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会議の概要
午前9時30分 開会
◎中島委員長
ただいまから、議会運営委員会を開会します。
まず、会議録署名委員に、語堂委員、興治委員を指名します。
それでは、これより協議に入ります。まず、付議案について、執行部に説明を求めます。
櫻井令和の改新戦略本部長
●櫻井令和の改新戦略本部長
本日もお時間いただき、ありがとうございます。着座にて失礼いたします。
それでは、12月県議会において11月21日の議会運営委員会時点から、追加で御審議いただく条例及び予算が生じましたので、その概要について御説明申し上げます。
まず、執行部資料1、令和7年12月定例県議会付議案を御覧ください。議案第16号、鳥取県人権尊重の社会づくり条例の一部を改正する条例でございます。インターネット上の差別行為に関する相談や支援に当たり、削除要請に基づく削除命令、公表、過料の導入などの条例改正に向けた調整を進めてきたところでございますが、先週11月26日に開催されました鳥取県人権尊重の社会づくり協議会において、改正案について全会一致で賛同を受けましたので、後述いたします予算案とともに、本議会に提案をさせていただくものでございます。詳細については、所管の常任委員会で御説明を申し上げます。
次に、執行部資料2、令和7年度12月補正予算の概要を御覧ください。2ページの安心・安全のふるさとづくりの、一番上の原子力防災対策事業として8,000万円でございます。交渉を行っておりました原子力安全対策等に関する財源負担について、先週11月28日に中国電力から、全国で初めてとなる立地地域に準じた財源交付を行う旨の回答を得たところでございます。この中国電力からの新たな財源負担を計上し、米子市と境港市の両市に配分するものでございます。
なお、今年度の中国電力からの財源負担額2億2,000万円については、諸収入としてこのたびの歳入予算に計上し、うち2,000万円は職員人件費に充当いたします。こちらも詳細については、所管の常任委員会で御説明申し上げます。
次に、その下のインターネット上の差別行為等に関する対策事業として500万円でございます。先ほど御説明した、鳥取県人権尊重の社会づくり条例の一部を改正する条例に合わせ、インターネット差別行為対策として被害者への支援等を行うものでございます。
その結果、1ページにお戻りをいただきまして、補正額は、32億8,000万円余、補正後の総額は3,783億円余となります。
私からの説明は以上です。
◎中島委員長
ただいまの説明について質疑等がございますか。
◎中島委員長
興治委員
○興治委員
原子力防災の関係ですけれども、米子市と境港市への交付金の金額はいくらでしたっけ。
●櫻井令和の改新戦略本部長
資料にもございますけれども、8,000万円で予算を計上しておりまして、それぞれ4,000万円でございます。
◎中島委員長
そのほか、委員の皆様でございますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
市谷議員
○市谷議員
この2つの事業について、確認したいです。原子力防災対策事業で、出るほうは書いてあるんですけど、歳入のほうについて今後の補正予算の中に入ってくるということなのか、ちょっとそこを確認したいです。中国電力から入ってくるほうについて、出るほうはここに書いているので、そのことについてお聞きしたいのが1点です。
それから、もう一つは、人権尊重の社会づくり条例の一部を改正する条例ですけれども、あらかたの説明は政調政審でいただいたんですけれども、今日、初めて条例案を見せていただいたので、常任委員会で確認してくださいと言われても、いくつか聞いておきたいことがあります。
一つは、表現の自由に十分に配慮して行うというのは、どういう在り方なのかというのをお聞きしたいです。それから、差別行為の定義は、どこに書いてあるのかということ。それから、この条例を出す立法事実。それから、表現の自由に十分に配慮ということであれば、「あなたが人権侵害しましたよ」と言われたほうも、当然に裁判であれば弁明の機会が保障されているのですけれども、その辺がどうなのか。今日初めて、具体的に提案されていますので、御答弁いただきたいと思います。
◎中島委員長
私のほうから申し上げます。
2点ありました。1点目の原子力のほう、どこの科目に入れるか、これはお答えください。2点目以降は、内容に関わりますから、令和の改新戦略本部長が言われたように各常任委員会で審議して、それ以外のことは本会議でやっていただくという処置を取りたいと思います。
櫻井令和の改新戦略本部長
●櫻井令和の改新戦略本部長
それでは、1点目についてお答えをしたいと存じます。どのように収入に入っているのかということでございますが、御指摘のとおり、今回、収入のほうに入れることにしております。少し具体的になりますけれども、2.2億円をいただいておりますが、核燃料税見合いが2億円で、これまで我々がもらっていた人件費相当分が0.2億円、2,000万円ということになっておりまして、さきほど御説明しましたけれども、人件費部分について、事業費に入れてきたところでございますので、こちらは人件費、事業費に充当させていただくことにしております。また、核燃料税見合いの部分につきましては、使途が制限されない一般財源的な例外収入として処理をして、一定の財源に充てているものではないということで整理をして、収入に入れております。
○市谷議員
弓ヶ浜半島災害対策費というのは、歳入に入ってこない。
◎中島委員長
質問者に申し上げますけど、ここは議会に対する順番を決めるところですので、内容に関しては、委員会及び本会議で、これは令和の改新戦略本部長の言われたとおりですからね。よろしいですか。
○市谷議員
いや、今、2つしか言われなかったので、この弓ヶ浜半島災害対策……
●櫻井令和の改新戦略本部長
すみません、これ今回、補正予算の話でございまして、資料に書いてありますとおり、令和8年度以降の受入れということで書いておりますので、これは今回、補正予算の話ですから、全く違う話でございます。先ほどのは、この補正予算の話をしておりますが……
○市谷議員
核燃料税相当分のところも……
●櫻井令和の改新戦略本部長
補正予算で入れるというふうに説明しておりますが。先ほど来、説明をしているとおりでございます。
◎中島委員長
よろしいですね。(市谷議員「はい」と呼ぶ)
その他、何かございますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
次に、その他ですが、委員の皆さんで何かございますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
意見が尽きたようです。
以上で予定しておりました協議事項は終わりました。
これをもって議会運営委員会を閉会いたします。
午前9時38分 閉会
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