令和6年度地域県土警察常任委員会議事録

令和6年4月19日会議録(確定版)

開催概要、資料はこちらです。
出席者
(8名)
委員長
副委員長
委員
安田 由毅
東田 義博
前住 孝行
伊藤  保
川部  洋
中島 規夫
斉木 正一
銀杏 泰利


欠席者
(なし)


 説明のため出席した者
   野村警察本部長、水中危機管理部長、吉野県土整備部長、
   盛田地域社会振興部長、遠藤輝く鳥取創造本部長ほか

 職務のため出席した事務局職員
   藤田課長補佐、山田係長、河田主事
 

 1 開会  午前10時00分

 2  閉会  午前11時32分

 3 休憩  午前10時07分/午前10時29分/午前10時49分/午前11時05分

 4 再開  午前10時08分/午前10時31分/午前10時55分/午前11時06分

 5 司会  安田委員長

 6 会議録署名委員  川部委員  伊藤委員

 7 付議案件及びその結果
    別紙日程及び下記会議概要のとおり

会議の概要

午前10時00分 開会

◎安田委員長
 ただいまから地域県土警察常任委員会を開会いたします。
 本日の日程はお手元の日程のとおりでありますので、この順序に従って議事を進めさせていただきます。
 今回の常任委員会は、警察本部、地域社会振興部、県土整備部、危機管理部、輝く鳥取創造本部の順で執行部の入替えを行います。
 初めに、会議録署名委員を指名いたします。
 本日の会議録署名委員は、川部委員と伊藤委員にお願いします。
 次に、執行部職員の紹介であります。
 各部局の職員につきましては、お手元に配付しております幹部名簿をもって紹介に代えさせていただきますので、皆様御承知ください。
 初めに、警察本部について行います。
 お手元に幹部名簿を配付しておりますが、3月25日付で新たに着任されました野村警察本部長より一言お願いします。

●野村警察本部長
 3月25日付で鳥取県警察本部長を拝命いたしました野村でございます。県民の皆様の安全と安心を確保し、県警に対する信頼と期待に応えてまいりたいと考えております。議員の皆様の御指導の下、県民の皆様の声に耳を傾けながら全力で職務に取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

◎安田委員長
 それでは、報告事項に移ります。
 執行部の説明は、要領よく簡潔に、マイクを使ってお願いします。
 また、説明、質疑におけるページ等の切替えの際は、委員の端末の操作状況を確認しながら、少し間を置いて説明を開始していただきますようお願いをいたします。
 なお、質疑等については、説明終了後に一括して行います。
 それでは、報告1、自転車乗用中に死傷した交通事故の分析結果について、渡邊交通企画課長の説明を求めます。

●渡邊交通企画課長
 県警本部から、自転車乗用中に死傷した交通事故の分析結果について御報告いたします。
 資料の2ページを御覧ください。まず、過去10年間の学齢別・年代別の死傷者数について御説明いたします。運転、乗用を含む自転車乗用中の交通事故による死傷者数は1,150人で、うち24人の方が亡くなっております。過去10年間の全死者数が230人であり、これに占める自転車乗用中の死者の割合は約1割となっております。自転車乗用中の死傷者のうち、高校生が206人と最も多くなっており、中学生の負傷者数も85人で、中学、高校生が全負傷者の約4分の1を占めております。また、高齢者は、65歳以上につきましては死傷者は303人と、全死傷者の4分の1を超え、死者につきましては24人中14人、60歳以上では18人と、年齢が高い方の死者数が4分の3を占めるという結果が出ております。
 次に、中学、高校生と高齢者の事故の特徴でございますが、時間帯別の状況につきましては、緑で示しておりますが、中学、高校生については登下校の時間帯に当たる8時から10時までの間、16時から18時までの間に多発しており、赤色で示しております高齢者につきましては10時から12時までの間が顕著であることが分かりました。
 また、法令違反別の状況では、中学、高校生の死傷者数の35.1%に何らかの法令違反が認められ、特徴として、一時不停止の違反割合が高くなっております。高齢者については26.1%に何らかの法令違反が認められ、特に安全不確認の違反割合が高いという結果が出ております。
 自転車乗用中の死傷時におけるヘルメットの着用率は11.8%となっており、中学生は56.5%が着用していましたが、高校生は5.8%、高齢者は3.3%という結果でした。5月は、国においては自転車活用推進法に基づき自転車月間として、自転車の活用と推進についての関心と理解を深める機会とし、鳥取県においては鳥取県交通対策協議会が定めました令和6年度安心とっとり交通安全県民運動実施要項の中で、自転車等の安全利用促進運動期間として、自転車が車両として守るべきルールと正しい交通マナーについて、広報、啓発を行い、交通事故防止を図ることとしております。県警察といたしましては、このような機会等も活用しながら、県民の皆さんに自転車乗用中に死傷した交通事故の分析結果をお伝えするとともに、良好な自転車交通秩序の実現に向けて、自転車に関する基本的なルールの周知や全ての年齢層に対する乗用ヘルメットの着用の促進など、自転車の安全利用に対する意識向上に資する広報、啓発活動や交通安全教育の推進、実効性のある指導警告や悪質、危険な交通違反に対する取締りの強化など、自転車利用者に対する指導取締りの強化を重点といたしまして、自治体をはじめとする関係機関、団体等と連携した対策を推進してまいります。

◎安田委員長
 ただいまの説明について質疑等はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)よろしいですか。
 次に、その他ですが、警察本部について、執行部、委員の方で何かございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、意見が尽きたようですので、警察本部については以上で終わりにします。お疲れさまでした。
 執行部の入替えを行います。暫時休憩いたします。再開は入替え次第とさせていただきます。

午前10時07分 休憩
午前10時08分 再開

◎安田委員長
 再開いたします。
 引き続き、地域社会振興部について行います。
 執行部の説明は、要領よく簡潔に、マイクを使ってお願いします。
 また、説明、質疑におけるページ等の切替えの際は、委員の端末の操作状況を確認しながら、少し間を置いて説明を開始していただきますようお願いをいたします。
 なお、質疑等については、説明終了後に一括して行います。
 それでは、報告2、令和5年度各種広聴事業の実施状況について、中島県民課長の説明を求めます。

●中島県民課長
 資料の2ページをお願いいたします。県民の皆様の御意見を県政に取り入れるために行っている各種広聴事業につきまして、令和5年度の実施状況を御報告いたします。
 1の県民の声ですが、令和5年度の受付件数、意見数は、(1)の表に記載のとおりでございます。新型コロナに関する意見が減少したことから、全体の受付件数、意見数ともに減少しております。
 県民の声は、匿名の意見も含め、71の意見を県政に反映しております。
 主な例といたしまして、例えば、(3)の表に記載しておりますが、とっとり子ども救急ダイヤルがつながりにくいという御意見を受け、令和6年4月から受付対応時間を24時間365日に拡充するなど、対応を行っております。
 次に、2のパブリックコメントでは、計画策定や条例改正等の参考とするため、県民の方から意見を募集し、3の県民参画電子アンケートでは、新型コロナウイルス感染症や健康づくり、食育等について、事前登録した約800名の会員に対してインターネットによるアンケートを行いました。
 4の出前説明会では、記載のSDGs、男女共同参画などのテーマについて実施し、昨年度に比べ、件数、参加数ともに倍増しております。今年度も引き続き、県民の皆様に丁寧に周知を行い、積極的に開催していきたいと考えております。

