令和3年度地域づくり県土警察常任委員会議事録

令和3年4月21日会議録(確定版)

開催概要、資料はこちらです。
出席者
(7名)
委員長    
委員
中島 規夫            
森  雅幹
松田  正
藤井 一博
興治 英夫
斉木 正一
銀杏 泰利
欠席者
(1名)
副委員長 山口 雅志

説明のため出席した者
 服部警察本部長、西尾危機管理局長、中原交流人口拡大本部長、
 木本地域づくり推進部長、森田県土整備部長外

職務のため出席した事務局職員
 澤田課長補佐、田中(慶)係長、小泉係長


 1 開  会   午前10時00分

 2 休  憩   午前10時10分 / 午前10時20分 / 午前10時55分

 3 再  開   午前10時14分 / 午前10時22分 / 午前10時56分

 4  閉  会      午前11時42分

 5 司  会   中島委員長

 6 会議録署名委員  松田委員  興治委員

 7 付議案件及びその結果
    別紙日程及び下記会議概要のとおり

会議の概要

午前10時00分 開会

◎中島委員長
 ただいまから地域づくり県土警察常任委員会を開会します。
 本日の日程は、お手元の日程のとおりですので、この順序に従って議事を進めさせていただきます。
 なお、今回の常任委員会は、最初に、警察本部及び危機管理局について行った後に、交流人口拡大本部、地域づくり推進部、県土整備部の順で、執行部の入替えを行います。
 初めに、会議録署名委員を指名します。
 本日の会議録署名委員は、松田委員と興治委員にお願いします。
 次に、執行部新任紹介の件に移ります。
 このたび、警察本部については3月29日付で、その他の部局については4月1日付で人事異動がありました。各部局の新任職員については、お手元に配付してあります幹部名簿をもって紹介に代えさせていただきますので、皆様、御了承ください。
 それでは、報告事項に移ります。
 執行部の説明は要領よく簡潔にマイクを使ってお願いします。
 また、説明または質疑におけるページ等の切替えの際は、委員のタブレット端末の操作状況を確認しながら、少し間を置いて、説明を開始していただきますようお願いします。
 質疑等については、説明終了後、一括して行うこととします。
 それでは、まず、警察本部から、報告1、犯罪被害者支援活動の推進について説明を求めます。

●村田広報県民課長
 資料の2ページ、犯罪被害者支援活動の推進について。犯罪被害者等早期援助団体である公益社団法人とっとり被害者支援センターについては、財政基盤の強化が喫緊の課題となっています。寄附金付自動販売機設置等の様々な施策により財源の確保に努めていますが、新たな寄附金付支援商品の開発ができないか複数の県内の企業と交渉していたところ、このたび従前から警察行政に理解があり、県内で古くからパンの製造・販売を行い知名度もある有限会社亀井堂、及びすなば珈琲の名称で県内11店舗の飲食店を展開している有限会社SUNABA COMPANYが、センターの業務目的と同社が掲げる社会貢献の理念が一致するとして、寄附金付支援商品の販売を快諾してくださいました。
 亀井堂については令和3年2月1日から同社の直営店で販売する亀井堂のサンドイッチを、SUNABA COMPANYについては令和3年4月1日から同社の新鳥取駅前店、アートプレイスすなば珈琲で提供するコーヒーを、それぞれ寄附金付支援商品として販売することになりました。
 亀井堂のサンドイッチは販売から70年以上続く同社の看板商品で、税込み価格210円です。寄附額は1個につき4円で、同社の直営店で販売する亀井堂のサンドイッチに寄附金付支援商品であることを示すシールを貼付して販売しています。SUNABA COMPANYで提供するコーヒーは数種類あり、税込み価格440円から495円です。1杯につき3円寄附していただくことになっており、同店で扱うメニュー表に寄附金付支援商品であることを表記して販売をしています。また、SUNABA COMPANYについてはコロナ禍が収まり経営が改善されれば、協力店舗を順次増やしていただくことになっています。
 亀井堂で支援商品を販売した日や、アートプレイスすなば珈琲で開催された犯罪被害者支援商品取扱店証交付式では、NHKをはじめ日本海新聞や読売新聞等マスコミが訪れ、ニュースで流れたり新聞に掲載されたことで県民に広く知ることになり、とっとり被害者支援センターの認知度や支援に対する県民の意識向上につながることができたと感じています。

