令和6年度農林水産商工常任委員会議事録

令和6年10月8日会議録(確定版)

開催概要、資料はこちらです
出席者
(9名)
委員長
副委員長
委員
鹿島 功
鳥羽 喜一
福浜 隆宏
坂野 経三郎
松田 正
前原 茂
尾崎 薫
浜田 一哉
浜崎 晋一
欠席者
(なし)


 

説明のため出席した者
  池田商工労働部長、岡垣農林水産部長 ほか各局次長、課長、関係職員

職務のため出席した事務局職員
  西村課長補佐  田中(秀)課長補佐  友定係長

1 開会   午前10時00分

2 休憩   午前10時04分

3 再開   午前10時05分

4 閉会   午前10時19分

5 司会    鹿島委員長

6 会議録署名委員     浜田(一)委員  坂野委員

7 付議案件及びその結果
   別紙日程表及び下記会議概要のとおり

会議の概要

午前10時00分 開会

◎鹿島委員長
 ただいまから農林水産商工常任委員会を開会いたします。
 本日の日程は、お手元のとおりでありますので、この順序に従って議事を進めさせていただきたいと思います。
 なお、今回の常任委員会は執行部の入替えを行うこととし、最初に付託議案及び請願・陳情の審査を行い、執行部の入替えの後、報告事項について、農林水産部及び企業局の順に行うものといたします。
 初めに、会議録署名委員を指名いたします。本日の会議録署名委員は、浜田委員と坂野委員にお願いいたします。
 それでは、ただいまから本委員会に付託されました議案について審査を行います。
 付託議案は、日程記載の1議案であります。
 これから付託議案に対する質疑を行いますが、委員の皆様におかれましては、簡潔な質問とマイクのスイッチの切替えをお願いいたします。
 それでは、質疑のある方は挙手をお願いいたします。(「なし」と呼ぶ者あり)
 質疑ないようでございますので、討論を行っていただきます。討論ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 討論ないようでございますので、採決に移ります。
 それでは、本委員会に付託されました議案第1号について、原案に賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
 賛成全員であります。したがいまして、本委員会に付託された議案第1号は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 続いて、請願・陳情の審査を行います。
 今回は新規分の陳情1件審査を行います。
 それでは、陳情6年農林水産第38号、主食用米の安定供給に係る意見書の提出についての審査を行います。
 御意見を伺いたいと思います。御意見のある方は挙手をお願いいたします。

○鳥羽副委員長
 備蓄米放出の在り方につきましては、食料・農業・農村政策審議会食糧部会におきまして、作柄、在庫量、市場の状況、価格及び物価動向等において、総合的な観点から議論を行い決定することになっております。また、米価安定に向けた需給調整と水田収益力向上の確実な実施については、継続的に国に実施を要望しておりますことから、不採択が妥当と考えます。

◎鹿島委員長
 すみません、ほかにございますか。
 ないようでございますので、これより採決に移ります。
 確認いたします。御意見は不採択のみです。
 それでは、不採択とすることに賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
 賛成全員であります。したがいまして、陳情6年農林水産第38号については、不採択とすべきものと決定いたしました。
 以上で付託案件の審査は終了いたしました。
 なお、委員長報告の作成、内容については、委員長に一任いただけますでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 ありがとうございます。御異議がないようですので、そのようにさせていただきたいと思います。
 次に、その他でございますが、報告事項がない商工労働部に関して、執行部、委員の方で何かございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 ないようでございますので、それでは、これにつきましては終わりたいと思います。
 ここで執行部の入替えをいたしたいと思いますので、暫時休憩したいと思います。替わられたら、直ちに始めたいと思います。

午前10時04分 休憩
午前10時05分 再開

◎鹿島委員長
 それでは、再開いたします。
 農林水産部及び企業局の報告事項に移ります。
 執行部の説明は要領よく簡潔にマイクを使ってお願いいたします。
 質疑等については、説明終了後一括して行うことといたします。
 なお、報告2及び報告3、一定額以上の工事又は製造の請負契約の報告については、資料に記載のとおりでありますので、説明は省略いたします。
 報告1、食パラダイス鳥取県のPRについて、田中食パラダイス推進課長の説明を求めます。

