平成26年度議事録

平成27年2月24日会議録

開催概要、資料はこちらです。
平成27年2月24日(火)
出席者
(8名)
委員長
副委員長
委員

内田 博長
澤 紀男
国岡 智志
福間 裕隆
浜田 妙子
藤井 省三
上村 忠史
斉木 正一 

欠席者
(なし)
   
 
説明のため出席した者
 小倉地域振興部長、森谷文化観光スポーツ局長、長谷川県土整備部長、
 山嵜警察本部長外各次長、課長、関係職員

職務のため出席した事務局職員
 田中調査課課長補佐 梅林調査課係長 田中議事・法務政策課係長    

1 開会 午前11時29分
2 閉会 午前11時51分
5 司会 内田委員長

6 会議録署名委員  斉木委員、国岡委員 

7 付議案件及びその結果
  別紙日程表及び下記会議概要のとおり

会議の概要

午前11時29分 開会

◎内田委員長
 ただいまから地域振興県土警察常任委員会を開会いたします。
 日程は、お手元の日程表のとおりでありますので、この順序に従って議事を進めさせていただきます。
 初めに、会議録署名委員を指名いたします。
 本日の会議録署名委員は、斉木委員と国岡委員にお願いいたします。
 それでは、ただいまから本委員会に付託されました議案につきまして審査を行いたいと思います。
 付議案に対します質疑を行っていただきたいと思いますが、ございますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 ないようでございますので、討論を省略して一括して採決してよろしゅうございますか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、付託議案を一括して採決いたします。
 原案に賛成の方の挙手をお願いいたします。(賛成者挙手)
 全員でございます。したがいまして、本委員会に付託されました全ての議案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 次に、報告事項に移ります。
 執行部の説明は、要領よく簡潔にお願いいたします。質疑等につきましては、説明終了後一括して行っていただきます。
 まず、航空自衛隊美保基地における陸上自衛隊大型輸送ヘリコプターの配備に係る状況について、酒嶋地域振興課長の説明を求めます。

●酒嶋地域振興課長
 地域振興部資料の1ページをお願いいたします。大規模災害などへの対応能力を高めることで県民の安全を確保するということから、かねてから本県、それから米子市、境港市両市が要望しておりました大型ヘリの配備につきまして、中四国防衛局により住民説明会等が実施されましたので、その概要を報告するものでございます。
 まず、下の参考の部分のこれまでの経緯をごらんいただきたいと思います。
 本県等の要望を踏まえまして、国は、大型ヘリ配備に係る経費について平成27年度予算に計上することとされております。配備の要望を行うとともに、配備に当たりましては、その影響とか対応について地元住民への丁寧な説明等を行っていただくこともお願いしていたところで、それを受けまして、県及び地元自治体への意見照会、それから11月から12月にかけて1回目の住民説明会が開催されたというところでございます。
 上の1に戻っていただきまして、(1)のとおりデモフライト、騒音測定、2回目の住民説明会が開催されております。
 (2)でございます。説明会の概要ですが、大きく3点の説明がなされております。
 (1)ヘリの運用であります。配備機数でありますが4機程度、人員は100名弱、飛行の頻度は大体1日6回程度という想定でございます。離着陸の際の主な飛行経路につきましては、次の2ページのとおりでございます。この8の字の部分でございます。
 (2)騒音測定結果についてであります。音響の特性と、2のとおり、主な騒音測定の結果の説明があったところでございます。
 (3)今後の対応についてでありますが、引き続き騒音測定を実施しまして、配備に伴う影響がある場合には関係法令により必要な防音措置などを適切に行う旨説明があったというところでございます。
 3としまして、今後のスケジュール等を記載しております。米子・境港両市は、住民説明会を踏まえられて今後住民の意見を集約し、議会日程に若干幅がございますが、2月下旬から3月下旬に各市議会に報告、3月下旬には県への回答が出そろうということになります。県ではそれを受けまして、6月ごろに開催されます県議会において報告し、議会の御意見等も踏まえまして、6月下旬ごろに国に回答するという予定といたしております。

