるとまた、極端な言い方すると、もう1回振り出しになりますと、だって想定されますよね。と思うのですが、いかがでしょうか。

◎内田(博)委員長
 それは警察からの答えはちょっと無理ですね。いいですか。

●林交通部長
 まず、この協定を締結するというのが決まりましたのがつい最近でございまして、そこまで詰まって考えていたわけではありませんけれども、確かにそういうようなことも県民目線でいうと大切なことであると思いますので、関係の部と必要な検討をしてまいりたいと思います。

◎内田(博)委員長
 よろしいですか。
 ほかに。

○澤副委員長
 同じく2ページの引き続きで、確認をしたいと思います。
 まず、返納された今までの人数を、前に聞いたかもしれませんが、確認したいというのが1点と、もう一つ、運転経歴証明書がありますよね。証明書というのはやはり紙なのでしょうか。その辺のところをちょっと確認したいということで質問しました。
 あと、県土整備部のほうなのですけれども、5ページ目のサンドリサイクル工法の特許のことで、これをもう少し詳しく、例えばどのくらいの作業効率が上がるのとか、どういうようなところに今後やって効果が期待できるか、ちょっとそこのところをもう少し教えていただきたいのですけれども。

●灘部交通部参事官運転免許課長事務取扱
 自主返納者の数でございますが、平成26年度末につきましては929件でございます。そのうち高齢運転者の方が842人返納されております。1月末現在では、自主返納者の数は86で、うち高齢運転者の方が80という数字でございます。
 運転経歴証明書につきましては、免許証と同じ形のものでございますが、中段あたり、有効期限の下あたりに運転経歴証明書という大きな印字がされておりますし、顔写真がついて、名前とか生年月日も入っております。

○澤副委員長
 ちょっと済みません。それ、後でいいですから、ひな形といいますか、今後のために見本をお願いしたいなと。

●灘部交通部参事官運転免許課長事務取扱
 わかりました。

◎内田(博)委員長
 よろしいですか。灘部参事官、お願いします。

●竹森技術企画課長
 ただいまの作業の効率的な補足といったことで説明させていただきます。
 今現在、最終的な委員会に向けて整理中なのですが、大まかに言いますと、やはりこれはかゆいところに手が届くといったものですから、小規模的なもので、作業効率的には、例えばしゅんせつ能力、そういったことでいえば、今のしゅんせつ船だとか陸上の機械に比べたら、一日でしゅんせつできる量が3分の1ぐらいです。

○澤副委員長
 今までのと比べると……。

●竹森技術企画課長
 ええ。普通の船でしゅんせつしたり、バックホーで固定する。ただ、必要なしゅんせつといったものはどうしてもあるものですから、そういったところに目を当てた一つの研究、検討といったものでございます。

○澤副委員長
 わかりました。

◎内田(博)委員長
 いいですか。
 ほかにございますか。

○浜田委員
 ちょっとお尋ね申し上げます。2ページの県警の運転免許返納なのですが、何をしようしていらっしゃるのかはとてもよくわかるのですけれども、返納しやすい環境づくり、幅広に結構検討されているのではないかと思います。これが当然一つではないはずですね。ここの効果をどれくらい狙っておられるか。あるとされたからこそされたのだと思いますが、どういう効果を狙っていらっしゃるのかということと、それ以外に取り組みがいっぱいあるのではないかと思うのですけれども、ほかの部署とのかかわりの中で、どれくらいの計画がされているのか、検討がされているのかを教えてください。

●灘部交通部参事官運転免許課長事務取扱
 運転免許の自主返納につきましては、これは安全協会等の会員の方が対象なのですけれども、運転経歴証明書を発行するときの全額補助でありますとか、タクシー協会との割引制度、あるいは自治体との市バスあるいは町営バス等のバスの運賃助成等、さまざまな活動でやっておりますし、また、先日も皆生温泉協同組合と西部地区の警察署長との協定ということで、いろんな取り組みを進めているところでございますが、効果につきましては、運転が苦手になったなとか、目がちょっと見えなくなったなというふうなことで、運転にちょっと支障があるような状況が見受けられて、返納したいなというときに、返納しやすい環境づくりというのがやはり一番の目的でございますので、そのあたりの取り組みを各関係機関、県も含めて、団体等と何ができるのかということをやっている最中でございまして、効果につきましては、これがより交通事故防止対策、運転者対策等に反映できればいいなということで考えております。

●山嵜警察本部長
 ちょっと補足を。今、浜田委員から御指摘があったことなのですけれども、要するに環境ときっかけなのです。環境をまず整えるというのが例えば割引とか代替とか、足の問題ですね。それともう一つ、もう返したいのだけれども、何かきっかけがあればなという方がいらっしゃるのですよ。背中を押してくれる。例えばこの前の皆生温泉の、温泉に安く入れるのだったら返してしまおうかというのがあって、それがきっかけです。今回のも交通部で林部長と話したときに考えたのは、きっかけなのですよ。お子さんとかお孫さんを連れていくときにどうしようかといったときに割引になれば、おじいちゃん、もう返していいよというきっかけの目的です。この2つを今交通部のほうで考えてやっております。きっかけがあると結構やはりお返しいただくということで、ここずっとふえておりますので、返納者は物すごくふえておりますので、今回も交通部で考えていただいたのは、同伴者1人、これは免許を持っている人、花回廊へ行くのに車でないと行けませんので、だから同伴者お一人までは同額の割引をしていただくということで向こうと調整してもらったということでございますので、二正面作戦で今やっております。

