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会議の概要
午前10時00分 開会
◎入江委員長
ただいまから、農林水産商工常任委員会を開会いたします。
本日の日程は、お手元のとおりでありますので、この順序に従って議事を進めさせていただきたいと思います。
今回の常任委員会は4部入替え制で行うこととし、企業局及び労働委員会、農林水産部第1部、農林水産部第2部、最後に商工労働部の順で執行部の入替えを行っていきます。なお、農林水産部の入替えは、第1部が、経営支援課、生産振興課、鳥獣対策課、販路拡大・輸出促進課、食パラダイス推進課。第2部が、畜産振興課、家畜防疫課、県産材・林産振興課、漁業調整課の以上の順に行いますので、あらかじめ御承知ください。
初めに、会議録署名委員を指名いたします。
本日の会議録署名委員は、語堂委員と伊藤委員にお願いいたします。
次に、執行部職員の紹介であります。
このたび11月9日付で人事異動がありました。お手元に幹部名簿を配付しております。商工労働部において人事異動があったものでありますので、皆様、御承知をお願いいたします。
それでは、報告事項に入ります。
執行部の皆様におかれましては、説明は要領よく簡潔にマイクを使ってお願いいたします。
報告1、佐治発電所の復旧・発電開始について、重光工務課長の説明を求めます。
●重光工務課長
資料2ページを御覧いただけますでしょうか。
佐治発電所の復旧・発電開始についてです。
令和5年8月の台風7号の大雨によりまして被災しました佐治発電所について、8月15日から運転を停止していましたが、令和7年11月15日に復旧しまして発電を開始しましたので、その概要を報告します。
被災状況ですが、大雨によりまして、佐治の裏にあります山からの下がり水と、前にありました佐治川が増水しまして、そこの越水した水が佐治発電所の構内に入ってまいりました。約5センチたまりまして、屋外から発電所に引き込んでいますケーブルの地下ピットから発電所の中に水が浸入しまして、水車発電機や電気設備の配電盤などを被災したものです。
右下に写真をつけていますが、発電所の奥に川がありまして、そこが増水し、右にあります地下ピットに水がたまり、そこから右の発電所に水が入ったものになります。また、佐治川のダムの下流の支川からも水を取っていまして、そこの取水口にも多くの土砂が流れ込み、取水できなくなるとともに、そこに行くまでの管理道も通行できない状態となっていました。
復旧状況です。発電所の水車発電機については、被災しました水車発電機及び電気設備の部品交換や修理を行いまして復旧しました。
また、浸水防止対策ですが、川からの増水対策としまして、右下にありますように、川面に対して、川からの水が直接当たらない形で約1メートルの擁壁を設けて防止対策としています。
また、ケーブルについては、地下からの引き込みではなくて、建物の上から引き込む形にしまして、敷地内に水が入ったとしても建物の中に入らないように改修しました。
取水口については、管理道の仮復旧を行いまして土砂撤去等を行っているところです。
11月15日、復旧しましてからは、発電した電気について、中国電力さんと契約を行いまして、令和9年3月31日まで県内へ電力供給するという条件で販売することにしました。これで、令和5年に被災し、発電停止していました3つの水力発電所について全て復旧しまして、これからも安全で安定した発電の運営に努めてまいりたいと考えています。
◎入江委員長
報告2、一定額以上の工事又は製造の請負契約の報告について、資料に記載のとおりでありますので、説明は省略したいと思います。
続いて、報告3、令和7年度上半期取扱事件等の概要について、前田労働委員会事務局次長の説明をお願いいたします。
●前田労働委員会事務局次長
労働委員会事務局の資料の2ページをお願いします。
令和7年度上半期の取扱事件等の概要について、御報告します。
1、不当労働行為の救済申立て事件ですが、これは労働者が労働組合委員であることを理由に使用者から不利益な取扱いを受けたり、労働組合からの団体交渉の申入れを使用者が正当な理由なく拒否した場合などに、労働組合等が労働委員会に救済の申立てを行って、労働委員会が、その審査、判定を行うものです。こちらについて取扱いはありません。
2、労働争議の調整事件ですが、これは労働組合と使用者との間での当事者間で解決ができないような問題が生じた場合などに、労働委員会が間に入って調整を図り、解決を支援するものです。こちらも取扱いはありません。
3、個別労働関係紛争あっせん事件ですが、個々の労働者と使用者との間で当事者間での解決が困難となった場合に、労働委員などの第三者のあっせん員が間に入らせていただき、当事者双方の主張をお聞きし、問題点を整理して、当事者双方の歩み寄りによる解決を支援するものです。こちらについては、前年度からの繰越し分を含めて9件の取扱いがありました。内容については、2ページから3ページの上段にかけての表中に記載をしているとおりです。
3ページの中ほどに、(2)取扱い事件の分類等ということで大まかに事件の分析をしています。
アの処理状況ですが、9件のうち、解決または関与解決に至ったものが5件、打切りが4件という状況です。このうち、解決、関与解決の内訳については、あっせんを実施して合意して解決したものが1件、あっせんを実施する前の段階で、あっせん手続を契機として自主解決に至った関与解決が4件です。
また、打切りについては、あっせんを実施しましたが、主張の隔たりが大きく、合意に至らずに打切りになったものが1件、被申請者のあっせん不参加等によって打切りになったものが3件です。
イの紛争の内容ですが、1つの事件に複数の内容が含まれる場合がありますので、述べ件数で集計をしていますが、あっせんまで至るものについては、解雇などの経営または人事の話が多くなっています。
ウの業種ですが、医療・福祉がほかに比べ多い状況です。
エの処理状況ですが、平均処理日数が42日、解決率は55.6%という数字です。こちらについては、全国の労働委員会の全体の平均解決率、令和6年、43%程度という状況ですので、その平均よりは高い数値となっているところです。
次に、4ページをお願いします。
4として、労働相談の取扱い状況を記載しています。
受付区分としましては、電話が多く、多くの場合、傾聴し、助言をさせていただくという対応をしているところです。
相談内容については、1回の相談で複数の内容が含まれる場合もありますので、述べ件数で集計していますが、相談に関しては、勤務をされている中で生じる問題、時間外勤務や休暇の取得などの労働条件が一番多く、次にハラスメントなどの人間関係が多い状況です。
5、近年の取扱い件数等について、最近5か年度間の状況について記載しています。こちらに記載しているとおりの状況です。
上半期の総括的なところとしましては、あっせんについては、例年に比べ少ない状況、労働相談については、例年に比べ多い状況になっています。
◎入江委員長
今までの説明について、質疑はございませんでしょうか。
○市谷委員
4ページの労働相談の取扱いで、(3)の相談内容です。労働条件等で時間外勤務等がものすごく多いのですが、鳥取労働局でものすごいサービス残業が多くて訴えられているようなものも出てきているのです。ここに寄せられた相談でサービス残業とか時間外勤務というのは、やはり労働基準監督署に紹介したりしてつないでいるということでよろしいでしょうか。
●前田労働委員会事務局次長
こちらに御相談をいただきましたら、まず、相談者の方が、どういった状況にあって、何を望んでおられるかを確認させていただきます。一般的な考え方と法令の考え方等は、説明をさせていただいて、指導などを求められる場合、あるいは、より詳しい内容についてということになれば、労働基準監督署を紹介させていただいている状況です。
○前田委員
企業局の佐治発電所の件ですが、発電所、水車発電機の復旧ということで9億5,800万円を予定と書いてあります。かなり高額になると思うのですが、こうした機器に対する保険といいますか、そうしたものには入っていらっしゃるのか。もし入っているのであれば、どういった内容で、どれぐらいの補償がなされるのか、この辺、お聞かせ願いたいと思います。
●重光工務課長
建物とか、そういう機器について、保険には入っています。火災や天災的なところ、見られないところも一部あるとは思いますが、加入はしていまして、被害、状況及び復旧の費用が固まってきましたので、その時点で、その共済に保険の適用というか、申請をやっていくことになります。どれぐらい認めていただけるかは、これからなので、保険としてどれぐらい入ってくるかは分からないのですが、幾らかはカバーできるのではないかなと思っています。額については、ここでは把握できていません。すみません。
○野坂委員
今の保険の件ですが、そもそも災害ということでの対応を考えられるということですか。災害なのですか。
●重光工務課長
そうですね、浸水被害で、災害ということで考えています。
○野坂委員
日頃の越水対策をしていなかったとか、そういう瑕疵はないわけですか。
●重光工務課長
その辺りは、また保険のほうからどう言われるかになりますが、想定し得ないという範囲で解釈いただければ、保険の対象になるのではないかなと考えています。
◎入江委員長
よろしいですか。
そのほか、ございますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
ないようです。
次に、その他であります。企業局及び労働委員会に関して、執行部、委員の方で何かございませんでしょうか。
○市谷委員
政調政審のときにも企業局に聞いたのですが、アサヒメッキの工業用水の関係での損失です。話合いの進捗状況とか、最終的な補償をどうするかという辺の検討が今どうなっているかを御説明いただきたいと思います。
●森田企業局長
政調政審でもお話ししましたが、今2社と話をしている最中で、今はまだ具体に何も固まっているものでないので、ここでお話しできる状況ではないと思っています。
○市谷委員
いつ頃めどにその結論を出す予定になっているのでしょうか。
●森田企業局長
いたずらに引っ張るつもりはないですが、中身を精査しないといけませんので、その作業を今させていただいているという状況です。
◎入江委員長
そのほか、ありますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
意見が尽きたようでありますので、企業局及び労働委員会につきましては、以上で終わりたいと思います。
執行部の入替えを行いますので、暫時休憩をいたします。再開は、入替え後としたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
午前10時15分 休憩
午前10時16分 再開
◎入江委員長
再開いたします。
引き続き、農林水産部第1部について行います。
執行部の皆様におかれましては、説明は要領よく簡潔にマイクを使ってお願いをいたします。
質疑等については、説明終了後に一括して行うことといたします。
それでは、報告4、令和7年度「とっとり農業人フェア」の開催結果について、中村経営支援課長の説明を求めます。
●中村経営支援課長
資料の2ページをお願いします。
鳥取県農業経営・就農支援センターでは、就農相談から担い手の経営発展までを一元的にサポートする体制を取りまして、令和4年度から活動を展開しています。このたび、就農相談段階の取組としまして、合同相談会「とっとり農業人フェア」を開催しました。令和5年度から継続実施していますが、今回は、県内外から60名の方が来場されまして、各相談ブースにおいて延べ168件の就農相談を受けましたので、開催概要を御報告します。
3回目の開催となります今回は、11月1日、エースパック未来中心を会場に実施しました。
主な相談ブースとしましては、例年どおり、県下の主要品目のJA生産部さん、あるいは生産団体、市・町からの出展、あとは全般的な就農相談、あるいは移住・定住の相談に応じます圏域の組織の出展に加えまして、今回は雇用就農相談ブースを新たに設けさせていただきました。昨年度までは求人票を掲示させていただくにとどめていましたが、今回は、新たな雇用人材を求めておられる経営体に直接出展いただく形を取ったこともあり、総ブース数としましては、昨年よりも9ブース多い36ブースで相談対応させていただいた、このような概況です。
また、フェアの中では2回のセミナーも実施しまして、県内で農業を営んでいただくイメージをセンターの専任相談員や、トマトを例にして実際に新規就農された方から伝えていただく場を設けました。こちらには延べで70名以上の方が参加されまして熱心にお話を聞いていただきました。
3、相談者の概要は相談者アンケートの結果です。
居住地欄、おおむねは県内からの御参加でしたが、県外からも6名の方がおみえでした。また、就農希望地域、希望時期、希望する就農形態欄にありますとおり、いずれも未定の方が最も多くて、具体のプラン、方針を持って来訪される方も一部おられるのですが、方向性がまだ定まっておらず、むしろ、そこを定めていくための情報収集、幅広な相談を目的として来訪される方が割合としては多いといった傾向でした。