◎内田委員長
 続きまして、海外からの春季国際チャーター便の運航予定について、市村観光戦略課観光誘客室長の説明を求めます。

●市村観光戦略課観光誘客室長
 それでは、文化観光スポーツ局の資料1ページをごらんください。海外観光客誘致及び県内空港の利用促進の一環として、国際チャーター便の運航が計画されておりますので、報告いたします。
 まず1番目、中国(上海)チャーター便、鳥取砂丘コナン空港愛称化記念チャーターということで、平成27年3月1日に上海浦東国際空港から鳥取空港に飛んでまいります。その飛行機は、3時間後に今度は鳥取空港から上海浦東国際空港のほうに飛んでいきます。インバウンドチャーターということで、中国人の観光客が乗って来て、それから3時間後に飛び立つ飛行機のほうも、既に訪日旅行で入ってきている中国人観光客の人が乗って帰っていくという形になっております。運航会社のほうは中国東方航空、ツアー催行会社のほうは上海東航国際旅行社となっております。
 なお、到着便でやってくる中国人観光客の皆さんは、当日行われる予定の愛称化イベントに参加予定であります。また、同便で中国の大手メディア、旅行社が来訪予定ですので、FAMツアーも行う予定です。
 2番目、台湾チャーター便ですけれども、こちらは台湾の方に乗ってきていただいて、日本人のお客様にも乗っていただくという相互チャーターとなっております。3月5日に台中空港から鳥取空港のほうに飛んでまいります。そして、今度はその飛行機が台中空港のほうに飛んでいきます。同じように、今度は8日にも同じ形で飛んできて飛んでいくという形になっております。運航会社のほうはマンダリン航空、ツアー催行会社のほうは星錡國際旅行社でございます。ツアー行程としましては3泊4日で、以下のとおりでございます。
 なお、こちらのほうも、台湾のほうから飛んで来る分については、台湾の旅行会社、航空会社等がやってまいりますのでFAMツアーを予定しております。また、あわせて県内での旅行商談会も開催予定でございます。
 3番目、香港チャーター便です。EGLツアーズということで、こちらはインバウンドチャーターですが、連続チャーター、初めての春季のチャーター便でございます。合計8往復予定しております。香港国際空港から米子鬼太郎空港に飛んできて、帰りも米子空港から香港国際空港に飛んでいくと。イン、アウト、米子空港発着ということになっております。航空会社のほうは香港航空、ツアー催行会社のほうは香港EGLツアーズです。ツアー行程は4泊5日の予定です。
 4番目です。タイチャーターということで、こちらのほうは初めてですけれども、相互チャーターということで、3月21日に飛んできまして飛んでいく。そして3月25日に飛んできまして飛んでいくという形になっております。発着空港はスワンナプーム国際空港から米子鬼太郎空港に、そしてまた米子鬼太郎空港からスワンナプール空港にということです。運航会社のほうはアジアアトランティック航空、そしてツアー催行会社のほうはタイシンエクスプレス、アウトのほうは農協観光さんということで、4泊5日の行程になっております。
 なお、今タイではアシックスのオニツカタイガーの製品、シューズが非常に人気ということでございまして、県内のオニツカタイガーのショップに立ち寄る予定にしております。

◎内田委員長
 続きまして、第70回国民体育大会冬季大会スキー競技会の結果について、山﨑スポーツ振興監の説明を求めます。

●山﨑スポーツ振興監兼スポーツ課長
 それでは、資料2ページをお開きください。冬季国体のスキー競技会でございますけれども、昨日まで群馬県で開催されました。
 4の入賞状況でございますけれども、ジャイアントスラロームで大藤選手が6位ということで、2年連続の入賞となりました。同じジャイアントスラローム成年男子の糸乗選手が惜しくも9位ということで入賞はなりませんでした。
 鳥取県選手団としてさい先のよいスタートを切ることができまして、こうしたスキーの活躍が今後の中国ブロック大会とか会期前国体、あるいは本国体の鳥取県選手団の活躍につながればと思っております。