◎中島委員長
 続いて、報告2、可搬式速度違反自動取締装置の運用について説明を求めます。

●初田交通指導課長
 資料の3ページをお願いします。まず、導入の目的ですが、平成24年4月、京都府亀岡市内における登校中の児童10人の死傷事故、平成25年9月の京都府八幡市内における登校中児童5人の死傷事故等、悲惨な交通事故が発生しています。さらには、令和元年4月に東京都新宿区池袋における高齢運転者による母子等12人の死傷事故、5月には滋賀県大津市における散歩中の保育園児16人が死傷する交通事故等、子どもが犠牲となる交通事故や高齢運転者による社会的反響の大きい交通事故が連続発生しました。
 よって、令和元年6月に未就学児童及び高齢者の交通安全緊急対策が閣議決定され、全国の警察では、速度規制の実効性を確保して子どもの貴い命を交通事故から守るため、道路幅員が狭くガードレール等もない生活道路でも活用できる可搬式速度違反自動取締装置を導入運用し、本県も昨年導入したものです。
 この装置の概要ですが、レーザー光による位置変化の測定により車両速度を計測する装置です。取締り方法は、従来の定置式の取締り現場で検挙する「即日検挙方式」のほか、速度違反を検知すると内蔵カメラでナンバープレートや運転手を撮影し、後日、違反者を呼び出し検挙する「後日検挙方式」の取締りが可能です。
 運用方法は交通事故の分析結果や要望などから取締りの必要性が認められるものの、違反車両の停止場所が確保できないなどの理由で従来型の定置式の取締りが困難な通学道路や生活道路を中心として、本装置による速度取締りを実施します。
 全国の警察での運用状況は、令和3年度中には全都道府県警察で運用となる予定です。
 最後に、今回運用予定しています生活道路における平成23年から令和2年までの過去10年間の交通事故の分析を載せています。生活道路での事故による被害は20歳以下の若年層、75歳以上の高齢者の被害が多く、特に75歳以上になると生活道路における歩行中の死傷者が顕著になります。衝突時の速度が時速30キロを超えますと歩行者の致死率が急激に上昇するとされており、通学路、生活道路、ゾーン30等で本装置による取締りを行うことにより、死傷事故抑止に一層の効果が見込まれると期待しています。

◎中島委員長
 報告3、鳥取西道路の交通安全に関する検討については、この後、県土整備部から説明がありますので、警察本部からの説明は省略します。
 次に、危機管理局から報告4、島根原子力発電所2号機の新規制基準適合性審査の状況等について説明を求めます。

●木本原子力安全対策課長兼原子力環境センター副所長
 危機管理局資料2ページです。3月26日、審査項目がおおむね審査済みとなったことから、地震・津波関係に関する審査内容を総括する審査会合が開催されています。中国電力は地震・津波関係のまとめ資料を作成し、これまでの審査を踏まえた検討反映事項について説明しています。原子力規制委員会は最新知見の反映ですとか、資料上の記載の明確化等追加の説明を求めており、審査継続となっています。

◎中島委員長
 ただいままでの説明について、質疑等はありますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 次に、その他の件ですが、警察本部及び危機管理局について、執行部、委員の方で何かありますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 意見がないようですので、以上で終わります。
 執行部の入替えを行いますので、暫時休憩します。

午前10時10分 休憩
午前10時14分 再開

◎中島委員長
 再開します。
 引き続き、交流人口拡大本部について行います。
 執行部の説明は要領よく簡潔にマイクを使ってお願いします。
 また、説明または質疑におけるページ等の切替えの際は、委員のタブレット端末の操作状況を確認しながら、少し間を置いて、説明開始してください。
 質疑等については、説明終了後、一括して行います。
 それでは、報告5、「#WeLove山陰キャンペーン」の内容変更と期間延長について説明を求めます。

●濵本観光交流局副局長兼観光戦略課長
 2ページをお願いします。今年3月から実施しています島根県とのキャンペーン、「#WeLove山陰キャンペーン」ですが、国の補助制度を活用し、新たに鳥取県民を対象としたクーポンを配布するなど内容を変更しました。それから、キャンペーンの期間を島根県とともに1か月、5月31日まで延長しました。
 なお、このキャンペーンですが、新型コロナウイルスの感染症対策分科会が示す指標でステージ3相当と判断された場合は本キャンペーンを中止します。また、感染症の状況を注視して、場合によっては中止・変更するなどの柔軟な対応を取っていきたいと思っています。
 事業の概要と変更になったところですが、(1)宿泊施設に泊まられる場合の割引です。1人1泊当たり補助率2分の1で上限5,000円は変わっていませんが、期間を延長し5月31日まで、それから(2)観光施設などの入場料の割引、率や上限額は変わっていませんが、これも5月31日までとしています。それから、点線で囲っている四角が新たなもので、県内の日帰り旅行についてです。県内旅行会社が実施する日帰りツアー代金に1人1回当たり補助率2分の1、上限5,000円補助します。(4)県内宿泊者・日帰り旅行者に対して、県内の飲食店、土産物屋、交通機関、それから宿泊施設の売店で利用できるクーポンを配布することを新たに追加しました。宿泊割引などは島根県の方も対象にしていますが、(3)と(4)は鳥取県民のみということにしています。制度としては(3)と(4)が新しいものです。
 (4)のクーポンについてもう少し説明しますと、配布期間が4月9日から5月31日まで、それから配布額は1人当たり上限2,000円ですが、5,000円以上の宿泊・日帰り旅行代金の場合は1,000円、1万円以上の場合は2,000円の配布としています。利用期間は6月1日までです。