相談者の皆さんの御感想、主な声なども記載しています。直接の対面で農家の方から話を聞けることでイメージの具体化につながったり、漠然と感じておられた就農の壁の高さが、ブースで直接相談して丁寧な説明を聞くことで何となく向かえそうな気持ちになったといったお声をいただきました。出展する側も相談者側もなかなか一足飛びに成果に結びつくものではないのですが、直接に会って話を聞いていただく、つながっていただく、こうしたきっかけの場としてのフェア開催、継続のニーズが根強くあります。様々な御意見、御要望を踏まえながら、今後も継続開催していきたいと考えています。
◎入江委員長
続きまして、報告5、主要農産物の生産販売状況について及び報告6、米の価格動向について、内海生産振興課長の説明を求めます。
●内海生産振興課長
主要農産物の生産状況について、御報告させていただきます。
3ページをお願いします。
11月10日時点のJA全農とっとりの取扱い分の状況を品目ごとに御報告します。
まず、米についてです。10月10日に発表された作柄概況、作況単収指数は、105と豊作傾向となっています。1等米比率は、9月25日時点ですが、星空舞やきぬむすめなど高温に強い品種や、同時期に高温に当たらない品種などでは比較的良好に推移しています。なお、資料に記載できませんでしたが、11月18日に公表された、10月25日時点の作況単収指数は106となり、前回よりも1ポイント上昇し、引き続き豊作傾向を示しています。
次に、白ネギです。早い梅雨明けと、その後の高温、集中豪雨等により軟腐病等が発生しましたが、近年問題となっています葉トロケ症については少ない状況です。出荷販売については、現在、秋冬ネギが出荷されていますが、前年と比べ、高温、干ばつによる消失が少なく、11月に入ってから出荷量が徐々に増加している状況です。
次にブロッコリーです。ブロッコリーは、定植時期に適度な降雨で生育は順調でした。その後、高温や降雨等で病害虫が発生した時期もありましたが、現在は落ち着いています。出荷販売については、高温期の出荷を避けるため、昨年よりも定植を遅らせていますので、現時点での出荷量は前年の79%になっていますが、今後増加すると見込まれています。
次に、ページをめくっていただきまして4ページ、梨についてです。生育は、早い梅雨明けとその後の干ばつにより、果実肥大が懸念される年となりました。新甘泉は小玉傾向となりましたが、二十世紀は、収穫期間の降雨により肥大が回復し、最終的には平年並みの大きさとなりました。販売についてですが、二十世紀、新甘泉ともに昨年のようなカメムシによる大きな減収はありませんでした。このため、出荷量は、新甘泉では昨年を上回りましたが、二十世紀は、面積減が影響し、出荷量は昨年を下回りました。販売単価は、終盤まで高単価が維持され、過去最高の単価となったところです。
柿は、現在、輝太郎や西条がほぼ終了しています。いずれの生育も良好で、9月30日に開催された査定会では、輝太郎は過去最高の玉太り、西条は平年並みとなりました。昨年のようなカメムシ被害はなく、全国的に豊作傾向のため、単価は前年に比べ1割程度下落しています。
続きまして、5ページをお願いします。
米の価格動向についてです。
全国の状況と県内の状況について、御報告します。
まず、全国の状況です。毎週、農林水産省が発表している米の小売価格については、11月3日の週で平均価格が税込み5キロで4,316円で、前週から81円と2週連続で上昇し、5月12日の週以来の最高値を更新しました。銘柄米については、前週に比べ33円上昇し、4,573円となっています。
2の県内小売店への調査結果ですが、定期的に県内の店舗に聞き取り調査や書面での調査を行っており、その結果になります。まず、調査を行っている10店舗においては、在庫は十分に確保されていました。7年産の県産コシヒカリについては、前回の報告では5店舗で販売が行われていましたが、今回の調査では、もともと県産米の取扱いを行っていない1店舗を除く9店舗全てで販売が行われており、価格は5キロ税込みで4,500円から5,378円となっています。一部の店舗では新米の売れ行きが芳しくなく、特価商品として販売されているところも見られました。今後の価格動向については、前回と異なり、全店舗で変わらない、または下がると回答されています。
なお、備蓄米については、県内の販売はほぼ終了したと思われていましたが、今回の調査では、3店舗で販売または入荷予定ということでした。
◎入江委員長
続いて、報告7、クマの出没に対する県の施策について、近藤鳥獣対策課長の説明を求めます。
●近藤鳥獣対策課長
6ページをお願いします。
クマの出没に対する県の施策について、御報告します。
まず1、主な県の対策です。クマは、今年度、鳥取県では例年になく出没件数が少ない状況ですが、連日、北日本での熊による人身被害の報道がなされているところです。9月1日から、鳥獣保護管理法の改正により、人の日常生活圏内にクマが出没した際に、市町村が判断、実施して銃猟ができる緊急銃猟制度が創設されましたので、この制度を円滑に運用していくために、市町村マニュアルの作成支援を(1)のとおり行っています。クマ出没時の関係者の行動指針として活用していただく予定としています。
次に、(2)ですが、先日11日に智頭町において、クマ出没時の対応や緊急銃猟実施を想定した訓練を行いました。緊急銃猟の実施者となる市町村職員、警察官、応援をする県、市町村が緊急銃猟をお願いする予定のハンター等、予想をはるかに上回る161名に御参加いただきました。緊急銃猟実施時のイメージをつかんでいただけたかと思っています。
次に、(3)、緊急銃猟を実施するハンターを確保できない市町村に対し、近隣で御協力いただけるハンターを紹介するために、登録に了解をいただいたハンターを人材データバンクに順次登録させていただいているところです。現在の登録者数は21名という状況です。
また、これら協力いただけるハンターや市町村職員を対象に、(4)のとおり、2月に研修を行う予定にしています。こちらは、東部、中部、西部の3か所で開催をする予定としています。また、この研修には警察官も参集範囲に入れる予定です。
そのほか、先日の知事の記者会見でも知事が発表されましたが、県職員ハンターでクマ対策チームを結成し、市町村でハンターが確保できない場合に応援に行ったり、詳細はこれからになりますが、専門職員の県採用も検討していく予定にしています。さらに、通常、年4回、狩猟免許試験を実施していますが、追加で開催することも検討しています。今後は、国補正の交付金を活用しながら、新たな研修の実施や必要な備品の整備等を進めていく予定にしています。
◎入江委員長
続いて、報告14、鳥取県産品の情報発信に係る主な取組について、北村販路拡大・輸出促進課長の説明を求めます。
●北村販路拡大・輸出促進課長
13ページをおはぐりください。
県産品の情報発信に係る主な取組についてです。
県産品のブランド化を図るために、夏から秋にかけまして、国内外において情報発信を行いましたので御報告申し上げます。
1、国内での情報発信です。大阪・関西万博での情報発信です。8月19日から1週間程度でしたが、関西パビリオン多目的エリアにおいて、旬のカット梨、大山乳業のアイス、日本酒といったものを展示販売したところです。
続いて、9月1日から、これも1週間程度でしたが、ORAパビリオンにおいて、鳥取和牛、梨をテーマにし、本県と日頃付き合いのある有名シェフとか店舗と連携してメニュー等の提供をしたところです。
(2)です。新宿髙島屋「とっとりフェア」です。9月10日から約5日間です。新宿髙島屋において、ANAの空輸便と連携し、白輝姫やサバなどの新鮮な海産物の店頭販売を行ったところです。
(3)です。鳥取県産松葉ガニフェアです。11月10日から開始しています。ホテルニューオータニ東京において、松葉ガニ、伯州美人、地酒といったもののラインナップを提供するフェアを開催しているところです。12月29日までとなっています。また、期間中、ホテルニューオータニ東京の中島総料理長と知事との鼎談を行いまして、日本最大の発行部数を誇ります英字新聞、The Japan Timesにおいて12月8日に掲載される予定です。
2です。国外での情報発信です。台湾でのPRです。台中市高級スーパー、裕毛屋での鳥取物産展の実施です。10月24日から3日間ですが、鳥取和牛、水産加工品などを中心とした90品目を、過去最多で12社の方々が渡航しまして、現地で販売を行ったところです。
(2)です。タイでのPRです。バンコク・サイアム高島屋での「食パラダイス鳥取フェア」です。10月23日から4日間ですが、高島屋店舗内において、JAグループによる輝太郎柿の試食販売や鮮魚を使った丼の販売、また、県内事業者5社が渡航いただきまして物産販売等を行ったところです。
(3)フランスでのPRです。11月11日でしたが、現地日本食ストア、iRASSHAiにおいて、日本酒のトップセールスを行ったところです。10月にGIに指定されました鳥取の日本酒を県酒造組合とともにトッププロモーションを行わせていただいたところです。
続きまして、翌日です。11月12日、「鳥取ナイト in Paris」を開催しました。これは在仏日本国大使館の共催で、大使館公邸において、現地のメディアや飲食店等をお招きしまして、料理はもとより、知久馬料理長が同行いただきまして、調理パフォーマンス等をはじめ、和牛や県産日本酒の魅力を発信したところです。
◎入江委員長
続いて、報告15、「食パラダイス鳥取県」の推進に向けた取組について、田中食パラダイス推進課長の説明を求めます。
●田中食パラダイス推進課長
14ページを御覧ください。
9月から11月にかけて行った、食パラダイス鳥取県の推進に係る当課のPRイベント等について、御報告申し上げます。
1を御覧ください。四季の県魚に興味を持っていただき、御家庭でもお魚を食べる機会を増やしていただけるよう、四季の県魚を使った親子お魚料理教室を実施しました。今回は、境港おさかなパークで開催して、秋の県魚からハタハタのホットサンドと紅ズワイガニのさばき方の体験をしたところ、約100名の御参加をいただきました。参加者からは、ハタハタを子どもに初めて食べさせたが、おいしくて好きになってくれたとか、お一組様1杯ずつ、カニを配付しまして、さばいてもらいましたので、子どもが1人でカニを食べられるようになったといったうれしい御感想をいただきました。
それでは、2を御覧ください。日本政策金融公庫との共催により、中国料理とフランス料理の一流シェフとパティシエを大阪から招きまして、県内の生産者、卸、飲食店の方を対象とした食パラダイス鳥取県おもてなしスキルアップセミナーを開催しました。メニューは、王秋梨を豚肉の大山ルビーで包んだ梨酢豚や、紅ズワイガニのギモーヴという、マシュマロみたいなものとか、星空舞のリオレといってライスプディングなどを御紹介いただきました。今回は、試験的に準備段階から県内のお料理の方にお手伝いをいただくことでシェフと交流いただくというものを設けたほか、参加者には調理する現場を見ていただきまして学びの場としていただけたとともに、生産者と飲食店が交流する貴重な機会となりました。また、お越しいただきましたシェフからは、モサエビを初めて知ったが、これを機に鳥取の食材を使っていきたいという御感想のほか、生産者に対して御意見いただきまして、ほかのお店と違う食材を常に探していて、自分が責任を持っておいしいと思う食材を使っていきたいので、自分たちのお店を支える一員になっていただきたい。また、供給に当たっては、1か月周期でメニューを組んでいるので、産地直送のものは1か月間安定して継続的に供給があるものがありがたいといった御意見をいただきました。また、ビーガン対応として、干しシイタケやトマト、エノキダケといった食材を使ってうまみを出すといった工夫についても御紹介いただいています。
それでは、3を御覧ください。とっとりいなばのジビエ推進協議会と共催して、ジビエと県産フルーツのマリアージュをテーマに、県東部を中心とした飲食店9店舗が一堂に会してジビエ料理を提供して参加者に楽しんでいただく、とっとりジビエフェス2025を開催してジビエ料理の普及促進を図りました。今回のフェスには、11月17日から11月30日まで、まさに今、東京、大阪で行っている、とっとりジビエレストランフェア2025に御参加いただくレストランのシェフ2名と、そのフェア委託先の料理専門誌、料理王国の編集部にも御参加いただきまして、県内のシェフらとの交流を図っていただきました。今後、料理王国のホームページと雑誌に記事を掲載して、鳥取のジビエを全国に向けて発信します。
そうしますと、15ページの4を御覧ください。