◎安田委員長
 続いて、報告3、鳥取県立美術館活用推進協議会の設立について、住友美術館副館長の説明を求めます。

●住友美術館副館長
 それでは、資料の3ページをお願いします。鳥取県立美術館活用推進協議会の設立についてでございます。
 県立美術館、来年3月30日の開館に向けて準備を進めているところですが、先日、4月8日に実施しました竣工式、内覧会には、委員の皆様、お忙しい中御出席いただき、どうもありがとうございました。その竣工式の前日の夕方にこの協議会を立ち上げて、開館前からの活用だとか、文化芸術や経済の振興等について協議をしたところです。参加者につきましては(3)に記載しておりますが、県や倉吉市、あと、関係団体の方々に参加をしていただき、参加者からの活性化策の提案といたしまして、まず、機運醸成、発信としては、既存のイベントと一体となったPRだとか、開館半年前のまちぐるみのイベントの開催、また、駅の飾りつけや、のぼりやフラッグの掲揚、万博と連携した広報、旅行商品の造成、特別感を出す活用ということで、ライトアップを活用した夜の催しだとか、テラスを活用したらどうかというような提案をいただきました。
 続いて、周遊、アクセスにつきましては、白壁土蔵群などだけではなくて、駅の周辺までの周遊だとか、あとは、旅館等との連携した利活用ということで、宿泊客の美術館への無料送迎、こういった提案をいただきました。
 また、教育関係としましては、美術館のあるまちとしてアート・ラーニング・ラボの取組だとか、朝鑑賞を教育の柱の一つにすべき等の提案をいただいたところです。
 いただいた提案の中で、2のほうに書いておりますが、まずは、開館までの美術館の利活用ということで、開館後の幅広い利活用につながるような開館前の活用を進めていきたいというふうに考えています。取組例ということで書いておりますが、毎月15日、県民向け建物内覧会ということで、これは5月からスタートするということを決めております。また、2階、3階のテラスの活用だとか、ひろまや県民ギャラリーを活用したユニークベニュー、また、館内照明を活用した夜間イベント、そういった取組を今後検討していきたいというふうに考えております。

◎安田委員長
 続いて、報告4、淀江産業廃棄物管理型最終処分場計画の変更届出書に係る廃棄物審議会の開催結果について、山本産業廃棄物処理施設審査準備室長の説明を求めます。

●山本産業廃棄物処理施設審査準備室長
 そうしますと、資料の4ページをお願いいたします。私のほうからは、4月14日に開催しております、鳥取県廃棄物審議会の結果について御報告いたします。
 内容ですけれども、鳥取県環境管理事業センターによります産業廃棄物の処分場計画に係る変更届、こちらは、去る1月12日に県に提出されたものでございますけれども、これにつきまして、改めて条例に基づく手続をやり直す必要があるのかどうかという点について御審議いただいております。
 1の(4)のほうに審議概要を記載しておりますが、事務局から条文、並びに変更内容、それに加えまして、枠内に記載しております県の考え方、これを説明させていただいた上で御審議いただきました。審議会の結論といたしましては、再度の手続を要する変更には当たらないとの県の考えに異論なしということでございました。審議会に示した県の考えは記載のとおりでございますけれども、今回の変更につきましては、詳細設計等による熟度の高まりや安全面の補強などによるものであり、当初計画を根本から変える内容ではないこと、また、変更内容全体として環境影響を減少させる変更であると認められること、こうしたことから、周知等の手続を要しない変更となります条例規則第19条5号、具体的には、主要な設備の変更を伴わず、かつ、生活環境に対する影響を減少させることを目的とする変更ということですが、これに該当するということで、手続を要する変更には当たらないと考えるというものでございます。
 なお、変更内容、委員さんの主な意見は記載のとおりでございます。
 続いて、2に記載しておりますが、4月17日に審議会の答申を受けてございます。答申の要旨は、記載のとおりでございます。翌18日、昨日でございますけれども、事業者宛てに、条例に基づく手続は要しない旨の通知を行ってございます。なお、その通知のほうには、あわせまして、答申の留意事項(2)の内容を踏まえまして、事業者として住民への周知に努めるようにとの文言を記した上で施行してございます。
 今後の予定でございますけれども、まずは、センターのほうで対応を考えられるということになります。県としては、法に基づく設置許可申請が提出された場合は、改めて、専門家も入れて施設の安全性を審査することとしております。

◎安田委員長
 続いて、報告5、鳥取県スポーツ推進計画(2024~2028)の策定について、田中スポーツ課長の説明を求めます。

●田中スポーツ課長
 それでは、5ページをお願いいたします。令和6年3月に、次期鳥取県スポーツ推進計画を策定いたしましたので、その概要を報告いたします。
 1のスポーツ推進計画でございますが、スポーツ基本法に基づきます地方の実情に即したスポーツの推進に関する計画となっておりまして、平成26年に第1期、令和元年に第2期を策定しておりまして、今回、令和6年に第3期ということでございます。
 策定の経過ですが、審議会を2回開催しておりまして、パブリックコメントを経て、計画を策定いたしました。
 計画のポイント、(1)ですが、今年開催されますねんりんピック、あるいは、令和9年に開催されますワールドマスターズゲームズ関西などの開催を契機といたしまして、成人の週1回以上のスポーツ実施率目標値を65%から70%へ引き上げるというようなことでございます。
 (2)のデフリンピック、これは聴覚障がいのある方の大会でございます、及び知的障がいのある方のスペシャルオリンピックスの開催を計画に明記をいたしまして、デフスポーツの普及、啓発を推進するなど、障がい者スポーツへの理解促進を図ることとしております。
 (3)ですが、ジュニアアスリート発掘など、オリンピックをはじめとする世界の大舞台、県民スポーツ大会など、頂点を目指して活躍できるアスリートへの支援を充実してまいることとしております。先日も、ジュニアアスリート出身の境高の森山さんという女性の方が世界選手権、あるいはワールドチャンピオンシップ等への切符を手にされたところでございます。
 4の計画の主な内容につきましては、挑戦1から挑戦4まで掲げておりまして、例えば挑戦1の子どものスポーツの機会の充実でありますと、新規に県立中学校等における部活動の地域連携、地域移行に向けた取組を推進してまいるということで、これは土日を中心にしてスタートをさせていくことにしております。
 挑戦2の障がい者スポーツの普及・振興でありますと、新規のものでいえば、全国障害者スポーツ大会初出場の選手率40%を目指すとか、そういう目標値を定めております。
 挑戦3でいきますと、競技力向上のためのスポーツ環境の整備ということで、これも新規ですが、スケボーとかブレイキンなど、アーバンスポーツ等、多様なスポーツに対応する競技力向上を支援してまいることとしております。

◎安田委員長
 続いて、報告6、ねんりんピックはばたけ鳥取2024に向けた機運醸成の取組について、吉野ねんりんピックはばたけ鳥取2024実施本部事務局次長の説明を求めます。

●吉野ねんりんピックはばたけ鳥取2024実施本部事務局次長
 6ページになります。ねんりんピックの開幕を半年後に控えまして、こちらは庁内の推進体制ですけれども、大会実施本部会議を4月16日に開催をいたしました。会議の中では、6年度の予算でございますとか、運営体制の強化についてでありますとか、準備状況のほうを全部局と確認を共有したところです。各部局のほうからも現在の検討状況といったところ、取組状況を御報告いただきまして、さらに取組を進めることを確認したものでございます。
 2つ目に、全市町村リレーイベントの実施でございます。これは昨年12月から、三朝町を皮切りに、各市町村のほうを回らせていただいているものでございますが、今年からこの機会を活用して、この場で県民の地域の皆様に選手の方々に向けたメッセージカードを書いていただいたりというようなことで、こういった機会を活用して、県民の皆さんにおもてなしに関わっていただくような、そんな企画も合わせてやっているところでございます。
 3つ目に、企業協賛でございます。御覧の企業様、JCBエクセ様、それから、JAグループ様。トヨタ様、三菱様のほうからは協賛車両の提供をいただいておりますので、御報告をいたします。