◎内田(博)委員長
 よろしいですか。

○浜田委員
 360度頑張ってください。

◎内田(博)委員長
 ほかにございませんか。

○福間委員
 要望でお願いしたいのですけれども、実際に地域で免許証を返したい、もう返さなければいけないなというのは皆さんがあるのですよ。ある人もあるのですけれども、返せない事情があるのですよね。買い物にすら行けないというのがあると。そういう意味で、地域振興部の交通政策で今、新たな公共交通ネットワークをどうつくっていくかというのを提案中ですよね。高齢者の免許証を返納したら動きがつかないというのがあるわけで、そういう意味では地域交通ネットワークの早い確立ということと、やはり警察とも連携してほしいと思うし、それから、例えば県土整備部だって、これは要望ですから受けとめてほしい。バス専用レーンをつくったって、バスが専用で走っているのかと言いたいのですよ。マイカーが全部そこに参入してしまって。そこら辺を含めて、今の道路幅でバス専用レーンの有効な活用というのができているのかどうなのという気がする。道路幅がないところでバス専用レーンをつくってしまうと、そんなことを含めて、僕は、交通総合政策というのが急がれる課題だと、地域交通ネットワークをつくっていくということが非常に急がれる課題だなと、道のつくり方もバリアフリー化も含めて非常に重要な課題だなという気がしますので、要望事項として、連携を深められながら検討してほしいということを強く要望しておきたい。

◎内田(博)委員長
 それでは、警察本部、地域振興部、よろしくお願い申し上げます。
 ほかにございますか。

○藤井委員
 1ページは、要するに暴力団には車を売りませんと、こういう解釈でいいのかね。暴力団に対して売らないものというものは全国統一的に決められているかということ。
 土木に関して、1ページ、入札制度の見直しという、素人であれなのですけれども、何回も何回もこれが出てくる。一体終わりがあるのかなと。なぜこうして入札制度を次々次々変更せざるを得ないのか、そのあたりの根源を、原因みたいなものを、今後も延々と続くものなのかどうか、その辺もちょっと解説していただけたらと思います。

◎内田(博)委員長
 では、最初に、大倉刑事部参事官の説明を求めます。

●大倉刑事部参事官兼生活安全部参事官兼警備部参事官組織犯罪対策課長事務取扱
 この合意書の締結に関しましては、鳥取県支部と警察が締結したものでございますが、自販連の上部組織が、全国組織がございまして、一般財団法人日本自動車販売協会連合会というのがございます。ここから鳥取県支部に対しまして、数年前から暴力団の排除に関する指導がなされておりまして、それを受けましてのこの合意書となった次第でございます。

●山嵜警察本部長
 今、藤井委員のほうからお尋ねがございましたけれども、暴力団に何を売っていいか悪いか、こういうものは法律上決まっているというものはございません。基本的に国民の安全を確保するために暴力団対策を全面的に進めるということで、例えば今言った自動車、これについては暴力団が、組長がいい車に乗って威力を示すとか、あとはまたそれによる犯罪を犯しやすくなると、そういうことの観点から、基本的に売らないでほしいという意識と、トラブルが多くなりますので、やはりそれも自販連のほうでも売りませんという合意ができる。あと不動産その他においても、地域住民の危機感が出てまいりますので、事務所としての売買、暴力団事務所としてつくるためにそこを買うとか、そういうことについてもやはり排除協定その他を進めていると。
 一般的に申しまして、人間生活を個人的にどれがだめだということではなくて、組織として暴力団というものを潰していかなければいけないというのが我々の意識ですので、そのためにはやはり組織として何かをやるというものについてはさまざまな規制を民間の方と御一緒になって進めていきたいという意識で選んでやっているつもりでおります。

◎内田(博)委員長
 よろしいですか。

○藤井委員
 よくわかりました。別に積極的にその生活圏なるものを擁護しようと思って発言したわけではなく、ただ、法に準拠した対応というものがあるのだろうかと思って質問させてもらいました。

◎内田(博)委員長
 よろしいですか。
 次。

●宮本県土整備部次長兼県土総務課長
 この運用の入札制度の見直しについてですけれども、もともと鳥取県建設工事等の入札制度を定める手続に関する条例というのがあるわけでございまして、これに基づいて、議会の承認を得て、基本方針というのを定めさせていただいています。その中で、価格一辺倒ではなくて、品質管理のために総合評価制度を入れましょう。総合評価の中には、きょうも出てきましたけれども、地域密着ですとか、簡易評価ですとか、もう一つ技術提案というのがあって、この3本の方式でいきましょうですとか、あるいはみんなが一緒にだんごになって競争するのではなくて、格付を行って、それぞれ体力、技術力、それによって分けて正当な競争をしていきましょうというような方針については、こういった制度についてはほぼ固まったものと考えています。平成25年4月に総合評価方式というのを3種類入れたりしたところで、基本線としてはこれからそんなに変わることはないのかなとは思っています。ただ、実際に運用で転がしていきますと、例えばこのエリアについては簡易評価型にしてほしいとか、土木一般ととび一般の区別がわからないので、もうちょっとはっきりわかるようにしてほしいとか、そういった運用見直しというのは業界からの要望がこれからも出てまいると思いますので、それについては終わりなく見直していくのかなと思っています。

○藤井委員
 基本になる部分はほぼ固まったと。ただ、何本かある基本の中で、社会状況等の変化、その他によって変化する部分について修正が必要になってくると。だから今後もこういう入札制度の見直しについては永遠に続くものと考えていいということで、そうだろうと思うのですけれども、そういう理解がきちっといくように、基本の理解は我々もしなければならないなというふうに思ったところです。

●宮本県土整備部次長兼県土総務課長
 今後も永遠に続くというのは、我々はそれを期待しているわけではないのですけれども、いいと思ってつくっている制度でございますので、これでよろしいかとは思っているのですが、運用をやってみますと、社会状況の変化といいますか、今、委員もおっしゃいましたとおり、いろいろ不都合といいますか、こうしてほしいという業界の総意というのがやはり出てくるとは思います。その意味では、常に不断の見直しは行っていかなければならないと思います。おっしゃるとおりだと思います。

