令和7年度福祉生活病院常任委員会議事録

令和7年7月22日会議録(確定版)

開催概要、資料はこちらです
出席者
(9名)
委員長
副委員長
委員
尾崎 薫
山本 暁子
玉木 裕一
前住 孝行
福浜 隆宏
浜田 妙子
川部 洋
広谷 直樹
中島 規夫
欠席者
(なし)


説明のため出席した者
  中西福祉保健部長、中西子ども家庭部長ほか各次長、局長、課長、関係職員

職務のため出席した事務局職員
  濱口課長補佐、川田係長、田中主事


1 開会   午前10時00分

2  休憩   午前10時36分 / 午前11時57分

3  再開   午前10時38分 / 午後0時02分

4 閉会   午後0時08分

5 司会   尾崎委員長

6  会議録署名委員  川部委員、浜田委員

7  付議案件及びその結果
   別紙日程表及び下記会議概要のとおり

会議の概要

午前10時00分 開会

◎尾崎委員長
 ただいまから福祉生活病院常任委員会を開会いたします。
 本日の日程はお手元の日程のとおりでございます。この順序に従って議事を進めさせていただきます。
 今回の常任委員会は、福祉保健部、子ども家庭部、生活環境部の順で執行部の入替えを行います。
 なお、病院局については報告事項がないため、出席を求めないことにしていますので、御了承ください。
 会議録の署名委員を指名いたします。
 本日の会議録署名委員は、川部委員と浜田委員にお願いいたします。
 では、報告事項に入ります。
 まず、福祉保健部について行います。
 執行部の説明は要領よく簡潔に、マイクに向かってお願いいたします。
 質疑等については説明終了後に一括して行います。
 それでは、まず報告1、「第12回全国高校生手話パフォーマンス甲子園」予選審査会の結果及びとっとり手話フェス2025の開催について、前田障がい福祉課社会参加推進室長の説明を求めます。

●前田障がい福祉課社会参加推進室長
 そうしましたら福祉保健部資料の2ページ目を御覧ください。
 「第12回全国高校生手話パフォーマンス甲子園」予選審査会の結果及びとっとり手話フェス2025の開催についてでございます。
 第12回目となる手話パフォーマンス甲子園ですけれども、本大会の予選審査会を先週の木曜日の17日に開催し、本番の9月14日の本大会に出場する16チームを決定しました。
 もう一つ、手話パフォーマンス甲子園を中心とする手話のイベント「とっとり手話フェス2025」を9月13日から15日に開催しますので、その概要を報告させていただくものです。
 まず、第12回全国高校生手話パフォーマンス甲子園の本大会に出場するチームでございます。手話パフォーマンス甲子園ですけれども、演劇・コント・ポエム等部門とダンス・歌唱部門の2部門に分かれておりまして、それぞれ8チームずつ選出しました。
 選出された学校ですけれども、これにつきましてはめくっていただきまして5ページ目と6ページ目に具体的なそれぞれの部門の学校名が書かれておりますので、御覧ください。
 鳥取県につきましては、ダンス・歌唱部門のほうで米子東高等学校と米子松蔭高等学校の2校が本大会の選出が決まったところでございます。
 また2ページ目、本大会に出場するチームですけれども、2(1)にありますが、本大会に初めて出場するチームが中段の表にあるとおり6校、そこに米子松蔭高等学校も含まれております。
 ページ下部の3ですけれども、本大会で選手宣誓を行うチームにつきましては、埼玉県の大宮ろう学園に決まったところでございます。
 3ページ目に予選審査会の概要を記載しております。この表の審査員の方々に(4)にある基準のとおりの選出をしていただきました。
 この予選審査の結果発表は、予選審査会翌日の7月18日金曜日の正午に動画配信により全国配信しています。
 めくっていただいて4ページ目、とっとり手話フェス2025でございます。先ほど申し上げましたとおり、手話パフォーマンス甲子園を中心とする手話関連イベントを9月13日から15日の間にエースパック未来中心で開催するものでございます。
 開催イベントの主なものは中段の表に書いてあるとおりです。今年の主な特色としては、一番最後に「NHK手話ニュースキャスターがやってきたin鳥取」と記載しておりますとおり、NHKさんにも参加・協力いただいて、手話ニュースキャスターに関するエンターテインメントやトークショーなどを併せてやっていきたい、いろんな手話に関連するイベントを実施して盛り上げていきたいと考えています。

◎尾崎委員長
 それでは、報告2、「更年期だれでもチャットボット」の開設について及び報告3、熱中症対策について、角田健康政策課長の説明を求めます。

●角田健康政策課長
 資料8ページを御覧ください。「更年期だれでもチャットボット」の開設について、更年期症状・障がいに関する情報を入手する手段として、24時間いつでもアクセスでき、効率よく検索可能なチャットボットを開設しましたので報告いたします。
 このチャットボットは、県税などと同じkotosoraというシステムを利用しまして構築したものでございます。運用開始日は7月8日です。
 特徴としまして、相談の多い全56項目を収録しておりまして、男女別の更年期障がいの概要、症状、対処法等を掲載しております。
 2つ目のポツになりますけれども、「更年期だれでも相談室」を既に令和5年8月から開設しておりますが、こちらの「更年期だれでも相談室」の案内だとか、かかりつけ医、専門医療機関等の受診につなげるように、解決しない悩みをそのままにされないように、県内3か所の電話相談窓口を選択メニューに表示させるなどにより相談・受診につなげるような内容にしております。
 おそらく、自治体では初のチャットボットになりますし、民間で一部、チャットボットを構築しているところもありますがそちらは女性のみということで、男女ともにチャットボットとして構築したというところも特徴となっております。
 周知等ですけれども、現在、とりネット、SNS広告等で広く周知をしておりますが、チラシの修正がまだ間に合っておらず、今後チラシ等でも周知していく予定としております。
 参考ですけれども、「更年期だれでも相談室」を令和5年8月に開設しておりますが、現在、相談件数は累計123件となっておりまして、こちらと併せて、更年期症状に悩む方が相談しやすい体制を引き続き構築してまいりたいと思っております。
 続きまして9ページです、熱中症対策になります。
 1、熱中症警報等の発令ということで、県独自の取組についてですけれども、現在、熱中症警戒期間を令和7年度は4回発表しており、今時点では熱中症特別警戒情報、35度以上の日が3日以上続く日ということで、既に令和7年度は3回発表しているところです。
 前年度との比較を書いておりますけれども、令和7年度は7月の時期から特別警戒期間ということで早くから発表しておりますし資料には記載しておりませんが、発表日の延べ日数は、前年度は33日、7年度は41日になります。御承知のように今年度は非常に高温の日が続いているということで、発表が長く、回数も多く発表しています。
 令和7年度の救急搬送状況ですけれども、7月13日までを過去の前年同日までと比較したものでございます。救急搬送者数が220人ということで、前年度より26人多い人数で推移しているところです。さらに例年、7月から8月で熱中症の救急搬送の全体の6割から8割を占めておりまして、今後も熱中症の搬送件数増加が予測されておりますので、効果的に発表だとか、熱中症警戒アラートを注意していただくなどより、引き続き広報に努めてまいりたいと思っております。
 2、熱中症対策の取組状況ですけれども、重症事例発生時にはその都度、市町村と関係機関に注意喚起をしております。7月22日までに重症事例が10件発生しております。7月17日に第2回会議を開催しておりますけれども、今年度はこの重症事例が多いということで注意喚起をしておりますし、そのほか、県民に対するメッセージ等を発表しているところです。
 また、関係機関それぞれに熱中症対策の強化というところでお願いし、情報共有をしているところでございます。

◎尾崎委員長
 それでは次に、報告4、国の医師偏在対策に係る要望活動について及び報告5、ドクターヘリ運航休止に伴う鳥取県対策会議の開催について、米田医療政策課長の説明を求めます。