◎安田委員長
 続いて、報告7、青谷かみじち史跡公園の開園について、田中とっとり弥生の王国推進課長の説明を求めます。

●田中とっとり弥生の王国推進課長
 7ページを御覧ください。青谷かみじち史跡公園の開園について御報告申し上げます。
 この3月24日に開園セレモニーを行いまして、その際には委員の皆様方もお忙しい中、御列席いただきまして、ありがとうございました。当日の内容といたしましては、愛称の発表でありますとか、そっくりさんのお祝い大集合ステージ等を行っております。写真を御覧になっていただいて分かりますとおり、多くの方に御来館いただきました。ちなみに、企画展のところの写真はお客様が写っていないところでございますが、これは開館時等も大変多くのお客様がいらっしゃいまして、椅子の余地がないぐらいのところだったものですから、ほかの写真をもってこのように代えさせてもらっているところでございます。
 続いて、2番目の開園後の来園者数、利用状況について御説明申し上げます。有料の入館者数、4月16日現在までの累計でございますが、4,093名、そして、弥生体験は236名の方に御体験をいただいているところでございます。来園者からの主な感想といたしましては、これは直接スタッフが耳にした、お声かけをいただいたような声でございますけれども、広島県からやってこられた方であるとか、あるいは、その内容について興味深く見ていたというようなこと、あと、北海道からお越しになったお客様もいらっしゃいまして、弥生時代のこの船、準構造船、展示してある船についての御感想をいただいたりしております。
 続きまして、3番目です。ゴールデンウイークのとっとり弥生の王国の主な催事の予定でございますが、青谷かみじち史跡公園では現在も開催しております企画展を継続して開催のほかに、様々な弥生の体験であるとか、土器パズル、火おこしトーナメントを行って、多くのお客様にお越しいただくような形で考えているところでございます。むきばんだ史跡公園も同様に、ゴールデンウイーク中に日替わりの弥生体験であるとか、むきばんだマルシェ、そのほかのイベントをして、多くの方にお越しいただくように頑張ってまいりたいというふうに考えているところでございます。

◎安田委員長
 続いて、報告8、鳥取県西部総合事務所でのデジタルカメラの盗難について、郡西部総合事務所県民福祉局長の説明を求めます。

●郡西部総合事務所県民福祉局長
 資料のほうは8ページをお願いします。西部総合事務所におけるデジタルカメラの紛失事案につきましては、昨年12月の常任委員会でも報告させていただいたところでございます。このうち、米子市届出分になります5台は、令和6年2月に盗難事案として米子警察署から米子区検察庁へ送致されたところでございますが、その後の米子警察署の捜査の結果、この7台の残り2台に加えまして、別途、県とそれから県教育委員会所有のデジタルカメラ、合計3台の盗難も判明いたしました。報告させていただきます。
 事案の概要でございます。2つ目の丸でございますけれども、警察のほう、米子市届出分のデジタルカメラ5台の窃盗容疑で被疑者は逮捕されております。この被疑者に対する捜査の結果でございますが、さらに県及び県住宅供給公社届出分のデジタルカメラ2台、これで当初分の7台になります。これに加えまして、新たに3台を含む、県と公社におきましては計5台の窃盗が判明したものでございまして、このたび米子区検察庁に送致されたものでございます。なお、新たに判明した3台は、令和5年9月以前の盗難であると確認をされているところでございます。
 2番に盗難物品の全容を説明させてもらっております。(1)のほうでは、12月に報告させてもらいました7台についての内訳でございまして、今回、上2つの丸について送致されております。
 (2)で今回判明分3台について説明させていただいております。
 再発防止策でございますけれども、昨年12月に報告させてもらったとおり、当時から再発防止策、電子機器の管理、施錠可能なロッカーに保管するであるとか、管理簿を作成して利用状況を記録、あるいは、物品の紛失等があれば庁舎管理者と情報共有するということは徹底しておりますけれども、さらに徹底してまいりたいと思います。

◎安田委員長
 なお、報告9、一定額以上の工事又は製造の請負契約の報告については、資料に記載のとおりでありますので、説明は省略します。
 ただいままでの説明について、質疑等はございませんか。

○川部委員
 カメラの盗難です。前回もちょっと言ったと思うのですけれども、これは、捜査がなければ気づかなかったということですか。

●郡西部総合事務所県民福祉局長
 追加の3台についてでございますが、確認はさせてもらったのですけれども、結局、誰かが使っていたのではないかという誤解もございまして、気づかなかったというところでございます。

○川部委員
 この間気づかなかったことを再発防止策で徹底すると言われても、再発防止にならないのではないかと思うので、もう一度考え直したほうがいいかなというふうに思います。

◎安田委員長
 答弁は要りますか。

○川部委員
 いいです。しっかりもう一回考え直してください。

◎安田委員長
 ほかにございませんか。よろしいですか。

○東田委員
 かみじち史跡公園のことでちょっとお願いがあります。私、実は議会の広報委員会に所属しておりまして、今度出ます議会だより、やくもが表紙の写真で発行いたします。この間、会議がありまして、6月議会の後の議会だよりの候補としまして、複数候補がありましたけれども、青谷かみじちが第一候補になっていますので、ゴールデンウイークのにぎわいとかその辺りをしっかりと、写真を使わせていただきたいという具合に考えておりますので、ぜひ頑張ってその辺りを盛り上げていただきたいと思います。

◎安田委員長
 ほかにありますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 次に、その他ですが、地域社会振興部について、執行部、委員の方で何かございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、意見がないようですので、地域社会振興部については以上で終わりにします。
 執行部の入替えを行いますので、暫時休憩いたします。再開は入替え次第とさせていただきます。

午前10時29分 休憩
午前10時31分 再開

◎安田委員長
 再開いたします。
 引き続き、県土整備部について行います。
 執行部の説明は、要領よく簡潔に、マイクを使ってお願いいたします。
 また、説明、または質疑におけるページ等の切替えの際は、委員の端末の操作状況を確認しながら、少し間を置いて説明を開始していただきますようお願いをいたします。
 なお、質疑等については、説明終了後に一括して行います。
 それでは、まず、吉野新県土整備部長に一言いただきます。お願いします。

●吉野県土整備部長
 改めまして、皆さん、よろしくお願いします。今回、県土整備部長を拝命しました吉野と申します。
 昨年からの災害の復旧や復興を含めた安全な県土づくりのための防災施設の整備、それから、県民の生活や地域の経済に密接に関係する道路や港湾施設の整備、建設産業全体の人手不足に対応するための生産性の向上や効率化など、強靱な県土づくりに向けて、関係機関と連携し、県土整備部一体となって事業を推進してまいりたいと思っております。今後とも皆様方からの御指導、御鞭撻をよろしくお願いいたします。

◎安田委員長
 ありがとうございます。
 それでは、報告10、「災害激甚化を踏まえた防災機能向上調査事業」の令和5年度成果報告について、藤井技術企画課長の説明を求めます。

