平成23年度議事録

平成24年3月1日会議録

 開催概要、資料はこちらです。
出席者
(8名)
委員長
副委員長
委員
浜崎 晋一
広谷 直樹
長谷川 稔
谷村 悠介
澤  紀男
伊藤  保
鉄永 幸紀
斉木 正一
欠席者
(1名)

廣江  弌
 


説明のため出席した者
  河原統轄監兼総務部長、野川未来づくり推進局長、外局長、次長、課長、関係職員

職務のため出席した事務局職員
  田中主幹、小川副主幹、川口副主幹

1 開会  午前11時19分
2 閉会  午後11時35分
3 司会  浜崎委員長
4  会議録署名委員  斉木委員、伊藤保委員
5  付議案件及びその結果
   別紙日程表及び下記会議概要のとおり
 

午前11時19分 開会

◎浜崎委員長
 ただいまより総務教育常任委員会を開会させていただきます。
 本日の日程はお手元の日程のとおりでございますので、この順序に従って議事を進めさせていただきます。
 会議録署名委員でありますが、本日の会議録署名委員は、斉木委員と伊藤委員にお願いをしたいと思います。よろしくお願いします。
 それでは、ただいまより本委員会に付託をされました議案について審査を行いたいと思います。
 まず、付託議案に対する質疑を行っていただきます。マイクのスイッチを押して、質疑がありましたらお願いしたいと思います。(「なし」と呼ぶ者あり)なしという声がありました。
 それでは次に、付託議案に対する討論を行っていただきますが、討論はどうでしょうか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 ございません。
 それでは、採決につきまして、一括して採決するということでよろしゅうございますか。(「はい」と呼ぶ者あり)
 委員の皆さんから、よろしいという話でございましたので、それでは一括して採決に入らせていただきます。
 それでは、付託議案を一括して採決いたします。
 原案に賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
 賛成全員であります。したがいまして、原案のとおり可決すべきものと決定をさせていただきました。
 続きまして、報告事項に移ります。
 報告事項は1件であります。バードスタジアム国際交流基金(平成24年度分)の取崩しについてということであります。
 岩﨑鳥取力創造課長の説明を求めます。

●岩﨑鳥取力創造課長
 鳥取創造課の岩﨑です。
 それでは、総務常任委員会資料の1番後ろのページをちょっとごらんください。バードスタジアム国際交流基金(平成24年度分)の取崩しについてと打ってある資料です。昨年の9月にも23年度分で芝の張りかえについて、この常任委員会で御報告をさせていただきまして、その続きの御報告事項になります。
 昨年の9月には長谷川委員からも、県と市が対等な立場でこの取り組みを検討して進めていってほしいという御指摘がありまして、それを踏まえて、庁内との連携もとりつつ、市としっかり議論をした上でこの取り組みを進めております。
 具体的には、ガイナーレ鳥取が使用しているバードスタジアムは鳥取市の公園・スポーツ施設協会が管理している施設なのですけれども、そこに設置してあるバードスタジアムの国際交流基金を活用して芝生張りかえ工事を行っています。こちらを市と県としっかり協議をしながら進めまして、工事はほぼ終了したところです。あと、もう少しだけ維持管理をする必要がありまして、それをした上で3月17日の開幕戦に臨みたいと考えております。この工事なのですけれども、平成24年度においてもこの基金を活用して、具体的には夜間の照明施設、あとオーロラビジョンを設置する工事をしたいということで、このバードスタジアムの基金を管理している運営委員会で、鳥取市と公園・スポーツ施設協会から話が出ているところです。
 2の取り崩しの考え方のところに移るのですけれども、このバードスタジアムは御存じのとおり県の高校総体、少年サッカー大会、あとは県のサッカー選手権の決勝、そういった形で使用されて、県のサッカー振興の拠点施設となっておりますし、あとガイナーレ鳥取のホームスタジアムとしてJ2の試合をよく開催しております。ただ、平成7年に建設されていまして、もう16年たって非常に老朽化が進んでいます。このバードスタジアム国際交流基金というのがスポーツに対する関心を高め、サッカーの競技意欲、あと青少年健全育成を図るための基金でありますので、この基金を使って県内のサッカー振興とガイナーレ鳥取の飛躍を図る支援をしたいと考えております。平成23年度のピッチ芝の張りかえに続きまして、24年度に夜間照明の器具、あとオーロラビジョンの設置の財源として基金を充当したいと考えております。
 この話は、県としてもこのスタジアムを活用したサッカー振興を図っていきたいと思っておりますし、あと地元の経済界や応援団も要望に来られて、応援しているという背景もありますので、ぜひこの基金を使って施設の工事に使っていきたいと考えております。
 3の県の方針のところなのですけれども、そういった理由から、事業内容をよく勘案していった上で、同意をする方向で検討したいと考えております。
 あと、これも報告なのですけれども、今年度やっています芝の張りかえ工事は、前回の9月の報告では8,700万円を基金から充当したいと御報告しておったのですけれども、よく事業を精査した結果、設計の変更をすることができて、4,700万円程度に減額した上で充当できるようになったので、額を減らして充当する形にしたいと思っております。
 その下にある表が全体の計画、基金を活用するものになっております。今年度はピッチ芝の張りかえ工事、これは総事業費が1億円強なのですけれども、これに4,700万円を充当すると。24年度は夜間照明、総額が1億6,000万円程度。あとオーロラビジョン設置、これが4億3,000万円程度なのですけれども、このうちの一部、2億5,000万円程度を基金で充当することで工事したいと考えております。今回のこの2つの工事をすることで基金の全額を取り崩す予定になっております。
 あと、実際のこの事業全体なのですけれども、これは基金だけではなくて、スポーツ振興くじのtoto助成金、あと鳥取市の一般財源も使いながら工事を進める予定です。あと、これとは別なのですけれども、今後、鳥取市では観客席の屋根の設置を独自に検討していくということになっております。
 あと、一番下の参考なのですけれども、この国際交流基金は現在の基金残高が約3億円なのですけれども、過去にエクアドルのチームの鳥取キャンプ受け入れのために取り崩したり、あとはガイナーレ鳥取がJ2に昇格する際に財務基盤強化のために取り崩すと、そういったことをやっておりますので、過去に取り崩した経緯は2例あります。