●米田医療政策課長
 11ページを御覧ください。国の医師偏在対策について要望活動を行いましたので、報告いたします。
 昨年度、国が鳥取県を含む医師多数県とされる県の医学部の臨時定員を一律に削減いたしました。本県でも令和6年度に比べて2名削減をされたところでございます。これを契機に医師多数県とレッテルを貼られた16県のうち13県で、昨年度4回、国に要望活動を行いました。この要望活動が功を奏しまして、国からは一定の配慮が示されたところではございますが、医師多数県の臨時定員を削減して、医師少数県へ振り替えるという国の基本的なスタンスが維持されたままであるということから、このたび改めて国への要望活動を行いました。
 要望の声かけを行った本県のほか、1に記載しております13県で要望を行いました。
 2、要望の概要ですが、7月10日に仁木厚生労働副大臣に要望書を手渡しました。偏在是正に当たって医師多数県や少数県といった区分けにより一律に行うのではなく、最新のデータに基づいて地域の実情に応じた分析や認識をした上で、地方としっかり協議を行いながら進めることなどの要望内容です。
 当日のやりとりは(5)のとおりで、平井知事からは、医師偏在は医師の東京集中による東日本各県が医師過疎となっており、その結果、医師数が西高東低となっているものであると。県の努力によってやっと平均的な医師数を確保している西日本各県が、医師多数県というレッテルを貼られて医学部臨時定員を削減し、医師少数県に回すというような現在の偏在対策は改めていただき、地域の実情に即して医師不足の解消に向けた対策を行っていただきたい、ということを説明いたしました。
 これに対して仁木副大臣からは、将来的に人口対医師の供給側が多くなり過ぎる懸念もあるが、地域性もあり、また、現在あまりにも東京に集まり過ぎているということもある。実態の数値、地域の実情に基づきながら政策を組み立てていきたい、というようなお話がございました。
 3、今後の取組です。今後の医学部の定員等に係る国の動向を注視し、必要に応じて国への要望活動を今後も行ってまいりたいと考えております。
 12ページ、13ページには提出した要望書をつけております。
 それでは続きまして、14ページがドクターヘリの運航休止に伴う鳥取県対策会議の開催について説明いたします。
 鳥取県のドクターヘリを含む関西広域の8機のドクヘリの運航を受託しているヒラタ学園から、整備士が7月から8月にかけて不足するため順次運航を休止したいという連絡がありました。県としてその対策会議を開催いたしましたので、概要を報告します。
 1、運航休止の概要です。各ドクターヘリの運航休止については(1)に記載のとおりでございますが、鳥取大学を拠点とする鳥取県ドクヘリについては、本日から1週間の休止となっております。本県に関係のある兵庫県の豊岡の3府県ドクヘリを含む、この一覧に載っていないドクターヘリについては、8月に運航休止とされる予定と聞いております。
 (2)運航停止の原因です。運航時には、操縦士と整備士がドクターヘリに搭乗するのですが、この整備士が不足するということで、全8機を運航する整備士が確保できないことが理由でございます。
 2、鳥取県対策会議を7月17日に開催いたしました。(2)のとおり、鳥取大学の上田先生や東・中・西の各消防局に御参加をいただき、県からは知事が出席いたしました。
 (4)主な発言です。知事からは、今回の運航休止は契約違反。県としてしっかりとヒラタ学園に対して申入れを行うということ。それから、豊岡や島根県ドクヘリなど他県のドクヘリと連携するほか、医師搭乗型の防災ヘリや夜間の運用を始めましたドクターカーなどを活用して、このたびの運航休止をしのいでいく、というような発言がございました。
 鳥取大学の上田先生からは、今回の運航休止でヒラタ学園に対して不信感を抱く。ドクヘリは有用であって、それで命が救えることが多々ある。それができない期間が出てしまうのを危惧している。それから、ヒラタ学園はまた問題を起こすかもしれない。他社と応援協定を結ぶなど、しかるべき措置を行い、リスクヘッジが必要、というような御発言がございました。
 (5)のとおり、会議の最後に対応策を確認いたしました。鳥取県のドクヘリ、あるいは豊岡のドクヘリが休止となった場合でも、他県のドクヘリ、あるいは中国5県の協定による島根県のドクヘリによる広域連携や、県の消防防災ヘリの運用体制などを構築済みであることを確認したほか、医師搭乗型の防災ヘリ、鳥取大学のドクターカーなどにより、休止の期間をしのいでいくということを確認をいたしました。
 また、併せてヒラタ学園に対して、ドクヘリの運航継続と再発防止を強く申し入れることを決め、会議終了後、直ちにヒラタ学園に対して申入れを実施いたしました。

◎尾崎委員長
 それでは、報告6、安定ヨウ素剤の事前配布について、小寺医療・保険課長の説明を求めます。

●小寺医療・保険課長
 安定ヨウ素剤の事前配布につきまして、新たに郵送による事前配布を開始いたしますので、その概要について報告いたします。
 1、安定ヨウ素剤の事前配布の概要について記載しておりますが、安定ヨウ素剤の配布につきましては、原子力災害発生時に避難等に合わせて緊急配布することを基本としています。ただ、UPZ内に居住する住民の方のうち、原子力災害時に速やかに安定ヨウ素剤を受け取ることが困難な方で希望される方には、事前配布説明会による配布、米子保健所による通年配布を行っているところです。今回、令和7年度から新たに郵送による配布をすることとしております。
 2、配布方法を記載しております。
 (1)事前配布説明会における配布ですが、記載のとおりです。居住地に関係なく、いずれの会場でも参加可能としております。
 (2)米子保健所での通年配布ということで、通年での配布を実施しております。
 (3)郵送による配布が新規で、令和7年8月4日から申込みの受付を開始することとしております。
 受取方法につきましては、説明動画を視聴していただいて、医師による安定ヨウ素剤の効能・効果や服用指示の手順などを確認した上で、電子申請等によって健康状態等の問診を記入し申し込んでいただいて、県で申込内容を確認の上、郵送により安定ヨウ素剤を送付することとしております。
 なお、インターネットで動画を視聴できない方や電子申請での申込みを希望されない方には、動画のDVDの配布や紙の問診票を送付して健康状態を確認後、郵送することとしております。

◎尾崎委員長
 執行部の説明は以上でございます。
 それでは、ただいまの説明について質疑等はありますでしょうか。

○浜田委員
 理解したいのでお尋ねいたします。7ページ、手話のパフォーマンス甲子園は、10年経ちましたでしょうか、全国に広がっていってすばらしいなと思いますけれども、東低西高のような感じがあります。地域性や距離感の問題もあろうかと思いますが、参加都道府県をどのように増やし、取組を広めたいというふうに思っておられますか。

●前田障がい福祉課社会参加推進室長
 具体的に、第10回大会までは全ての都道府県でどこかの学校が参加しているというのを目標としておりました。第10回大会は10周年記念の大会でもあり、そこで見事達成いたしまして、それ以降につきましては、今年、手話の法律ができたことですし、もっとさらに多くの学校、もっと多くの都道府県に今後も参加していただきたいと考えております。

○浜田委員
 特に強い働きかけなど、それは考えていらっしゃいませんか。

●前田障がい福祉課社会参加推進室長
 働きかけにつきましては、毎年4月に、全国の各都道府県の全ての学校、特別支援学校に案内通知を出しております。例年それでやっていたのですけれど、もっと参加してほしいという思いから、実はこの第12回大会では、年度末の冬、2月ぐらいだったと思いますけれども、そのときにも通知をして、合計2回通知しております。
 さらに、ダンス・歌唱部門ができました。今、全国の高校生にダンスがすごく流行っていまして、いろんなダンス大会があります。そういった大会の主催にも手話パフォーマンス甲子園をPRしてくださいと働きかけを行いました。
 さらに、今年11月には鳥取県で高校の近畿高総文祭があると教育委員会からも情報をいただいておりまして、そういった高校生が集まる行事などの情報をいただければ、そこで今後もPRしていきたいと考えております。

○浜田委員
 せっかく始まった手話パフォーマンス甲子園ですが、まだ27の都道府県しか参加していらっしゃらないということで、この数が増えていくよう期待しておりまして、これからも頑張っていただきたいと思います。

◎尾崎委員長
 よろしいですか。そのほかありますか。

○広谷委員
 14ページのドクターヘリの関係ですけれども、鳥取のドクターヘリも今日からか、1週間運航休止ということで、やはり命に関わる問題であるので、心配する部分があります。整備士の不足によりこういう対応になったので、やむを得ないとは思いますが、何とか事故がないように願います。既に和歌山・京滋・奈良の3つが運休しましたが、それらのドクターヘリでトラブルなどはなかったのかお伺いします。

●米田医療政策課長
 例えば鳥取県であれば、鳥取県ドクヘリが運休しても、3府県の豊岡ドクヘリが東部、中部に来る、西部は島根というように相乗的にカバーし合う体制を組んでおりますので、特に問題があったということは伺っておりません。

○広谷委員
 それで豊岡のドクターヘリは、ほかのドクターヘリに比べてかなり運航回数が多いんですよね。その辺りで何か鳥取の救急に影響が出てくるのではないかと心配するのですが、その辺りもきちんとカバーできるんですか。

●米田医療政策課長
 そうですね、豊岡には確かに救命センターがあるので、回数は多いかと思います。ヘリでなくても、例えば救急車やドクターカーでカバーし合うということもできるかと思います。

○広谷委員
 今は海のシーズンでもあるし、水難事故があったり、先ほど熱中症の問題も報告がありました。やはり急を急ぐ事故というのは必ずあるので、やはりその辺りも含めて、ここにも書いてあるけれども、消防のヘリや警察のヘリなどと連携をしっかり取って対応いただきたいと思います。

◎尾崎委員長
 それでは要望ということで、よろしくお願いします。

○浜田委員
 関連して伺います。当初から豊岡のドクターヘリへの依存度が非常に高いと懸念しています。そして相互乗入れをするということについては、そうしなければカバーし合えないことは当初から分かっていたはずですので、その協定などについてはしっかりとしていただきたいと思います。気になるのは、上田センター長などが、既にヒラタ学園に対する不信感をお持ちということです。この不信感を払拭できるような取組や対策などはどのようになっているのか、もし分かれば教えてください。

◎尾崎委員長
 福浜委員も同じ関連ですか。

○福浜委員
 はい。

◎尾崎委員長
 それでは一緒にお願いします。

○福浜委員
 そもそもヒラタ学園さんで整備士が不足したという要因をまず聞きたいです。また、全国的に航空整備士不足というのは言われていて、多分、去年だったと思いますが、整備士の業務量を拡大して、ある程度マルチにカバーしていこうという法案が通ったと思うのですが。それによりいつになったら整備士不足に対する効果が現れてくるのか。国の法整備との関係で改善の見通しがあるのか伺います。

●米田医療政策課長
 最初に浜田委員からヒラタ学園に対する不信感への対策というようなお話がありました。ヒラタ学園とは、本県だけではなく関西広域で運航契約をしております。ヒラタ学園がこういった整備士がぎりぎりの状態で運航委託を受けているということを踏まえて、何らか対策ができないかということで、他県を含めて今後議論をしていこうという話をしております。今後またそういった運航の委託の在り方等については、他県と一緒に検討していきたいと思います。
 それから、福浜委員からは、そもそも整備士の不足原因はということでございました。幾つかあるんですけれども、1つが、整備士さんの中で介護休暇を取られるという方がおられて、その方がお休みになるということ。それから、本社で点検というか、チェック体制を強化するということがあって、現場の整備士を1人本社勤務にするということがあります。ざっくりと言うと2名ぐらい減るということで、8機同時での運航が難しくなったということでございます。
 それからもう一つ、この先の見通しというところでございますが、今回の件についてもヒラタ学園はほかの運航会社からの応援等について努力はされたと聞いております。それが実現はしなかったと、全国的にも整備士不足というところはほかの運航の会社も同様であるということでございましたので、応援も難しかったというようなお話を伺っております。
 今後の見通しでございますが、現時点ではお答えが難しい状態です。
 なお、今回の件は、介護休暇を取っておられた方が9月で復帰されるであるとか、今、実地で訓練中の新しい整備士さんが8月末で訓練が終わるということでございますので、9月から8機の運航が再開されるということでございます。