梨やブドウ等の県産フルーツの魅力を発信する、とっとりスイーツフェスタを今年も開催しました。今年で3年目となりましたが、スイーツ好きや親子連れなどで連日大きくにぎわいました。今回、盛況だった結果は、今後も県産フルーツを使ったスイーツに触れていただける機会が増えますよう、開催場所である百貨店などにも共有して、独自にイベント開催などを計画していただけるように提案したいと考えています。
続きまして、5を御覧ください。ハイエンドな国内外観光客のニーズに応えるため、県内温泉地や飲食店等の食のブラッシュアップを目的として、飲食店や旅館の調理師を対象に、10月には、おもてなしの日本料理の実演講習を、11月には、日本料理の伝統装飾「むきもの」に係る研修会を開催し、各店舗の魅力アップに生かせる学びの場を設けました。
続きまして、16ページを御覧ください。
6です。観光戦略課と連携して、「宙フェス2025@東京タワー」において、鳥取県の星空を楽しむVR体験のほか、なりきり宇宙飛行士パネル、星空舞や、その関連商品等の販売、食や観光に関する情報発信を行い、宇宙や天体に興味がある層に向けて星取県と星空舞の魅力を
PRしました。来場者からは、星空舞を初めて知った。ネーミングが宙フェスにもぴったり、ぜひ食べてみたいとか、今度は鳥取に行って、砂丘に寝転んで星空を見上げたいなといった感想をいただいています。
今後もインバウンドの順調な回復や国際定期便の増便などの機会を捉え、関係団体と連携を取りながら食パラダイス鳥取県の魅力を発信してまいります。
◎入江委員長
今までの説明について質疑を受けたいと思います。質疑はありませんか。
○市谷委員
最初に3ページです。お米ですが、水不足でどうなるかと心配したのです。量は取れたということですが、質の点で言うと、品種によっては1等米比率が下がったということなのかなと思います。
それで、量の確保ということからいくと、品種ごとの生産量は、どうなっているのかを教えていただきたいなと思います。
それと、1等米でなくなり、2等米とか、それ以下になっていくと収入が減るのではないかと思うのです。概算金の設定は、一応、農協さんは生産費に見合いで出すということにはなっているのだけれども、1等米と2等米では単価が変わっているのではないかと。生産費を保証といっても、2等米になってくると低い額になり、実質的には生産費保証にならないのではないかと思うのですが、その辺を教えてください。
それから、4ページの梨です。二十世紀梨が、面積が減って収量も減って、だけど、収量が少ないので単価は上がっているのですが、でも、これではいけないということで、面積を一定維持するという目標を県は持っているのか。ちゃんと一定の面積維持するためにどうするのかを考える必要があると思うのですが、それがどうなのか。
それから、5ページのお米の、今度、価格のほうです。在庫は十分だというお話ですが、新米がなかなか売れないで割引しているということですけれども、一体どれぐらいの割引になっているのか教えていただきたいです。全体としては価格が下がるのではないかということで、買うほうからすれば、それはいいのです。ただ、価格とか需給調整を国がきちんと備蓄米の買入れとかしながら調整していくということですが、政府の備蓄米買入れがちゃんとされるのか。民間にお願いしたほうが保管料が少なく済むので、政府は備蓄米の買入れにあまり積極的ではないかのように聞くのですが、その辺がどうなのかなと。
昨年、政府が需要に応じた供給だという言い方をして、結局、七百八十何万トンの生産があったのを、今、生産量が711万トンで下がるような目標に、国がしようとしているのです。そうなってくると、価格とか供給の関係が、また新たな心配が出てくるのかなと思うのです。備蓄米の買入れしながら需給と価格の調整をするということで、ちゃんと生産は増産しないといけないと思うのですが、備蓄との関係や増産の目標の関係について、国はどうなっているのか。
それから、県の数量計画を協議会で話し合うということだったのですが、それはどうなったのか教えてください。
それから、最後に、6ページ、クマの関係です。ガバメントハンターで、知事が記者会見で県職員で2人いらっしゃるということで、それはそれで位置づけるということですが、市町村のところで例えば消防局なんかに、ハンターやっておられる方で資格を持っておられる方がいらっしゃるようなので、市町村といったときに、市町村職員だけではなくて、消防も視野に入れて登録してもらったりして、いざというときには出動していただくほうがいいかなと思います。実際にガバメントハンターとして働くということになると、それなりの処遇、きちんと確保しないと役割を果たしていただけないと思うのですが、その処遇、どういうふうに考えておられるか聞きたいです。
わなを仕掛けていると、鹿のわなだけれどもクマがかかってしまって、だけど、わなの設置は農家の人たちが見回りしないといけなくて、その見回りが怖いと。クマがかかっていたときに嫌だなというのがあるのです。わな設置するときには農家の方々が見回りしないといけないということがあって、特にクマがかかっていたりすると余計に恐ろしい話なので、そこを前に、公的に見回りしてほしいと。監視できるカメラがつけられる補助金があると聞いたりもするのですが、でも、クマの錯誤があった場合の対策を公的に、いわゆるガバメントハンターで対応していただきたいなと思うのです。今度の新しいメニューでそういうことができるのかどうかを聞かせてほしいです。
◎入江委員長
何問かありましたが、順次、質問に回答をいただきたいと思います。
●内海生産振興課長
何点か御質問をいただきましたので、御回答させていただきます。
まず米の関係ですが、品種ごとの生産量については、すみません、資料を今、持っていませんので、改めて御提出させていただきます。
◎入江委員長
後ほど皆さんにお願いします。
●内海生産振興課長
分かりました。
1等米の、生産費払いのことです。今資料を持ってないのですが、恐らく2等米は値段が下がったのではなかったかと記憶しています。そこは確認します。いずれにしてもJA全農等が、その値段でひとまず支払いするという値段ですので、我々として、高くするとかという話にはなりません。今の状況としては、2等米は安かったと記憶しているとしか回答できません。
次、梨についてですが、二十世紀梨は単価高くて、非常に好調とはいえ、実際のところ面積が減っています。県としては1千億円プランの中でも果実に対して幾らぐらいは販売額をという目標を立てていますが、面積については、生産者、生産者団体等の中での話かなと思っています。
ただ、県としては、梨の事業も御用意させていただいています。今、ジョイント栽培等で早期に収量が確保できるような技術についても研究・普及もしていますので、面積は減りながらも単収を上げていくような支援をしっかりしていきたいと考えているところです。
あと、お米の備蓄の関係があったと思うのですが、現在、前政権において備蓄米を放出していますので、今のところ約32万トンぐらいだったと思います。8年産から、国は備蓄米の買取りを再開するという報道があったと思います。21万トンだったと思います。5年たったら放出するというルールですので、2020年産が15万トンぐらいあると思っていますので、32万トンのうち12万トンが出ていって、8年産で21万トン買い足すという感じかなと思っています。
国は、基本計画の中で2030年までに818万トンという増産計画を出していますので、それに基づいて需要を見越して、需要に合った生産をするというところかなと思っています。再生協の話もありましたが、県としては、国が示す需給見通し、生産見通し、それと、JA等の販売計画を基に、JAグループ、市町村の代表、農家者団体等々の皆さんと一緒に来年の生産をどうしていくのか、生産数量目標を決めることになりますので、県としては、その中で議論をしていくことになると考えています。
●近藤鳥獣対策課長
まず、ガバメントハンターとして働く場合の処遇です。今回2名、鳥取県の職員でいると発表させていただいたところです。こちらの処遇、特勤という形になるかと思いますが、今、人事企画課で検討されていると聞いています。
それから、消防職員に声をかけてはどうかということです。今、各市町村で設置をしている実施隊については、基本的に特別職の公務員になりますので、公務災害があったときには、そちらで対応できる。そうではない場合は委託料という形になるのですが、市町村の日当についても県の補助金としては上げたところです。市町村職員が、消防局の職員までお声がけをされるかどうかは、市町村にお任せですが、基本的には市町村で実施することですので、ハンターさんについては、いろんなところを当たっていただくようにお願いはしているところです。
そして、もう一つ、わなを仕掛けているとクマがかかってしまって、見回りが怖いので公的に見回りをということです。公的に、全てのわなを公務員なり会計年度任用職員が見回りするというのは、正直なところ、現実的には難しいかと考えています。見通しの利かないやぶの中にわなを設置するとか、そういった危険を自ら引き寄せることはやめていただきたいとお願いをしたいと思っています。
●田中食パラダイス推進課長
5ページの米の価格について、御質問をいただきましてありがとうございます。
新米の割引販売についてですが、これはちょっと古くなったもので特別に残っているものなので、具体的な数字は、今は持ち合わせてないのですが、6年産も徐々に値引きは進んでいるということです。例えば、お店によっては新米と比較して2割安く売ってみたり、あと、6年産米で、前月に比べて時期が過ぎたものは1割引で売っているという状況がありますので、同様の扱いと考えていただけたらと思います。
○市谷委員
クマがわなに錯誤で引っかかってしまった場合ですが、別に、山の人のないところにわなを仕掛けているのではなくて、自分の果樹園のところとかにわなを仕掛けていたら、そこにクマがかかってしまったというようなことも聞いたことがあって。だから別にガバメントハンターでなくてもいいかもしれないのですが、すごい山の中とかではなくて、果樹園とか田んぼとか、そういう農業をやっているところにわなを仕掛けて引っかかった場合、怖いという話です。
国の交付金でも、自治体職員や農協さんたちみんなで見回りするという制度もあるので、そういうものを活用したり、とにかく農家の方、住民の方がクマの被害に遭わないように対応を考えていただく必要があると思うのです。何も全部自治体職員とまでは言いませんが、そこをもう一回お願いしたいです。
それから、お米の量の目標量のことです。結局、国は、生産の目標値は、昨年度から今年度は下がる目標値になろうとしているのではないかと思うのですが、そんなことはないですか。先々の目標値は八百十何万トンというお話があったのですが、来年度についてはどうなのかをもう一回確認させてください。
●近藤鳥獣対策課長
基本的には、わなは設置した方が見回りをするのが大原則ではあります。ただ、わなの量が多いといった場合に、地域ぐるみで、地域の個体数を減らしましょうということで、地域で協力をする体制をつくるということはお願いしているところです。
そういうこともありますので、近くの山とか、自分の家の裏庭や果樹園とかに設置をされた場合は、基本的にはそのわなを設置された方が確認していただく。
ただ、錯誤で報告が当課に入ってくる場合には、遠くで熊らしいものが動いていたので、引き返してきたといった形がほとんどです。見通しのないところにいきなり鉢合わせてクマがいたという場所には、わなをかけると危険ですので、基本的にはわなをかけないといった点を、クマが出てくる可能性がある場所については、クマがかかっているかもしれないということも踏まえて、ある程度見通しの利く場所でわなをかけていただくのをお願いすることになると思います。
●内海生産振興課
お米の生産量については、今、国が提示している7年産米の主食用の生産量が747万トンだと思います。それはそれとして、国で来年の6月から1年間の需要量を見込んで、それが697万トンから711万トンだろうということで8年産の目標を711万トンにしたところです。実際、数字は下がっているかもしれませんが、基本的には需要に応じて生産をしていくという考え方ですので、そこは需要とのバランスになるかと思います。
○市谷委員
国の目標値は下がることは分かりましたが、要は不足していたので米価が上がったので、少ない目標値にするというのは、結局、外国産米を入れるから、そういうのを備蓄したり活用を考えているのが国の考えなのかなと思わざるを得ないなと思います。
それから、わなの関係です。そうだとすると、農家の方々にわなの設置の場所だとか、そういうこともよく見て指導していただく必要もあるかなと思います。
それから、消防局なんかのハンターの関係は、市町村がそういう方もガバメントハンターに位置づけるということだったら、いろいろ処遇改善のお金みたいなのを県から市町村に入れるので、市町村がその気になれば、その消防職員の方に処遇改善の手だて、手当は出せるということでしょうか。
●近藤鳥獣対策課長
消防局員が市町村の職員を兼ねられるかどうかの辺りは、各市町村によって違うと思いますので、私からは何ともお答えできないのですが、県の職員に関しては特勤も、人事で検討されていますので、それがほかの市町村さんへの1つの目安になるかもしれないと考えています。