◎中島委員長
 続いて、報告6、第10回まんが王国とっとり国際マンガコンテスト作品募集について説明を求めます。

●森田まんが王国官房長
 国際まんがコンテストの作品募集を開始しました。募集期間は8月末までです。昨年度は過去最多の応募数で、10代から30代の応募が半数以上を占めていました。海外からの応募ではタイが最も多く、続いて台湾、ロシア、中国などからも応募いただきました。イタリアやフランスからも応募いただき、昨年はタイ、ロシアの作品が入賞しました。今年は10回目になります。今年もすてきな作品が集まるように周知を図ってまいります。

◎中島委員長
 報告7、「鳥取砂丘コナン空港 赤井秀一カラーオブジェお披露目式」の開催については、この後、県土整備部から説明がありますので、交流人口拡大本部からの説明は省略します。
 ただいままでの説明について、質疑等はありますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 では、次にその他の件ですが、交流人口拡大本部について、執行部、委員の方で何かありますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 意見がないようですので、以上で終わります。
 執行部の入替えを行いたいと思いますので、暫時休憩します。

午前10時20分 休憩
午前10時22分 再開

◎中島委員長
 再開します。
 引き続き、地域づくり推進部について行います。
 執行部の説明は要領よく簡潔にマイクを使ってお願いします。
 また、説明または質疑におけるページ等の切替えの際は、委員のタブレット端末の操作状況を確認しながら、少し間を置いて、説明を開始していただきますようお願いします。
 質疑等については、説明終了後、一括して行います。
 報告8、令和2年度各種広聴事業の実施状況について、及び報告9、「民間提案事業サポートデスク」の開設について説明を求めます。

●賴田県民参画協働課長
 資料2ページ目を御覧ください。多様化する県民の皆様の御意見を県政に取り入れるため、当課で各種の広聴事業を行っていますので、その実施状況について御報告申し上げます。
 まず、県民の声ですが、令和2年度、受付件数2,727件、意見数4,917件という意見をいただいています。件数、意見数とも令和元年度と比べて大幅に増加していますが、これは新型コロナウイルス感染症の意見が約2,800件寄せられたことによるものと考えています。県民の声は県政に反映しておりまして、例えば新型コロナに関連した県民の声に対して、障がい者を対象としたテレワーク機器の支援であるとか、家庭学習でeラーニングを行うための予算の措置などの対応を行っています。
 次に、パブリックコメントですが、令和2年度は30件、2,452の意見をいただきました。近年、パブリックコメントに寄せていただく意見が増えていますが、これは収入印紙の見直しなど県民の方にとって関心の高いテーマであったことや、郵便やファクシミリに加えて、積極的に県政参画電子アンケートなどのほかの広聴手法も組み合わせるよう所属に働きかけたことによるものと分析しています。
 続きまして、県政参画電子アンケートですが、これはあらかじめ登録いただいた会員に向けて、インターネットでアンケート調査を行うものです。令和2年度は716人の会員に対して、とりアートの見直しなど21件のアンケート調査を行いました。令和2年度の回答率が下がっていますが、これは昨年度末に10件ものアンケートを集中して行ったために、会員の皆様が回答しづらい状況であったのではないかと分析していますので、今年度は時期が集中しないよう、アンケートを実施する所属に働きかけてまいりたいと思っています。
 3ページ目、出前説明会ですが、これは県職員が地域住民や企業などで開催される集会に出向き、県の事業などを説明するものです。令和2年度にSDGsなど86件開催し、2,986人の方に参加いただきました。新型コロナウイルスの影響によりまして、件数、参加数ともに大幅に減少していますが、今年度も感染対策を講じつつ、リモート開催などコロナ禍においても開催できる工夫をしてまいります。
 続いて、4ページ目、「民間提案事業サポートデスク」の開設について御報告申し上げます。
 公民連携については、2月議会でも御議論があったところですが、企業、NPO等の民間事業者が県と協働して行う、地域活性化や課題解決につながる事業提案などに対応する民間提案事業サポートデスクを、4月2日に開設しました。サポートデスクの業務としては、民間提案を県の担当部署に橋渡ししたり、民間提案に対する助言、民間提案により実施する事業の伴走支援を行います。なお、助言については、行政だけでなく、スーパーバイザーが外部の視点から専門的助言を行います。
 民間提案をいただいた後の流れはイメージ図を御覧ください。まず最初に提案者と県で意見交換を行った後に、意見交換で出された課題に応じてスーパーバイザーを選任して、提案者と県を含めた三者で事業化に向けて検討を行います。検討の結果、事業実施に至るもの、あるいはやむなく断念するものが出てこようかと思いますが、いずれの検討結果についても外部有識者で構成する新たな会議体を設けまして、客観的な視点で検証する仕組みをつくり、必要に応じて関係課に再度検討を求めることとしています。
 協働事業の想定例は、行政財産の有効活用をはじめ幅広い提案に対応してまいりたいと思っていますが、今後さらに効果的で実効性の高い体制となるよう見直しを図っていきたいと思っています。あわせて、サポートデスクの取組状況については適宜常任委員会で御報告します。今後、行政ニーズが多様化、複雑化する中で、県庁だけで考えるのではなく、民間のノウハウやお知恵を借りながら協働して地域づくりを進めていけるよう、より一層公民連携に取り組んでまいる所存です。