○福浜委員
 状況は分かりました。にしても、やはり航空整備士だけではないかもしれませんが、その航空に関わる業務に携わる人員というのが、パイロットも含めて非常に逼迫しているのではないかと思わざるを得ないんですよ。これは一学園の問題だけではなくて、法改正をされたとも聞いているんですけれども、やはり国に対して、実態調査を含めて、しっかりとこういうことが起きないように求めていくという姿勢を県として示すべきなんじゃないかと思います。関西広域を含めて。その辺りはどのようにお考えでしょうか。

◎尾崎委員長
 荒金局長、お願いします。

●荒金健康医療局長
 実態調査というのはあるかと思います。その辺りも含めて、本県も関西広域として共同運航しておりますので、関西広域での議論の中で、国に対して必要とあれば申し上げるということを話をさせていただければと思います。

○浜田委員
 ほぼ同じことを伺いたかったです。結局、人材不足の原因として、人材養成の根本的な姿勢がもともと緩かったんじゃないか思います。そこのところはやはり国の問題だと思っています。国がどういう姿勢を持っているのか、国に対してそこを突っ込んでいかなければいけないと考えます。国との協議についてはどのように話が進んでいて、国はこういう問題が起きないような対策としてどのような考えを持っているのか、具体的な動きも併せてあれば教えてください。

●荒金健康医療局長
 この人材の問題、また整備についての問題というところは前々からあったのではないかという話があります。今回の件を受けて、関西広域全体で国に対して申し上げないといけないではないかということについては、議論として俎上に上げることができるだろうと考えております。

○浜田委員
 しつこいようですけれども、非難するばかりではなくて、ヒラタ学園を応援しなければならない、状況を変えてあげる必要があると思っています。方針や根本的な考え方というのをしっかり持ってやっていただきたいと思います。

●中西福祉保健部長
 先日の17日の対策会議の中でも上田教授がかなり厳しく、そもそもヒラタ学園に対する姿勢を問われておりました。それを受けまして知事も、長年関西広域連合の委員として会議に出ている中で、以前からやはり同じこの整備士不足、人材不足というのは言われていたということを発言しておりまして、多分、国に言うよりも前に、まず契約の在り方とか、そこについても考えるべき点があるのではないかと申しておりました。ヒラタ学園だけだと、関西広域全体で8機、ほかも合わせて10機というドクターヘリを受託しておりますので、もしかするとそこに耐え得るだけの体制がないかもしれない。そういった場合には契約を分割するとかいった法的なやり方もあり得ると思いますので、まずはその辺も含めて関西広域の中で議論していくのかなと思っております。

◎尾崎委員長
 よろしいですか。
 そのほかありますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 では、なければ次に移ります。
 次に、その他ですが、福祉保健部に関して、執行部、委員の方で何かありますでしょうか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 ありませんか。意見がないようですので、福祉保健部につきましては以上で終わります。
 執行部入替えのため暫時休憩いたします。

午前10時36分 休憩
午前10時38分 再開

◎尾崎委員長
 では再開いたします。
 引き続き、子ども家庭部について行います。
 執行部の説明は要領よく簡潔に、マイクに向かってお願いいたします。
 質疑等については、説明が終了して一括して行います。
 報告7、とっとりの未来を語る若者ミーティングの開催結果について及び報告8、令和7年度第1回子育て王国とっとり会議の開催結果について、松本参事監兼子育て王国課長の説明を求めます。

●松本参事監兼子育て王国課長
 資料2ページを御覧ください。
 若者世代が自身の結婚観や家族形成についてどのように考えているか、その率直な思い・意見を聴取するため、6月29日に令和の改新プロジェクトチーム、若者・女性に魅力ある地域づくりのプロジェクトチームを母体とする「とっとりの未来を語る若者ミーティング」を開催いたしましたので、その概要を御報告します。
 開催概要については資料に記載のとおりです。
 県内の若手官民のメンバーで構成されているとっとり若者活躍局、それから話彩や(はなさいや)のチームメンバーの方々、それから県庁職員としては令和の改新プロジェクトチームの構成所属職員など、いずれも10代から30代の未婚、既婚の男女、合計12名に御参加いただきました。
 このミーティングの中では、最初に国や県の少子化の状況について御説明し、その後、こども家庭庁や県で先日実施した少子化アンケートの結果について御紹介した後、参加いただいた皆さんの結婚観ですとか、子育てについての意識をお伺いいたしました。
 まず、結婚についてですけれども、結婚することで自分の成長につながると思うといった御意見ですとか、記載はございませんけれども、結婚することでパートナーと喜びや悲しみを分かち合える、親を安心させられることができるといった意見がありました。また、バイトですとか日常生活の中でうまくいっていない夫婦というものを実際に見てきているので、結婚や子育てにあまりよいイメージがないといった御意見。それから、例えば結婚ですと、どうしても女性側が男性側に嫁ぐといった空気感があるということで、結婚にこだわらず、結婚とは違う形でパートナーとともに歩む手もあるのではないかといった御意見がありました。そのほか、コミュニティーが近過ぎる相手だとうわさが立ってしまうということもあるので、異なるコミュニティーの人と出会いたいといった御意見もありまして、例えばマッチングアプリなどで出会ったら、共通の趣味も見つけられていいのではないかといったような意見が挙がりました。
 続いて、子育てについて意見をお伺いした中では、子どもがいることで人生が楽しく豊かになるのではないかといった意見。また、実際に子どもがいらっしゃる方からは、やはり子どもがいることで仕事でも何でも頑張れる、大変なこともあるけれども非常にかわいい、支えになっているといった声が寄せられました。また一方で、子どもを持つことで自分の時間やお金を自由に使うことがなかなか難しくなってくるのではないかといった意見。また、仕事によっては夫婦間の家事、育児の負担割合が平等ではないので、配偶者との関係性の維持が難しそうだといった意見がありました。
 制度面に関して言うと、もう少し子育て支援制度をよく知りたいといった意見ですとか、ベビーシッターや一時預かりを気軽に使えるようになってほしいといった意見、それから産休や育休を取ることへの職場の理解、後ろめたさがなくなるとよいといった意見が寄せられました。
 最後に、参加者の方々自身にこういう問題についてどう思うかということをまとめていただきました。前提として結婚するか、しないかは個人の自由であるという中で、御自身の結婚ですとか、子育てについての具体的な理想、収入面とか住居についてもかなり具体的な会話があったんですけれども、そういったリアルな理想をどう実現していくかということを考えられるといいのではないかといったまとめがありました。
 また、出会いの少なさやワーク・ライフ・バランスといったところが課題であるといったまとめがあったほか、子育てのリアリティーからよい部分を見つけられるとよいということで、実際にロールモデルを見つけたいというような意見がありました。
 こうした今回のミーティングの結果は、子育て王国とっとり会議や省内のプロジェクトチームに共有しまして、今後の少子化対策、結婚・出会い支援ですとか、子育て支援、仕事と子育ての両立支援に生かしていきたいと考えております。
 続いて、3ページを御覧ください。
 子育て王国とっとり条例に基づき設置している子育て王国とっとり会議について、6月30日に第1回会議を開催したので、その概要を御報告いたします。
 開催概要については資料を御覧ください。
 議事ですけれども、大きく3つありまして、まず、シン・子育て王国とっとり計画、こちら令和6年3月に策定した計画ですけれども、こちらについて、昨年度、改訂内容について委員の皆さんに御議論いただきました。その意見を踏まえた改訂案というものを今回お出しさせていただいて意見を伺いました。
 主な意見を御紹介させていただきますと、県が開催する会議等の参加学生が鳥取大学や鳥取環境大学の学生が中心で、そのほかの高等教育機関、例えば鳥取看護大学ですとか、鳥取短期大学といったところの参加があまり見られない気がすると。そういった学生の意見表明の機会も確保して施策に反映するなどしてほしいといった御意見がありました。
 こちらについては、母子保健では鳥取看護大学のほうと意見交換などをさせていただいているほか、保育の面でも鳥取短期大学の学生さんと提携してイベントなどをやったことがありますので、こうした活動を引き続き続けていきたいと思っております。
 続いて、令和6年出生数と合計特殊出生率を受けての対策検討に係る審議を行いました。これは先般公表された国の出生数、それから合計特殊出生率の結果や、県で実施した少子化アンケートの結果を御報告しまして、今後の対策の方向性などをお伺いしたものです。
 いただいた主な意見としては、若い人たちは結婚の前に就職が大きいネックになっているため、県内の就職について大学と連携して、もっとアピールしたほうがいいといった御意見。また、若いうちから自分のライフプランを考えていく機会ですとか、プレコンセプションケアについて知識を普及していくということが大事なのではないかといった御意見がありました。また、学校教育の中で人口減少ですとか福祉の負担についてもっと考える機会があればいいのではないかといった御意見ですとか、えんトリーの入会手続は、現状ですと独身証明書などを東・中・西の3か所あるえんトリーの事務所に持ってきていただく必要があるんですけれども、これをオンラインで完結できるようにしてほしいといった意見がありました。
 いただいた意見を踏まえて、どういったことができるかしっかり検討していきたいと思っています。
 最後に、子育て支援情報発信方法検討部会を5月末に開催しましたので、その概要を御報告するとともに、子育て応援パスポートについて、現在は同一世帯の父母と祖父母にのみ交付されることとなっているのですが、これを別世帯の父母や祖父母にも交付対象を拡大するといった案について御報告しました。また、鳥取県青少年健全育成条例の改正状況についても御報告いたしました。
 情報発信については、県の施策もかなり幅広くありますので、誰の何のために、何を周知していくのかという視点をしっかり整理して、ホームページにも活かしていってほしいといった御意見がありました。
 今回のこの会議結果ですけれども、令和の改新プロジェクトチームに共有するほか、来年度の予算要求への反映を検討していきたいと思っております。