●藤井技術企画課長
 それでは、資料の2ページをお願いいたします。台風7号による被害を踏まえまして、有識者、鳥取大学を中心に御意見を伺いながら創造的復興に資する調査研究を行ってきたところでございます。このたび、5年度の活動報告を実施いたしました。
 報告会につきましては、1番目でございますけれども、先月の3月22日に鳥取大学のほうで行いました。
 報告内容につきましては、土木インフラを中心にしたところでございまして、佐治川流域安全確保に関する検討におきましては、ダム下流10集落と意見交換を行いまして、安全確保に関する課題等に対し地元、県、市など関係機関が連携した対策をまとめたところでございます。
 また、2番目の河川災害復旧工法の検討におきましては、河川の被災のメカニズムに合わせて復旧の構造の強化を図ってまいりました。また、私都川におきましては河川機能、この改良の復旧を災害復旧に合わせて計画をして実施をしているというところでございます。
 3番目の佐治川の流域インフラの機能強化検討、主に国道482号の改良につきましては、佐治町森坪での代替機能の開発、余戸地区での土砂流出対策、さらには、県道小河内加茂線の迂回路機能向上、このようなところの整備方針等を検討しております。これらにつきましては、引き続き、地元関係者の皆様方と協議を進めるとともに、今年度の当初予算によって詳細設計のほうを実施していく予定としております。
 その他の検討につきましては、農業用施設の強靱化対策でございますとか、避難情報発令のルールづくりなど、関係部局のほうと連携して進めようとしております。
 会の座長をいただいております、鳥取大学の柗見特任教員からは、インフラのハード整備の方法はこれでいいと思うのだけれども、情報伝達とかソフト的な整備も要ると思う。または、インフラ整備が地域の安全を支えているということを住民に納得、理解してもらいながら、一緒になって地域の安全を守っていくのだという支援をぜひやっていきたいということでアドバイスをいただいているところでございます。
 今後といたしまして、引き続き、鳥取大学工学部と連携をしまして調査研究を継続するとともに、人材育成を含めました防災体制の強化を図っていく予定としているところでございます。
 続いて、3ページでございますけれども、調査会の状況、あとは、御意見をいただいております専門家の専門分野等の一覧でございます。

◎安田委員長
 続いて、報告11、「米子・境港地域道路整備勉強会」の開催について、井上道路企画課高速道路推進室長の説明を求めます。

●井上道路企画課高速道路推進室長
 「米子・境港地域道路整備勉強会」の開催について御報告させていただきます。
 3月25日に米子から境港間の高規格道路の具体化に向けて、第1回目の勉強会を開催しました。中国横断自動車道岡山米子線につきましては、岡山市から米子市までが整備済みとなっております。また、米子から米子北間は国土交通省が事業主体として基本計画、整備計画が決定されていますが、米子北から境港間はまだ予定路線のままの状態となっているところです。
 今回の勉強会では、平成18年に米子から米子北間が整備計画の中で当面着工しないということとされているところですが、それ以降の社会情勢の変化や地域や交通の課題について国と県が整理した内容を報告して、意見交換を行いました。
 委員からは、当日ちょうど境港に今年初めてのクルーズ船が入港したところで、また、クルーズ船が大型化し乗客が増加する中で、期待やニーズに応えるため、道路ネットワークの早期整備が必要ということや、国道431号の渋滞対策が追いついていないということで、通過交通と生活交通の分離が必要ということ。境港からは米子の製紙工場へトラックが向かっているところなのですが、生活道路を通過するため、安全確保が課題となっているといった御意見をいただいたところです。
 今後は勉強会を重ねながら、米子から境港間の道路の整備の必要性を検討し、新規事業化の前提となる計画段階評価に早期に着手できるよう取り組んでいきたいと考えております。

◎安田委員長
 なお、報告12、一定額以上の工事又は製造の請負契約の報告については、資料に記載のとおりでありますので、説明は省略します。
 ただいままでの説明について、質疑等はございませんか。

○斉木委員
 4ページです。431号を中心とした米子-境港間の道路の状況を今いろいろ研究なり経過の流れを一生懸命検討会でやっていただいております。皆さん方そういう意識を持ってこの会が始まったわけだと思いますけれども、米子-境港間の道路が、夕方と朝にいかに大渋滞を起こすか、あるいは、土曜、日曜の店の関係とか、そういうところも渋滞が常に起きるというようなことでして、何としてでも、やはり道路の機能をしっかり発揮するためにも、ぜひ、431号沿いをきちっと通れるように、利用できるように、新たな道路設置も含めていろいろと、本当に前向きに早めに検討をしていただきたいなと。検討の結果が出ても、それからとりかかるのにまた時間がかかりますので。地域の人は毎日毎日困っておりますし、一番は物流で、境港は最近にぎやかになっておりまして、特に王子製紙のパルプ、チップを運ぶにしても、大変な渋滞の中を何十台と1日往復するようなことですので、そういう面で非常に経済的にも障害があります。市民の生活にも障害があるということですので、本当に一日でも早い議論、結論を出していただいて、あなたがこう言っているから、うちのほうはできないというような話ではなくして、前向きに、4者で議論を重ねていただきたいということを要望するのです。県土整備部長さん、新たに赴任されましたので、ぜひ方向性をつけていただきたいなという希望をしておりますが、どうでしょうか。

●吉野県土整備部長
 非常にここの431号の整備というか凍結の解除とかという必要性というのは私も認識しましたので、地元とも今連携して勉強会を始めたところでございます。地元の向いている方向は一緒だと思いますので、少しでも前に進むように地元と連携して進めていきたいと思っておりますので、また引き続き御協力のほどよろしくお願いいたします。

○斉木委員
 状況を把握されまして前向きに、先ほど言いましたように一日でも早く結論を出していただいて物事を進めるということをぜひお願いしたいと思います。
 これは余分な話ですけれども、前に私、市議会議員をしていたときには、中国の河北省と友好提携を結んでおりまして、中国というところは御覧のとおり全部が国有地なものですから、ここに道路をつけるというと、もうそのまま線を引っ張ってすぐできるというような話ですので、そういう面では道路を造るのは簡単かなということがあります。日本の場合は民主主義の国家でありますので、みんなそれぞれ権利がありますので、ぜひ、そのためにも早いうちの協議をしていただくようにお願いを申し上げます。よろしくお願いします。

◎安田委員長
 よろしいですか。
 ほかにございますか。

○銀杏委員
 同じ米子-境港間の道路なのですけれども、こうして議題にもなっておりますけれども、今、北条道路の高速道路の建設が順次進んでいるわけですが、あとこの米子-境港間と、東部のほうでは南北線がまだ入っておりません。中でも平井県政になってからの大きな課題がこの米子-境港間の道路建設でありまして、こうして、国の出先機関とはいえ、国との勉強会が開催をされているというのは大変大きな進歩だというふうに思っていまして、こうした機会を捉えて、あらゆる場でしっかりと鳥取県が国に対して、どうしてもこの道路が必要なのだという動きを加速していただきたいというふうに思います。ぜひよろしくお願いいたします。

◎安田委員長
 要望でよろしいでしょうか。

○銀杏委員
 はい、要望です。

◎安田委員長
 御答弁されますか。

●吉野県土整備部長
 地元の自治体、それから経済界とも連携して必要性を強く訴えていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