◎中島委員長
 続いて、報告10、本県出身選手の東京五輪出場内定について説明を求めます。

●明場スポーツ課長
 資料の5ページを御覧ください。本県出身選手の東京五輪出場について2人の方が出場内定を決められました。
 1人目は中口遥選手で、3月に行われたライフル射撃競技東京五輪代表最終選考会において最高得点を挙げたことが評価され、女子10メートルエアライフル60発種目で東京五輪の出場を決められたということです。中口選手については7月24日に陸上自衛隊朝霞訓練場で競技を行われるということです。
 もう1人は武良竜也選手で水泳です。4月7日、東京五輪代表選考会を兼ねた競泳日本選手権において男子200メートル平泳ぎ決勝で派遣標準記録を突破して2位となられ、出場内定です。なお、武良選手については、7月27日から予選、28日、準決勝、29日が決勝ということで、東京アクアティクスセンターで競技されるということです。
 本県からライフル射撃競技あるいは競泳でオリンピックに出場するのは、いずれも初めてです。今後、競技団体とも連携しながら、気運を盛り上げていきたいと考えています。

◎中島委員長
 続いて、報告11、東京2020オリンピック聖火リレー実施方法の見直しについて説明を求めます。

●小谷地域づくり推進部参事兼関西ワールドマスターズゲームズ推進課長
 資料6ページの1を御覧ください。本県内の聖火リレーについては、5月21、22日の2日間、県内を走行予定ですが、今年3月8日、県議会代表質問での知事答弁で、実施方法を見直すことを表明しました。以降、組織委員会と調整を進めてまいりましたが、このたび実施方法の見直しの最終調整案を作成しましたので御報告します。
 実施方法の見直しの概要です。県内19市町村のルートのうち、15市町村については、既存ルート上の限られた区間にコースを限定します。鳥取市については、当初市内3ルート予定していたものを1ルートに削減し、ほか3市と同じ程度にします。米子市、境港市、倉吉市、北栄町の4市町については、従来計画を基本に実施します。また、全てのランナーの方に走っていただく予定としています。新型コロナ感染拡大を防ぐ観点から事前申込制を導入し、抽せんにより観客を制限することで密にならない工夫をするほか、セレブレーション会場の県イベントは縮小する方向です。
 これらの見直しにより、沿道警備経費を大幅に圧縮できるほか、県イベントを縮小することでセレブレーション運営費を削減できます。また、事前申込制を導入することで沿道での三密を防ぎ、クラスター発生リスクを低減することができると考えています。これにより、県実行委員会の聖火リレー事業費のうち、約3,000万円程度を削減できる見込みです。県実行委員会で削減した額については、県に返還し、この財源をコロナ禍で困っておられる飲食店や事業者の皆様の支援に充てることとしています。
 資料の2を御覧ください。実施方法の見直し、予算削減案を反映した令和3年度当初予算案を審議する県実行委員会総会を、本日午後1時から鳥取市内で開催する予定です。
 資料の3を御覧ください。事前申込みによる観覧者募集は、今月30日にインターネットと郵便で応募を開始する予定です。応募資格は新型コロナ感染拡大を防止する観点から県内在住の方に限定させていただく予定です。大阪府では新型コロナ感染拡大に伴い公道でのリレーを中止するなどという事態も発生しています。本県内での聖火リレーが安全・安心に実施できるよう、市町村と協力し、コロナ対策を中心に引き続き準備を進めてまいります。

◎中島委員長
 続いて、報告12、特定地域づくり事業協同組合の認定について(日野町未来づくり事業協同組合)、及び報告13、過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法の制定について説明を求めます。