◎尾崎委員長
 ありがとうございました。
 では次に、報告9、令和7年3月に発生した県立総合療育センター入所児童の死亡事故の検証について、柴田子ども発達支援課長の説明を求めます。

●柴田子ども発達支援課長
 4ページを御覧ください。
 令和7年3月に発生した総合療育センターにおける入所児童の死亡事故について、検証する医療事故調査委員会について、第1回委員会を開催いたしました。その概要について御報告いたします。
 令和7年7月4日に総合療育センターで開催いたしました。
 医療事故調査委員会につきましては、全員の方に御出席いただきましたけれども、外部の委員と内部の委員、大きく2つのカテゴリーで構成をされており、3対2の割合で委員構成を図っております。外部の委員につきましては、大澤先生、松岡先生、浜田先生、3人の方に入っていただいています。医療事故・医療安全の専門家の先生、鳥取県看護協会の先生、それと日弁連の子ども権利委員会の事務局長を務めていらっしゃる大阪弁護士会所属の弁護士にも御参加いただくような体制で調査委員会を立ち上げております。
 内部委員につきましては、医師1人、看護師1人という体制で臨んでおります。
 当日の議事でございますが、議題が1から3までございました。議題1については、委員長の選任でございまして、大澤委員を委員長に選出をするということでございました。
 それから、会議の非公開・公開についてでございますけれども、議題3には個人情報が含まれることから、議題3以降の会議は非公開で行いました。議題3につきましては、県立総合療育センターで起きた事故の概要を御説明した後、それぞれについて皆様から御意見をいただきました。
 主な意見につきましては、本事案の概要についてでございますけれども、次のような意見がございました。児童の発言に基づいて医療の従事者が対応内容を決定している場面がございます。例えば、本人の「頭を打っていない」という申告に基づいて頭部のCTを撮影しない、「そばにいなくても大丈夫」という発言があったことから付き添わないといったことがございましたけれども、こういったことが医療従事者として問題がなかったのか。
それから、明らかな骨折がなしということでございましたけれども、後々、骨折が疑われる像が見つかっており、最終的には骨折があったということが確認されております。診断上の見落としがなかったのか、検討が必要であるという指摘もいただいております。
 それから、SpO2の測定、あるいは脈拍の測定だけではなくて、心電図モニターによる心機能の評価は必要なかったのか、こういった御意見もいただいております。
 それから、病院や児童福祉施設としての性格を有しているんですけれども、その施設における看護師の配置基準として求められる体制、そういったものがどうなのか、客観的なデータを示してほしいだとか、保護者への連絡の体制が当時十分構築されていたのか、タイミングだとか、相手方の連絡先等がどの程度周知されていたのか、こういったことについて検討が必要であるという御指摘をいただいております。
 それから、この会議の場でヒアリング調査を実施するだとか、看護職員へのアンケート調査を実施するという方針についてお諮りをし、決定いただいているところでございます。その審議の過程において、ヒアリング調査の人数を40人中10名程度と設定させていただいていたのですけれども、これが果たして問題ないかどうか検討が必要。個人の責任を追及するという性格の委員会ではございませんので、そういった観点からヒアリング項目を設定する必要がある。事故当時、既に看護部長がヒアリングを行っておりますので、それを踏まえたヒアリングを行うべきであるという指摘をいただいております。
 それから、看護職員全員を対象として行うアンケート調査の実施につきましても、マニュアルがあったとしても理解と納得が得られなければ職員の行動変容につながらないことから、マニュアルの形骸化等の状況についてもアンケートに入れることが必要であるという御指摘をいただいております。
 それから、匿名を希望しないという職員もいるかもしれませんので、希望に応じた対応ができるようにアンケートを修正したらどうかという御指摘もいただいております。
 以上のような議論を経まして、第1回の医療事故調査委員会は終了しております。
 次回は8月13日午後1時30分から開催することを決定し、終了いたしました。

◎尾崎委員長
 それでは、報告10、米子児童相談所一時保護所の給食調理における異物混入について、安田西部総合事務所県民福祉局副局長の説明を求めます。

●安田西部総合事務所県民福祉局副局長
 では、資料の5ページ及び6ページで説明をさせていただきます。
 西部総合事務所県民福祉局の一組織でございます米子児童相談所の一時保護所におきまして、去る6月29日、日曜日、1(3)に書かせていただいていますが、大根と油揚げが入っていた昼食のみそ汁なのですが、これに(4)にあります異物、約7ミリメートル、爪の先ぐらいの白いプラスチック片が混入しておりました。次のページ開いていただきますと、拡大写真なので非常に大きく見えますが、上の写真が実際に入っていたプラスチック片の異物で、幅が7ミリというところでございます。
 戻っていただきまして、1(8)にありますとおり、調理の業務は民間の事業者様に委託しております。調理は全て委託先の職員が行っています。
 (8)の2ポツ、3ポツ、4ポツにそれぞれのメニューによってどう調理していくかを書いております。揚げ物や、肉や魚などの主菜は、基本的に最終調理工程まで委託先事業所の調理室で行っており、児童相談所内の調理室に委託先の調理員さんが来られて、温めや盛りつけを行います。米の御飯の炊飯につきましては、米の段階から児相の調理室で委託先の調理員さんが炊飯する形になっております。そして、一番下のポツ、今回のみそ汁でございますが、具材のカットにつきましては委託先の事業所で実施しまして、そのみそ汁の最終調理工程、お湯にだしと具材を入れて、みそで調理してというところは、児童相談所の調理室で委託先の調理員が実施しています。
 今回、1(5)にありますとおり、昼食を一緒にとった米子児童相談所の職員がこの異物を発見しました。その後、当日、いずれも中学生なのですが、3名の児童がおられましたので確認をしました。特にそういったものは口にしてない、見ていないということでございました。
 2、原因についてです。委託先の調理員が自分の会社でみそ汁の大根を千切り状態にするときに混入があったものと思われます。次のページを開いていただきますと、一番下にございますスライサー、これは大根を千切りにしたり、キュウリを輪切りにしたりする調理用具でございますが、この固定具に、今回だと大根を置いて、刃のところに滑らせます。その際に、手が切れないようにというのとぎりぎりまで使いたいということで、スライサーの指ガードにより押さえるわけです。このスライサーの固定具が当たらないところでやめて、あとは包丁で切るというのが一般的なのですが、できる限り無駄にしたくなかったという思いから、スライサーが刃に当たってしまうようなところまでやってしまったのではないかと推察されます。
 5ページの2に戻ります。このプラスチックの破片がスライサー固定具と分かったのは、1ポツの括弧書きにありますとおり、県の産業技術センターの食品開発研究所でプラスチック片とこの固定具を分析したところ、合致することが判明したというエビデンスを持って判断をしております。
 調理員の方も決して何も見ていなかったわけではなくて、大根の状態や異物について目視確認はされたのですが、残念ながら大根は真っ白でございまして、この白い固定具の破片と同化してしまったのか、見逃してしまったというふうに聞いております。
 また、当然、最終工程においては、児相の調理室で先方の調理員さんがみそ汁の調理を行うのですが、そこでも気づかなかったというのが実情でございます。
 私どもとしましては、判明したその日のうちに、この3名の児童本人にまず謝罪をし、その保護者にも電話で謝罪を行いました。そして、過日、原因が分かりましたので、7月に入ってからすぐでございますが、再度原因のお話と謝罪を行って、皆様に御了解いただきました。
 4,再発防止策です。まずは委託先でございますが、調理工程等における対策ということで、やはり今回のようなことが起こらないようにするために、指ガードと刃が接触しないようスライサーの使い方を改めてもらいます。また、調理器具の使用前後にきちんと記録をつける。壊れていないかどうかということです。今回の指ガードを見ていただくとだいぶ劣化しています。きちんと組織として劣化したものは使わないという形を取ってもらうようお願いしています。許認可権者である西部総合事務所米子保健所の食品部門が、きちんとこうした指導を行いましたが、併せて児相としてもその指導を遵守してほしいということでお願いした次第です。
 また施設面での対策でございます。委託先の調理室でも調理をし、児相の調理室でも調理をします。これも米子保健所に指導を受けまして、調理室で異物が混入しないように、不要なものを置かないなどといったことについて、ふだんの点検をきちんと行います。
 さらに人的な面でございますが、これはまず委託先のほうからも申出があったのですが、食品の安全管理についての社員教育の徹底。また、一時保護所では、児童相談所職員も必ず一緒に食事を取ります。そのため、職員にもやはりこういった安全の確保等についてきちんと学ぶ場を設け、再発防止をしてまいりたいと思います。
 今回はこのようなことが起こりまして皆様に大変御心配おかけしました。特に児童の皆様については楽しい場であるはず食事の場でこのことが起こったことを、深くお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした。