◎内田(博)委員長
 ほかにございますか。
 では、私のほうから。
 森下空港港湾課長、例の新しい岸壁がマイナス10なのですが、入り口あたりがたしかマイナス12と10、11のところもあったか。航路の中は大体それぐらいでいくのだけれども、10で大丈夫なのと言いたい。もう一つは、西側の防波堤の出口あたりがかなり浅いのではないかなという気がするのですけれども、そのあたりはどうなのですか。10で大丈夫ですか。

●森下空港港湾課長
 航路につきましては、部分的に10メーターより浅い部分がございますので、そういうところは測量等をやって修正する。
 西側につきましては、そこは船の出入りは基本的にはしないということになっています。ですから出口はあくまでも境水道の出入り口を航行するということにしております。

◎内田(博)委員長
 そうすると、あそこの中で大きな船、20万トン級を回すということになると、かなり深くしていないとなかなか厳しいのではないかなという気がしているのですけれども。

●森下空港港湾課長
 クルーズ船の大型のものが入ってくるということで、それにつきましては、航行安全検討委員会等で検討いたしまして、現在では昭和南あるいは中野地区、あのあたりで回転しまして、後ろ前を確保するというふうに航行上は考えております。

◎内田(博)委員長
 もう一つ、今の岸壁は10でやるのだけれども、これは今の状況ではマイナス14には対応は無理。

●森下空港港湾課長
 竹内南を利用する船舶は、想定では今のところ10メーターで大丈夫だということにしております。今後、そういう14メーター要るような船が入る可能性があれば、また改定をしていくということ……。

◎内田(博)委員長
 やれるのか、やれないのか。14に落とせるのか、落とせないのか。

●森下空港港湾課長
 今のところでは14も、浅いということで、ちょっと難しいとは思います。

◎内田(博)委員長
 了解。
 ほかにございますか。
 ないようでしたら、次に移りたいと思います。
 地域振興部、県内空港の現状につきまして、寺口交通政策課長の説明を求めます。

●寺口交通政策課長
 そういたしますと、地域振興部の資料の1ページのほうをお願いいたします。県内空港の現状についてということで、鳥取、米子両空港の最近の状況について報告させていただきたいと思います。
 まず、鳥取空港につきましては、この3月1日から「鳥取砂丘コナン空港」ということで愛称の使用開始をしたところでございます。3月1日には鳥取空港の国際会館のほうにおきましてオープニングセレモニーを開催させていただきました。参加者は、当日、上海からのチャーター便の利用者がございました。この方々が約200名ございましたが、これらの方も含めまして、約500名の方に参加いただきました。また、報道関係者の方にもたくさんいらしていただきまして、海外のメディアも含めまして、約50社の方々に集まっていただいたところでございます。
 この愛称化に伴います直後の反応でございますけれども、まず、鳥取-羽田便の予約状況がふえているという話がありまして、状況を伺いましたところ、3月3日現在で約10%、昨年の同じ時期に比べて予約が多いということでございました。昨日も直近の状況を確認したところ、昨日はもう少しふえて10.5%というところまで行っているようでございます。
 この3月1日という日を機に、鳥取空港サポートクラブというのを4月から募集をしているわけなのですけれども、こちらのほうの登録の申請も増加しているということのようでございまして、年末以降、600人ぐらいでずっと停滞していたところが、この10日間ぐらいで50人ぐらいふえまして、現在653名の登録になっているということでございます。
 そのほか、最近では、空港内、国内線の施設、それから国際会館、この両方で家族連れとか若い方々が写真を撮りに来ている姿が多く見られるようになっているというようなことでございまして、これからもこの愛称を活用した利用促進に取り組んでいきたいというふうに考えているところでございます。
 実際の鳥取と東京羽田を結んでおります便の状況でございますが、現在、鳥取空港は、今年度から1便、政策コンテスト枠ということで増便されて運航しているところでございますが、先月末、24年2月までの搭乗者数、これはまだ速報値ということで、動く可能性がありますが、31万1,000人で、搭乗率は57.8%という直近の状況でございます。我々、政策コンテストの中では、1年目の計画的な数値としては、まず31万人を1年目は目指すという形でつくっているところでございますが、こちらのほうにつきましては、恐らくもう達成できるだろうという見込みでおります。ただ、5便化というのを定着させるためには、27年度、あと1年間が政策コンテストの枠の設定期間でございますけれども、この期間にさらに利用者増を進めまして、この増便に見合うだけの搭乗率の確保、やはりこれは最終的には60%というあたりを目指していかないといけないということになると思いますので、そういったところを目指してさらに頑張っていきたいというふうに考えているところでございます。
 続きまして、米子鬼太郎空港のほうの状況でございます。
 米子鬼太郎空港のほうの東京便につきましては、同じく27年2月、先月末までの、これもやはり速報値でございますが、搭乗者数は約45万人となっております。搭乗率は66.3%というところでございますが、この数字自体につきましては、昨年、出雲大社の遷宮効果で非常にふえたところもあったのですけれども、こちらのほうには及ばないのですけれども、搭乗者数自体は堅調に推移してきているというふうに考えております。といいますのが、一昨年、平成24年度の1年間で搭乗者数が44万1,000人あったわけなのですけれども、この24年度の数字というのはそれまでの過去の最高数値でございまして、2月末の時点で既にこの数値とほぼ横並びということになっておりますので、堅調に推移しているものというふうに考えております。
 米子空港につきましては、既に3月29日以降の夏ダイヤで6便の継続が確定しているところでございますけれども、こちらのほうも引き続き利用促進に取り組みまして、6便化を定着させていきたいというふうに考えております。
 次に、スカイマーク便についてでございます。
 スカイマーク便につきましては、2月1日から米子と神戸、米子と那覇、これをそれぞれ1日各1往復という運航になっているところでございますが、この便につきましては、8月末までは同様の状況で継続運航されますが、先般、社のほうから正式発表がございまして、9月1日以降はいずれの便につきましても運休ということで、スカイマーク便につきましては、一旦9月1日以降、全便が運休となることとなりました。
 ただ、同社がこの9月1日以降のダイヤを発表したのは3月4日でございましたが、その公表資料の中で、社の再生並びに経営改善が進み、盤石な経営基盤が整った後には、改めて米子路線への就航を検討したいというコメントがその中につけてありまして、こういったコメントがつくというのは非常に珍しいケースではないかなというふうに我々は受けとめております。県といたしましても継続して同社と定期的に情報共有しながら、航空便の利用促進に努めていきたいというふうに考えているところでございます。
 最後に、米子-ソウル便の状況でございますが、こちらのほうにつきましては、最近非常に好調な状況で推移しているというふうに考えております。特に直近の2月の利用実績につきましては、就航後、初めて韓国人の乗客数が3,000名を超えて、搭乗率のほうも過去最高の
88.7%となったということでございまして、こちらにつきましても、今後、韓国内の認知度向上による誘客とか、地元の利用促進に努めていきたいというふうに考えているところでございます。