●齋藤中山間地域政策課長
 特定地域づくり事業協同組合の認定について、日野町未来づくり事業協同組合について御報告申し上げます。
 人口急減地域における担い手不足解消のために、特定地域づくり事業協同組合という新しい制度ができており、その県内第1号が4月1日で認定され、交付式を4月16日に行いましたので、その概要等について御報告申し上げます。
 1番、このほど認定されました特定地域づくり事業協同組合の概要です。名称は日野町未来づくり事業協同組合。そこに加盟しておられる組合員は御覧の4事業者様。そしてここで行うメインの事業が(3)のア、労働者派遣事業です。業種としては、農業、林業を主体としており、現在の派遣人材は(5)の1名ですけれども、順次追加していって、最終的には4名の派遣体制に移行していく考えです。
 認定交付式の概要は2番に掲げているとおりです。
 この組合制度については県の支援として、町負担を半分にする(1)特定地域づくり事業推進補助金を設けています。それから、(2)組合設立、事業認定に当たって、いろいろな相談、助言等を行ってまいったところです。
 今後の取組等についてですけれども、日野町のほかに、智頭町とか若桜町といったところで特定地域づくり事業協同組合制度の活用が検討されており、日野町の先行事例を参考にしていただきながら、引き続き支援を行っていきたいと考えています。
 続きまして8ページ、過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法の制定についてということで、いわゆる過疎法が新しく定められましたので、その概要等について御報告申し上げます。
 旧過疎法、過疎地域自立促進特別措置法が3月31日で失効しまして、それに伴って新しい過疎法ができ、4月1日から施行されています。
 概要の(1)目的、旧過疎法が過疎地域の自立促進でしたけれども、今後は過疎地域の持続的発展を目指していくことになっています。
 (3)過疎地域の指定要件は表に掲げているとおりです。これにより、大きな2番のところ、新過疎法における本県の過疎地域の指定状況を御覧いただきますと、アンダーラインを引いている5地域が新たに過疎地域として追加になったところです。全国的には40団体ほど卒業団体がありましたけれども、鳥取県では卒業団体はなかったという結果でした。
 少し戻りますけれども、大きな1番の(4)のところ、支援措置(主なもの)としておりまして、国税の特例ですとか、地方税の減収補?措置が引き続き行われるところですけれども、これに関しては多少内容の拡充が行われているところです。それから、イのところ、過疎対策事業債、ハード、ソフト、両方を対象としまして地方債措置を継続的に実施することになっています。
 大きな3番、新過疎法に伴う対応ですけれども、関係条例の規定の整備は既に実施しており、法律の名称とか条文とかを単純に引用しているものについて、専決処分で改正しているところです。
 (2)過疎地域持続的発展方針を定めることが、市町村が過疎計画を定める前提となっているので、市町村の計画が円滑に策定できるように、県としてもこの方針を定めることを急ぎ進めていきたいと考えているところです。
 (3)今後のスケジュールについて、一番下の米印、県の方針あるいは計画の策定の際には、多様な住民の意見を反映するためにパブリックコメントを実施することを検討しています。

◎中島委員長
 続いて、報告14、淀江処分場計画地の埋蔵文化財発掘調査後の盛土・緑化業務の完了等について説明を求めます。

●戸井とっとり弥生の王国推進課長
 資料の9ページをお願いします。令和2年度に淀江産業廃棄物処分場計画地内で鳥取県環境管理事業センターが実施しました埋蔵文化財発掘調査後の調査済墳丘の保全については、1月の常任委員会で盛土及び緑化を1月下旬から3月中旬に実施する旨、御報告させていただいたところです。このたびその盛土・緑化業務が完了しましたので御報告します。
 真ん中辺りに写真が2枚ありますが、左側が1月に報告させていただいたときの調査済墳丘の様子です。ベルトと呼ばれるあぜ状のものが僅かに残っている状況でした。これが現在は、右側の写真のように盛土が行われ、植生シートで緑化されています。その他の周辺部分については、整地をして植樹が行われています。
 2の経過に記載していますように、盛土は2月4日から3月3日にかけて、また、緑化作業は3月8日から3月10日にかけて実施されました。発掘調査の成果は、センターが本年度中に報告書としてまとめるほか、出土品や土のう積み工法部分のはぎ取り保存した土層断面を米子市で今後、展示公開する予定です。