◎尾崎委員長
 では次、報告11、米子市内の認定こども園の再開及び指導事項の改善の確認について、福光西部総合事務所県民福祉局副局長の説明を求めます。

●福光西部総合事務所県民福祉局副局長
 資料7ページをお開きください。令和6年4月19日開催の本常任委員会で、施設内の虐待等の不適切な事象について報告を行いました米子市内の認定こども園から、このたび園の名称や法人の名称、代表者を変更の上、8月1日から再開するという届出が提出されました。再開に当たり再度現地調査等を行いまして、当時の指摘事項についてはいずれも改善されていることを確認いたしましたので報告いたします。
 当時の事象につきましては、資料の下段に参考として書かせていただいておりますが、当時の園の職員が園児に大声を上げるなど、園児に対する心理的な虐待があったと判断されたものでございます。
 施設の概要です。当時、そのような指摘を行った園は、米子ナーサリー・スクールという認定こども園でございます。事案があった直後の令和6年4月1日から休園しています。今回、再開に当たりまして、園名を新開こども園へ変更され、合同会社かけはしという開設者に替わっています。
 再開に当たり確認をした事項につきましては、四角囲みに記載のとおりでございます。まず、当時虐待を行った職員が園に入ることができないよう、ドアチェーンや入口の鍵は既に交換済みでございます。この虐待を行った職員は、当時、令和6年3月に既に解職されております。そのほか、子どもたちが安全に保育を受けることができるよう、外部からの侵入者につきましては、安全管理マニュアルに従って対応するとともに、新たに不審者対応マニュアルというのも作成されまして、外部からの侵入者だけではなく、園外や近隣に不審者が出現した場合の対応についても規定されています。
 併せまして、園長と管理者をそれぞれ設けられております。役割分担ということで、園長先生は保育職員、それから園児さんを守り、別の管理者の方が不審者対応に当たる、そういった役割分担を行いながら、園での生活をふだんどおり楽しむことができるというような対策が取られているということを確認しております。
 3、再開する認定こども園につきましては、繰り返しになりますけれども、児童の安全面を考慮いたしまして、園名や開設者、法人名、代表者、それから職員、園長先生も含む職員を一新しております。また、再開に当たりまして、県子育て王国課、私ども西部総合事務所、それから米子市とも事前協議の段階から複数回協議を重ねております。現地調査もそれとは別に、6月18日、20日、7月14日にも行って、その状況を確認しているところです。
 今後の対応については、認定こども園再開後におきましても、毎年実施しております児童福祉行政の指導監査において、園児の健全育成を保障するための最低基準について検査し、それが維持されていない場合は、改善を求めて指摘を行っていくことにしております。

◎尾崎委員長
 それでは、執行部の説明は以上です。
 ただいまの説明について質疑等がありましたらお願いいたします。

○中島委員
 4ページの死亡事故検証について、検証するのはいいんだけれども、もう1年以上経っている。賠償するものがもしあるなら、県だろうと思うけれども、示談などはもう終わっているのか。

●柴田子ども発達支援課長
 お答えいたします。事故が起きたのは約4カ月前の、令和7年3月25日のことでございます。示談につきましては、今、事故の原因がまだはっきりしていない、つまり死亡の原因がはっきりしていない状況にあり、現在は警察における死因の調査作業が並行して進められているところでございます。そういった事実が判明しましたら、改めて保護者の方と誠心誠意、示談の交渉を行っていくという予定です。

○中島委員
 分かりました。僕は総合療育センターには行ったことがないけれども、鳥取県の伏野にもこのような施設があるように思う。これも同じようなものなのか。

●柴田子ども発達支援課長
 伏野には国立病院機構鳥取医療センターがございます。もしかするとそのことをおっしゃっておられるのであれば、鳥取県が運営主体ではございませんので、詳しくは承知しておりません。
 併せまして、もし伏野にある厚生事業団が運営しておられる施設のことになりますと、こちらは者、つまり大人の方の施設ということで、こちらも私どもでは詳細について、今ここで何か説明ができるような情報は持ち合わせておりません。申し訳ございません。

○中島委員
 不祥事があって、国立病院のほうじゃなくて厚生事業団のほうに行ったことがある。今は病院管理者が専務か常務で行っているが、非常に重い方もおるし、大変だなというのを見た。どうですか、部長。

●中西子ども家庭部長
 厚生事業団の施設が幾つかございます。ただ、先ほど課長も申しましたが、これは者、つまり大人の施設のみです。重い方もいらっしゃいますし、作業するような場所もありますし、羽合ひかり園のように非常に重度の方が入られる入所施設もございますし、幾つか、5か6か、たしか7ぐらい施設があると承知しています。

○中島委員
 いやいや、米子は子どもが対象、伏野は大人という違いがあるのは分かるけれども、重い人も入っている。米子の施設は重い人なのかという意味で聞いている。

●中西子ども家庭部長
 かつては16人中3名ぐらいが非常に重い人だったんですけれども、今は13名ぐらいでしたか、非常に重たい方が入所しておられます。総合療育センターには重たい人が入っています。

○中島委員
 最後に、総合療育センターには、そういう対象の子どもがあるうちが希望すれば、みんな入れるのか。

●中西子ども家庭部長
 やはり県立施設という性格もありまして、例えば民間で断られた方も受け入れています、重い方も受け入れています。最低基準の職員数がございますので、それがクリアできるのであれば受け入れています。

◎尾崎委員長
 ほかにありますか。

○浜田委員
 関連して、総合療育センターのことを伺います。3つの段階でなのか、同時進行か、よく分からなかったんですが、検証委員会のような調査活動をされるということで、1つは院内でまとめ上げる、それから1つは警察が向き合う、そして事故調査委員会が第三者を入れてという、この3つのグループがたしかあったと思います。この順番というのは特にないんでしょうか、同時進行でされていくのか、それとも現場のまとめが終わって、それから警察の問題指摘があって、それから、それを全部受けて、全体像を見ての事故調査委員会ということなのか。役割はどうなっているのか教えてください。

●柴田子ども発達支援課長
 今、先ほど3つのグループというニュアンスで御質問いただいたかと思いますが、院内調査と事故調査は別物ではなくて、この院内調査、つまり医療法に基づく事故調査をこの医療事故調査委員会を立ち上げてやっているということになります。院内調査と医療事故調査委員会は一体のもの、同じものだと御認識いただければと思います。
 それで警察のほうが他方では動いています。これは個人の刑事責任ということになるのでしょうか、警察とも一定の事実確認の調査を行っております。それはそれでございますが、警察はやはり何といいましょうか、やはり個人の刑事責任の関係で動いていますので、私たちの活動とは基本的には関係のないものとして動いています。私たちは個人の刑事責任をどうのこうのではなくて、組織としてこのような事故を二度と繰り返すことがないよう、何が求められるのかという再発防止、組織として何が必要なのかということに着目した調査を行ってまいります。ですので警察の調査は警察の調査、私たちのこの院内調査は院内調査ということで行ってまいります。

○浜田委員
 大きな組織になりますから、仕事の種類も違う皆様方がそれぞれに協力関係を結びながら完璧な仕事をつくり上げていくという体制になっていますので、仕事の内容も違ってくるかと思います。そうなってくると、それぞれの立場の皆さん方のよりよい関係、日常的に信頼関係がどう結ばれているのか、日常的な齟齬がないかどうか、そして体制のつくり方はどうかということもきちんと常に見られてないといけないと思います。日常の課題と、それから特別な事態が起きたときの課題とを2つに分けなければいけないのではないかと思うんですね。これまでのケースもそうなのですけれども、大きな事故が起きたときというのは日常の課題が問われることが非常に多いです。日常的な人間関係、どれだけ信頼関係があるのか、専門性が高くされているか、そこの検証が必要になってくると思います。その点についてはもう終わっていますでしょうか。

●柴田子ども発達支援課長
 事故調査委員会はまだ始まったばかりでございます。これから委員がおっしゃられた、日常的なオペレーションにおける課題がどうだったのか、それと非常時における体制・対応がどうだったのかといったことについて、これから医療事故調査委員会で検証していくということになろうかと思っております。

○浜田委員
 ここは専門家集団の場所ですので、専門的な立場で見る目がそれぞれの立場で保障されるということになってくるかと思います。立場が違うと違う目が働いてくる。だからこそ総合力が要求されてきて、そこで効果が上がるということになってくると思っています。一人一人の存在がすごく大きな存在になってくる。1人も取り残さず、この事故に関係した皆さんから本当の意見を吸い上げられるような、そんな環境をつくり上げてほしいと思っておりますので、よろしくどうぞ、お願いをいたします。これはお願いにさせていただきます。
 ほかの項目も続けて質問してよろしいですか。

◎尾崎委員長
 ほかにこの関連ありますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 なければ、どうぞ。

○浜田委員
 2ページ、若者ミーティングなのですが、読ませていただくと、結婚とか子育てに対してマイナスイメージを持っていらっしゃる方が非常に多いと感じました。このマイナスイメージをどのように県として捉えて、これにどのように向き合っていこうと思っていらっしゃるのか、もし方針でもあればお話を伺わせてください。

●松本参事監兼子育て王国課長
 この記載ですと、確かにマイナスイメージの意見が多く見えますが、実際には結婚したい、いつかはしたいという御意見ですとか、やはりデートするのは楽しいとか、あとは、老後独りぼっちになってしまう、結婚すれば老後独りぼっちになるということもないから結婚したいというような御意見など、前向きな意見もそれなりに、それなりにというか多数ありました。
 その上でどうするかということなのですけれども、ライフプランをなかなか考える機会がなかったというような意見は複数ありました。今でも県で中学校や高校、それから大学に出前講座を実施し、子育ての具体的なイメージを持ってもらう、なおかつ赤ちゃん触れ合い体験などを通して、子育てに前向きな、前向きというかいいものだというイメージを持ってもらうような取組はやっておりまして、こういったものをもっと普及させていきたいと思っています。
 まとめにもありますけれども、子育てのリアリティーからいい部分を見つけられるとよいということで、なかなか親世代ともまた全然違う生活をしている人が多いというのを、話を聞いて思いましたので、身近な同世代のロールモデルみたいなものを見つけられるといいのではと感じた次第です。周知啓発、ライフプラン、それからあとはアンコンシャスバイアスの解消など、いろいろできることがあるかと思いますので、関係部局と連携して取り組んでいきたいと思います。