◎内田(博)委員長
 続きまして、緊急雇用創出事業の予備枠による事業の追加実施につきまして、國米教育・学術振興課長の説明を求めます。

●國米教育・学術振興課長
 2ページをごらんください。緊急雇用創出事業の予備枠による事業の追加2点を御報告いたします。
 まず1点目、四角の枠の表の上のほうですが、ものづくり教育のためのFabLab普及事業、現在、鳥取市に1カ所設置しておりますファブラボとっとり、これを中部、西部にも展開をするということで、鳥取市のほうは26年3月にこの事業で雇用をいたしておりますが、中部、西部の採用に向けて、2名分、鳥取と同じ単価24万5,000円での雇用を予定しているところでございます。
 その下の事業、全国の若者による学びの場とっとり創生事業、これは、この事業において配置をいたしましたコーディネーターによりまして、県内の学校ですとかまちづくり団体、そこの課題解決のための手法を一緒に考えたり、それから首都圏から課題解決主体への若者のマッチングをしたり、その後のフォローをしたりという事業をするための1名でございますが、25万円の単価で予定をしております。この単価は、鳥取大学のプロジェクト研究員の単価、全国公募を行う研究員の単価と同じ単価としているところでございます。

◎内田(博)委員長
 次に、文化観光スポーツ局の報告に移ります。
 「とっとりふるさと旅行券(仮称)」の販売開始について及び平成27年度関西広域連合のジオパーク推進体制につきまして、岩﨑観光戦略課長の説明を求めます。

●岩﨑観光戦略課長
 お手元の文化観光スポーツ局の報告資料をごらんください。1ページです。まず、とっとりふるさと旅行券、仮称ですけれども、こちらの販売について御報告させていただきます。
 国のほうで、物価動向、消費に関する地域の実情に配慮しつつ、消費喚起を目指すということで交付金が創設されまして、県のほうでも補正予算を組んで予算化して、今、執行に移っている段階ですけれども、そのうちの一つがこちらでして、旅行に来られる方に対してプレミアム率を設定して、割引というか、実際の手出しよりも多くの便益のあるような券を創設させていただこうと思っています。
 具体的には、表をごらんいただきたいのですけれども、額面1万円を5,000円で販売する形式にしますので、プレミアム率としては100%を考えております。発行枚数としては1万4,000枚、総額は1億4,000万円ということになります。
 ポイントは、1つ目が、大手コンビニエンスストアの自動発券機で購入ができるようにしたいと考えておりまして、全国4万9,000店舗のコンビニ、セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート、サークルK・サンクス、ミニストップ、こちらと連携しながら販売をしていこうと考えております。購入制限は、ちょっと技術上厳しいので設定はしませんけれども、利用制限を設定したいと考えておりまして、1泊につき1人当たり2枚、額面でいうと2万円までの制限をかけたいと考えております。今、参画する施設をちょうど募集しているところでして、先週、3月5日、6日に東、中、西で説明会を開催しました。そちらを踏まえて、県内の宿泊施設、ホテル、旅館、民宿とかペンションとかも含めて今募集をしているところです。条件としては、宿泊施設のフロントでの清算を条件としています。これは商品券を別途つくっておりますので、そちらとの整理の中で、こちらは宿泊施設で使うものとしておりますが、お土産とか飲食とかもセットのプランにしていただいたり、そういう工夫の余地は残しておりますので、ぜひいろんな業界の方に参画いただきたいと考えております。利用期間としては、4月1日から販売して、4月13日のチェックイン分から11月1日のチェックアウト分まで利用できるようにしたいと考えております。
 また、3のところに飛ぶのですけれども、情報発信をいろいろと展開して、全国の皆様にお知らせしたいと考えておりまして、首都圏、関西圏のメディアに対してのプレスリリース、また、首都圏等の都市圏の消費者に向けた発信をしたい。特にやはり大都市のお客様に来ていただいて、そちらから地方に消費をしていただきたいなと考えておりますので、首都圏、関西圏、中京圏、山陽方面等の新聞広告などで告知したいと考えております。
 また、ウエブとかコンビニとも連携したいと考えております。
 また、地元も宿泊施設等にこのことを知っていただいて、おもてなしもお願いしていきたいと考えております。
 続きまして、2ページをごらんください。ジオパークの推進体制について御報告いたします。
 3月1日に大阪市内で関西広域連合の委員会が開催されまして、組織体制の見直しが協議されました。1番のところなのですけれども、これまで山陰海岸ジオパーク推進担当というのが広域観光・文化振興局内にあったのですけれども、こちらを「山陰海岸」というのを取りました。背景としては、昨年8月に南紀熊野が日本ジオパークに認定されたのを踏まえ、地域内に2つのジオパークができたということで、「山陰海岸」という名前を取ったのですけれども、事業としては、参考の1をごらんいただきたいのですが、引き続き事業を展開していく予定でして、地質の道というブランディングをして、南紀熊野とも連携しながらPRをしていきたいと考えております。具体的にはトップセールス、観光セミナー等で、山陰海岸ジオパークと南紀熊野と両方をPRしていきたいと考えております。