◎中島委員長
 続いて、報告15、鳥取県日野郡連携会議の開催について説明を求めます。

●宮永西部総合事務所日野振興センター日野振興局長
 10ページ、鳥取県日野郡連携会議の開催について報告します。
 日野郡3町と鳥取県では、鳥取県日野郡連携会議を開催し、医療連携、ふるさと教育、行政のデジタル化をテーマに議論を行い、その成果として共同宣言を行いましたので、その概要を報告します。
 会議は3月29日に江府町役場にて、知事、3町長出席の下で開催しました。
 4に会議の概要を記載しています。3つの報告事項がございました。まず、(1)日野郡における医療連携の推進では、孝田日野病院長様などから、地域医療維持のための小児科医の3町共同雇用、あるいは常勤の総合診療医の確保、あるいは医療事務の相互研修などによる経営改善に関する取組や、今後、電子カルテ、それから遠隔医療のシステムなどの活用等も目指されたいという話がございました。3町長もこれに賛同意見を出され、知事も診療体制の整備モデル化の検討について提案されたところです。
 続いて、(2)日野郡のふるさと教育の推進ですが、令和2年から開始しています公設塾まなびやの講師の佐々木さん、あるいは当時の日野高校の内仲校長様から、公設塾まなびや縁側の活動を通じて生徒と地域に好循環が生まれているといった事例ですとか、様々なPR活動により、日野高校の令和3年度の入学生が44名に増加していることなどが報告されたところです。これについても、同様の取組を引き続き推進していくべきといった声が出されたところです。
 3つ目の行政のデジタル化に対応するための共同事業の実施については、今後求められますデジタル化を進めるに際し、分野別のスペシャリスト育成を3町で分担してはどうかとか、あるいは専門知識を有する外部人材の共同任用を実施してはどうかなど、事務局、これは県ですが、こちらから提案させていただいたところです。これについても3町長とも賛同され、知事からも県としても一緒に取り組みたいと発言されたところです。
 この会議の結果を受け、5に記載しています、「新型コロナを乗り越え地域社会を切り拓く連携に関する共同宣言」を行ったところです。要旨を少し書いていますが、今後迎えるポストコロナの新たな生活・経済様式の進展に備え、住民の安全・安心な暮らしと物心両面にわたる幸福を実現するため、3つの共通課題について県と3町が連携して取組を進めていくというものです。これに基づき、県としましても必要な支援を行っていきます。
 なお、宣言の内容については、11ページに当日の写真とともに掲載していますので、後ほど御確認をお願いします。

◎中島委員長
 なお、報告16、一定額以上の工事又は製造の請負契約の報告については、資料に記載のとおりですので、説明は省略します。
 ただいままでの説明で質疑等はありますか。

○森委員
 4ページ、県民参画協働課の民間提案事業のサポートデスクの関係です。イメージ図で、最終的に実施するかしないかを決めるのですけれども、この図でいくと、最終的に決めるところは提案者がかんでいる。当然、結果を提案者に返すと思うのですけれども、このサポートデスクの中でやるということなのですね。この図でいくと、その最終結果が提案者にはどういう形で行くのか説明をお願いしたい。

●賴田県民参画協働課長
 森委員からの御質問に対してお答えします。
 サポートデスクに関しては、県のみならず、提案者の方にも寄り添う伴走支援ですので、御懸念の点については、結果はもちろん提案者にも返していくということで考えています。

◎中島委員長
 よろしいですか。

○興治委員
 同じく、民間のサポートデスクはこれまでの実績としてどういう状況にあったのでしょうか。民間提案について、どれぐらいあったのでしょうか。

●賴田県民参画協働課長
 件数については数えておりませんが、例えばこれまでですと、県内の金属加工企業と共同研究であるとか、産学官連携でスマート農業であるとか、あとは県産品の販路開拓で高速バスを活用するとか、そういった様々な分野での案件があります。もちろんPFIとか指定管理者制度についても、これは公民連携という中で捉えていますので、今までそういった様々な面で公民連携は進めてきたと思っています。

○興治委員
 でも、新たにこういう仕組みをつくるわけで、これまで件数としてどれぐらいあって、こういう必要性があるからこの仕組みをつくるのだということが必要ではないかと思うのですけれども、どう整理されているのでしょうか。こういう県民の動きがあったから、これが必要なのだという、そういうことですよ。

●賴田県民参画協働課長
 県民提案というのも活発化してきていますし、行政ニーズも複雑化、多様化してきていますので、行政だけではなくて、民間の方のノウハウを借りていくという機運が高まってきていると考えています。

◎中島委員長
 質問は、今までも提案があったのだけれども、わざわざこういうことをつくるきっかけは何ですかということですね。

○興治委員
 そういう趣旨ですね。こういう民間の動きがあったから、あるから、これが必要なのだというところですよ。だから、その民間の提案が増えてきているとかということがあるのだったら、それをやはり数字できちんと示してくださいということです。

●賴田県民参画協働課長
 実際に4月からサポートデスクを開設していますけれども、今、10件ぐらいの提案が来ています。今までの実績の積み上げをしておりませんので、数字的な傾向は分析しておりませんが、確実に昨今提案が増えてきていると思っていますので、そういったことに対応するためにサポートデスクでやっていきたいと思っています。

○興治委員
 その10件の提案の概要は、どのような提案ですか。それと、こういうサポートデスクをつくっておけば、おのずと民間からの提案がどんどん入ってくるのか、それとも県から何らかの民間団体に投げかけて、その提案を促すということをする必要があるのか、その辺りはどうでしょうか。