○浜田委員
 これに臨むには、相当、社会の360度の課題に向き合わなければ結果的にはなかなか難しいと私自身は思っています。子どもに触れ合う時間もあまり持たないで大人になってしまって、親になってしまったという子どもたちもいますし、それから地域の協力ももらえないままに、孤立的な関係で大人になってしまった人たちもいらっしゃいます。そんな中で結婚は楽しいものだ、子育てって面白くて未来があって、すばらしい夢のあるものだというふうに、プラスイメージばっかりで大人になったかどうかという話になると、なかなかそれは難しいなと思っています。逆にマイナスイメージをつくり上げるような要素が今の社会の中にいっぱい広がっていますが、それを1つずつ全部直してからということはなかなか難しいので、触れ合うチャンスという中で、高塚先生が、御存じでしょうか、赤ちゃんを学校へ連れていって子どもたちに触れ合わせる、赤ちゃんがどれだけかわいいもので、どれだけ楽しいものかということを具体的に実体験させるということをずっとやってこられましたけれども、そういうことが具体的には必要な時代になっているんだなと思います。
 プラスはもう放っておけばいいと思います。当たり前のことだからです。だから2人が出会って結婚するというのはとても楽しいことだし、夢のあることだし、プラスに考えるのが当たり前だと思って。親は子どもを育てる中でいっぱい勉強させてもらって、面白いことや楽しいことや、つらいこともあるけれども、それを上回る魅力がいっぱいあるということですよね。だからプラスの言葉は放っておいていいから、マイナスのイメージを言った人たちの本当の姿にどれだけ向き合えるのか。何ゆえこのようにマイナスに受け止めてしまったのかということの分析は絶対必要だと私は思っているわけです。だからそこへのアプローチがどれだけ真剣にされていくかということがかかっている。鳥取県をどういう県にしたいか。人のつながりだとか、社会づくり、そこのところまで踏み込まないといけない課題を結局、私たちは抱えてしまったと思っているものですから、あえて言わせていただきました。いかがでしょうか。

●松本参事監兼子育て王国課長
 確かに子どもや、それから地域との関わりを持たないまま大人になっている人というのは昔よりもかなり多くなっているんだろうと思います。そういった中で、学校に赤ちゃんを連れていって、体験して、赤ちゃんがいかにかわいくて貴いものかということを見聞きするということは非常に重要だと思いますし、そうした施策には引き続きしっかり取り組んでいきたいと思います。
 マイナスイメージを持っている方の分析ということですけれども、この人はなぜこう考えているのかという個人レベルで焦点を当ててやるということは、なかなかそれは行政の施策を超えているかなという印象もありますが、社会一般的に、例えばインターネットなんかだと、やはり悪いイメージのほうが目立ってしまうということはあるんだろうと思います。そうしたイメージを払拭するために県ができること、本当に地道なことになっていくんだと思いますけれども、各種の周知啓発ですとか、セミナーですとか、出前講座とか、あとは実際に県民の方とよく話す、県民の方のお話を聞くという機会をもっと設けていきたいと感じた次第です。

◎尾崎委員長
 よろしいですか。ほかにありますか。

○広谷委員
 認定こども園の再開の件ですけれども、施設内での虐待があって、廃園というか休止になったと。このたび再開ということですけれども、新たな開設者というのは、以前の経営者というか、オーナーとは全く関わってない、関係ない開設者ということですか。
 それから、新たに合同会社かけはしによる運営ということになっているんだけれども、これはほかにもこういう認定こども園なり、保育園なり、何らかのそういう施設を経営しているのか。その辺り、いかがですか。

●福光西部総合事務所県民福祉局副局長
 御質問ありがとうございます。今回のかけはしの開設者につきましては、前の経営者とは全く別の方がなっておられます。このかけはし自体はそのほかに同じような事業というのは現時点ではやっておられないと聞いております。

◎尾崎委員長
 よろしいですか。

○広谷委員
 ほかの事業をやってないということは、初めてこういう幼児教育に関わってくるということなのですか。その辺りについては何か県の指導なり、米子市の指導になるのか、その辺りについてはいかがなのですか。許可というか、認可というかについてもいかがですか。

●福光西部総合事務所県民福祉局副局長
 初めて携わられます。初めて関わられるという不安も実は年度当初から抱えながら協議をずっと進めてまいりまして、職員の体制やどういった人をターゲットにしていこうといった点についても、年度当初から米子市さんのお知恵も借りながら、私どもの西部総合事務所、県庁子育て王国課とで、本当に毎月のように協議を重ねてきて現在に至っております。
 不慣れといいますか、初めてということで御不安もあろうかと思いますので、その辺は引き続き、こちらも相談を受けさせてもらいながら、米子市と一緒になって協議をしていきたいと考えています。

●安田西部総合事務所県民福祉局副局長
 今、福光から説明しましたが、当該かけはしの代表者の方は、広谷委員がおっしゃったようなほかの認定こども園などの事業はされていませんが、こども食堂やフードバンクといった事業をここ数年、専従でやっておられて、その前は働きながら同じことをやっておられました。また、里親の関係のホームに、トップではなくて従業員といいますか、支援者として関わっておられて、保育の事業については、先ほど福光が申し上げたとおりですが、子どもさん、特にいろいろ家庭に課題があるなど、そういった子どもさんには長年関わっておられる方です。園長さんはもともと教員で、障がい者の支援施設に関わっておられた方、また保育士の皆様方を雇用されていますので、補足させていただきます。

○広谷委員
 最後に、施設はそのまま使っているということだと思うんですけれども、資料を見ると定員数も38名から20名に減らしておられます。初めてのこういう認定こども園、こども園の運営ということですので、その辺り、行政のほうはしっかりと、その都度確認するなり、チェックしながら運営を見守っていただきたいと思います。
 以上です。

◎尾崎委員長
 それでは、要望ということでよろしくお願いします。

○浜田委員
 このお話のあった認定こども園の件については、本当に大変な御努力をされてここまで持ってこられたことに敬意を表したいというふうに思います。私もずっと経過を見させていただきました。中に入って、外部からここを正していくというのは大変だったというふうに思います。
 1つ気になったのは、働く人たちの意識ですね。そこをどう構築していくかということはすごく大きいと思います。もうぎりぎりになって、もうにっちもさっちもいかなくなってしまって、他者の力を借りなければ正常化できないということは、まま起きてきます。責任者、それからそこを立ち上げた人の意識レベルと、それから働いている皆さん方の意識レベルにギャップがあって、なかなか思いが通じ合わない、共に連携ができないみたいなことがまま起きている。そういう状況も見させていただいています。
 ここの場合もそうでした。働く皆さん方が本来のあるべき姿、職場とはどうあらねばならないか、弱い立場の皆さんに対してはどういうふうに向き合わねばならないかという知識が十分にないために、強い者の言うことだけを聞くような、そういう組織になりがちです。それはやろうとする人たちがあまりにも熱意が強いし、それから思いが強い、エネルギーも高いわけですから、そこにくっついていこうとすると、ギャップがすごくあるというふうに思ったりもします。ままあることなのですが、そのときに働く皆さん方が、自分たちがこのままでいいんだろうか、ここには問題があるんじゃないだろうかというふうに気がついて、そして自分たちの力でそこを正常化していく、自浄作用、それができるような組織になると随分行政も楽だなと実は思っています。
 そうしたところに対しての手の差し伸べ方の研修や、そういうレベルを上げていく、弱い立場の人たちに向き合う姿勢だとか行動力というものをどういうふうに身につけていくのかということについて、福祉の対応ができないだろうかというふうに思うものですから、伺わせてください。

●福光西部総合事務所県民福祉局副局長
 御質問ありがとうございます。まず経営側と実際に保育をされる職員さん方との思いの違いといいますか、そういったところがあるんではないかと。働かれる方の気持ちがレベルが上がるような仕組みという御質問だったかと認識いたしました。
 この園に関しての話になりますけれども、実際、今回の再開に当たりまして、施設のトップを含めて、働かれる職員さんを対象に、何回か米子市の保育リーダーさんによる研修をされていると聞いております。そういった研修の機会というのをまた確保してもらいながら、経営者側と実際に保育される職員さんが、1つ同じ方向を向いて保育をしていただけるような環境づくりというのは、どのような形で県がお手伝いできるかというのは引き続きまた検討させてもらおうかなと思いますけれども、この園が良い具合に向かっていくように応援したいと思っております。

○浜田委員
 よろしくどうぞお願いいたします。なかなか難しい問題ではありますけれども、働く皆さん方が自分たちの思いをきちんと伝え、仲間同士の思いが共有し合えるように、組織として全体像が1つになれるような、そういう組織づくりですよね、そこのところが必要かなと思ったものですから、言わせていただきました。

◎尾崎委員長
 それでは、ほかにありますか。

○前住委員
 5ページの異物混入ですけれども、この写真を見させていただいたら、このスライサーの固定具の欠けた部分がすごくあって、明らかにこれはどこ行ったんだろうなと思うような写真だなと思いました。再発防止も考えられてはいますが、他の県施設の情報共有についてはどうなっているか、教えていただけたらと思います。

●安田西部総合事務所県民福祉局副局長
 こういった調理の関係につきましては、私どものみならず、先ほど申しました所管庁の保健所が実際に現地に入って確認をします。今回は、6月30日に報道発表し、本日、常任委員会に報告しておりますが、きちんと組織として横展開をしていって、同様のことが起こらないように保健所と連携しながら進めてまいります。

○浜田委員
 関連して質問します。この異物混入なのですけれども、過去にもいっぱいありました。もう20回以上、異物があって、初めてオープンになったという事例もあったりして、なかなか難しいなと思ったりいたします。結局、予防ということについてどれだけ真剣に、関係者の皆さん、お料理をなさる全ての皆さんが真剣に、命を預かっているのだという気持ちになれるかどうかということ、ただの料理ではないんだということが意識化されていかなければならないと思いました。過去はナメクジが入ったり、糸が入っていたり、輪ゴムが入っていたり、それは何回も、写真には撮ってあるけれども、表に出なかったというものもありました。いよいよ最後の段階になって、過去を振り返ってみると、もう20回ぐらい異物があって、それをなぜ早くに指摘できなかったのかということがありました。今回は即対応ができたということで、そこの部分については進んだのかなと思いますが、今、同じようにお話がありましたけれども、ほかの子どもの給食を預かる施設に対して同じレベルで共有していかなければならないと思います。こういうことが起きたとき、自分たちの問題であると自分事化する、そのレベルでどれだけ共有できるかということがすごく大きいなと思っていますので、併せて、余分かもしれませんが、お願いをさせていただきます。