あと、農家の方にわなの設置場所等をということで、承知しました。
●栃本農業振興局長
米の関係で若干補足させていただきます。国は確かに、今、増産という言い方から需要に応じたという言い方になっています。さっき説明もありましたが、今年産は全国的に豊作傾向でありまして、その豊作の結果としての生産量と比べると減産にはなるのですが、昨年度、今年産については幾ら作りましょうというのが六百八十何万トンだかだったと思うのです。それと比べると711万トンですから目標そのものは上がっているのです。あくまでも今年の生産量、生産見込み数量に対しては減産ですが、需要量は増えていくだろうという見込みの下に昨年の目標よりは上げてあるということです。
○前田委員
2ページです。「とっとり農業人フェア」の開催結果について、相談者の概要を見ると、東部が9、中部8、西部7、未定32です。東部9名ということで、東、中、西の中では一番多いのですが、この相談ブースというのですかね、東部が、とっとりふるさと就農舎、八頭郡3町合同という形になっていまして、実際のその現場に携わる方の発信ができていたのかどうか。いわば、来られた方の満足度といいますか、マッチングが一歩でも前にうまく進んだのかどうか、その辺教えていただけたらなと思います。
●中村経営支援課長
遠く東部から来ていただいたということで、比較的具体的に地域と品目を絞り込まれた方が相談にみえたように捉えています。具体に出展なさっていた八頭のトレーニングファームさんとか展開していらっしゃる地域ですので、そういったところの情報収集で来られていたようです。いらっしゃった方の目的としては達せられたと捉えています。
○前田委員
今、お話のあったトレンディーファームさん。
●中村経営支援課長
八頭町のトレーニングファームさん。
○前田委員
トレーニングファームさん。
●中村経営支援課長
はい。
○前田委員
そうですか。分かりました。中部、西部とかJA関係も出てきておられますし、東部も、次の世代の農業者を育成していくという観点で、JAとしても何か取り組んでほしいなと思うのですが、どんなでしょうか。
●中村経営支援課長
東部にもラッキョウですとか、八頭以外でも果樹の産地がいろいろあります。産地が主体的に自分たちの地域の後継者を確保して育成しようというマインド、今かなり中部が盛んではありますが、そこに追いつけ追い越せで、ぜひ県が盛り上がっていくように私たちからも提案もし、常日頃、普及所の活動の中でも、サポートをさせていただいているところです。次回以降、ぜひ東部からの出展も増えて、直接の人材のキャッチにつながるようにサポートしていきたいと考えています。
○前田委員
期待しておりますので、よろしくお願いします。
●中村経営支援課長
ありがとうございます。
○斉木委員
2ページの「とっとり農業人フェア」、農業を携わる人を1人でも多く作らないといけないわけですが、私が住んでいるのは西部だから、西部を表で見ると、町村全ては出ていない。これはどういうことか。たまたま出てない、書いてない町は取組が悪いのか、用事があったのか。こういうところはやはり県が中心になって、しっかりとそれぞれの地域に声をかけていくことが必要だろうと思うのですよね。やはり僅かな町の人数でありますので、やはりそういう姿勢がどういうことなのかお聞きしたい。
それと、今、クマの話がたくさん出たのですが、最近、今年はイノシシの被害が非常に少ないという話がある。やはりこれは何か生態的なことがあるのか、何か知っておられないかな。それで、確かに我々の近くでもイノシシの被害はあまり聞かないものでね。クマは、どうも鳥取県の場合は、果実が、食べるものが山にたくさんあるから、里に出てこない、少ないというようなことも聞いていますが、鳥取県の今の状況、どうでしょうか。取りあえず、それを教えてください。
●中村経営支援課長
単独で市町村さんが出展されているところばかりではないのです。例えば大山町さんなんかは、ブースとして果実部さんが出して、そのブースに一緒に役場も身を置かれて、声を一緒に発せられて頑張っておられた。市町村のスタンスによって、この品目を推して人材の確保に向かおうということであれば、生産部さん出展のブースの中で一緒に動いておられるというような形です。それぞれの市町村さんのお考えというところですが、主要な品目以外でも就農を希望される方も中にはいらっしゃるかと思います。幅広く相談に対応できるような形で市町村さん単独の出展もやり方としてはありだと思いますので、来年度に向けて県からも呼びかけをさせていただこうと思っています。
●近藤鳥獣対策課長
イノシシの被害が少ないと、我々も聞いているところです。また、捕獲数についても今年は非常に少ないと聞いています。はっきりとしたところは分からないのですが、一般的にイノシシもドングリをよく食べます。基本的に非常に豊作の年はドングリがその場で食べられるので、クマと同じくイノシシについても行動範囲が非常に狭くなると言われています。行動範囲が狭くなると、熊と同じく山の奥のドングリがあるところで餌を食べて、里まで下りてこないということではないかと。今までの傾向、十何年、我々もその被害額を見ていますが、ドングリの豊凶にクマの出没傾向も比較的連動しますし、イノシシの被害額についても連動しているところは傾向として出ていますので、そういったところがあるのではないかと考えています。
○斉木委員
そうすると、イノシシ、クマは来年以降が心配ですな。今年しっかりと腹がいっぱいになって子孫を残していくので、対策をぜひやっていただきますようにお願いいたします。
それと、就農人口、就農者が年々年々減っていくので、ぜひ県として、就農には特段力を入れるのだという姿勢を見してあげてくださいませ。何かの事情でしょうけれども、抜けるということはイメージ的にあまりよくないのでね。取組全体が弱いではないかという見方になるものですから、ぜひ県として声をかけて、就農者のこういう特に大事な会へは出てもらうようにしていただきたいという気がしておりますので、よろしくお願いします。
○語堂委員
6ページのクマの出没に対する県の施策についてです。県も、クマを見たという人もいたり、全国的にも被害が増えている中で、ちょっと違う視点なのですが、今後の対応に関係するところになります。
今回、鳥取県内の山沿いでクマの出没があったことで、宿泊施設の運営者が、キャンセルが起きています。こういうところも多分ケアしていかなければいけないのかなという中で、対策の仕方として、大体、柵とかは農業関係のものに置き換えることが多いのですが、例えばそういう農業外の方でも、こういう形での助成を使えるのか、確認させてください。
●近藤鳥獣対策課長
環境省の補助金で、クマの人身被害を防ぐための補助金はあったと思います。ただ、現時点で鳥取県内の市町村からは、そういった要望については聞いていない状況です。
○語堂委員
まだ民間の中の流れだと思うのです。どのぐらいのキャンセルがあったのかは、私も全部把握しているわけではないのですが、やはり全国的に増えている中で、こういうことがあると、そういうことも起き得るのかなというところで、農業サイドだけでは考えにくい施策も出てくるのかなと感じました。今回ありましたので、また御検討のほど、よろしくお願いします。
あと、15ページ、とっとりスイーツフェスタの件です。今回3年ということで、何となく行政的には区切りの時期になるのかなと思ったのですが、自分、昨年参加して、すごくよかったのかなと考えています。今後の展開について何か考えがあるようでしたら、教えてください。
●田中食パラダイス推進課長
行政の支援というのが、民間がやられること、主導されることの後押しなので、3年というのは、一度考え直す時期というのはあるのかなと考えています。かなりの大盛況でして、きっと収益も上がるものであると想定されるので、会場となった百貨店に今回の状況をお知らせしながら、民間でも展開していっていただけることにならないかと後押ししていけたらなと考えています。ですので、県の実施に関しては、1回考え直す時期かなと私としては考えています。
○語堂委員
従来、そういう流れが多いと思うのですが、中部の場合、民間のところでもないところもありますし、民間主体にするにしても後押しが要ると思うのです。その辺の御検討をお願いします。
○村上委員
ネギのことについて伺わせてください。去年も比で出されていましたが、去年も不作だったと思います。平年と比べて、2年前もたしか不作で、平年と比べてというところが、長いスパンでどういう状態なのか。今年も恐らく不作の部類、増えていると思いますが、そこを確認させていただきたい。
あと、もう一つ。生産者数が23戸がくんと減っていますが、その事情を御存じでしたら教えていただきたい。
あと、高温対策、今年からやっていらっしゃると思いますが、その成果はいかがか教えていただければと思います。
●内海生産振興課長
これから秋冬がどんどん出ますので、単収をきちんと把握できていません。夏ネギの後半から秋冬、いわゆる夏越し作型について、数字は持ち合わせていませんが、これまで過去の経験よりは取りにくくなっているのが実情かなと思います。
あと、人数の関係ですが、23戸です。確かに減っていますが、その理由については、個別に把握はしていません。例年どれぐらい減るのかも把握をしていません。申し訳ありません。
高温対策の成果ですが、ネギ、特に弓浜半島ではネギに代わるものがなかなかないということで、ネギを作り続けていく必要があるのかなと思っています。その中では、西部農林局や
JA西部が一緒になって高温対策研究会等をつくって、いろんな試験をしています。県としても、暑熱対策事業を創設しまして、例えば、かん水施設や、出荷調整施設が高温になってしまうと、収穫後に葉トロケといいまして、溶けてなくなって、市場から大変なクレームが来る症状もありますので、コールドチェーンの確立に向けて、作業場の冷蔵等の支援をしているところです。
資料にも書かせていただいていますが、高温、干ばつによる消失が少ないところについても、かん水試験をして、これまでの考え方を変えて、やれるときにやりましょうみたいなことをしていますので、その効果もあったのかなと思っています。葉トロケについても、そのプロジェクトチームの中で、農協が集荷時間を多少後ろ盾にして夕方でもいいですよということで品温を下げるような取組もしているようで、それで葉トロケが減ったとも聞いています。
そのような形が、今、進んでいます。引き続き、西部でもさらなる課題解決に向けた取組もすると聞いていますので、そこは県としてもしっかり一緒に頑張ってまいりたいと考えています。
●中島農林水産部長
ネギの高温対策です。西部管内については、高温に強い品種系等の試験もしてはおられるのですが、発想の逆転というか、標高の高いほうに出ていって、ネギを作っていくような検討や、出ていった後のフォローをどうしていくかということで、西部では、ニンジンとかカンショを作っておられます。そういったネギの補完的な作物についても、農協さんや西部農林局も入って、今、検討をしている状況です。
◎入江委員長
そのほか、ございますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
ないようであります。
その次に、その他でありますが、農林水産部第1部に関して、執行部、委員の方で何かございますか。
○語堂委員
クマの話があったのですが、カラス被害、中部でも結構増えているという話を聞くのです。この辺の状況と対策はどうされているのか、教えてください。
●近藤鳥獣対策課長
カラスについは、昨年度も農研機構、国の試験研究機関の先生をお呼びしまして大きな研修会を開催しているところです。また、中部で個別に部会対応で研修会も開催させていただいているところです。
カラスについては、餌を二、三日食べないと餓死してしまうという状況ですので、なるべく餌を食べさせないのが重要になってくるということで、てぐすとかを張る対策も進めていまして、それらも県の補助金の対象とさせていただいているところです。
○語堂委員
そういう形の対策もあるのですが、抜本的にその駆除するようなのもあったほうがいいのではないかという議論もあったような気がするのです。この辺の考え方はどうなのか、教えてください。
●近藤鳥獣対策課長
実際、年に2回、カラス駆除の、銃を使った追い払いをしていますが、駆除の場で捕れる羽数は非常に少ない。若い個体が慣れてないために捕れると聞いていまして、銃なり、昔ありました大きな箱わなを使った駆除、物理的に捕るもの、羽数を捕るということは現実的にあまり効果的ではないと言われています。数が捕れないために、物理的に捕獲をすることよりも、入ってこられないようにする対策に力を置いたほうがよいと、昨年の国の、先生をお呼びした研修会でも指導されていました。
ただ、人間への恐怖を植え付けるという意味で、年2回、今、行っています銃器を使った追い払いは非常に効果があると聞いているところです。
○語堂委員