●賴田県民参画協働課長
 これまでですと、県内の企業の方が鳥取県の星取県の取組等を一緒になってやっていきたいといった提案であるとか、災害時の救援物資などでの連携をしたいという食品会社の方の御提案や行政財産の有効活用という御提案もありました。サポートデスクを開設しましたけれども、待っていてもなかなか提案もないと思いますし、商工団体を通じて県内企業であるとか、地域活性化センターを通じて、NPO法人などにも幅広くこのサポートデスクについてPRしていきたいと考えています。

○興治委員
 分かりました。

◎中島委員長
 そのほかありますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 次に、その他の件です。地域づくり推進部について、執行部、委員の方で何かありますか。

●澤米県民参画協働課共生社会プロジェクト推進室長
 お手元のパンフレットを御覧ください。
 「"豊かさの価値"とは」と題しまして、鳥取県と日本財団、これまで5年間のプロジェクトを進めてきました。そのプロジェクトの成果を、一度県民の皆様と共有し、これから先、地域をどのように暮らしやすい社会としてつくっていくのか議論するシンポジウムを、コロナ禍ではありますけれども、5月12日に開催します。場所はとりぎん文化会館小ホールです。主催は日本財団でして、登壇者に県外の方もいらっしゃることから、現時点ではPCR検査をしておいでいただくなどの対策を講じようと思っていますし、会場へ入場される皆様についても、県外からの皆様についてはオンラインを御案内するという形で、感染予防対策についても講じていくつもりです。
 ただ、これから先、緊急事態宣言なども含め状況の変化もあろうかと思いますので、感染予防の観点から財団とも相談しまして、万全の体制の中で、究極は例えばオンラインのみの開催なども含めて検討してまいります。申込みいただいた皆様には連絡先を頂戴するようにしていますので、変更が発生した場合には、その連絡先を通じて御参加方法の変更を御案内する所存です。ぜひ皆様もお心当たりの皆様に御紹介くださいますと大変幸いに存じます。
 もう1枚ありまして、同日、先ほど申し上げた会場と、それから時間もほぼ同時刻なのですけれども、県内の就労作業所の中でも非常に特徴的な取組によって工賃の向上につながる取組をしている団体が多数いらっしゃいます。共同受注するシステムによって、工賃の向上を目指している鳥取発の取組が、財団からも高い評価をいただいております。この取組を全国へ御紹介するフォーラムを、日本財団の支援を得てオンライン開催という形で開催します。こちらも、御関心がある方へ御案内くださいますと幸いに存じます。

◎中島委員長
 そのほかありますか。
 意見が尽きたようですので、以上で終わります。
 執行部の入替えを行いますので、暫時休憩します。

午前10時55分 休憩
午前10時56分 再開

◎中島委員長
 再開します。
 引き続き、県土整備部について行います。
 執行部の説明は要領よく簡潔にマイクを使ってお願いします。
 また、説明または質疑におけるページ等の切替えの際は、委員のタブレット端末の操作状況を確認しながら、少し間を置いて、説明を開始していただきますようお願いします。
 質疑等については、説明終了後、一括して行います。
 部長が代わったのですから、代表して挨拶をどうぞ。

●森田県土整備部長
 このたび4月から県土整備部長を拝命した森田といいます。よろしくお願いします。県民の安全・安心、それからインフラの着実な整備、建設業の健全な発展について積極的に取り組んでまいりたいと思います。委員の皆様の御指導をよろしくお願いします。