◎内田(博)委員長
 県内空港の現状につきましては、先ほど地域振興部から説明がありましたので、省略をいたします。
 次に、全日本マスターズ陸上競技選手権大会の第39回大会の開催決定について、「鳥取マラソン2015」の開催について、チーム鳥取!アスリート候補生の決定について及び関西広域連合事務への「広域スポーツの振興」の追加について、山﨑スポーツ振興監兼スポーツ課長の説明を求めます。

●山﨑スポーツ振興監兼スポーツ課長
 そうしますと、資料4ページをお開きください。全日本マスターズの関係でございますけれども、これは、生涯スポーツの振興を図るという観点から、関係団体と連携しまして、全日本マスターズ陸上選手権大会を鳥取県で開催することについて、誘致を進めておったものでございますけれども、2月末に東京で開催されました日本マスターズ陸上競技連合の総会で平成30年に第39回大会を鳥取県で開催するということが決まりました。今後は、関係団体と一緒になって、大会の成功に向けて準備に取り組んでいきたいと思っております。
 開催のイメージでございますけれども、平成30年の9月ぐらいにコカ・コーラウエストスポーツパークの陸上競技場で、参加者は、全国から約1,500人の規模で開催するようなことを今イメージしております。
 続きまして、鳥取マラソンの関係でございますけれども、今度の日曜日、15日でございますけれども、いよいよ鳥取マラソンが開催されます。
 3のエントリーの状況ですけれども、今回は3,388人ということで、前回に比べて400人ほどふやしております。うち国内から3,361人で、そのうち県外の方が57%を占めております。海外からは、友好地域の参加ですとか、あるいはツアー客としまして香港から18名が参加する予定でございます。
 4のおもてなしでございますけれども、今回初めて前日に前夜祭を開催したりとか、あと(2)のその他でございますけれども、JRとか空港に歓迎ブースだとか、あるいはコースの沿道でゆるキャラの応援だとか、そういったことでおもてなししたいと思っております。
 続きまして、7ページをごらんください。チーム鳥取!アスリート候補生の決定でございますけれども、この事業は、東京のオリパラに向けまして、鳥取県から選手を育成していこうという、そういう事業でございますけれども、1の最終合格者までの流れでございますけれども、7月に募集しまして、10月に1次、11月、12月に2次選考会を行いまして、2月9日に2次合格を発表したところでございます。
 2の応募・選考結果でございますけれども、全体で165名の子供さんから応募がありまして、最終合格が34名でございます。その内訳で、小学生が24名、中学生が10名でございます。
 4の認定式でございますけれども、3月21日の土曜日、県民体育館で認定式を行うように考えております。
 5の今後の活動でございますけれども、この4月以降、子供たちを対象にしまして、体力のトレーニングだとかメンタルトレーニング、それからスポーツ栄養指導等を月に1~2回程度実施することを考えております。また、競技体験会を開催したりとか、あるいは(3)の夏休み、冬休みにトレーニングキャンプなどを実施したいと考えております。
 続きまして、8ページをお開きください。関西広域連合事務への「広域スポーツの振興」の追加でございますけれども、去る3月1日に開催されました連合の委員会で、広域連合が処理する事務として「広域スポーツの振興」を追加することを検討中であるという報告がございました。具体的には、9ページをごらんください。この9ページは連合委員会に提出された資料でございますけれども、趣旨としましては、関西における生涯スポーツの振興と元気で活力ある高齢化社会の実現、スポーツツーリズムを通じた地域の活性化を進める、そういったような観点でございます。
 具体的な事業の内容でございますけれども、2の(1)の広域計画の改正の中の枠の中の下の重点方針をごらんください。(1)として、広域スポーツ振興ビジョンの策定ですとか、あるいは(2)の広域スポーツ大会等の招致とか開催支援とか、あるいは(3)のオリパラとかワールドカップに向けたキャンプ地の関係とか、そういったようなことが想定されております。
 最後に、11ページをお開きください。11ページの下のほうの今後の想定されるスケジュールでございますけれども、3の(1)の広域連合の規約を27年の4月、連合議会の臨時会で広域計画案を議決したいと、あわせまして、5月から7月にかけて、各府県市の議会で規約改正案について議決を得る、そういったような流れで想定されております。

