会議の概要
午前9時30分 開会
◎中島委員長
ただいまから、議会運営委員会を開会します。
まず、会議録署名委員に、鹿島委員、興治委員を指名します。
それでは、これより協議に入ります。まず、議員提出議案についてでありますが、議会資料のとおり、意見書2件であります。いずれも政策調整会議において協議されたもので、議会運営委員会発議となります。念のため申し上げますが、議員提出議案に係る討論の発言通告書の提出期限は、反対討論が本日午後1時まで、賛成討論が本日午後5時までであります。
なお、議会運営委員会発議の議員提出議案に対して、反対討論がない場合は賛成討論を行わない申し合わせですので、御承知ください。
次に、その他ですが、まず、副議長より発言を求められております。
浜田副議長。
○浜田副議長
おはようございます。
このたび、副議長に就任させていただいて、初めての定例会となり、いろいろ進行の役割も担ってきたのですが、そこで全議員の皆さんに御注意をしていただきたいなと思った点があります。
まず、議会資料2を御覧ください。いずれも、過去、何度か議運の中でお話があったことではありますので、再確認ということであります。
まず、「1 本会議場での発言速度」についてであります。御案内のように本会議場での発言は、手話で同時通訳を行っているところですが、6月23日の一般質問の後に、手話通訳さんと私が意見交換を行いました。これは、手話通訳さんの要望から行ったものであります。発言のスピードが速すぎて、手話通訳が追い付いていかないということで、日頃感じておられる御意見など意見交換を行ったのですが、手話通訳を通して議会を御覧になっている聴覚障害者がおられることに御留意いただきたいということ、具体的には、スピードもさることながら、数字であるとか専門的な言葉、特にカタカナ言葉は、手話通訳に時間がかかるんだそうです。なので、とにかくそこは、特に注意してゆっくり発言いただきたいということでした。後、聞いていて語尾が不明瞭な方がいるので、最後の語尾についても明確に、はっきりと発言をしていただきたいということなどのお話がありました。しゃべるのが速いというのは、簡単に言えば、しゃべらないといけないことが、字数が多いということで、そこは事前に文字数がこれくらいであれば、これだけの時間がかかるというのは分かるはずなので、議員一人一人で、そのあたりは事前にチェックあるいは注意していただきたいと思っております。
今後、議長席から聞いていて速いと感じたら注意をさせていただきますので、そこのあたりは御了承ください。
続いて、2番目ですが、「2 質問の際の通告外の内容に係る発言について」です。 質問の際に、時候の挨拶などを行う議員もいらっしゃいます。これについては、厳密にいえば通告外の発言ということですけれども、本県議会では、ある程度、寛容に取り扱ってまいりました。
しかしながら、近時、程度を超えているもの、さらには、その発言に対して知事が相当の時間をかけて返答するなど、通告外の質問ととられかねないものも見受けられると感じました。限られた時間の中でしっかりと議論をしていただくためにも、通告内容と直接関わりのない発言については、節度をもって行っていただきたいと思います。
具体的には、ある議員の時には、2分24秒の前段があり、それに対して知事が5分59秒答弁にかかっている、なので、このやりとりだけでも8分23秒。これが、今議会では、複数回ありました。やはり、そのあたりは、知事の反応の仕方というのも、時を見て、過度に敏感に反応して長くならないように注意してもらわないといけないかなとは思いますけれども、やはり前段の発言に3分、4分もかかってしまうと全体の質問がぼやけてしまうという可能性もありますので、御留意をいただきたいなと思います。
以上です。
◎中島委員長
その他、委員の皆さんで何かありますか。
興治委員。
○興治委員
今の副議長の提案についてですけれども、中身はよくわかりました。会派に持って帰って徹底したいと思います。
ちなみに、今、時候の挨拶等、通告外発言について、何分何秒という報告もあったんですけど、当該の方を含めてですね、あとここには、語尾が不明瞭な方もいるとか書いてありますので、今回の議長の差配の中で気が付いた方には、個別にも注意をしていただいたほうがより徹底するのではないかと思います。
それをぜひお願いしたいと思います。何かコメントを。
◎中島委員長
副議長、どうぞ。
○浜田副議長
大変言いにくいのですが、確かに、自分がしゃべっているのは、自分自らは分かりにくい部分もありますので、そっと「こういうふうに感じましたので、注意してくださいね。」ということは、お伝えしようと思います。
◎中島委員長
まず、委員の皆さん、よろしいですね。(「はい」と呼ぶ者あり)
では、市谷議員どうぞ。
○市谷議員
さきほどの議会運営上、留意いただきたいことということで、2つ目のほうなのですけれど、この挨拶の程度を超えて、今回聞いていて、これはあんまりだなと私も思いましたし、議員に注意をすることもそうなのですが、通告外のことを長々と問いかけるほうも問題があるのですけど、別に問うているわけでもないのに知事が答弁するという、知事も答弁しないようにというのをぜひ、議運とか議長、副議長のほうから言っていただきたいなと。答弁するものだから、また議員も問うみたいなことが起きていましたし、これでは通告制度の意味がなくなってしまうので、議員だけではなくて、知事のほうにも重々注意をしていただきたいなと思います。
あともう一つ、委員長には非常に申し上げにくいのですが、委員長が質問の際に、「公金チューチュー」という言葉があって、私も発言がどうなんだと言われることもあるんですけど、「公金チューチュー」という表現というのは、非常に品位がないというか、そういうふうに聞きましたので、あのような発言は、謹んでいただきたいなと思いますし、削除したほうがいいのかなぐらいに私は聞いていて思いましたので、一応言っておきたいなと思います。
以上です。
◎中島委員長
では、副議長。
○浜田副議長
さきほども言いましたように、知事は良かれと思って、議員のことを慮って、そういうサービス精神から来るんだろうなというふうには推察しますけど、トータルすると10分近く費やしているということもあるので、折を見て話をしてみたいと思います。
◎中島委員長
2点目の件は、聞き置きます。
よろしいですね。その他ございますか(「なし」と呼ぶ者あり)
意見が尽きたようですので、これをもって議会運営委員会を閉会いたします。
次回の議会運営委員会は、6月30日月曜日、午前9時30分から議員提出議案の審議方法について協議を行いますので、よろしくお願いいたします。
午前9時39分 閉会
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