◎安田委員長
 ほかにございますか。

○東田委員
 防災機能向上調査事業等についてお尋ねします。
 鳥取大学のほうといろいろと検討していただきまして、ありがとうございます。私もこの9月の一般質問でダムのこととか災害復旧の件につきまして質問させていただきました。本当に御配慮いただきまして、ダムの関係につきましても、関係地域と連携を取って、伝達の強化とかそういうような取組、対策をされたということでございます。
 1点、このダムの関係については、もう一歩進んで、訓練をぜひやっていただけたらなと思います。いろいろな対策を練られたことを、年に1回ぐらい訓練をしていただきたいと思います。
 次、2番目の河川の関係で、根固めブロックで災害復旧される分ですけれども、天然の石を河床部に固めていただくというようなこともぜひやっていただきたいと思います。それと3番目ですけれども、佐治はこの482号が寸断されて孤立ということがあって、地元ではやはり代替道路について検討していただきたいという強い要望があるようでございますので、今回もその件につきまして、482号の代替道路とか迂回路の関係とかいろいろと御検討していただくということでございますので、ぜひこの482号の取組をしっかり検討していただけたらなと思います。

●藤井技術企画課長
 3ついただきました。情報伝達の訓練につきましては、ダム流域の安全確保ということで、短期、中長期で計画を立てながら行っております。情報伝達のことも中身に入っておりますので、ぜひ訓練という観点も入れて対応させていただこうと思っております。
 2番目の根固めでございますけれども、実際、流速がすごく速くなるというところを防止するために根固め、要はごつごつしたものを置いて流速を落とすというところが視点です。その中で当然、川の中にある大きい石というのは有効に活用できますので、この辺りも鳥取大学のほうからも御指摘をいただいているところでございますので、天然石の活用についても検討させていただこうと思っております。
 3番目に代替道路、482号の機能強化でございますけれども、道路関係課のほうも当初予算のほうで詳細設計等進めておりますので、これも引き続き鳥取大学のほうと連携を図りながら機能強化のほうを進めてまいりたいというふうに思っております。よろしくお願いします。

◎安田委員長
 はい。
 ほかにございますか。
 次に、その他ですが、県土整備部について、執行部、委員の方で何かございませんか。

○中島委員
 県か市かはちょっと分からないが、クラスでいったらBとCぐらいのところが、電子入札、これはいいことだと思う。けれども、8時半から5時ぐらいまでしかできないのだそうです。だから、電子入札、それを見ている人がいないといけないかどうか、そういうことは僕は分からないが、別に5時に打ち切らなくても、ずっと24時間していたっていいのではないか、そういう要望があった。これはどうですか。

●岸本県土整備部次長兼県土総務課長
 すみません。私のほうはそういう要望が出ているというのは存じておりません。ちょっと持ち帰らせていただきまして、入札の担当のほうでそういう声が届いていないかとか、あるいは、時間帯を限る必要があるのか、恐らく何らかの審査の関係ですよね、なので一遍切っていかないといけないのかとか、そういった辺の問題点もちょっと確認させていただければと思います。

○中島委員
 私、地元の業者と結構会うから。小さめの業者です。4~5人でやっているのはなかなかしっかりした事務とかができないから、経営者が帰ってきてつらつら見るのにもう5時以降になってしまっていて、そういうのができないという声がある。直接県には言っていないと思うよ、私に言うぐらいだから。だから実態がどうで、何でそうなっているのかを調べてみて。

●岸本県土整備部次長兼県土総務課長
 はい、了解です。持ち帰らせていただいて、しっかり確認をさせていただきます。

◎安田委員長
 ほかにございますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、意見が尽きたようですので、県土整備部については以上で終わりにします。
 執行部の入替えを行いますので、暫時休憩いたします。再開は5分後、10時55分とさせていただきます。

午前10時49分 休憩
午前10時55分 再開

◎安田委員長
 再開いたします。
 引き続き、危機管理部について行います。
 執行部の説明は、要領よく簡潔に、マイクを使ってお願いいたします。
 また、説明、質疑におけるページ等の切替えの際は、委員の端末の操作状況を確認しながら、少し間を置いて説明を開始していただきますようお願いをいたします。
 なお、質疑等については、説明終了後に一括して行います。
 それでは、報告13、島根原子力発電所の安全対策等の状況について(第25報)及び報告14、能登半島地震を受けた島根原子力発電所に係る中国電力及び国への申入れについての概要について、木本原子力安全対策課長の説明を求めます。

●木本原子力安全対策課長
 そうしましたら、危機管理部資料2ページになります。島根原発の安全対策等の状況について御報告いたします。
 前回、3月の報告から進展のあったものを中心に説明いたします。2号機についてです。(1)のアの保安規定の審査のところですが、4回目と5回目の審査会合が開催されました。非常用ディーゼル発電機の7日間連続運転に必要な潤滑油を保有していることですとか、あと、3回目の審査会合での指摘事項となりますけれども、高濃度の降灰継続時における非常用ディーゼル発電機の健全性について、非常用ディーゼル発電機は火山灰を吸い込むと動作不能ということになる可能性がありますので、その健全性について確認しまして、機能が喪失しないことを回答しております。いずれも原子力規制委員会から異論は出ていなくて、審査のほうは収束しております。
 続いて、(4)の高経年化対策のところですけれども、長期施設管理方針、保全活動方針になりますが、そちらを補正しております。これは3月7日の審査会合で議論しましたケーブルの絶縁経過ですとか、あと、配管の減肉などによる取替え、管理方法などを反映させたものでございます。
 最後、3の1号機の廃措置計画の変更認可についてですけれども、こちら2回目の申請書の補正書を提出しております。今回の補正は、原子力事業者が引当金として積み立てていた廃炉費用を、こちら資金を安定的に確保するために外部の使用済燃料再処理、廃炉推進機構への拠出金に変更する、納付するという変更でございます。
 続きまして、危機管理部資料3ページになります。能登半島地震を受けた島根原発に係る中国電力、国への申入れについてです。
 能登半島地震を受けての島根原発2号機の安全対策等につきまして、原子力安全対策プロジェクトチーム会議で県、米子市、境港市の3者による協議、合意を経まして、中国電力、国への申入れを行っております。今後、中国電力及び国のほうで慎重に検証していただいた上で回答をいただく予定としています。
 4月4日、知事、米子市長、境港市長が集まりまして、原子力安全対策プロジェクトチーム会議を開催し、申入れ内容について協議しました。3者合意した後に、その日に、4月4日に中国電力に申入れを行っております。
 中国電力への申入れ内容につきましては、次のページ、4ページの表の一番下です。中国電力株式会社というところですけれども、そこに記載しております。4ページですが、全部で4項目ありまして、1つ目が、能登半島北側沿岸部の断層が150キロ程度にわたって動いたり、あと、島根原発でも幾つか、スロッシングですとか、そういった幾つか発生した事象が確認されましたけれども、島根原発2号機の安全確保対策はどうなのか、何か追加する対策が必要なのかということを問い合わせております。
 2つ目が、地震直後の志賀原発からの情報発信において、火災などの報告が後で訂正されたり、モニタリングポストの欠測が確認されたということですけれども、島根原発ではどうなのか、改善が必要なのかということを問い合わせております。
 3つ目が、能登半島地震を踏まえての島根原発2号機の継続的な安全性向上に向けた取組について、4つ目が、能登半島地震の教訓を踏まえまして、中国電力における屋内退避や避難の完全実施に向けた対策について紹介しております。
 ページ戻っていただきまして、3ページ、中段の(5)ですけれども、中国電力からの主な発言になります。申入れを受けて直後、中国電力からの発言で、現時点では追加対策は不要とした上で、検証を踏まえ、新たな知見があれば適切に対応する、安全性の向上を不断に追求していくとの発言がございました。
 続きまして、3の国への申入れです。中国電力への申入れを行った翌日、4月5日に各省庁への申入れを行っております。再び、すみません、4ページに移りまして、表の一番上ですけれども、こちら、原子力規制委員会への申入れになります。原子力規制委員会は、原子力の安全規制を担う機関ということで、先ほどの中国電力の申入れ内容とおおむねかぶっていますけれども、3つ目のところ、現在、規制委員会のほうで検討するとしている屋内退避の運用について、その検討によっては地域防災計画、避難計画を修正する必要があるのかといったことを問い合わせております。
 その下の内閣府への申入れですけれども、内閣府は原子力防災を担う機関となりますので、本県と米子市、境港市の避難計画とこれらの避難計画が含まれます島根地域の緊急時対応、これらについて申入れ、3項目照会しております。
 続いて、経済産業省への申入れですけれども、経産省は事業者への指導ですとか原子力政策を担う機関となります。先ほどの規制委員会と内閣府の紹介事項、こちらを網羅する形で、これに加えまして、このたびの地震を踏まえた2号機の安全性ですとか、中国電力に対して安全確保に向けてどのような対策を求めるのかといったところを問い合わせております。
 ページ、すみません、戻っていただいて、3ページ、表の一番下のところですけれども、申入れに対する各省庁の対応者の主な発言を記載しております。下の表のところですが、原子力規制委員会の片山規制庁長官からは、安全確保に影響のある問題は生じておらず、島根原発2号機について、現時点で判断を変える新たな知見はないということ。また、新たな知見があれば、規制基準への取り入れに関する議論を進めるとしています。また、屋内退避の運用の在り方について、検討チームにて議論を進めるけれども、避難計画の改定を求めるものではないとしています。内閣府の伊藤大臣からは、避難計画を含む島根地域の緊急時対応は具体的かつ合理的であり、直ちに計画の改定を求めるものはないということ。あと、経産省の岩田副大臣からは、規制委や内閣府の見解については確認しているとしていまして、事業者に対して不断の安全性の向上に努めるよう指導していくといった発言があったところでございます。