◎内田(博)委員長
 次に、「コミックマーケットスペシャル6-OTAKU SUMMIT 2015-」への出展につきまして。

●江原まんが王国官房長
 資料12ページ、最後のページをお願いします。コミックマーケットスペシャルというイベントに米子高校の生徒さんと一緒に参加をして、まんが王国とっとりをPRすることにしておりますので、そのことについて報告をさせていただきます。
 このコミックマーケットスペシャルというのはどんなイベントかといいますと、今月の3月28日、29日の土日、2日間、幕張メッセで行われるイベントでして、「スペシャル」がつかない通常のコミックマーケット、コミケとかコミケットと言ったりしますけれども、同人誌の即売会で、通常は年2回、8月と12月にそれぞれ3日間開催されます。これは40年の歴史があって、1回の開催につき50万人以上集めるような非常に大きなイベントであります。今回のスペシャルというのは、この同人誌の即売会に加えて、海外の出展エリアが設けられたり、あるいは自治体とか観光協会のエリアが設けられる、そういう通常のコミケットのスペシャルバージョンということで開催をされます。
 米子高校の生徒さんたち、どういうかかわりでここに出るかということなのですけれども、教育委員会のほうで今年度、とっとり夢プロジェクトという事業、高校生たちが自由な発想で何かにチャレンジをする、それを応援するという事業をやっているのですけれども、米子高校の生徒さんが「もっと、絵をうまくなってまんが王国とっとりの高校生を全国にPRしたいプロジェクト」というものを提案されまして、これが採択をされました。ことし1年間かけて絵のワークショップをやったり、自分たちで漫画を描いたりしてこられまして、それが150ページの作品、漫画冊子ができ上がりますということで、米子高校の生徒さん3名も一緒に参加をして、自分たちがつくった漫画本を参加者の皆さんに手渡しをしていく、そういうことをするということにしております。若い力をかりながら、一緒にまんが王国とっとりをPRしていきたいと思っております。

◎内田(博)委員長
 ありがとうございました。
 それでは、ただいままでの説明等に質疑がありましたら。

○藤井委員
 スカイマークの就航についてと駐車場増設とは無関係ですと、県土整備部長、断言できますか。
 それと、観光で、この交付金というのは宿泊施設に限定されたものではないだろうと思うのですが、鳥取県はそれを選んだという解釈でよろしいですか。

◎内田(博)委員長
 最初に駐車場。

●長谷川県土整備部長
 米子鬼太郎空港の駐車場は、スカイマーク就航以前から年間100日程度は満車状態となっておりました。ですからスカイマーク就航を契機として駐車場の増設を行ってきたと、こういうことであります。現状を見ますと運休ということになりますけれども、先ほど申し上げましたように、就航以前からのそういう状態がありましたので、今、整備がなされている1,270台、これは今後にわたっても必要であると、こういうふうに考えております。

◎内田(博)委員長
 岩﨑観光戦略課長ですか。

●岩﨑観光戦略課長
 済みません、ちょっと確認だけさせていただければと思うのですが、旅行券で県内宿泊のみで使えるかどうかということでよろしいですか。

○藤井委員
 この交付金の性格ですけれども、鳥取県は宿泊施設を対象にしているわけですよね。だけれども、国としては宿泊施設に限定したものではないだろうと思うので、鳥取県がそれを選びましたかと、それは一体なぜかということと、他県では何かほかの、もっとユニークな選択肢があったのかどうか。

●岩﨑観光戦略課長
 1点目なのですけれども、おっしゃるとおり、宿泊に限ったものではなくて、今回、鳥取県では旅行券と、あとプレミアム商品券というのを別途商工労働部のほうで造成をしていまして、旅行券のほうは宿泊施設で清算するときに限定するかわりに、商品券のほうをいろんな地域の買い物できるところで使えるようにしております。なのでそれをセットで造成して、域内の消費につなげていきたいと考えています。
 ただし、旅行券については、宿泊施設でお土産とかも売っていたりするケースも結構ありますし、あるいはパックプランで例えば域内の交通手段とかも乗り放題のパスをセットにしたりとか、あと食事券をつけたりとか、そういうこともできますので、そちらについては清算できるようにはしていますので、宿泊施設さんとの連携次第でいろんな業界には波及させたいなと考えております。
 2点目については、当県のコンビニ発券方式というのは非常にメジャーでして、コンビニエンスストアで買えるようにするという方式を多くの県で採用しそうな感じではあるのですけれども、例えば神奈川県の湯河原町とかは、新聞報道では宿泊された方に、宿泊施設での宴会だったと思うのですけれども、宴会で使えるようなクーポン券、1万5,000円だったと思うのですけれども、そういうのを販売したり、地域の特色に合わせて券を造成する動きは多少は見られています。あるいは雑誌で、じゃらんなど旅行雑誌があるのですけれども、そことタイアップしてクーポンを造成、旅行雑誌の中でクーポンをつくっておいて、宿泊施設に行ったときにそれを提示すれば割引するという、そういう方式をとっているところもあるようには伺っています。いろんなバリエーションがあるとは聞いております。

◎内田(博)委員長
 よろしいですか。

○藤井委員
 宿泊だけではなしに、そこにおける買い物などにも使えるということで、要するに基本は消費を喚起するということが目的なので、余り限定してしまうと、せっかくのこの制度を有効に使えない可能性があるので、鳥取県がそこを選んだということは評価しますけれども、今後、もっといいターゲットがあれば考えてみるべきでないかなと、私はそう思いつきませんけれども、今のところ。他県のケースなども参考にしながら、より有効な対応をしてもらいたいと思います。