◎内田委員長
 続きまして、まんが王国とっとり絵師人材バンクの開設について、江原まんが王国官房長。


●江原まんが王国官房長
 同じ資料の3ページをお願いします。まんが王国とっとり絵師人材バンクというものを開設しましたので、御報告させていただきます。
 これは、県内で活動する漫画家とかイラストレーターといった、クリエーターの方々をまんが王国とっとりのホームページ内に登録いたしまして、こういう人たちに仕事を出したいという企業や団体とのマッチングを図っていこうというものです。2月6日に開設しまして、現在の登録者数は10名ですけれども、開設後、登録したいといった問い合わせもいただいておりますので、今後順次ふやしていきたいというふうに考えております。
 登録情報は、本名の方もいらっしゃいますが、ペンネームとか、分野、創作の位置づけ、プロかセミプロか、あるいは作品例を掲載しております。
 一番下の(3)のところに今後と書いておりますが、こういう方々のニーズの高いものとして、著作権の取り扱いなどの研修といったことがありますので、登録者にそういった機会を提供していくとともに、企業とのマッチングを実施していくというふうに考えております。

◎内田委員長
 ただいままでの説明について、質疑等ございませんか。

○藤井委員
 上海チャーター便ですが、春秋航空でなくて東方航空でやる理由は。何を聞きたいかといいますと、LCCではないのでしょうねということ。今後東方航空との交流を深めていく考えでこうなっているのか。

●市村観光戦略課観光誘客室長
 こちらの中国東方航空のほうは、中国のフラッグシップではございませんけれども、大手の航空会社でございます。LCCではございません。それで、国内のほうでは、東京、名古屋、大阪、静岡ほか16路線の定期便を飛ばしております。もともとチャーター便を飛ばすために中国東方航空さんとか上海東航国際旅行社さんと接触していたわけではなくて、定期便利用による送客についての可能性を探るために、これまで交渉している中で、このたび鳥取空港が鳥取砂丘コナン空港と愛称化したことを受け、第1号で飛ばしたいという向こう側の意向もあり実現しました。

○藤井委員
 たまたまということですね。今後の上海と鳥取、米子との航路ということを考えて、春秋を使うのか、東方航空を使うのかというような考え方があってやったわけではなくて、たまたまこうなりましたということで理解していいのですね。

●市村観光戦略課観光誘客室長
 たまたまではございません。もともとそれなりの戦略を持ってやっており、中国のほうの航空会社も旅行会社も含めて、幾つか何年間もずっと交渉を続けてきている中で、今回のものが実現したということで捉えていただければ大変ありがたいです。

◎内田委員長
 よろしいですか。

○斉木委員
 今の飛行機なのですけれども、言われるとおり、いろいろ努力されて、チャーター便を飛ばすということでやっておられます。その結果だろうと思うのですけれども、この4つとも、県内に1泊されるぐあいになっているのか。
 それと、こういうチャーター便となると、米子鬼太郎空港の利用料等、いろいろお金の問題も出てきますけれども、それは県のほうで見るという考えですか。どういうことでやっていますか。

●市村観光戦略課観光誘客室長
 宿泊については、今ここに上げておりますコース全部1泊以上でございます。2泊のものもあれば3泊のものもありますけれども、必ず1泊以上です。支援制度自体がそのような設計になっておりますので、必ず泊はしていただくようになっております。
 着陸料の支援は、もちろんしております。

○福間委員
 自衛隊の大型輸送機ヘリコプター、ちょっともう一遍教えてください。
 結局、航空自衛隊の美保基地に陸上自衛隊の大型輸送ヘリコプターが配備されるわけですよね。だから陸上自衛隊に、これの指揮命令系統があるわけですよね。そうすると、この美保基地へ新たに4機を運用する100名程度の陸上自衛隊が配備されるという理解でいいわけか。

●酒嶋地域振興課長
 おっしゃるとおりでございます。あくまでも陸上自衛隊でございます。この理由でございますが、県内には陸上自衛隊米子駐屯地がございますけれども、CH-47の格納庫、あるいは駐機場を建設する面積がないということで、航空自衛隊美保基地のほうにその面積がございますので、こちらに配備をするということでございます。