●中西子ども家庭部長
 浜田委員の言われるとおり、少し前にも、金たわしが何ミリか入っていたということもございました。どこかで発生した場合は、もちろん3つの児相の一時保護所全てで共有しますし、皆成とか喜多原など県立施設にも共有します。併せて自分のところで調理されるような民間施設についても、こういうことがあったので注意ということで注意喚起はしてきております。委託業者がとか、自分じゃないとか、そんなことは関係なく、やはり子どもさんの安全・安心というところが一番です。こういった事案以外にもアレルギーの食事のこともあったりしますので、常に緊張して対応できるようにしたいと考えています。

◎尾崎委員長
 よろしくお願いします。それでは、福浜委員。

○福浜委員
 2ページと3ページなのですけれども、この2ページ側は、県の職員さんが集まったという認識でいいんでしょうか。

●松本参事監兼子育て王国課長
 いえ、県の職員だけではなくて、大学生の方ですとか、民間の社会人の方も含まれております。

○福浜委員
 第2回会議という今後の予定はないんですが、県庁職員はいいんですけれども、一般の方は、自分たちが出した意見に対して、こういうふうに施策に反映されたというフィードバックがあったほうよいと考えます。ああ、言ってよかったとか、この発言がこういうふうにつながったというのが、県庁職員は分かると思うんですけれども、一般の人って分からないと思うんですよね。そうしてきちんとフィードバックを明確にしていくことが若者たちの参画にもつながっていくと思いますので、そこを大事にしていただきたい。
 それから、3ページ目の学校教育の中で人口減や福祉負担をしっかり考える時間をつくってほしいという御意見、これはおそらく専門家の方がおっしゃったのではないかと思うんですが、このことに関して子育て王国課として県教育委員会等と今後どのようにアプローチを図っていかれるのか。
 先ほど、ロールモデルをもっと出していきたいとか、赤ちゃん学校登園、あるいは出前授業と言われていましたが、本当に一部しかされていないんですよ。その御認識は多分強く持っていらっしゃると思います。学校側からオファーがないといけないですし、僕は岩美町で赤ちゃん保育をされている方を知っていますが、中学校2年生の春に1度、同じ生徒に対してまた秋に1度同じ赤ちゃんに会ってもらうことで、その赤ちゃんの成長をしっかりとつながって見ていけるというところが、1回じゃないというところも含めてすごくよさは分かるんですけれども、でも、これを普遍的にというのはどうなのでしょうか。たかだか人口52万人の県民じゃないですか。その中で小中高校生にやはりしっかりと今の現状、結婚がどうこうではなくて、少子化によりこういうことが起きているとか、あるいは福祉をこれから支えていくにはどうすればいいかということを、やはり学校教育の中で本気で考えていくべき時代に入ったんじゃないかなと思うんですよ、出前とかじゃなくて。そういう意味で、やはり教育委員会と膝を交えて、少子化対策をどうするんだというところをやられていると思うんですが、なかなかこちら側に見えてこないんです。それはさっき言われたように出前とか、赤ちゃんというような、これが悪いと言ってるわけじゃないですよ。だけれども、これをではどうやって波及していくんだというところが、次がないじゃないですか。その辺をどういうふうに考えてらっしゃるのか。ただ、やって、意見を聞きました、施策に反映しますで終わりではなくて。こんなことはこれまでもずっとやってこられた話だと思うんですよ。だけど、形になって現れてないという現状をきちんと踏まえないと、教育の中も、何となく結婚はもう個人の自由ですというふうに、そこで終わってしまっているのではないでしょうか。そうではなくて、それに伴って、今、日本はこういう現状に置かれているというところまで踏み込んでいかないと、今回の参議院選挙の結果のようなことになっていくような、すごく怖い懸念を持っています。一部の情報だけで判断をしていくという、それが悪いと言っているわけではないんですけれども、あまりにもすごく社会観がないというか、不足しているというか、現状で困ってるから、今の不安を訴える先はこういうふうなところというふうに、本当に目先のことになってしまっているところが、日本全体を、今、覆ってるんじゃないかという気がしています。もっとじっくりと人づくりというところからこの問題を捉えていくという方向性を強めてほしいと思います。

●松本参事監兼子育て王国課長
 1点目ですけれども、いただいた御意見への施策への反映結果をフィードバックしてほしいという御意見をいただきました。これは、最終的に令和の改新プロジェクトチームにもこういった意見があったということをお伝えした上で、県の施策をさらに関係部局と検討していくんですけれども、その結果というのはホームページの公表なりというところでお示しできるようにしたいと思っています。
 一方で、今回のこのミーティングでは本当にすごく率直な意見をたくさん言っていただいていて、私も本当に勉強になったんですけれども。こういう意見はおそらく施策に反映しますと言って企画すると多分出てこないと思うので、そこはまさにそれぞれの会の目的に応じて上手い具合にやっていきたいと思っているところです。施策面でいただいた御意見に対するフィードバックというのはしっかり何らかの形でお示ししていけるようにしたいと思っています。
 2点目いただいた御質問でして、3ページの学校教育の中でもう少し考えるべきというところで、確かに出前講座はいろんな種類があるんですけれども、枠がなかなかいっぱいになりやすいというところは伺っておりまして、問題意識は持っているところです。教育委員会さんとも意見交換をしてみたいと思いました。人口減少の問題ですとか、それに伴って社会保障がどうなっていくかということについては、学習指導要領の中でもある程度は定められていると思いますので、今どのようにやっているのかというところと、さらに工夫のしようがあるのかというところについて意見交換をしてみたいと思っています。国でも、人口がこれだけ減少すると、社会保障、年金、医療、介護がこうなりますといったことについて、いろいろと学校用に資材を作ったりしていますので、そういったものの使いやすさ、使いづらさについても、教育委員会さんの意見などを伺っても有意義かと今思いました。

◎尾崎委員長
 よろしいですか、ほかにありますか。

●中西子ども家庭部長
 補足になりますけれども、ふるさとキャリア教育は一生懸命実施されて、その結果、大学生の子たちが本当に地域の課題に目を向けてというのが結果として出てきていると最近感じます。ただ、それ以外の例えば自分の結婚とかライフプランであるとか、先ほど言われた、社会が人口減少でどうなるとか、社会保障がこれからどうなるんだとか、そういったことを、かつてはもしかしたら家族で話をしたり、自分から見て、子どもから見て、特に結婚や家族観や子どもを持つことについては親がいいロールモデルではないかとずっと思ってきておりました。しかし、この29日の若者ミーティングで、これは違うんだと感じました。というのも、今の20前後の若者にとって、自分の保護者はもうロールモデルじゃないんですよね。価値観がもう違ってて。ああ、違うんだということがよくよく分かりました。そういうことを踏まえて、関係部局でいろいろ話を詰めていかなければならないなというところではあります。
 また、学校教育なのですが、担当レベルではこういう話はもうずっと前からしていることではありますが、なかなか見えてこないというのも事実です。確かにこれからもうこういう時代になったという福浜委員の御意見も、なるほどなと思いました。総合教育会議という、教育委員会と知事部局でいろいろ物事や課題を協議し、推進していく会議もございますので、そういう会議での議題等としても提案できたらと思いましたので、検討していきたいと思います。

○福浜委員
 僕もびっくりしました。御意見を見て、改めて感じました。

◎尾崎委員長
 そうですね。
 では、私からお願いが3点あります。先ほど浜田委員、福浜委員が問題にされた若者ミーティングですけれども、これはほんの一部だろうと思います。非常に消極的だというような意見、ネガティブな意見こそが私も大事だと思っていて、これはイメージでなくて、やはり現実を見てそう思っている御意見です。
 それから、例えば個人の背景、やはり別々の社会的背景があって、現実があって、個人がそう思っている。例えば仕事によって夫婦間の負担割合が平等ではない、仕事によってはやはりそうなってしまうという現実。例えば警察官であるとか、それから夜勤がある仕事であるとかね、それから実際には仕事、夫が忙しいんだとか、その現実があって、それを見ている。それから、家事、育児について、夫が対外的にやっているように見せてるが、家ではしていないと、見ていて、ここが本当に現実だろうと思うんですね。やはりそのワーク・ライフ・バランスが取れていない現実をどうするのか、働き過ぎ、長時間労働をどうするのかなど、そういったところも発信していかないと。やはり社会の問題をそこに反映していますから、個人的なものだけで解決しません。そこはやはりつかみ取って、こうです、ああです、こうしましょうということを言っていかないと、開けていかないのではないかと思いましたので、そここそ大事にしていただきたいと思っています。とてもいいアドバイスをいただいたと思っていただきたいと思います。
 2点目、総合療育センターの事故ですが、まだ検証中ですから、ああだこうだ言えないというのが前提としてありますが、御意見はなるほどと思うものばかりです。良い悪いと言えませんけれども、例えば子どもが頭を打っていないと言うからCTは撮影しなかった、傍にいなくていい、大丈夫と言うから同席しなかったでよかったのか。それから、看護職員への対象者ヒアリングについては、看護職員40人程度とのこと。アンケートを予定しているかもしれないが、ヒアリングは10人でいいのか。それから最後ですね、アンケートは匿名を希望しない人もいるのではないかということもありますが、実際この間の一般質問で私がしました緊急支援ということに対して、なぜ必要かと2つ申し上げました。1つはやはり職員さんの心のケアとか、職員さんがきちんと立ち直っていける、チームとして立ち直っていけるよう助けてあげてくださいということ。もう一つ、直後の事実をみんながどう把握しているか。この情報はとても大事になります。4か月経っていますからだいぶ薄れていったり、ゆがんでいったり、言いたくないけれども言わなきゃいけない、もしくは言いたいけれども言えない、いろんなことが出てきていると思うんですね。その直後というのが非常に大事だということも踏まえた上で、私はこれを見ていて非常にそのとおりだなと思ったところでした。それを感想として言っておきます。
 また、3ページの鳥取大学、鳥取短期大学が中心になっているというシン・子育て王国とっとり会議の開催結果です。会議参加の学生が鳥大や環境大学中心だということですけれども、やはりこのとおりだと思います。そうではなくて、やはりいろんな学生さんがおられて、いろんな、ひょっとしたらお勤めの方もいられるかもしれないということで、そうすると全然意識が違う、意識や生きている環境が違いますので、見ている社会課題や意見がやはり違ってくると思うんですね。そこは大事にしていただきたい。この3点についてお願いしますと申し上げておきます。これは要望です。
 では、その他に移ります。何かありますか。はい、山本委員。