最後。中部ですと、梨とかもありますが、ハウスの上に乗って爪でひっかくので穴を開けたり、ブロッコリーとかも植えた瞬間、ほじくったりするのですよね。なので、いろんな意味で被害も出ていたりするところなので、またよい形で抜本的といいますか、解決方法の検討をよろしくお願いします。
◎入江委員長
そのほか、ございますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
意見が尽きたようでありますので、農林水産部第1部につきましては、以上で終わりたいと思います。
執行部の入替えを行いますので、暫時休憩をいたします。再開は、入替え後としたいと思います。よろしくお願いいたします。
午前11時19分 休憩
午前11時23分 再開
◎入江委員長
再開いたします。
引き続き、農林水産部第2部について行います。
執行部の皆様におかれましては、説明は要領よく簡潔にマイクを使ってお願いします。
質疑等については、説明終了後に一括して行うことといたします。
それでは、報告8、「第16回全日本ホルスタイン共進会」の結果について及び報告9、南部町・ファロスファーム(西伯農場)における火災について、小西畜産振興課長の説明を求めます。
●小西畜産振興課長
7ページをお願いします。
10月に北海道勇払郡安平町で開催されました第16回ホルスタイン共進会に鳥取県から5頭が出品され、下記のとおりの結果となりましたので、報告します。
まず、この共進会、和牛の共進会もありますが、ホルスタインも5年に一度開催されることから乳牛のオリンピックとも称されまして、健康で長持ちするために必要な体型の改良度合いを比較展示するために、各都道府県を代表する牛を一堂に集めて開催されるものです。なお、15回大会は宮崎県でしたが、コロナウイルスの影響で中止になりましたので、今回は実に10年ぶりの開催となります。
共進会は、10月25、26日の2日間、北海道ホルスタイン共進会場において全国から400頭が出品され、第1部から17部に分かれて審査が行われました。県での成績については、残念ながら、目標としていました最高位の優等賞は逃しましたが、前大会の成績は上回り、1等賞に1頭、2等賞でも上位の1席に2頭が入賞するなど健闘しました。
次回大会に向けましては、県の乳牛改良の促進や、加えて、県産牛乳ブランドのイメージアップを図るために、上位入賞を目指しまして、同共進会の対策委員会の意見等を伺いながら、県としましても引き続き必要な支援を行う予定としています。
続きまして、8ページをお願いします。
冒頭、今回火災で亡くなられた方の御冥福をお祈りいたしまして、慎んでお悔やみを申し上げます。
今月7日に、県内最大規模の養豚場の大規模な火災が発生しました。現在判明しています被害状況とともに、県内関係機関等と今後の対応について協議を行いましたので、報告します。
最初に、ファロスファーム、なじみがないと思いますので、下の囲みに概要を簡単に記載しています。この農場は、県内の2か所で大規模な養豚業を経営していまして、大山町の名和農場は肥育をする農場、南部町の西伯農場は、母豚等を飼いまして、子豚を産ませる繁殖農場です。豚の流れとしましては、西伯農場で母豚が子豚を産みまして、その子豚を名和農場に移動させて肥育をしています。今回火災があったのは南部町の西伯農場になります。
そうしましたら、事案の概要です。7日の17時34分に消防への出火の通報がありまして、同日の21時4分には鎮圧状態になり、翌8日8時52分に鎮火しました。被害については、人的被害が死者2名、負傷者が1名、施設は、豚舎が、全焼が8棟、部分焼が2棟、焼損延べ面積は約1万2,000平米になります。家畜の被害ですが、豚4,000頭が焼死しました。また、火災を逃れて生き残った子豚200頭は、関連農場の名和農場へ移されました。出火原因については、現在、警察・消防による原因調査が専門調査機関を交えて行われているところです。
今回の発生を受けまして、事業者、南部町、JA鳥取西部、県関係機関で以下の今後の対応等について複数回の協議を実施しているところです。
今後の対応、1点目は、火災で死亡した豚の処理について、火災による死亡豚は関係法に基づき適正に処理する必要があるということで、現在、事業者が処理方法について検討しているところです。県としましては、事業者へ処理可能な施設情報の提供を行っていまして、今後も事業者及び南部町の処理に関する意向を踏まえながら、関係法令に基づき、死亡豚の保管、処理について指導、助言していくこととしています。
2点目、火災現場周辺の水質等の環境への影響ですが、当該農場は、水濁法、水質汚濁防止法に基づく特定施設に位置づけられていまして、県は11月10日から農場周辺の水路等の現地調査を行っています。汚水流出等の環境汚染は確認されていませんのと、簡易キットによる水質検査でも異常は確認されていません。今後も定期的に現地確認及び水質検査を実施することとしています。
◎入江委員長
続いて、報告10、国内における高病原性鳥インフルエンザの発生状況と本県の取組状況について、前田家畜防疫課長の説明を求めます。
●前田家畜防疫課長
資料の9ページをお願いします。
国内における高病原性鳥インフルエンザの発生状況と本県の取組状況について、御報告します。
今年度は10月22日の北海道白老町での採卵鶏農場の発生を皮切りに、昨年度と同様、早い時期から発生がありました。昨日の段階で、養鶏場では全国で4例の発生がありました。発生県は北海道と新潟県と2県で、合計160.5万羽の殺処分が終わりました。
野鳥における発生におきましては、11月18日現在で1道7県33例が確認されています。資料にはありませんが、県内では10月29日、鳥取市気高町日光地区でも採取し、検査したところ、野鳥のふんからは、高病原性鳥インフルエンザウイルスは確認されませんでした。環境検査も引き続き県全域で実施する予定です。
本県の養鶏農場に対する対応状況ですが、シーズン前には家畜保健衛生所が各農場の消毒や対策状況について点検、指導を行っています。また、各総合事務所、県庁で防疫演習の開催、野鳥対策としてのため池の水抜きの協力依頼、野生動物やカラスなどの農場侵入防止対策、誘因防止対策などの指導を行っています。渡り鳥の県内初飛来や養鶏場での発生を受けて庁内連絡会議を開催し、農場の使用衛生管理基準の遵守の徹底を関係機関と確認しました。また、今シーズン3例目、新潟県胎内市の養鶏場での発生を受けて、消毒用消石灰を全農場に配布し、鶏舎周囲や農場外縁部の消毒の徹底を図りました。
11月5日には一般社団法人鳥取県警備業協会と、高病原性鳥インフルエンザなどの特定家畜伝染病発生時に県が設置する車両消毒ポイントの業務の協力について協定を締結しました。県職員を中心に行ってきた車両消毒ポイントの運営を、プロによる安全な交通誘導、消毒業務を迅速かつ適切な体制を取ることで鳥インフルエンザ発生時の蔓延防止対応を万全にしてまいります。
◎入江委員長
続いて、報告11、建築物木材利用促進協定の締結について、森県産材・林産振興課参事の説明を求めます。
●森県産材・林産振興課参事
10ページを御覧いただきたいと思います。
建築物に県産材を積極的に活用することで、2050年カーボンニュートラル実現への貢献等を目的としました建築物木材利用促進協定を木材・林業関係団体と3者で締結しましたので、概要を御報告します。
この協定は、令和3年度に創設されました木材利用を促進する法律に基づく制度を活用されたものでして、今回の協定締結が県内初の事例となります。
今回、協定の締結主体は、とっとり都市木造推進協議会で、これはミヨシ産業を中心に資料記載の県内の木材事業者8社等が参画して、非住宅分野の木造化を推進するために今年4月に立ち上げられた団体です。
このたびの協定では、建築物に県産材を積極的に活用して県産材の利用拡大につなげていく目的で、山側で原木供給を担う鳥取県森林組合連合会と連名で県に協定締結を申入れされたものです。
協定の概要は、協定による主な取組内容について、とっとり都市木造推進協議会は、CLT、LVLなどの県産木材を組み合わせて、3階から5階建て程度の中高層の建築物に適した木造工法の開発を行っていきます。また、それに関わる設計者や施工者の育成を図っていきます。鳥取県森林組合連合会は、原木の安定供給を図り、当該協議会の取組に連携、協力をしていきます。県は、協議会のオブザーバーとして参画し、技術的助言や取組の普及、PRを積極的に行いまして取組をサポートしていきます。協定締結は5か年間で、調印式は11月6日に行い、資料記載のとおり、関係者6名、知事が出席されて行われています。
◎入江委員長
続いて、報告12、小型するめいか釣り漁業の採捕停止命令の発令について及び報告13、鳥取県における遊漁者の「やす」の使用制限の検討について、臼田漁業調整課長の説明を求めます。
●臼田漁業調整課長
資料の11ページを御覧ください。
小型するめいか釣り漁業の採捕停止命令の発令について説明申し上げます。
小型するめいか釣り漁業のスルメイカ漁については、国が定める漁獲可能量、TACを上回ったため、10月31日付で令和7年11月1日から令和8年3月31日まで採捕停止命令が発令されましたので、概要について報告します。
1、採捕停止命令の概要。10月15日、小型するめいか釣り漁業(5トン以上30トン未満船)の区分で釣りますスルメイカの漁獲量が、大臣管理区分の配分量4,900トンを超える5,388トンに達したことが判明したため、国は10月31日付で採捕停止命令を発出しました。対象漁業は小型するめいか釣り漁業で、採捕停止期間は令和7年11月から令和8年3月末までとなっています。
漁業区分ですが、枠括弧部に書きましたTAC対象漁業区分で、漁業種類ごとに漁獲できるトン数が定められています。例えば大臣管理区分で言いますと、沖合底びき網漁業、大中型まき網漁業、大臣許可いか釣り漁業の30トン以上、それから、今回停止となりました小型するめいか釣り漁業といったものがあります。そのほか、知事管理区分ということで、定置網や5トン未満船といった区分もあります。
2、漁獲可能量(TAC)増枠について。国は、スルメイカの漁獲可能量について二度の増枠を決定し、漁業種類ごとに追加配分を行いました。スルメイカの漁獲可能量について、当初配分の1万9,200トンから、一度目変更、二度目変更を経まして、現在2万7,600トン。小型するめいか釣り漁業についても、当初配分2,800トンから、一度目、二度目変更を経まして5,757トンと、段階的に枠が増枠されています。今回の措置で、小型するめいか釣り漁業の漁獲可能量は増枠されましたが、国の増枠決定前に、与えられました漁獲可能量を超える採捕を行っていたために、引き続き採捕は停止となっています。最新の数値で、今年度の漁獲量が7,796トン、現在の漁獲可能量枠が5,757トンで、2,039トン超過した状態です。
3、本県の対応等。本県では、ワンストップ相談窓口を開設しました。11月19日付で、
TACの管理制度、経営資金、漁業共済、漁獲情報、国からのお知らせなど、漁業者の相談にワンストップで応じるワンストップ相談窓口を開設しました。また、制度資金で、漁業経営安定資金、利子補給率1.25%のものを発動させていただきました。
関連団体としましては、小型いかつり漁業協会がありまして、合計24隻が所属しています。
報告12は以上です。続きまして、12ページ、鳥取県における遊漁者の「やす」の使用制限の検討について報告させていただきます。
遊漁者の海面での「やす」の使用制限について、鳥取海区漁業調整委員会で検討することになりましたので、概要を報告します。
1、経緯。今年7月、岩美町、山陰松島遊覧船と、やすを使って魚を捕っていらっしゃった遊漁者の方が衝突し、遊漁者が入院する接触事故が発生しました。遊漁者のやすの使用は、鳥取県漁業調整規則で認められていますが、以前から、県漁協を中心に規制を求める声がありました。理由としては、漁船との接触が危険、密漁と区別がつきにくいということになります。今回の事故を契機に、全沿海の漁協、支所17地区に「遊漁者のやすの使用」に関するアンケート調査を行いました。結果、全ての組合から、やすの使用について一定の規制をすべきとの回答であったことから、海区漁業調整委員会において、遊漁者によるやすの使用制限を検討しました。
2、事故の概要を記載していますが、今年7月20日に松島遊覧船と衝突を起こしまして、遊漁者が骨折し、入院したものです。
3、鳥取海区漁業調整委員会での検討状況。(1)第408回委員会を9月9日に開催しまして、やすについて使用制限の素案を示し、内容について、ホームページで遊漁者からの意見聴取をすることになりました。このときの素案としては、鳥取県における全ての海域で遊漁者によるゴムつき等の発射装置付やすを使用禁止にするという案でした。