◎安田委員長
 ただいままでの説明について、質疑等はございますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 なければ、では私から。4ページの申入れ内容なのですけれども、本当、屋内退避の運用ですとか避難の実効性、また、国を挙げた万全の措置について、今までにない強い言葉を使って申入れをしていただいていると思っております。これはやはりUPZに住まう我々、境港、米子両市民にとっては本当に心配事、我が事のように心配になる部分でありまして、今後恐らく返答が返ってくるのではないかと思っておりますが、しっかりとこういった申入れをスピーディーにしていただいたことを感謝申し上げたいと思います。よろしくお願いいたします。また返ってきたら県民の皆さんにお知らせいただければと思います。
 ほかにはございませんでしょうか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 次に、その他ですが、危機管理部について、執行部、委員の方で何かございませんか。

●水中危機管理部長
 ちょっとよろしいでしょうか。ちょっと口頭で御報告ですけれども、消防学校の入校生につきましては、無事に教育を開始しました。急な御案内にもかかわらず御参加いただきました委員の皆様に感謝申し上げます。学校生徒のほうからは、委員の皆様に参加していただいて、県民の方の期待が非常に大きいのだということを認識したというふうなことを聞いております。引き続き、消防学校の充実等に努めてまいりたいと思いますので、御指導等をよろしくお願いいたします。

◎安田委員長
 卒業式、入学式などまた声をかけていただければと思います。

●水中危機管理部長
 はい、分かりました。よろしくお願いいたします。

◎安田委員長
 よろしくお願いいたします。
 それでは、ほかにはございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、意見が尽きたようですので、危機管理部については以上で終わります。
 執行部の入替えを行いますので、暫時休憩いたします。再開は入替え次第とさせていただきます。

午前11時05分 休憩
午前11時06分 再開

◎安田委員長
 再開いたします。
 引き続き、輝く鳥取創造本部について行います。
 お手元に幹部名簿を配付しておりますが、4月1日付で新たに着任されました、松本とっとり暮らし推進局長より一言お願いします。

●松本とっとり暮らし推進局長兼若者Uターン・定住戦略本部事務局長
 おはようございます。総務省から4月1日付でとっとり暮らし推進局長を拝命いたしました松本でございます。
 私は、総務省から地方は5回目でございまして、静岡県庁、高松市役所、山口県庁、福岡市役所ときまして鳥取県庁に入っております。出向ではございますけれども、私自身が鳥取市の出身ということもございまして、ある種、Uターンみたいな形で、今回、移住定住と県民活動を所管させていただくことになります。鳥取県のために努めてまいりたいと思いますので、御指導、御鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

◎安田委員長
 ありがとうございました。
 それでは、報告事項に移ります。
 執行部の説明は、要領よく簡潔に、マイクを使ってお願いします。
 また、説明、質疑におけるページ等の切替えの際は、委員の端末の操作状況を確認しながら、少し間を置いて説明を開始していただきますようお願いします。
 なお、質疑等については、説明終了後に一括して行います。
 それでは、報告15、鳥取県と岡山理科大学との就職支援に関する連携協定調印式について、橋上人口減少社会対策課移住定住・関係人口室長の説明を求めます。

●橋上人口減少社会対策課移住定住・関係人口室長
 それでは、鳥取県と岡山理科大学との就職支援に関する連携協定調印式について御報告します。
 去る3月28日に岡山理科大学の平野学長と平井知事に御出席いただき、就職支援協定の調印式を執り行いました。これで鳥取県としましては就職連携協定36校、包括支援協定6校の合わせて42校となりました。
 今後は、協定に基づき、県内の企業情報、各種イベント情報の発信、学内での就職相談会の開催及び鳥取県内企業等でのインターンシップの促進等を行ってまいります。また、今後も県外大学との協定提携を推進し、本県出身者をはじめとする学生のIJUターンの就職の促進を図ってまいります。

◎安田委員長
 続いて、報告16、令和5年度とっとり若者活躍局活動報告会開催結果について、足立協働参画課長の説明を求めます。

●足立協働参画課長
 資料の3ページをお願いいたします。県内の高校生から30代までの方で構成されています、とっとり若者活躍局ですけれども、昨年8月に発足いたしまして、令和5年度の活動内容につきまして、報告会を3月22日に開催いたしました。その概要を御報告いたします。
 まず、若者活躍局ですけれども、メンバー自身が行うプロジェクト活動というものを6つのチームに分かれて実施をしていただきました。その概要につきましては、資料3の2の(1)から6項目掲げております。まず、3ページに記載しております(1)から(3)なのですけれども、こちらは、県民の方から参加者を募って開催するイベントを実施いたしました。1つ目は、鳥取駅前のサンロード商店街で商店街にシャッターペイントを行うもの、2つ目は、高校生、大学生が社会人に企業説明会では聞けない本音を聞ける交流イベントを開催するもの、3つ目は、鳥取大学、環境大学の留学生を対象としてスノーアクティビティーのモニターツアーを1月に3回実施したものとなっております。
 続きまして、4ページをお願いいたします。(4)から(6)につきましては、情報発信の取組となります。(4)につきましては、メンバー自身が撮影スキルや発信手法を学んで、実際にX、旧Twitterで投稿をしていくもの、(5)番目につきましては、InstagramとTikTokを活用したフォト、動画キャンペーンを企画、実施したもの、最後の(6)番目は、鳥取砂丘を舞台に、Z世代の関心が高いホラーのジャンルでSNS用のショート動画「砂丘の亡霊」を地元関係者と協力して制作したもの、以上6つの取組を行いました。
 それぞれプロジェクトの下に成果を記載してございますが、3ページに記載した県民の方に参加いただくプロジェクトにつきましては、若干ちょっと参加者数が多いとは言えない結果にはなりましたけれども、アンケートによりますと満足度が高いということが分かった取組となりました。情報発信の中では、(5)番の「I Loveとっとりフォト&動画キャンペーン」、こちらが一番成果が目に見える形で出たものでございまして、当初、応募投稿数500件を目標にしておりましたけれども、結果としては大幅に上回りまして、約2,600件の投稿をいただいた結果となりました。
 今後につきましては、新しい令和6年度のメンバー発足式を明後日の21日、11時半より開催することとしております。この会が今年度のキックオフとなります。メンバーの決意表明等をInstagramのライブ配信を行いますので、ぜひ皆様、お時間がございましたら視聴いただければと思います。この会をキックオフといたしまして、今年度につきましては活動期間が1年間取れますので、昨年度より取組を充実させていきたいと考えております。