○山本委員
 この前の6月議会で通した青少年健全育成条例の改正、要はいわゆるAIによる性的ディープフェイクの後追いについて、お伺いしたいと思います。2点あります。
7月8日に知事の記者会見がありまして、附帯意見のことについても話しされていて、こども家庭庁に明後日行きますという報告があったと思います。7月10日に三原大臣と会われたというところまでは確認していますが、その内容について分かるところ、正式に御報告があればお伺いしたいというのが1点目です。
 2点目は、昨日だったかニュースに出ていたと思うのですが、、子ども家庭部の新たな取組として、プラットフォームの事業者に対しての削除や情報開示を求めること、スクールカウンセラーなど専門家を派遣するなど、早速動いていただいて本当に評価させていただきたいと思います。
 一番気になったのが弁護士の相談費用です。最大50万円まで出しますと。これは本当に今度要望したいと思っていた内容だったので非常にありがたいんですけれども、ここの内容をより詳細にお話しいただけるものであればお聞きしたいというのが2点目です。
 以上です。

●松本参事監兼子育て王国課長
 1点目ですけれども、7月10日にこども家庭庁に要望へ行きまして、辻副大臣に御対応いただきました。非常に丁寧に御対応いただきまして、自治体としてできることを本当にマックスまでやっていただいていて、むしろ申し訳ないという思いがするということをおっしゃっていただきました。AIについては、選挙のほうなどもいろいろな場面で課題が出てきているんですけれども、子どもに関わることはその中でも本当に急いでやらないと、今やらないと手後れになるという問題認識は持っていると。こども家庭庁は指令塔としてしっかりできることをやっていきますということで力強くコメントもいただきまして、大変丁寧に御対応いただきました。
 2点目ですけれども、この弁護士費用の助成については、例えば被害に遭われた方が相談窓口にいらっしゃって、具体的に事業者に誰がこの画像を投稿したのかの発信者開示請求等をしたいというような御相談があった場合に、その手数料、必要な費用をお支払いしたり、あとは一般的な相談料について補助するということを考えております。具体的な要件などについてはこれから要綱で定めていく予定です。

○山本委員
 2点目に関してお願いがあります。私もこの青少年健全育成条例のことがきっかけで、今、いろんな方にお話を聞いているところなのですけれども、このディープフェイクに限らず、保護者間でのいろいろなトラブルですとか、子ども同士のトラブルで、まず、どこに相談していいかがやはり分からないということが共通してあります。相談した後も、弁護士に相談しなきゃいけない状況になっていても、なかなかそこに踏み込めない、素人だからどうしたらいいか分からないと言って、そこで足踏みして子どもを守れない状況にあります。これはAIのディープフェイクだけではなくて、いじめのことに関してもどうやらあるようで、この裁判費用50万円というのが、AIのディープフェイクポルノのことだけではなくて、そういった子ども同士のトラブル、親同士のトラブルに対しても、もし必要であれば助成なり、助成じゃなくてもそういうサポートができるような窓口はどうなっているのか、スキームがどうなっているのかというのをサポートしていただけたら大変ありがたいと思った次第です。この50万円のは別かもしれないですけれども、いいきっかけになると思いますから、御検討いただければと思います。

●松本参事監兼子育て王国課長
 いじめや、あとは学校の保護者間のトラブルなども含むと思いますけれども、そういったものについては教育委員会さんに相談窓口があります。心理士の方とか、スクールカウンセラーの方とか、かなり専門の方が御対応いただいていたと思います。相談先についてはそういったものがまだまだ知られていないということだと思いますので、しっかり周知啓発をやっていくことが必要であろうと思いました。
 今回の弁護士相談費用の助成については、これは県の青少年健全育成条例の児童ポルノに関する部分に違反すると思われる事案についての相談ということで予算をお願いさせていただきましたので、その外の範囲にあるものは難しいかなとは思っていますけれども、きっと利用できるものが何かあろうかと思いますので、そうしたものも確認してみたいと思います。

○山本委員
 すみません、説明不足だったんですが、いじめの関係でもSNSが使われているというところが結構最近多いみたいです。そういうときに、やはりプラットフォーム事業者に対しての呼びかけというのも必要になってきますし、最終的には弁護士に依頼して争うことになってしまう可能性やケースがあるんだなと最近のヒアリングで私はすごく思っていますので、そういう意味で、また御採用いただけたらと思います。

◎尾崎委員長
 中西部長、どうでしょうか。

●中西子ども家庭部長
 山本委員のお話を教育委員会に伝えます。いじめの相談窓口なのですが、実は年間500~600件ぐらい相談があるようでして、逆に私は認知されてるんだなと、びっくりしてしまいました。それに比べると、この家庭支援課に設置したディープフェイクの相談窓口はまだ認知度が低いので、どう広めるかという啓発チラシを、今、専門家チームと一緒に作っておりまして、機会を見ながら周知できるようにしたいと考えています。

◎尾崎委員長
 では、ほかにありますでしょうか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 なければ以上で説明を終わりたいと思います。
 執行部入替えのため暫時休憩いたします。

午前11時57分 休憩
午後0時02分 再開

◎尾崎委員長
 では再開いたします。
 引き続き、生活環境部について行います。
 執行部の説明は要領よく簡潔に、マイクに向かってお願いします。
 質疑等は説明終了後、一括して行います。
 では、報告12、公衆浴場法等に基づく入浴施設の一斉点検結果について、岡くらしの安心推進課長の説明を求めます。

●岡くらしの安心推進課長
 6月10日の常任委員会でレジオネラ症の発症について御報告いたしました。その中で今後の対応としておりました中・西部の総合事務所による一斉点検の結果が取りまとめられましたので、御報告いたします。なお、東部圏域の施設につきましては、県が協力を依頼し、鳥取市が独自に点検を実施されました。
 まず、1、実施期間は5月23日から6月30日までです。
 2、対象施設は大浴場または循環配管を有する入浴施設等でございます。132施設、内訳は御覧のとおりでございます。
 3、点検結果です。各項目につきましては、各条例の項目に基づいたものでございます。まず(1)清掃及び消毒の記録です。点検表を記録し、3年以上保管しているかということでございますが、82%の施設が適合、24の施設につきまして不適合という結果でした。
 (2)水質検査でございます。実施している施設が89%、14施設については未実施でございました。そのうち点検結果を県に提出しているかという問いでございます。86%が適合、16施設につきましては結果を報告しておりませんでした。水質基準につきましては全ての施設が適合ということでございました。
 (3)消毒については、塩素濃度等の管理に関するものです。95%の施設が適合、7施設につきましては塩素濃度の測定をしておりませんでした。
 4、不適合となった施設に対する対応です。公衆浴場法または旅館業法に基づき文書指導を行いました。このうち水質検査を実施してない施設につきましては、速やかに実施するよう指導し、その結果を1か月以内に県に提出するように求めております。今後も計画的に衛生管理状況の点検を行い、今回の点検で不適合が認められた施設に対しましては、点検結果を増やすなど、重点的に取り組むこととしております。
 5、今後の対応です。レジオネラ症発生防止対策をテーマに事業者向けの研修会を10月に実施する予定としております。今後も十分な対策を講じるとともに鳥取市とも連携してまいりたいと思っております。

◎尾崎委員長
 では次に、報告13、生活環境部における附属機関委員の個人情報の流出について、森山まちづくり課長の説明を求めます。

●森山まちづくり課長
 それでは、3ページをお願いします。
 附属機関委員の履歴書の内容を確認する際に、誤ったメールアドレスに送信し、1名の個人情報が流出する事案が発生しましたので、その内容について報告します。
 2、事案の概要ですが、委員の更新手続に当たり、過去の履歴書の内容に変更がないかの確認を御本人に行っていただくため、事前に電話で依頼し、7月10日に当課で作成していた名簿に記載していたメールアドレスに履歴書を添付し、送付いたしました。回答期限の7月18日に回答がなかったことから、御本人に電話で確認したところ、メールが届いていないということでしたので、再び同じアドレスに送信し、電話で受信を確認したところ、受信されていなかったことから、メールアドレスの誤りが分かりました。
 送信したメールアドレスを直ちに確認したところ、前任の委員のアドレスであり、個人情報の流出が判明いたしました。
 3、発生原因です。当課が所管する委員の名簿と照らし合わせてメールを送付したのですが、委員の名簿に記載されていたメールアドレスが前任の委員のまま更新されていませんでした。
 5、対応状況ですが、直ちに誤って送信した前任の委員にメールの削除を依頼し、削除していただきました。また、個人情報を流出させてしまった御本人に電話でお詫びを申し上げました。
 7、再発防止策ですが、名簿台帳の管理においては情報更新の際、複数人による照合を徹底いたします。また、職員全員に個人情報の取扱いに係る基本的なルールの厳守を徹底いたしました。
 このたびはこのような事案を発生させてしまい、誠に申し訳ありませんでした。

◎尾崎委員長
 執行部の説明は以上です。
 ただいまの説明について質疑等ありますでしょうか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 では、ないようですので、その他に移ります。
 その他ですが、執行部、委員の方で何かございますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 では、意見が尽きたようですので、委員の皆様に御連絡いたします。
 次回の常任委員会は8月21日木曜日午前10時から開催の予定にしております。よろしくお願いいたします。
 以上をもちまして、福祉生活病院常任委員会は閉会いたします。

午後0時08分 閉会



 

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