(2)第409回委員会、10月31日開催。一般の方からの意見募集の結果を報告し、協議した結果、ある程度時間をかけ、遊漁者と漁業者が共存できる道を探るという方針になりました。意見募集の結果、1か月間募集しまして、26件返答がありました。危ないので規制すべきといった意見、それから、規制に反対あるいは代替の案を提示された方は15件などとなっています。また、漁業者の方については、県から直接、各港、各浜に出向きまして聞き取りを行っています。ホームページに御意見を寄せられた方は、遊漁者が大半ですが、海に入る権利は何人にも平等である。安全対策ならフロート義務化など他の方法もある。事故防止なら、やすではなく遊泳禁止とすべき。子どもたちにやすを使えなくする規制はしないでほしい。それから、右に移りまして、まずは啓発すべきで、いきなりの規制はおかしい。漁業者優先のルールづくりは公平性に欠ける。航路、漁港、養殖場近くの部分的な規制はどうか。海への触れ合いや観光にも役立っているなど、様々な観点から多岐にわたる意見が寄せられました。
今後の取組ですが、やすによる遊漁者の実態把握の調査を数か月程度かけて行います。それから、安全等に関する、やすで魚を突かれる方への海面利用のルール啓発を、具体的に海辺に出かけていって対面啓発を行おうと考えています。それから、既に今月から順次実施していますが、漁業者、魚突きの遊漁者の方々との意見交換会を実施していくことを考えています。
◎入江委員長
それでは、今までの説明について、質疑はありませんか。
○市谷委員
8ページの南部町のファロスファームの火災です。現在、原因の調査中ということですが、バイオガス発電ということで、ボイラーで何か問題があるのではないかと、会社などを知る人たちから聞いています。今、調査中なので、そういうことも含めて原因を明らかにすることが大事なのですが、例えば今言ったようなボイラーが原因とか、バイオガス発電が出火原因だった場合には、メーカーとかの責任が問われてくるのかなと思います。もう一つは、管理責任も問われてくるのかなと思います。亡くなっている方がいらっしゃるわけなので、出火原因と責任の所在をきちんとただしていただきたいと思います。
それから、損害が出ているということです。説明を見ると、途中までは農協の施設を借りていたのだけれども、今は自己資金で造成になっていて、恐らく借金が残っていたりするのかなと思うのです。業者が潰れてしまわないように資金返済の在り方について、要件緩和とかで、経営が続けられるような対策も必要かと思うのですが、その辺がどうなのかということです。
それから、9ページの鳥インフルの対策です。発生抑止は当然必要ですが、殺処分とか埋設処分の際に、行政職員の負担が大きいということがあって、今回、警備業の方々と協定締結したと書いてあるのです。知事会も国に何か言っておられたと思います。これは中身を見ると道路の誘導とかになっていて、埋設、殺処分のときの負担軽減にはならないのではないかと思うのですが、実際に発生した際の行政職員の負担軽減は、どうなっていくのかを確認させてください。併せて、発生した際の埋葬する場所とか収入の補塡とかも確認させてください。
それから、11ページの小型スルメイカの関係です。マグロ漁でも大分問題になっていたのです。大臣管理部分と知事管理部分といって、大型船については漁獲量が結構配分されて、また取り過ぎて、そこで規制がかかってみたいなことになるのだけれども、本当に小さい5トン未満の小型船については、もともと配分もなくて、今回規制もかからないのでしょうけれども、捕る量全体としては大型船が捕り過ぎて規制されて、捕りにくくなってくるわけですから、結局、収入的な、漁の悪影響を受けるのは小さな船になってくると。だから、船の数がどれぐらいあって、5トン未満のところの関係というのは、どういう影響になっていくのか。あるのか、ないのか。5トン未満のところにもっとちゃんと配分を増やしていく配慮が必要ではないかと思うのですが、その点どうでしょうか。
それから、12ページのやすの規制です。禁止と報道で見たような気がするのですが、禁止ではなくて、まだまだ協議をして、在り方についてはこれから考えるということでよろしいでしょうか。その確認をさせてください。
●小西畜産振興課長
1点目、出火原因についてでした。記載のとおり、現在、専門機関等を含めて調査中ですが、バイオガス発電の施設は西伯農場にはありません。名和農場に設置されている施設ですので、今回、発電装置は関連ないのかなとは思います。いずれにしましても、重大な事故で、農場側の責任という可能性もあるということですので、今後、原因が特定されましたら、我々としては、その辺に留意して対応等をしていきたいと考えています。
それから、経営継続のお話もありました。現段階では、これから経営再建していくのか、そういったことはまだ未確定の状況ですが、比較的大きな企業で、基本的には今まで自己資金で対応されてきている状況です。今後のことについて、事業者さんといろいろお話をしながら進めさせていただこうと思っています。
●前田家畜防疫課長
まず、行政職員の殺処分等のときの負担が大きいという御質問だったと思うのですが、現段階で民間の人材派遣会社とか旅行会社等と、調整しています。最初の間は県職員で防疫作業を行うことになるのですが、途中からでも人材派遣会社等の人材を活用して、民間の力を借りて処分等を行っていく予定にしています。ただ、民間会社がいろいろありますので、協定までは至っていないのですが、そのような負担軽減を考えています。
特に今回、警備業協会と消毒ポイントの協定を結びました経過について、防疫作業が終わってからも21日間、消毒ポイントを道路上に設置して車両消毒を行わなければならず、場所によっては24時間対応で非常に厳しい作業になるところを、警備業協会の民間のプロのお力を借りて警備業の会社にそれぞれ委託して、県職員が入らなくても、交通誘導だけではなく、車両消毒、証明書の発行等の作業をしていただいて負担軽減を図りました。
埋却地についてですが、埋却地は農家が確保する義務になっていまして、今のところ、それぞれ埋却地を確保しているところです。万が一、埋却できない場合にも備えて、一般の焼却場についても、どこで焼却できるかとか、常に情報共有、交換をして備えているところです。
あとは、発生した場合の収入補償についてです。まず発生した農場については、国から手当金が出ますので、それが速やかに出るように計算したりするのですが、周辺農場で被害があった場合についても、資金の援助等もしています。実際、鳥取県の場合、鳥インフルエンザが発生しても、倒産はせずに、皆さん、再開されているところが多いので、そのように考えています。
●臼田漁業調整課長
5トン未満船について、県内でスルメイカを含む一本釣り漁業者の5トン未満船は424隻、定置網は5か所あります。こちら、専業でイカ釣りというよりは、様々な漁具、漁法を用いて釣りをされている方で、その中でイカを捕る方もいらっしゃるということになります。
国からは、5トン未満船、定置網等合わせまして50トンという目安が示されています。現在の漁獲が73トンで、国の目安配分は若干超えていますが、法律的な停船命令はかかっていません。急速な積み上がりがないかどうかだけは、常時、情報を得るようにしていますが、特に停船命令等はかけていません。そのまま操業は続けていらっしゃる状況です。そういった状況でして、特に枠について不足して、小型の方が捕れなくて困っていらっしゃるということは、今の時点ではないといったところです。
やすについてですが、おっしゃいますとおり、全面禁止ではなくて、これから漁業者と遊漁者、魚を捕る方、一般の方との意見調整を行って、なるべく双方が妥協できる範囲の中で折衷案のようなことを、調査、議論と積み重ねをしながら行っていきたいということになります。
○鹿島委員
8ページ、南部町のところです。死者が2名で、その中に獣医師が入っておられるとかという報道もあったのですが、どうかということ。
それから、食肉センターの大口の業者さんだったので、4,000頭という数は、響いてこないかなと思うのですが、その辺の推察をお聞かせ願いたいところです。
それと、廃棄物の処理は、全部焼却場という形になるのか、どういうことになるのか、その3点をお聞かせください。
●小西畜産振興課長
3点御質問いただきました。
まず1つ、獣医師ですが、農場からお聞きしているところでは、獣医師が1名入っていたということです。
それから、食肉センターへの影響です。こちらは、今、大変心配しているところで、影響は、間違いなくあります。ということで、食肉センター、全農さん等とよく話合いをしまして、必要な対応を今後検討していきたいということです。
それから、今回の事案の廃棄の関係です。大きく分けて、化製処理、生の死体を有効利用していこうという方法と、燃やしてしまおうという流れの2つあります。悩ましいのが、生々しい表現ですが、焼け焦げていて、事業者さんが処理方法に大変苦慮しているということで、今、調整をしているところです。
○前田委員
10ページの建築物木材利用促進協定の締結についてですが、県内、県外で中高層の県産木材を活用した木造工法の開発ということが書いてあります。とっとり都市木造推進協議会のメンバーを見ていますと、素材の生産業者とか、ミヨシ産業さんは、それこそ建築もされるのかも分かりませんが、例えば建築設計の方とかが、こうしたところに入ってくるべきではないのかなと思うのです。2(2)の主な取組の内容のところに、設計者、施工者の育成と書いてありますので、この辺はどうなのかなと思っているのですが、いかがでしょうか。
●森県産材・林産振興課参事
設計者とつながりを持つ必要があると思っています。米子高専の先生が絡んでおられたり、都市に中高層を木造化しようというNPO団体、team Timberiseがありまして、東京大学の有識者からアドバイスを受けながら、国内でも、かなり進んだ知識とか知見をいただきながら、今、取組を進めているところです。
○前田委員
林活議連で東京に行ったときに、竹中工務店だとか、かなり高い建物を見てきたのですが、4階程度であれば、そのマニュアルがありますよという説明だったのです。そうした公的なマニュアルがあるのであれば、マニュアルに沿って設計とかもできるので載ってないのかなとも感じたところがあったのですが、3階から5階建ての設計・施工の難易度というのですかね、実態は難しいのか、それともマニュアルに沿ってやれば簡単にできるのか、その辺はどうなのでしょうか。
●森県産材・林産振興課参事
国とか公的機関でもそういったマニュアル化を進めているところです。ただ、今回の取組が鳥取県産のCLTとかLVLとか製材を組み合わせて新たなモデルをつくろうとされています。既存のマニュアルは参考になるのですが、部材の耐火とか強度の試験といったことが必要になってきますので、ある程度の技術は必要になってくると思います。そういったところで、先ほどの建築関係の有識者とか専門家のアドバイスを受けながら取組を進めているところです。
○前田委員
素材生産の鳥取県産材の木材の性質とか、やはり設計のときに必要なのだという話だったかと思うのですが、現場で施工される方、または設計される方が増えていかないと、県産材の中高層の建物の建築は広がっていかないと思うのです。現段階ではこうなのかも分かりませんが、幅を広めというんですかね、今後の検討材料として、そういう方向性を持って進めていただければなと思います。
○野坂委員
関連ですが、私も視察行かせてもらったのです。加えて、課題、今、一番大きな課題は需要なのですよね。今のコスト面でのデメリットが、なかなか乗り越えられない。まだ取組の事例が少ないので、おおよそ中高層、高層なんかでもありますから、技術的なところはほぼクリアできていて、その関係者の育成というのもありますが、育成するには需要がないと、そこの意識が変わっていかない。
一番は、いわゆる非住宅みたいな部分で、公共工事なんかでも、きちんと予算を確保していくのかどうなのかと。そういう姿勢を見せていかないと、推進はなかなか難しいと思うのですよね。そこはどういう議論になっているのでしょうか。
●濱江森林・林業振興局長
野坂委員が言われますように、需要が一番大事だと思っています。都会ではかなりできていますが、県内で建てるとなってくると、なかなか物件数が少ない。公共建築もなかなか建たないようになっていますが、その中でもまだまだ、保育園、福祉、医療関係の施設がこれから建ってまいります。そういったものをターゲットにしながら、事例を多く積んでいくということが大切だと思っています。
鳥取県内、構造計算のできる設計士が不足していますというか、ほとんどいません。そういった方々がそういう物件を手がけながら育成していくことも必要ですし、先ほど野坂委員が言われたように、物件数をたくさん造っていただくようなPR活動、そして、実際にそれはメリットがあるのだと、施主さん、そして経営者さんに理解してもらう。そういった努力をしていかないといけないと強く思っているところです。
○野坂委員
私が言ったのは、もうちょっと具体的な話で、それを掘り起こしていくのであれば、コスト面が現段階ではなかなか難しいと。都会地に比べて民間需要がそんなにないわけですから、したがって公共事業ではないのかというのが1点。
もう一つは、民間も掘り起こしていくには、支援制度なんかを検討していかないと、なかなか推進の力になっていかないと思うのですよね。だから、そういう意味も含めて、推進、提携されるのであれば、県のそういった議論はきちんとできているのかということです。