◎内田(博)委員長
 よろしいですか。
 ほかにございますか。

○福間委員
 県内空港の現状でスカイマークなのですが、私は藤井委員と同じような思いがする。スカイマークが米子空港に入るということについて、懸命な努力をされたというふうに高く評価をしたい。ただ、そうはいっても県民目線で見ると、今の駐車場も含めてどれぐらいの投資をしたのか。ちょいちょい散見するのが、結局駐車場が無駄だったなみたいな論というのがぽんぽんぽんぽん県民の間から出てきていますよ。それについて、今お話があったように、私たちもやはりきちっと返していかなければいけないと思うのですよね。
 したがって、スカイマークが撤退するという方針を出してきたとするなら、結局駐車場拡幅が、県民の間ではスカイマークが乗り入れるから拡幅したというイメージになっているのですよね。今おっしゃったように、それ以前からかなり手狭でしたよというようなこと、それから、空港使用料とかいうようなものの便宜を例えば図っているのかどうなのか。なければいい。みたいなことをもうちょっと、スカイマーク誘致にざっくりとこれぐらいの経費がかかっていますねというようなことというのは僕はあったほうがいいのではないかなと。あとの方針については、今おっしゃったように、こういうような金がかかっていましたよと、有効活用はまだこれからできるのですよみたいなことでの、どうなのでしょうか。要はスカイマークへの投資金額とその対応の考え方というのが一まとめで出ませんかということなのです。僕はよく勉強していないからわからない。使用料などは要らないのかな。

●寺口交通政策課長
 スカイマーク便が入るに当たっては、駐車場のほかにも空港内にスカイマークの事務所を整備したり、カウンターを整備したり等々の関係で、県からもそのとき補正予算をお願いして、約2,000万円の補助金を空港ビルのほうに払いまして、空港ビルのほうでその補助金も活用して、スカイマークを受け入れるための施設整備を実際には行っております。
 ただ、ここのところが8月末で一旦運休ということでありますけれども、我々といたしましては引き続き米子空港利用の促進というのは図っていきたいので、スカイマークさんとも継続的に情報共有などしていきたいと思いますし、引き続きましていろんな航空会社さんと、これまでと同じように誘致活動等に力を入れていきたいというふうに考えております。
 実際に初期に事務所等を整備したお金以外には、スカイマークさんに対しては、通常の補助金といいますか、ああいったものは一切出ておりません。

◎内田(博)委員長
 使用料も一緒ということ。

○福間委員
 その前に、もう一遍復習させてください。駐車場拡幅の費用は何ぼぐらい出したのかな。それと、もう一遍聞かせてください。駐車場の利用状況というのは9月1日以降になってみないとわからないということだな。というようなことをざっくりと、そこら辺をトータルで。

●小倉地域振興部長
 今、課長がお答えしたとおり、使用料等はまともに取らせていただいていますし、投資金額も先ほど説明したとおりで、カウンター1つ増設したところであります。これが全く無駄というわけではなくて、スカイマーク、いつ戻ってきてもいいようにというのが一つと、ほかの航空会社に水面下で今アプローチをかけています。そういった可能性も含めて、これから誘致活動をしていきたいというふうに思っています。

●長谷川県土整備部長
 駐車場増設は、県道の米子境港線のところの両側に2カ所で8,900万円を要しております。そして先ほど申し上げましたように、就航前から100日程度は満車状態であったということで、現在は1,270台の駐車規模となっているということです。この規模は出雲空港とほぼ同程度の規模にやっとなってきたということですので、利便性の向上とか、将来を見た場合、この程度の駐車場規模は必要であるというように先ほど申し上げたとおりでございます。

◎内田(博)委員長
 よろしいですか。

○福間委員
 わかりました。
 おっしゃったように、私は、駐車場については、地域交通ネットワークをもっと整備しておけばいいのではないのという論を持っていますけれども、それはそれとして、今の駐車場の手狭な状況の拡幅に必要だと思っていますし、それから、米子空港、鳥取空港もそうですけれども、空港の利用促進、どんどん入ってくるということ、誘致をしていくということ、決して否定をしているつもりはないし、積極的にやってほしいと。ただ、こういうときには一遍やはり大体これぐらいの経費が今までかかっていましたよというどこかの精算というのは必要かなという気はするのですよね。それで今実はちょっとお尋ねしたような次第ですから、これを踏まえた中で、次のステップでどう新たな格好で取り組んでいくのかということが、僕はこのことに懲りずに積極的にどんどんやはり誘致活動をやってほしいということは要望として申し上げておきたい。

○斉木委員
 スカイマークの続きですけれども、たくさんの格安航空会社がある中でスカイマークに就航してもらって、非常に山陰も明かりが差したかなという、本当にうれしい感じだったのですけれども、地域の人も今でもスカイマーク応援団が一生懸命取り組みをされておって、本当に頭が下がる思いですけれども、スカイマークとして、会社がこういうぐあいになったからあれなのですけれども、この地域の需要といいますか、魅力といいますか、魅力が出るまでにこういうことになったのか。と申しますのは、千歳にしても沖縄にしても、本当にあれだけ売り出したにもかかわらず、平均搭乗率が4割に満たないというようなことで、実質問題としてそれだけの商圏がここの地域にあるようでなかったのではないかというイメージがしたものですから、これから他の航空会社、格安航空会社にどんどん営業するに当たっても、何かしらそういう基本になるものがもうちょっとぱっと出なかったのが原因なのか。私は意外と乗る人の期待外れというか、これが限度かなという感じを持ったのですけれども、これからの戦略として、済んだものはもうやむを得ないので、これからやはり向かっていくためには、今までの反省に立ったことで、何が一番重要かなと。認知するまでに会社の状況が悪くなったからだめになったということなのか、根本的にあれだけ努力してもあの搭乗率が限度ということなのか、そのあたりはやはりよく反省して、これからぜひ取り組んでいただきたいし、全日空に対しても、今までは格安航空が入ってきたから向こうもいろいろとサービスをふやしてきていただいたので、そのあたりもこれからは取り組みも必要ですし、それと前から言っておりますが、もう1点は、米子・鳥取との往復割引券とか、そういうサービスはあれからどうなっているかということと、そのあたりをちょっと総合的に話してもらえないでしょうか。