○福間委員
 航空自衛隊美保基地の隣かどこか知りませんが、そこに陸上自衛隊100名の新たな部隊が配置になるということだね。

●酒嶋地域振興課長
 そのとおりでございます。

○福間委員
 なるほど。
 もう一つ、このデモフライトの中で、住民の皆さんからの要望や意見で、特徴的なものが何かあれば教えてくれませんか。特に何もなしということかな。

●酒嶋地域振興課長
 やはり音のことを一番気になさっております。自衛隊のほうも24時間365日、美保基地周辺2カ所について常時騒音測定しております。必要に応じてその防音の措置もとっていくということでございます。この点について御意見があったということであります。

○福間委員
 ちょっとくどいですけれども、陸上自衛隊米子駐屯地と、新たに配備になる100名は、指揮命令系統は全然別個という理解でいいですか。

●酒嶋地域振興課長
 いえ、あくまでも陸上自衛隊でございますので、最終的な指揮命令系統はあくまでも陸上自衛隊の系列になってこようかと思いますが。

○福間委員
 米子駐屯地とは直接の連携はあるのかないのか。別に関係ないのかもしれないけれども。

◎内田委員長
 わかりますか。

●酒嶋地域振興課長
 申しわけございません。よく承知していないのですが、航空自衛隊のほうに配備されるところにも当然指揮官の方がいらっしゃると思いますので、あくまでもそこでの指揮監督ということになってこようかと思います。

○福間委員
 結構です。わかりました。

◎内田委員長
 部長、わかりますか。

●小倉地域振興部長
 私も余りよくわかりませんが、米子駐屯地との直接というのはないのかなと思っています。ただ、上層部での指揮命令系統は一元化されると思いますけれども、直接現地ではないと思います。

◎内田委員長
 よろしいですか。

○福間委員
 いや、例えば今後何かあったときにどこが窓口になるのか。米子駐屯地の基地指令か、それともここに直接指揮命令権を持った人がいて、直接交渉するわけか。それとも広島ですみたいな話になっていくのか。そういうことが交通整理できているのですかということが問いたいのです。

●酒嶋地域振興課長
 自衛隊派遣につきましては、必要なときには知事から自衛隊のほうへの応援要請という形になりますので、一般住民の方が直接自衛隊のほうに要請ということはちょっと想定していないのですが、何か非常事態があった場合には、そういった形での要請という形になろうかと思いますが。

○福間委員
 いや、要請はわかるのですが、例えばこの輸送機が落ちるとか、何かトラブルがあったとします。そうすると、知事は一々広島に行くわけか、防衛省へ行くわけか。いや、それは新たに配備される航空自衛隊美保基地内の陸上自衛隊部隊がきちっと対応しますということなのか、陸上自衛隊は米子駐屯地がありますから、そこの基地指令の管轄下でやっていくのかという交通整理はどうなのでしょうかということを問うているのだ。意味がわからないかな。

◎内田委員長
 わかりますか。

●酒嶋地域振興課長
 御質問の趣旨はわかっております。最初のいわゆる緊急事態については、当然現場での対応になろうかと思いますし、何らかの事後点検等については中四国防衛局、さらには防衛本省という整理になってこようかと思いますが。第一義的には現場での処理、対応ということになろうかと思います。

◎内田委員長
 そのあたりをきちっと確認して、また後で各委員に報告してください。


●酒嶋地域振興課長
 はい。

◎内田委員長
 ほかにございますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、その他に移ります。
 執行部、委員の方でその他何かございますか。ございませんか。
 それでは、委員の皆さんには御相談したいことがございますので、この場にお残りいただきたいと思います。
 執行部の皆さんは退席いただいて結構です。御苦労さまでした。
(執行部退席)
 3月10日午後6時から、対翠閣で執行部との意見交換会を開催いたします。御参加いただきますようお願い申し上げます。
 時節柄、警察本部は出席しません。そのことを申し添えておきます。
 以上をもちまして、地域振興県土警察常任委員会を閉会いたします。御苦労さまでした。

午前11時51分 閉会
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