◎安田委員長
 続いて、報告17、中山間集落見守り活動に関する協定の締結について、古曵中山間・地域振興課長の説明を求めます。

●古曵中山間・地域振興課長
 資料の5ページをお願いいたします。中山間集落見守り活動に関する協定の締結でございます。
 このたび、水道の検針業務をされておられますヴェオリア・ジェネッツ株式会社と米子市、境港市、日吉津村及び鳥取県で中山間集落見守り活動に関する協定を締結いたしました。
 1のところですが、日時が3月14日でございます。
 (4)の協定内容でございます。見守り活動の内容ですが、事業者は、対象エリアであります米子市、境港市、日吉津村で水道の検針業務をされますときに各戸を回られる際に何らかの異常を発見された場合は、市役所、村役場の窓口へ連絡するというものでございます。
 協定の期間としましては、3月14日から1年間でございますが、特段何の意思表示もなければ自動更新をするという仕組みになっております。
 2の参考のところでございますが、現在これまで85事業者と協定を締結しております。今後もこうして見守り活動協定を広げながら、中山間地域の安心・安全を守っていきたいと考えております。

◎安田委員長
 続いて、報告18、国バス補助を受けるための鳥取県東部及び中部地域公共交通計画の一部改定について及び報告19、鳥鐵(とりてつ)みんなでマナーアップ運動について、野坂交通政策課長の説明を求めます。

●野坂交通政策課長
 資料の6ページを御覧ください。国バス補助を受けるための鳥取県東部及び中部地域公共交通計画の一部改定についてでございます。
 これにつきましては、令和2年の通称地域交通法の改正によりまして、バスの国庫補助を受けるためには令和6年、今年度の6月までに計画の中に国庫補助路線を位置づけることが要件となっております。このための一部改正を行うものですけれども、来週4月26日、パブリックコメントを実施することとしましたので、その概要を報告するものでございます。
 検討組織は御覧いただいたとおりでございますが、主な一部改定の内容ですけれども、国庫補助の対象となるバス路線、東部と中部の記載しておりますような路線の必要性ですとか路線図、定量的な目標などを追加するものでございます。スケジュールにつきましては御覧のとおりです。下の図に描いてありますが、東部地域の路線図、中部地域の国庫補助路線図、この色がついている路線を計画の中に位置づけるというものでございます。
 参考ですが、4番、その他にあります西部については既に対応済みでございます。
 続きまして、7ページ目を御覧ください。鳥鐵(とりてつ)みんなでマナーアップ運動についてでございます。昨今、ニュースにもなっておりますけれども、一部の鉄道写真愛好家の方のマナーの問題が問題となっております。こうしたことに対応するために、マナーを守って正しく撮影していただくようなマナーアップ運動に取り組んでおります。
 項目1つ目でございます。「鉄の道」マナーアップ協議会の開催ということで、先週の4月12日金曜日に県とJRをはじめとする鉄道事業者、沿線の自治体、県警、鉄道愛好家の方に参加いただいて協議会を開催しまして、鉄則というマナーのための項目を定めました。後ほど見ていただきたいんですけれども、1枚、別紙で資料をつけておりますので、御覧いただけたらと思います。この会の中で、JRさんからは、やはり危険な場所での撮影やらごみの問題というものが発生している実態はあるということで、マナー向上につながる取組をしっかりやっていきたいということですとか、日野町さんのほうでは、この対策として、撮り鉄スポット付近に臨時駐車場を設置するというような取組もなさっておられます。また、鉄道愛好家の方からは、地域と撮り鉄の方の信頼できる関係づくりというものが大事だというような御意見、あと、県警の方は啓発活動も実施しておられるのですけれども、悪質な行為については厳正に対処していきたいというような発言がございました。
 2番目の項目、この会の中で鉄則、5か条あるのですけれども、定めたものを持ちながら、翌日の13日土曜日には日野町のほうに出向きまして、啓発活動を実施しております。鉄則のチラシと、あと、鉄則の中には立入禁止の場所に入らないとか、ルールを守って撮影しましょうとかというものに加えて、鉄道の写真を撮るだけではなくて、観光や食などの地域の魅力を満喫しましょうということも掲げておりまして、例えば日野町のお食事どころのマップも一緒に配ったりして、そういったことも啓発しているところでございます。
 3番目の項目ですけれども、これは観光のほうと協力しながら、鳥鐵マナーアップ写真コンテストというものを来週、4月27日から8月いっぱいまで、こういった取組をしながら啓発活動等をしていきたいと思っているところでございます。

◎安田委員長
 続いて、報告20、米子鬼太郎空港連絡バスのデジタル乗車券運用開始(ANA「旅
CUBE」)について、安本交通政策課空港振興室長、お願いします。

●安本交通政策課空港振興室長
 お手元の資料8ページをお願いいたします。米子鬼太郎空港連絡バスのデジタル乗車券運用開始、ANA「旅CUBE」について御報告させていただきます。
 ANAのウェブサービス、旅CUBEにつきましては、既に令和5年7月からサービス開始されておりまして、これにつきましては、鳥取空港のほうでは先行して開始がされております。このたびは、先月ですけれども、3月29日金曜日から米子鬼太郎空港で連絡バスのデジタル乗車券の購入が可能となりました。米子駅、それから、ANAクラウンプラザホテル、それから、米子鬼太郎空港でデジタル乗車券が購入できるというものでございます。それから、松江方面でございますが、松江一畑交通及び日ノ丸ハイヤーが共同運行しておりますので、こちらにつきましては、今現在、システム改修等を行いまして、今年度の夏頃、運用開始に向けて準備中でございます。
 1番でございます。サービスにつきましては、概要だけ申し上げますと、(1)経路検索、(2)スケジュール、(3)予約というこの3つの基本機能をうまく使いましてシームレス、途切れのない移動なり連携ができるようにということで、利用者の旅行や出張等を総合的にサポートするという内容でございます。
 大きい2番でございますが、利用方法につきましては、まず、乗車券の購入につきましては旅CUBE、これは会員登録等無料でございます。スマートフォンでこの記載されている
URLにアクセスしていただきまして、使用前に購入し、使用時に使用するというボタンを押して、実際には運転手の方に使用中ボタンを押してカウントダウンですね、右から2つ目の図ですけれども、そこの上のところに時間が表示されます。そこで60秒のカウントダウンが始まりますので、それがゼロになる前に運転手さんに見せて、降りていただくという形になります。こういう形でキャッシュレスの運用につきまして広めていきたいというところでございます。