●濱江森林・林業振興局長
まず、公共工事ですが、公共工事の中で、木造を使っていただくような働きを私ども、そして業界全体が広くお願いしていく活動を、さらに徹底的にやっていく必要があると思っています。実際に県、市町村等、公共工事の際には木造を使うということで、現在動いていますが、それをさらにやっていく必要があると思っています。
それと、非住宅の関係です。現在、事業を執行していますが、非住宅の中で木造を使っていただくインセンティブのある事業を来年度要求で拡充で、今、検討中ですので、ぜひともよろしくお願いします。
◎入江委員長
よろしいですか。
そのほか、ございますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
そうしますと、その他でありますが、農林水産部第2部に関して、執行部、委員の皆様から何かございますか。よろしいですか。(「なし」と呼ぶ者あり)
意見が尽きたようですので、以上で終わりたいと思います。
再開ですが、1時からでよろしいですか。(「はい」と呼ぶ者あり)1時から商工労働部をやりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
午後0時07分 休憩
午後1時00分 再開
◎入江委員長
再開いたします。
引き続き、商工労働部について行います。
執行部の皆様におかれましては、説明は要領よく簡潔にマイクを使ってお願いいたします。
質疑等につきましては、説明終了後に一括して行うものといたします。
それでは、報告16、県外企業の立地決定等について、山根立地戦略課長の説明を求めます。
●山根立地戦略課長
資料の2ページをお願いします。
県外企業の立地決定等について、御報告します。このたび、県外企業の新規立地や過去に誘致した企業の増設などが4件決定しました。
まず1件目、1のテクノスは県外から新たに進出することになりました。岡山県総社市の企業です。テクノスは、電気自動車や半導体製造装置などに使用される精度の高い金属部品を製造する会社です。このたび、受注拡大に対応するために、鳥取市の本高に鳥取工場を新たに新設することになりました。背景としましては、県の積極的な誘致活動や県立ハローワークなどによる人材確保支援などを行い、進出を決断いただきました。投資額は約13億円で、令和8年5月に操業予定です。操業当初は10名から20名程度の雇用を計画されています。多品種、小ロットが得意で、非常に高精度な金属加工を行う企業ですので、今後期待しています。
続きまして、かつて誘致した企業の県内でのさらなる増設が2件決定しました。
1つ目が、2のミネベアミツミ株式会社です。こちらは、小型モーターやボールベアリングなどの精密部品の世界的にも大手企業になります。こちらの企業は米子に工場がありまして、特に最近、自動車に搭載される小型のモーターの需要が拡大しています。研究開発の強化を行うために、新しい棟を今の米子工場の敷地内に建設することとなりました。これによりまして、米子工場、現在もマザー工場機能があるのですが、そちらの強化を行い、技術者、エンジニア、技術人材の獲得も積極的に進められる予定と聞いています。投資額は27億8,000万円。令和8年7月に米子工場敷地内に竣工予定です。雇用は22名を増加計画と聞いています。
続きまして、誘致企業の投資の2つ目になりますが、3の菊田印刷株式会社です。こちらは、下の写真にありますように、人気アニメのキャラクターを印刷したアクリルスタンドなどが非常に好調で、令和4年に鳥取に進出してこられました。このたび、アニメ関係のグッズが好評で、生産能力をさらに強化するということで、現在は湖山町に鳥取工場がありますが、第2工場としまして、鳥取市南吉方に新しい工場を建設することとなりました。こちらの企業は、きらきらと光らせるような独自の印刷技術を持っていまして、そちらの技術を使ったキャラクターのスタンドやキーホルダーなどを新しい工場でも作る計画となっています。投資額は3億5,000万円で、令和8年3月の竣工予定です。新たに20名追加雇用を検討されています。
これら1、2、3のテクノス、ミネベアミツミ、菊田印刷については、産業未来共創補助金で設備投資に対しまして10%から15%の支援を予定しています。
最後に、先駆的な県外企業のオフィス開設が1件決定しました。こちらは、全国各地で企業の課題解決や地域課題の解決を行っています、東京の株式会社Doooxという企業になります。官民共創で地域課題解決とか企業課題解決の実績が大変豊富でして、内閣府の官民共創支援組織の公認企業にもなっています。このたび、県内企業の経営課題の解決や産学官連携による企業誘致などを通じた地域活性化を行うために、鳥取市内のSANDBOX TOTTORIに、全国では2拠点目となりますオフィスを令和7年9月に開設されました。早速、今月も鳥取市と連携しまして、全国から企業を集めまして、鳥取視察ツアーということで企画開催していただいています。積極的な取組のスタートを切られたところです。県はオフィス賃借料などを支援する予定としています。
◎入江委員長
続いて、報告17、「とっとり産業未来フェス」の開催結果について、足立産業未来創造課長の説明を求めます。
●足立産業未来創造課長
3ページを御覧ください。
「とっとり産業未来フェス」の開催結果について、御報告させていただきます。
県内外の優れた技術や製品等を広く情報発信すること、また、産学官の交流の機会の創出や、未来の産業を担う若者、県内定着に寄与することを目的に、ものづくり・IT先端技術・音楽等を融合した県内最大規模のイベントを開催しました。
日時については、11月3日、祝日ですので、一般県民向けとして開催しています。また、翌日の4日は平日ですので、ビジネス層向けのイベントとして企画して実施しました。場所は米子コンベンションセンターで、主催は鳥取県、協力、鳥取県情報産業協会、BSS山陰放送で、100を超える出展ブース、イベントを開催しました。
県内企業48社、県外企業を含めると65社の出展になります。来場者は、2日間延べ1万人を超えました。今回は、先般、関西万博で開催したものづくりイベントの再現イベントの開催と、大手メーカー等を招聘した技術相談会、あるいは県内実業系高校と連携した見学ツアーの実施など、企業のニーズを踏まえまして、企業の人材確保難ということで、県内定着と、販路開拓に寄与するイベントとして開催したところです。
7、イベントの詳細です。展示ブースについては、ITゾーン、GX(ものづくり)ゾーン、フードテックゾーン、宇宙、コンテンツということでブースを設営しまして、あとは大阪・関西万博ステージコーナーということで、オープニングセレモニーを行いまして実施しました。それと、鳥取県脱炭素技術研究会基調講演、EV関係の講演や、トヨタによるカーボンニュートラル技術の講演を開催しました。
めくっていただきまして、4ページ。昨年度から2回目なのですが、今年度からの新たな取組として、関西万博で非常に好評でありました鳥取県の地域資源や固有技術を紹介する体験型イベントということで、ひみつシリーズと題打って行いました。1つ目は、カニの秘密ということで、キチン、キトサン、グルコサミンの技術を子供たちに教える教室イベントとか、地元のリコーグループによるAIクイズ、あるいは、米村木工さんのけん玉大会や、ゴムの秘密、キノコの秘密ということをシリーズで行いまして、大変大盛況でした。
また、トヨタグループ6社、メーカー6社を招聘しまして、出展企業の技術相談、交流会を開催しました。あと、今年度から、県内実業系の高校の生徒・保護者に出展ブースを紹介する取組を実施しました。
11月3日、4日には、米子高専さん、米子工業高校、境港総合技術高等学校に、授業に組み込んでいただきまして、大型バス、36名の生徒が見学にお越しいただきました。例えばトヨタ各社によるFC、水素燃料電池フォークリフトの生解説や、真っ二つに割ったプリウスを持ってきていただきまして、プリウスPHVの開発者から、車の構造などを勉強していただきました。また、県内企業ブースは、それぞれ各班に分けて、各企業から、今、取り組んでいる技術開発等を見て、手で触っていただきながら、県内企業の技術開発の取組を学んでいただきまして、県内企業への就職をしていただけるように、楽しく企業側と交流していただいたということになっています。
今回のイベントの主な意見、感想です。情報産業協会のITエリアにおきましては、人型ロボットを中心にIT技術等を含めて、小学生以下の子供でも楽しんでいただける、将来、人型ロボットが拡大していきますので、そういったAIロボットの体験コーナーで大変面白かったとか、あるいは、出展企業様からの声では、大手企業の開発者と触れ合う機会はなかなかありませんので、今の新製品、新技術、新部材を見ていただきまして、大変多くの指導をしていただき非常にありがたかったとか、中には見積りの商談まで発展した事例もあって、今回非常によかったなと思っています。
来年度に向けまして、もっと多くの大手メーカーさんに来ていただくことで販路開拓を支援していくこと、また、多くの、対象の実業系高校を増やして、県内の就職の促進に寄与するイベントとして開催していきたいと思っています。
◎入江委員長
続いて、報告18、令和7年度鳥取県障がい者雇用推進会議の開催結果について及び報告19、第45回全国障害者技能競技大会(アビリンピック)での受賞について、中嶋雇用・働き方政策課障がい者・外国人就労支援室長の説明を求めます。
●中嶋雇用・働き方政策課障がい者・外国人就労支援室長
資料の5ページを御覧ください。
令和7年度障がい者雇用推進会議の開催結果について、御報告させていただきます。
この会議は、県内の障がい者の雇用状況や障がい者の就労、職場定着に向けた取組などについて、関係機関と共有、意見交換をして、必要な対応などを協議する会議です。副知事を会長、トップとしまして、各経済団体、障害者就業・生活支援センターなどの就労支援機関、国・県の機関などが参加しまして、今年度は10月14日に開催しました。
この会議においての主な発言は、この資料に記載のとおりですが、御紹介させていただきます。まず経済団体からは、障がい者雇用に関する企業の意識は高まっている。その一方で、さらに雇用率を高めていくためには、障がい者の個々の適性と業務内容を丁寧にマッチングすることが必要である。併せて、定着できる働きやすい職場づくりは企業の役割であるといった御意見や、特に中小企業は業務内容が非常に限られる中で、障がい者の特性にマッチする業務の創出が一番の課題と考えていることから、県内の雇用の優良事例の横展開を図っていただくとともに、支援機関と連携しながら対応していきたいといった御意見がありました。また、支援機関からは、特に初めて障がい者を雇用する事業所については、安心して雇用できるサポートが必要であるため、支援機関の役割や、支援内容の情報共有、また、ジョブコーチ支援などを行っていきたいといった御意見とか、障がい者を職場全体で受け入れるためには、社員、従業員一人一人に障がい者雇用に関する企業トップの意識を伝えるとともに、必要な配慮などの理解を深めることが大切であるため、社内の理解の風土づくりを進めていくことへの支援についても行っていきたいといった御意見がありました。
今後の対応です。今、県、雇用・働き方政策課に障がい者雇用アドバイザーを配置していますが、このアドバイザーが県内企業を訪問して、引き続き、県内の好事例の展開を図っていくとともに、来年7月から障がい者雇用の義務の対象となる企業への制度説明や相談などを丁寧に対応していくことで雇用の推進を図っていきたいと考えています。また、令和4年度に作成した障がい者雇用のためのハンドブックについても、一層普及を図りまして、職場定着の推進を図っていきたいと考えています。
続きまして、資料の6ページを御覧ください。第45回全国障害者技能競技大会、通称アビリンピック大会での受賞について報告をさせていただきます。
アビリンピックは、障がい者の職業能力の向上や、企業や一般の方々に障がい者に対する理解、認識を深めていただいて障がい者雇用の促進を図っていくことを目的に、毎年開催されています。今年度は10月17日から19日までの3日間、愛知県の国際展示場を会場として開催されまして、鳥取県からは、6月26日に鳥取大会、全国大会の予選を兼ねた大会になりますが、この大会で金賞を受賞された5名の方が出席されまして、このうち2名の方が全国大会で受賞されました。
お一人は、種目は喫茶サービス。模擬喫茶で、来店されたお客様に実際の接客サービスなどを行う競技となりますが、こちらでは尾崎心春さんが銀賞を受賞されました。尾崎さんは2回目の出場で、今回が初めての受賞となりました。
もう一方は、種目は製品パッキングということで、商品を運ぶ梱包作業を想定して、箱や緩衝材の組立や梱包を行う競技になりますが、山本愛斗さんが銅賞を受賞されました。山本さんについては、これまでも3回、銅賞1回と銀賞2回を受賞されていまして、今回が四度目の受賞となりました。