●田中食パラダイス推進課長
 資料の2ページをお開きください。令和6年9月から11月上旬にかけて行いました食パラダイス鳥取県の推進に係る事業について報告いたします。
 まず1番でございます。川口和久氏と鳥取城北高等学校相撲部の星空舞稲刈りについてです。このたび国民スポーツ大会でも優勝されました城北高校の相撲部と、それから川口和久氏を掛け合わせまして星空舞のPRということで、こういった事業を実施しました。選手メンバー6人の方に御出席いただきまして、川口和久氏の圃場で稲刈りを実施しました。刈り取った稲は、後ほど新米の形で60キロ進呈する予定にしております。
 2番を御覧ください。鳥取和牛フェス2024in大山牛馬市です。9月29日に、西日本最大級の牛馬市が開催されるなどしてきた、古くから和牛の聖地として知られる大山博労座で、牛馬市のイベントを実施しました。内容は、牛の生体展示や肉グルメの満喫ということでした。あいにくの天気の中だったのですが、1万1,000人のお客様にお越しいただきまして事業を実施いたしました。雨の中だったのですけれども、多くの方に喜んでイベントに参加いただきました。
 3番をお願いします。六本木ヒルズ屋上庭園での星空舞の稲刈りでございます。先日の10月5日でございます。六本木ヒルズの屋上に庭園がございまして、そこで稲刈りを実施しました。以前に田植を実施したのですけれども、それが実りまして、この日も何とあいにくのお天気で、雨が降る中ではありましたが、六本木ヒルズの住人の方や、それから働かれている方、応募者が344人あった中、150人ほどの方に御参加いただきまして、鎌で稲を刈っていただきました。参加者の方にはおにぎりを配付するなどして喜んでいただきました。参加者の方の御意見としては、田植のときに参加したので、稲刈りのときも参加しようと思って待ち望んでいたというようなことで言っておられましたし、芝生というか、はだしで歩けるようなしつらえになっていまして、都会のど真ん中の屋上で子供たちがはだしで田んぼに入ったり、芝生のところを歩いたりする様子が見られました。
 続きまして、3ページをお願いします。4番の夏休みチャレンジ!2024 自分でつくろう!米飯・米粉朝ごはんです。夏休み中の県内の小学生5、6年生に、県産米をはじめとした県産食材を使った朝御飯作りに挑戦してもらって、応募いただきました。この申込書には、作ったお料理に使った材料の産地を御入力いただくことにしているのですけれども、おばあちゃんちの庭で取れた野菜とか、県産のお肉などというようなことを記入されていまして、このチャレンジの機会を生かして県産品を使うという意識をされた様子が見受けられました。応募された作品については、そこに記載しております東・中・西の展示場所、県立図書館、パープルタウン、米子の高島屋という県内3か所で展示を行うようにしております。応募者の方には記念品をプレゼントいたします。
 5番を御覧ください。宙フェス2024@東京タワーへの星空舞の出展をいたします。宇宙や星空をテーマに活動する企業、団体の一つということで、鳥取県が出展することになっております。こちらに集まられたお客様、宇宙や天体や星に興味を持たれる来場者の方に星空舞のPRを実施することにしていまして、当日は観光とも連携いたしまして、観光のほうではVRを体験していただくと。食パラダイスのほうでは米のPRと、あとインスタグラムのフォローなどしていただいて、木製の大きなガチャガチャのマシンがあるのですけれども、それを体験していただいて、食パラグッズのプレゼントということになっています。この来場者のほうは1万人を目標とされているイベントでございます。
 6番をお願いいたします。とっとりジビエフェスです。昨年度も実施しましたが、とっとりジビエのPRとファンづくりのためということで、今回は鳥取県東部を中心としたジビエを取り扱うお店と、それから鳥取市唯一の兎ッ兎ワイナリーということで、こちらのほうがマリアージュしたフルコースを楽しめるとっとりジビエフェス2024を10月30日に開催する予定です。チラシのほうはまた後ほど机上配付をさせていただく予定です。場所はニューオータニを予定していまして、参加費1万円ということですが、ジビエと県産キノコの料理のマリアージュということで計画しております。
 7番を御覧ください。カムカムママフェスタです。こちらのほうは四季の県魚という、お魚のPRをするための事業でございます。栄養管理士の福本様や藤岡様、それから幼児食アドバイザーの石田様といった方が考えられたお魚のレシピを使って、日頃ですね、子育て中の方はなかなかお魚さばくとか難しい中で、実際にお魚を作って食べていただくというイベントを計画しております。これが11月9日で、こどもの国でやろうと思っています。メニューの内容は今調整中でして、午前と午後1回ずつの先着10組ということで考えております。お子様の対象年齢は3歳以上ということでやろうと思っています。おいしい県産の魚を味わっていただいて、なじんでいただけたらと考えております。