◎安田委員長
 続いて、報告21、国際航空路線の最近の動きについて、谷本国際観光課長の説明を求めます。

●谷本国際観光課長
 それでは、9ページを御覧いただけますでしょうか。なお、今月から万博が外れまして国際観光課となりましたので、引き続きよろしくお願いいたします。
 まず1つ目が、米子-ソウル便でございます。利用実績でございますけれども、先月、3月が90%でございまして、こちら、卒業旅行時期と重なりまして、日本人の利用が約1,800人、4割近く御利用いただいているところでございます。
 なお、エアソウルの宣完成代表理事が昨日から鳥取県に入っていただきまして、昨日は中部地域、そして本日は西部地域を御視察いただいております。また、昨日は竣工間もない県立美術館におきまして平井知事と、また、浜崎議長にも駆けつけていただきまして、お二方と面談を行っていただきました。知事からは、早期の増便について、働きかけのほうを行わせていただきました。宣代表からは、鳥取県の四季の豊かさ、また、多くの恵みにあふれているといった点を御評価いただきました。また、水、金、日といった週3便がやはり不便だなという御認識もいただきましたが、やはり、さらなる動きのためには需要と供給といったものが必要だ、インバウンドもそうですけれども、日本からの需要をしっかりと確保していきましょう。そうしたところでさらなる増便が見えてきますよといったお話がありましたので、引き続き、エアソウル社と共に連携してプロモーションに取り組んでまいりたいと思っております。
 2つ目が、台湾チャーター便でございます。昨年の秋に引き続きまして、チャイナエアラインによる鳥取空港への就航がございました。実績については、以下の概要のとおりでございますけれども、全体としましては70%でございます。こちらは3月27日、31日は8割を超えるお客様に御利用いただきましたけれども、4月4日がちょうど台湾の盆と重なった関係でございまして、少し出控えられるという傾向がございました。なお、4月3日に台湾東部で地震が発生いたしました。4月4日の運航も実は危ぶまれたところでございますけれども、キャンセルなく、56名の方に御来県いただきました。我々は皆様と共にありますといった形の地震に対する元気づけのメッセージを掲げさせていただきまして、台湾の皆様、非常に喜ばれて、写真撮影、SNS等への発信なども行っていただいたところでございます。引き続き、チャーター便の実績を積み重ねていきまして、台湾からの定期便についても実現できるように参っていきたいと思っております。

◎安田委員長
 続いて、報告22、副知事訪韓による両県道の友好交流及び航路に係る働きかけについて、井嶋交流推進課長の説明を求めます。

●井嶋交流推進課長
 それでは、資料10ページ、11ページを御覧ください。3月下旬におきまして、亀井副知事が韓国を訪問いたしまして、江原道の金鎭台知事並びにその他幹部の皆様、それから、トゥウォン商船の李錫基社長様、エアソウル幹部を訪問いたしました。
 資料の10ページの1番、2番、それから、資料11ページの4番が江原道との面談でございます。金鎭台知事との面談におきましては、定期航路の正式就航時の機会を捉えた金知事の来県を呼びかけるとともに、両県道の友好交流30周年を記念しまして盛大な交流をやっていこうという確認をいたしました。
 鄭光烈経済副知事との面談におきましては、6月にSUN-IN未来ウオークがございますので、そういったものへ来県の呼びかけをいたしております。
 3番におきましては、鳥取県日韓親善協会と友好交流のカウンターパートでいらっしゃいます江原道鳥取県会との面談を行いまして、引き続き民間交流の加速といったものの確認をしております。
 資料の5番になりますけれども、トゥウォン商船のほうとは、イースタンドリーム号による境港寄港について御礼を申し上げるとともに、就航に向けた円滑な、かつ、緊密なコミュニケーションの準備をやっていこうということで一致しました。
 最後、6番ですけれども、エアソウルの宋吉永本部長様と面談をいたしまして、今後の定期便の働きかけなどを確認したというところでございます。

◎安田委員長
 続いて、報告23、第53回日本漫画家協会賞「まんが王国とっとり賞」の贈賞について、岡山まんが王国官房長の説明を求めます。

●岡山まんが王国官房長
 最後の12ページを御覧くださいませ。日本漫画家協会賞にまんが王国とっとり賞を設けましたのはもう4年前になりまして、今回で4回目を数えます。高知県と鳥取県だけに特別に贈賞するということで、賞を設けていただいております。今回のまんが王国とっとり賞は、石山諒さんの「龍とカメレオン」という作品に決まりました。表彰式は、6月13日を予定していると聞いておりますが、そのときには職員が参加してお祝いの言葉を申し述べるとともに、鳥取県の特産品を、目録をお渡ししてお祝いしたいと思っております。
 まんが王国とっとりといたしましては、漫画文化の振興にこれからも力を注いでいきたいと考えております。

◎安田委員長
 ただいままでの説明について、質疑等はございませんか。よろしいですか。
 次に、その他ですが、輝く鳥取創造本部について、執行部、委員の方で何かございませんか。

●岡山まんが王国官房長
 まんが王国とっとりから、2件御報告申し上げます。
 チラシを2枚、お配りしております。1つは、第13回まんが王国とっとり国際マンガコンテストの募集が明日から始まりますので、そのチラシです。この猫の絵ですけれども、アンギャマンさんと申しまして、このたびアニメ化についても行われると伺っておりますが、このコンテストに受賞されたことのある、鳥取県ゆかりの作家さんでございます。
 また、同じ日、明日ですけれども、水木しげる記念館のリニューアルオープンが控えております。先般、安田委員長には内覧会に御参加をいただきまして、実際に御覧いただいたところですが、非常にきれいで広くて、作品をじっくり楽しんでいただける施設になっておりますし、水木先生の戦争に対する反戦の思いとか人生観とか、そういった展示も随分充実しておりますので、ぜひ御覧いただきたいと思います。

◎安田委員長
 ほかにございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、意見がないようですので、委員の皆様に連絡します。
 次回の常任委員会は、5月21日火曜日、午前10時から開催の予定でありますので、よろしくお願いをいたします。
 なお、この後、委員の皆様には御相談がありますので、この場にお残りください。
 執行部の皆さんは御退席いただいて結構です。お疲れさまでした。
(執行部退席)
 お残りいただいたのは、今後の委員会スケジュールについてであります。
 なお、インターネット中継は継続していますので、発言の際はマイクに向かってお願いします。
 それでは、事務局のほうから御説明をさせていただきます。

●藤田議会事務局調査課課長補佐
 すみません、こちらから失礼いたします。
 まず、お手元に3種類、資料をお配りしております。資料のアンケート用紙と資料1、資料2と御用意させていただいております。こちら、これからあります県外視察、県内視察、また、出前県議会等についての日程の御確認をさせていただきたいというものでございます。資料1に書いてはおりますが、定例会の合間を見て、まず、7月、8月あたりで県外視察等をできたらなと考えているところでございます。また、あとは1月と2月の冬に2回、県外視察を考えております。また、出前県議会や岡山、鳥取でのものにつきましては、今後調整ということで検討したいというふうに考えております。
 資料1の右の列に委員会活動のテーマなどを例として挙げております。あわせて、資料2としては、過去の実績をお配りしております。これらを参考にアンケート用紙の当面の日程、マル・バツと御希望のテーマについて御記入いただいて、事務局のほうに提出をしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

◎安田委員長
 以上について、この場で皆さんから御意見、質問等があれば伺いますが、いかがでしょうか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、速やかに日程のほうをまずは出していただきまして、あと、視察先等の御希望があれば承りますので、よろしくお願いをいたします。
 最終的な調整は、私、委員長に御一任をしていただいてよろしいでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 ありがとうございます。では、そのようにさせていただきます。
 以上をもちまして地域県土警察常任委員会を閉会いたします。

午前11時32分 閉会


 

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