●小倉地域振興部長
 スカイマークの効果というのは、委員がおっしゃられるとおり、物すごく大きな効果がありました。何せ期間が短かったものですから、今、上がり調子の途中で運休に、どうしても会社の経営状況でこうなってしまったというのが事実です。ですから特に神戸便などは、初めのうちは利用が悪かったのですけれども、最近になってビジネスベースでの利用というのが物すごく伸びてきています。那覇便などにつきましては、修学旅行をどうしようかというような話まで持ち上がってきた段階だったので、少し残念な気もしておるのですけれども、そういったことは需要に反映されることでございまして、逆を言うと、スカイマーク以外の社から、撤退後に来たほうが得なのではないのというようなことも聞かれるところもあるのです。それだけの需要がこの山陰にはあると。スカイマークはそれでここの米子空港をミニハブ港として位置づけたところなのです。スカイマークは日本海側にあるのはここの米子空港だけなのですね。ですからそれだけのニーズがここにあるというのは事前の調査でもわかり、やってみて、だんだん上り調子だったというのが事実です。ただ、いかんせん、ここによらない会社の経営状況というのがあるので、やむを得ないところはあるのですけれども、それを題材といいますか、資料として、我々、ポートセールスを今他社にかけているというような状況ですので、御理解のほどをお願いしたいと思います。
 それと、鳥取・米子の商品造成の話ですけれど、話は持ちかけています。鳥取・米子に限らず、岡山、鳥取、米子も含めて、いろんな商品造成、パッケージができないかというのは航空会社のほうには申し入れはしていますけれど、なかなか現実に至っていないという面はありますが、これは引き続き要請はしていきたいと思っています。

◎内田(博)委員長
 よろしいですか。

○斉木委員
 今の商品造成は、ダブルトラックなり、そういうときには非常に本気で考えるのだけれども、今のように単独になってしまうと、またもとのもくあみになるのではないかというような感じがするものですから、ぜひ働きかけをしていただきたいということと、駐車場の問題が出ておりますけれども、私は、これからは特に、全日空一本に仮に秋からなっても、チャーター便等でアウトバウンドのときのお客さん利用には非常にこれは重要な駐車場ですので、そういう面では、ぜひ今のままできちんとした整備をしていただきたいなという感じがいたしております。
 何はともあれ、中海圏域には2つの空港があって、会社が違うわけです。片や多少にぎやかに飛んでいるようですので、ぜひこちらのほうもしっかりと中海圏域の活性化のためにもっと努力してもらわないといけないなという気がいたしておりますので、部長、どうですか、そのあたり。

●小倉地域振興部長
 まさに御意見のとおりだと思っています。チャーター便を含めて利用拡大に向けた取り組みをこれからも前面に押し出していかなければいけないということだと思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。

○藤井委員
 スカイマークのかわりに水面下でアプローチしている会社がありますと、こういう返事があった。我々でも協力することが可能なので、そう隠さずに、どことどこで、どういう交渉をしているのだということがわかればなと思いますが、だめですか。

●小倉地域振興部長
 その段階になりましたらいろいろお力添えをお願いしたいと思います。まだまだ整理のついていない段階です。ただ、我々としては、1社に絞った取り組みはしていません。多岐にわたった航空会社へのアプローチを今かけているところですので、そこは御理解いただきたいと思います。

○藤井委員
 春秋は入っていますか。私は以前から上海も行きましたし、東京にも行きましたし、つながりを持っていますので、機会がありましたら行かせてもらいます。

◎内田(博)委員長
 よろしいですか。
 ほかにございますか。
 それでは、その他に移りますが、最初に、執行部のほうで、とっとり文学探訪マップ、神庭文化政策課長から説明を求めたいと思います。

●神庭文化政策課長
 文化政策課でございます。とっとり文学探訪マップというのを今お手元のほうにパンフレットをつけさせていただいております。こちらのほうは、県にゆかりのある文学者の功績や県とのかかわり、県が舞台となった文学作品やそのゆかりの地をまとめております。こちらは、尾崎放哉、尾崎翠であったり、河本緑石であったりといった、県にゆかりのある文学者の方の作品の舞台となったようなゆかりの場所につきまして、地図で紹介しますとともに、写真や見どころコメントを入れたり、周辺の観光スポット、飲食店も紹介することで、どなたにも楽しめる内容としております。
 こちらのほうですけれども、県内の各市町村、美術館、図書館、また県外の東京、関西、名古屋のほうにも配布いたしまして、文学をきっかけに本県を訪問していただく方を増加したいと思っております。

◎内田(博)委員長
 ありがとうございました。
 お諮りいたしますが、意見も尽きたようでございますので、今回の委員長報告につきまして、作成、内容につきましては委員長に一任いただけますでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、異議がないようでございますので、一任をさせていただきたいと思います。
 それでは、委員の皆さんは、御相談したいことがございますので、この場にお残りをいただきたいと思います。
 執行部の皆さんは御退席していただいて結構でございます。御苦労さまでした。
(執行部退席)
 お残りいただきましたのは、調査活動報告についてでありますが、本会議におきまして、1年間の活動状況について報告することになっておりますが、平成26年度の活動状況につきまして、お手元に案を配付しております。これでいかがでございましょうか。よろしいですか。これです。活動報告書です。よろしいですか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 では、この案で報告することに決定をいたしました。
 あと、本日午後6時より、対翠閣におきまして執行部との意見交換会を行いたいと思いますので、委員の皆様におかれましては、出席をお願い申し上げたいと思います。
 以上をもちまして地域振興県土警察常任委員会を閉会いたします。お疲れさまでした。御苦労さまでした。

午前11時49分 閉会


 

Copyright(C) 2006~ 鳥取県(Tottori Prefectural Government) All Rights Reserved. 法人番号 7000020310000