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会議の概要
午前10時49分 開会
◎入江委員長
ただいまから農林水産商工常任委員会を開会いたします。
本日の日程は、お手元のとおりでありますので、この順序に従って議事を進めさせていただきます。
なお、企業局及び労働委員会につきましては、議案等がないため、出席を求めないこととしておりますので、御承知をお願いいたします。
初めに、会議録署名委員を指名いたします。
会議録署名委員は、野坂委員と伊藤委員にお願いいたします。
それでは、本委員会に付託されました議案について審査を行います。
付託議案は、日程に記載の1議案であります。
これから、付託議案に対する質疑を行っていただきます。
委員の皆様におかれましては、簡潔な質問とマイクのスイッチの切替えをお願いいたします。
それでは、質疑のある方は挙手をお願いいたします。(「なし」と呼ぶ者あり)
質疑がないようでありますので、付託議案に対する討論を行っていただきます。
○市谷委員
それでは、議案の討論を行います。
議案第1号、令和7年度鳥取県一般会計補正予算(第3号)です。
直近の鳥取市消費者物価指数は前年同月比で42か月連続プラス、中でも、お米などの穀類の指数の変動は150と大幅アップです。5キロ2,000円程度の備蓄米が放出されましたけれども、県民には回っていないと、今朝もNHKのニュースでやっていました。米が高い、米がない、賃金は上がらない、年金が目減りしている、どうやって暮らせというのかという悲鳴が届いています。
この中、提案されたのが、今回の補正予算の物価高対策です。本委員会所管の事業では、農林水産部では、畜産農家の所得保障の掛金への補助。これも必要ですし、賛成です。ただ、物価高対策、これだけでいいのかと。備蓄米もまだこれからですし、高いかもしれないけれども、鳥取のお米を県民に食べてもらえるように、県としても、お米券を発行したり、給食のお米代に支援してほしかったなと思います。
また、定置網の急潮被害対策は、緊急性があり、当然必要です。
商工労働部では、トランプ米国関税対策の支援制度が組まれたことは評価し、賛成です。同時に、先ほども議場での質疑で言いましたが、貿易協定、今のアメリカのやり方というのは、知事も言うように、帝国主義的な、大国主義的なやり方で、こういうことに対して、やはり毅然と対応すると。撤回を求めていただくというふうに全協の資料で見ましたので、ぜひお願いしたいなと思います。
このままだと、交渉に引きずり込まれて、国内経済産業とか、米、農産物、農家への影響が大変懸念されます。ぜひとも貿易ルール、各国の経済主権が尊重されるというものの確立が必要だと思いますし、やはりこの外需依存は、もろいなと改めて思いました。
今回の事業でも使えるということでしたが、国内、県内でのサプライチェーンの構築、そういうことをぜひとも強化していただきたいということを申し添えまして、以上、課題はありますけれども、物価高騰対策、米国関税対策の議案第1号、補正予算に賛成をいたします。
◎入江委員長
その他、討論がございますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
討論が出尽くしたようですので、これより採決に入ります。
なお、本委員会に付託された議案は、議案第1号であります。
それでは、原案に賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
賛成全員であります。
したがいまして、本委員会に付託されました議案第1号については、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
以上で付託議案の審査は終了いたしました。
なお、委員長報告の作成、内容については、委員長に御一任いただけますでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
異議がないようですので、そのようにさせていただきます。
その他でありますが、執行部、委員のほうで何かございますでしょうか。(「なし」と呼ぶ者あり)
そうしますと、10日の予備調査について追加説明を求めた案件につきましては、執行部から回答資料が提出されました。資料はサイドブックスに掲載しておりますので、後ほど御確認いただきますとともに、本資料に関する質疑は、時間の都合もありますので、個別のレク依頼等で御対応をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
意見がないようでございますので、以上をもちまして農林水産商工常任委員会を閉会いたします。
午前10時54分 閉会
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