◎鹿島委員長
 ただいま報告ございました。
 この中で質疑等ございませんでしょうか。

○尾崎委員
 ジビエフェスですけれども、定員は何名ですか。

●田中食パラダイス推進課長
 100名を予定しているので、皆さん、ぜひお越しいただけたらと思います。お待ちしております。

◎鹿島委員長
 ほかにございませんか。

○福浜委員
 今後六本木ヒルズの屋上庭園の田んぼというのはどうなるのでしょうか。田んぼは鳥取県が作ったのですか。

●田中食パラダイス推進課長
 食パラダイス推進課です。これは、実は六本木ヒルズのほうの企画でして、毎年いろいろな県が持ち回りというか、指名されまして、やるようになっています。47都道府県で持ち回りかというとそうでもないようで、実は2~3年前にも一遍、鳥取県は星空舞をPRさせてもらっていて、今回再びまたお声がけいただきまして、張り切って参加し、星空舞のPRをさせていただいたということ。御来場いただいた方の感想としては、星空舞は粒立ちがいいというのを売りにしているのですけれども、粒を感じるねというような御感想をいただいております。

◎鹿島委員長
 ほかにございませんか。
 それでは、質疑ないようでございます。
 次に、閉会中の調査についてお諮りしたいと思います。
 本委員会所管に係る商工業及び農林水産業の振興対策、その他主要事業について、閉会中もこれを継続調査することとし、その旨、議長に申し出ることに御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 異議なしということで、そのように申し上げておきます。
 次に、その他ですが、執行部、委員の方で何かございませんか。

○浜田(一)委員
 7番で、県魚というのが出てきているのですが、県民の方々の何人が県魚を知っているだろうか。前だったら、あまりぴんとこないけれども、ヒラメが県魚かというふうに分かるのだけれど、その旬の魚というふうに、当初から疑問を抱いとったのだけれど。やはりこれはすぐに変えろというわけではないのだけれど、県魚ってそもそも何のために指定というか、認定するのかということを考えると、やはりこの鳥取県にふさわしい魚だったり、カニでもいいんだけれども、もうちょっと親しまれる、鳥取県の県魚ってこれですといって答えられるようなものにされたらいいのでは、するべきではないかなと。つけられたはなからそういうふうに思っていたのですけれども、部長はそのことについてはどういうふうに思われているのか。

●岡垣農林水産部長
 ありがとうございます。四季の県魚ということで、季節ごとに非常に多くの種類の県魚を今回選ばせていただいたということで、多分皆さん御存じではないかもしれませんけれども、そういう形でかなりたくさんいます。以前はヒラメ1種類ということであったのですけれども、実際に県魚に、今海がいろいろ変わってきているというのもあって、やはり捕れる魚が毎年いろいろ変わってきているというのは、浜田委員も御存じのとおり、イカが全く捕れなくなったり、ハタハタも捕れなくなったりとか、県魚にしたくてもなかなか指定できないような形になっているというところもございます。そういうこともあって、いろいろな形で親しみがある形ということでたくさんの種類を選ばせていただいたという経緯がございます。おっしゃるとおり、1つ2つだったら、確かにすぐぴんとくるところはあるということも分かります。いろいろまた考えさせていただきまして、また親しみがあるように、今のこのたくさんの県魚ということ、いろいろPRしていくような形で、また食パラダイスなりと水産と一緒になってやっていきたいと思います。引き続きいろいろ考えさせていただければと思います。よろしくお願いいたします。

◎鹿島委員長
 いいですか。(「はい」と呼ぶ者あり)
 ほかに何かございますか。
 それでは、ないようでございます。
 これで農林水産商工常任委員会を閉会いたします。

午前10時19分 閉会

 


 

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