◎浜崎委員長
 ただいまの説明につきまして、質疑等がありましたら受けたいと思います。どうでしょうか。

○澤委員
 ちょっとお聞かせ願いたいのですけれども、これの実施設計の変更で減額になったと、これはよくわかるのですけれども、具体的にどういう形で変更になったのか。ちょっとそこのところをお聞かせ願いたいのですけれども。

●岩﨑鳥取力創造課長
 具体的には土を有効活用できるようになったというふうになっておりまして、スタジアムの芝を張る際に、まず砂を敷いて、その上に芝を植えることになっているのですけれども、ここの砂の部分が、鳥取市が別の工事で残土として出た砂を活用できることになって、新たに買う必要がなくなったということで、その分を減にしています。

○澤委員
 何となくわかったような。はっと思って、ちょっと聞いていたのですけれども……(「残土」と呼ぶ者あり)それで半分になるということですね。
 それと、この工事はいわゆる国際規格といいますか、芝の張りかえの基準というのは、そういう基準で全部やっているっていうことなのでしょうか。

●岩﨑鳥取力創造課長
 芝そのものの規格というよりは、芝をきちんと整備することというふうにアジアのサッカー協会からも話があって、Jリーグのほうできちんと整備するようにという話があって、それを踏まえて芝生を敷設することにしています。この芝生自体は日本でも非常に実績のある方がアドバイザーになってやっていまして、例えばFC東京の味の素スタジアムとか、ほかの多くのスタジアムを手がけている人がアドバイザーとして就任していますので、非常に質が高いものになっています。

○澤委員
 何でこんなことを聞いたかといいますと、鳥取県にも芝生をやっていらっしゃる事業所がたくさんあるわけで、要は、そういうところをやっぱり使っていらっしゃるでしょうかということがお聞きしたかったのです。

●岩﨑鳥取力創造課長
 実際、アドバイザーは東京の方なのですけれども、実際の工事とか、あと管理、その辺は地元の造園業者さんと一緒になってやっていっていますので、地元の業者さんも活用しながらやって……(「芝の話」と呼ぶ者あり)
 芝ですか。芝は、済みません、ちょっとどちらの業者から入れたかまでは確認がとれていないのですけれども、そこは確認してまた御報告をします。