◎入江委員長
続いて、報告20、令和7年度スーパー工業士(第3期生)認定証授与式の開催結果について、井田産業人材課未来創造人材室長の説明を求めます。
●井田産業人材課未来創造人材室長
7ページをお願いします。
令和7年度スーパー工業士認定証授与式の結果について、御報告をさせていただきます。
鳥取県スーパー工業士認定制度ですけれども、AI等の先進技術を活用できる次世代のものづくり人材の育成を目的として、令和4年度に創設したものになります。今回、3期生として、県内高校生23名を認定しまして、10月27日に認定証の授与式を実施させていただきました。
鳥取県スーパー工業士制度の概要です。目的としましては、生産現場において必要とされていますAIをはじめとしたデジタル技術を活用できる人材を育成するために、県内の企業等の御協力を得まして、県独自の認定プログラムを設置し、それを学んだ工業高校の生徒をスーパー工業士として認定し、認定者の就職や進学などのキャリア形成を支援することとしています。
認定プログラムの内容です。2年生の後期として10月から、システムデザイン研修、データサイエンス研修を行いまして、3年生の夏休みに、鳥取大学におきまして総括演習として、実際に移動ロボットを使って、障害物をAIで画像判別する衝突回避のアルゴリズムを構築する研修をAI・ロボット演習として実施しています。それから、学生たちについては、就職活動や進学において、この認定をアピール等に活用していただいてキャリアアップにつなげていただければと考えています。
認定者については、スーパー工業士キャリア支援補助金としまして、これから、デジタル関連の資格取得や、今まで学んだAI等に関連するような分野への進学についての支援を行っています。今回、3期生を認定させていただきましたが、今までの1期生、2期生の認定者31名の進路は、進学21名、就職10名となっています。進学した認定者については、県内就職促進に向けまして、県内の就職イベントや企業のインターン情報の案内等を配信しているところです。
第4期生は、県内県下4校から21名が参加しまして、先月の10月から受講を開始をしているところです。今後とも協力機関と連携しまして取り組んでまいりたいと思っています。
◎入江委員長
続いて、報告21、技能体験イベント及び技能関係表彰の実施について、衣川産業人材課長の説明を求めます。
●衣川産業人材課長
8ページを御覧いただけますでしょうか。
技能体験イベント及び技能関係表彰の実施について、御報告します。
国では11月を人材開発促進月間、11月10日を「技能の日」と定めていまして、この期間に合わせて、国や都道府県において様々な取組が実施されています。本県においても技能体験イベントや技能関係の表彰を実施していますので、報告させていただきます。
まず、技能体験イベントですが、鳥取県技能祭を10月19日にポリテクセンター鳥取で開催しました。技能祭というのは、技能の魅力やものづくりの仕事を小学生などの若い世代に知ってもらい、将来の職業としてものづくりの世界を目指すきっかけづくりにすることを目的として、毎年開催している体験イベントです。
今年度は、14の技能士団体や鳥取工業高校とポリテクセンター、県立産業人材育成センター、鳥取県職業能力開発協会に参加をいただきまして、全部で18のブースを設けて、ミニ畳づくり体験などのものづくり体験や、その技能の仕事を紹介するビデオやパネルの展示をしました。入場者は子ども連れの家族を中心に約1,500名の入場をいただいています。
その体験後のアンケートで、80%の方が技能に興味を持ったという回答をいただいていますし、参加者の声としまして、短時間で職人の仕事が体験できて、とても満足でしたという御意見をいただいています。
続きまして、技能体験会です。こちらは、中学生、高校生をはじめとした若い世代に仕事の説明や作業の体験をしていただくというもので、今年度は、内装仕上げと建築大工の職種で実施しました。内装仕上げでは高校生が2名、建築大工では高校生2名と中学生1名の参加をいただきまして、参加した動機として、就職に向けて、いろんな仕事を知っておきたかったとか、この仕事に興味があったということを言われていました。
体験後の意見としまして、現場を見たり体験する機会がないので、職業を知るのにとても役に立ったとか、技術一つ一つのすごさを感じたという御意見をいただいています。また、協力いただいた事業所の方からは、そもそも内装仕上げがどのようなことをするのか知らない子どもたちも多いので、このような機会は非常にありがたいと。ぜひ継続してやってほしいという御意見をいただいています。
続きまして、令和7年度技能関係の表彰についてです。技能職の地位向上や技能振興、技能承継の推進を目的として、国や県において、優れた技能者を、技能を有する方等の表彰を行っています。
まず、国関係ですが、職業能力開発関係としまして、技能振興、技能検定に長年にわたり多大な貢献のあった団体、個人としまして、優良事業所の2事業所、功労者として1名の方が厚生労働大臣表彰を受賞されました。また、人材開発行政関係としまして、人材開発行政に係る施策の推進に顕著な功績のあった個人の方1名が表彰を受けられています。
鳥取県の知事表彰の関係ですが、県内屈指の優れた技能を有する優れた技能者として、造園と石材施工の職種それぞれ1名ずつを表彰させていただきました。また、製造業の職種において、優れた技能を有し、後進の育成に意欲がある方を知事が認定する鳥取県高度熟練技能者認定については、機械加工、金属熱処理、機械保全の3つの職種について、それぞれ1名を認定させていただいています。そのほか、技能検定事業の実施に貢献された功労者の方3名、技能検定事業の推進に支援、協力いただいた協力事業所として4つの事業所、さらに、技能検定試験において優秀な成績を上げて合格された7名の方が知事表彰を受けられています。
◎入江委員長
続いて、報告22、令和8年度産業人材育成センター入校選考試験における解答用紙への正解の誤記載について、難波産業人材育成センター所長兼倉吉校長の説明を求めます。
●難波産業人材育成センター所長兼倉吉校長
9ページをお願いします。
このたび、11月14日に実施しました、当センター、倉吉校、米子校の令和8年度入校選考試験の学科試験におきまして、解答欄の1つに正解を記載した解答用紙を受験生の方に配布するという事案が発生しました。受験生の方並びに、その保護者の皆様には、このたびの入校選考に際しまして大変御迷惑をおかけしたことをおわび申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。以下、座って説明させていただきます。
まず、1の事案の概要です。学科試験は、数学と国語を行いましたが、正解が記載されていた問題は、国語の試験問題の中の1問です。正解が記載されていた内容としましては、4択の中から正解を1つ選択する選択肢問題におきまして、解答用紙に正解が記載されていたものです。受験者数は、倉吉校11名、米子校21名の合計32名でした。
2の判明の経緯です。米子校の試験会場におきまして、受験生が試験中に、解答欄に解答が記載されていることを試験官に伝えたことで判明しました。なお、倉吉校においても受験生から同様の指摘があったところです。
3の事案の発生原因です。選考の試験問題は、専門の事業者に作成を依頼していまして、試験問題と試験解答用紙、正解の記載された解答用紙が納品されましたが、その際、解答用紙について、先ほど御説明したとおり、解答欄に正解が1問記載された状態で納品されていました。
倉吉校の担当職員は、納品物の検査を行いまして、また、別の職員も納品物を確認しましたが、結果的に納品物及びその後の確認が十分でなかったことにより、解答欄に正解が記載されたことに気づかず、そのまま試験に使用したものです。
4の選考試験における対応です。解答の記載された問題については、受験生全員を正解としました。そして、試験終了後に受験生全員に、既に帰宅した受験生の方には電話で、また、まだ面接試験で校内に残っている受験生の方には、直接、誤記載をおわびするとともに、全員正解とすることを伝えさせていただきました。また、受験生全員におわびの文書を11月14日付で送付しています。
5の再発防止策です。納品された納品物の検査は、これまで倉吉校の複数の職員で検査していましたが、今後はチェック表を用いるなど、倉吉校の検査と併せて米子校でも複数検査による検査を行うこととしまして、今後このようなことがないように両校でのチェック体制を徹底してまいりたいと思います。このたびはこのような事態を引き起こしまして、誠に申し訳ございませんでした。
◎入江委員長
続いて、報告23、民工芸等の情報発信に係る主な取組について、田中販路拡大・輸出促進課民工芸室長の説明を求めます。
●田中販路拡大・輸出促進課民工芸室長
資料10ページをお願いします。
本年度7月以降の鳥取県の民工芸及び日本酒の国内外への主な情報発信について、御報告します。
初めに、国内での情報発信です。
(1)、大阪・関西万博会場でのPRを実施しました。7月15日から関西パビリオン多目的エリアで開催しました「とっとりフェス」において、日本酒の有料試飲イベント「とっとり地酒まつり」を開催しました。県内の9つの蔵から18種類の日本酒を出展しました。8月19日からの「とっとりフェス」におきましては、伝統工芸品の販売と染め和紙体験を行いました。因州和紙や陶磁器など7事業者に出展いただきました。
(2)、10月25日に燗椀グランプリ&フェスとしまして、燗付けした県産日本酒と県産食材を使った酒肴とのマリアージュを競うコンテスト並びに鳥取駅前風紋広場において、県内10蔵が提供する燗酒の有料試飲や、燗酒の魅力を知るトークショーなどを開催しました。
(3)、11月7日から、弓浜絣が伝統的工芸品に指定されて50周年を迎えることを記念したイベント「もっと知りたい弓浜絣」を境港市、海とくらしの史料館において開催しています。絣の一連の制作工程を体験できるコーナーや多彩な絵絣の展示、事業者による販売など、24日まで開催しています。
続きまして、海外での情報発信です。
フランスで民工芸品のPRを実施しました。(1)、インスタグラムで世界各国に10万人を超えるフォロワーを有するフランス人ユニット、マミーブドゥと連携しまして、弓浜絣や因州和紙など、各工房や商品に関する情報発信とオンライン販売を実施するとともに、ビアリッツという町にありますセレクトショップ、オープンミーで展示販売を実施しました。
(2)、在仏日本大使館において11月12日に開催されました鳥取県PRレセプションにおきまして、民工芸品を展示し、先ほど御紹介しましたマミーブドゥにより本県民工芸の魅力をPRしました。
◎入江委員長
それでは、今までに説明をいただきましたものについて、質疑はありませんか。
○前田委員
産業人材育成センターの入校選考試験の件です。普通、考えたら、印刷会社でしっかりとチェックして、納品するという、そこが問題ではないかなと思うのです。その点について、再発防止策みたいなところが書いてないのですが、この辺はどうなのでしょうか。
●難波産業人材育成センター所長兼倉吉校長
おっしゃるとおりで、まずは、事業者で、しっかりとチェックして納品していただくのが第一かなと思っています。事業者側でもチェック、確認が不十分だったところですが、併せて、我々も納品されたものを十分にチェックできていなかったのが反省点でして、そこは我々も今後検証をして、こういうことが二度とないようにしていかないといけないと思っています。
○前田委員
ぜひよろしくお願いします。
◎入江委員長
そのほか、ありますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
ないようです。
次に、その他でありますが、執行部、委員の方で何かございますか。
○市谷委員
昨年30人以上の離職者を出した会社が、琴浦町の福助で大体100人、鳥取市のジャパンディスプレイで100人、それから鳥取市の対翠閣の関係で50人ぐらいで、大体250人ぐらい雇用喪失になっていて、その後、再雇用の補助金が何人ぐらい使われて雇用に結びついているのか、この間ハローワークに聞いたら60人程度ということだったのです。今日でなくていいのですが、この職を失った人たち、1年近くたってどうなっているかを、また資料で出して教えていただきたいし、再就職の手だて、県がどういうふうに取っているかを併せて教えていただけたらと思います。お願いします。
◎入江委員長
今ありましたように、後ほどで結構でございますので、紙、ペーパーで出していただければと。皆さんにお知らせいただく。よろしくお願いします。
そのほか、ございますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
それでは、意見が尽きたようでありますので、以上をもちまして、農林水産商工常任委員会を閉会したいと思います。
午後1時35分 閉会
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