○澤委員
 それは確認したいということで。要は、県にしっかりぶつかっていただきたいというそういう意味合いなものですから、そこのところはやっぱりしっかり押さえてお願いしたいという、そういう意味合いです。

●岩﨑鳥取力創造課長
 わかりました。

◎浜崎委員長
 岩﨑課長、よろしいですか。

●岩﨑鳥取力創造課長
 はい、わかりました。

◎浜崎委員長
 ほかに。

○鉄永委員
 では続いて来年度の分ですけれども、夜間照明は県内のものが使えるのですか。それから、オーロラビジョンは無理かもしれないけれども、どうなのですかということが1点。
 実施設計をやって入札をやりますと多分幾らかの減額になるのですが、幾ら減額になってもすべて基金は取り崩すおつもりか、お伺いしておきます。

●岩﨑鳥取力創造課長
 1点目の、まず夜間照明のほうは一般の入札をして実施する予定です。なので入札の結果次第にはなるのですけれども、地元の業者さんにも入札していただいてできるようにする予定です。
 あと、オーロラビジョンのほうは、総合評価方式での発注を行う予定にしていまして、こちらも地元の業者さんも含めて応募していただいて、総合評価方式で審査した結果で業者を選定するという予定にしております。結果が、地元の業者さんになるかどうかまでは保障はできないのですけれども、門戸を広く置いて、できるだけ地元の業者さんが受注できるように配慮していきたいと思っております。

○鉄永委員
 もう一つありました。

●岩﨑鳥取力創造課長
 あと、もう一つですね。減額の話ですね。減額の話については、totoの助成金も活用しながらこの事業をやる予定でして、こちらはtotoの助成金もあるのですけれども、そこで足りない分をバード基金を活用しながらやる予定でして、済みません、減額が幾らぐらいになるかまではちょっと今後設計とかしていきながら精査していかないといけないのですけれども、今の予定では全額がここに充当される予定にはなっています。かつ、ここで足りない分を鳥取市の一般財源も使いながらやっていますので、今のところは基金の全額を崩す予定では進めているのですけれども、実際、減額が多くなると基金の全額を使わなくてもいいこともあり得るので、そうなった場合はまたよく精査して、幾らまで取り崩すのかというのを確認しながら進めていきたいと思っております。

●野川未来づくり推進局長
 済みません。補足でありますけれども、夜間照明とかオーロラビジョンにつきましては、多分非常に高度な技術が要る工事施行になると思いますので、少し中身をよく吟味させていただいて、市のほうと少し相談をしながら、県内発注が可能なものについては絶対に県内発注にしていくと、そのような方針で臨みたいと思います。
 基金の充当でありますけれども、恐らくはtotoの助成金をまず最初に優先充当をさせていただきまして、残りについては市費と、それからこの基金となりますので、改めて県と市のほうで協議ということになろうかと思います。

◎浜崎委員長
 鉄永委員、よろしいですか。

○鉄永委員
 ぜひ県内の業者に参加していただきたいし、入札はWTOにはひっかからないですよね。どうなのですか。

●野川未来づくり推進局長
 金額も精査をいたします。

○鉄永委員
 精査されるということ。

●野川未来づくり推進局長
 低いと思います。

○鉄永委員
 ですよね。

●野川未来づくり推進局長
 はい。

○鉄永委員
 土木なんていうのは23億円とかあるのですけれども、余りひっかからないのでしたら、やっぱり条例の精神をしっかり生きるように、とことんまで追求していただきたい。その上で、できないという理由があれば、それはそれで仕方がないと思いますけれども。そういう取り組み姿勢というものを改めて申し上げておきたいと思います。

◎浜崎委員長
 ほかにございますでしょうか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 ないようですね。
 それでは次に、その他に移らせていただきます。
 執行部、また委員の皆さんで、その他の項目でありますが、何かございましたら受けたいと思います。ございますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 ないようであります。それでは進行いたします。
 委員長報告の作成につきましては、委員長に一任をさせていただくということでよろしゅうございますか。(「はい」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのようにさせていただきます。
 意見も尽きたようでありますので、以上をもちまして総務教育常任委員会を閉会させていただきます。
 執行部、委員の皆さん、御苦労さまでした。

午前11時35分 閉会

 

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