◎中島委員長
 次長も、東京から来て初めてでしょう、どうぞ。

●蒲原県土整備部次長
 4月1日に県土整備部次長を拝命した蒲原と申します。鳥取県の発展のために全力を尽くしたいと思います。どうぞ御指導をよろしくお願いします。

◎中島委員長
 それでは、報告17、令和3年度国土交通省関係予算の配分について説明を求めます。

●山本県土整備部次長兼県土総務課長
 県土整備部資料2ページをお願いします。令和3年度国土交通省関係予算については、3月26日に成立し、3月30日に配分が発表されましたので、概要を御報告します。
 2ページの真ん中、直轄事業の表を御覧ください。直轄事業の令和3年度当初配分額については、事業費ベースで124億7,000万円余です。令和2年度の当初配分額が154億3,000万円余ですので、約30億円の減となっていますけれども、令和2年度で終了した防災・減災・国土強靱化のための3か年緊急対策に続く5か年加速化対策などが、令和2年度の3次補正で前倒し配分されています。令和2年度補正配分額の約29億円と合わせ、おおむね前年度と同程度の額が確保されています。
 個別事業について、まず道路事業です。3ページの一番上の表を御覧ください。道路事業については、今回配分額が約92億円となっています。令和8年度供用開始予定の北条道路については43.7億円、また、鳥取自動車道、米子道路の付加車線について合わせて18億9,000万円、鍵掛峠道路について約17億2,000万円という配分になっています。
 3ページの中段、河川事業、海岸事業で、今回配分額は14億7,000万円ですけれども、こちらも国の3次補正15億7,000万円と合わせて30億4,000万円、また、(3)の砂防事業で、こちらは当初配分が11億8,000万円ですが、3次補正に5億5,000万円配分されていますので、合わせて17億3,000万円で防災・減災対策が推進されます。
 3ページの一番下、(4)の港湾事業です。港湾事業については、境港に6億円、鳥取港に3,000万円ですけれども、鳥取港は3次補正で8,000万円ついており、合わせて1億1,000万円の配分で、静穏度の向上に向けた取組が行われる予定です。
 4ページは補助事業です。ページ中央の表を御覧ください。令和3年度配分額、(1)のところで、一番下の計です。合計で113億円余です。個別に見ていきますと、一番上の道路事業で、岩美道路から江府道路までの地域高規格道路に合わせて63億5,000万円、また、その下の羽合バイパスから倉吉由良線の北栄工区、倉吉青谷線無電柱化とありますこちらの3つについては、新規採択の事業で合わせて8,000万円が配分されています。そのほか河川事業は表記載の箇所に合計9億円、砂防事業については10億8,000万円余、港湾事業については7,000万円が配分されています。
 最後、5ページです。交付金事業については、表のR3年度配分額、(1)の合計のところ、128億7,000万円余の配分です。
 なお、今回の配分で認証増となった事業は、6月議会で補正をお願いする予定としていますので、よろしくお願いします。

◎中島委員長
 続いて、報告18、第2回中海・宍道湖圏域道路整備勉強会について、及び報告19、米子自動車道 江府~溝口間の4車線化事業許可について説明を求めます。

●永田道路企画課高速道路推進室長
 県土整備部資料6ページをお願いします。第2回中海・宍道湖圏域道路整備勉強会について御報告します。
 中海・宍道湖圏域道路整備勉強会については、昨年11月に、国、鳥取・島根両県、圏域の5市1村及びNEXCO西日本で組織を設立して、第1回勉強会が開催されたところですが、このたび3月26日に第2回勉強会が開催されました。第2回勉強会では、圏域における道路交通の課題、機能軸強化の方向性について議論がなされ、今後の進め方について関係機関において認識を共有しました。
 資料中段にお示ししていますが、勉強会の取りまとめとしては、ポテンシャルが高い当該地域ではあるが、米子-境港間の高規格道路など個別路線の検討を行うに当たっては、広域的な視点でストック効果を検討するべき。また、圏域の魅力を発揮し、4つの機能として、災害時の交通確保、産業振興、ゲートウェイ強化、周遊観光促進を実現させるためには、中海と宍道湖をつなげる8の字のルート、機能軸強化となる高規格な道路を早急に整備する必要があるとの結論の取りまとめとなりました。
 これを受け、今後の進め方ですが、国土交通省が発表した令和3年度の予算概要に、中海・宍道湖圏域について、鳥取県や島根県などの関係する自治体と協力し機能軸強化に向けた検討を推進しますとの記載があることから、今年度には規格の高い道路の計画の具体化に向けて、国、県、米子市、境港市、日吉津村などの関係自治体が連携して検討を行ってまいります。
 資料7ページをお願いします。米子自動車道 江府~溝口間の4車線化事業許可について御報告します。
 米子自動車道の蒜山から米子インターチェンジ間については、令和元年9月に国土交通省が策定しました高速道路における安全・安心基本計画において4車線化の優先整備区間に指定されたところですが、資料の概要図でもお示ししているとおり、これまで蒜山から溝口インターチェンジ間では3つの区間で4車線化の事業が実施中でした。このたび、令和3年3月30日に、国土交通省から高速道路会社のNEXCO西日本へ、江府から溝口インターチェンジ間の約3.4キロについて4車線化の事業許可がなされ、事業着手が正式に決定しました。なお、同日付で山陰自動車道安来道路の米子西インターから安来インターチェンジ間の約6.6キロの区間についても4車線化の事業着手が正式決定されています。
 事業着手決定に当たりましては、鳥取県議会の議員連盟の斉木会長をはじめ、議連の皆様にも後押しをいただき誠にありがとうございました。
 今回の4車線化事業着手決定により、米子自動車道については、蒜山から溝口インターチェンジ間の4車線化のめどもつきましたので、今後全線4車線化に向けて大きく前進したと考えています。引き続き、残る暫定2車線区間についても、西部地域の9市町村で組織する期成同盟会と連携を図りながら、4車線化の早期事業化について国土交通省並びにNEXCO西日本へ働きかけてまいります。

◎中島委員長
 続いて、報告20、鳥取西道路の交通安全に関する検討について説明を求めます。

●小田原道路企画課長
 資料8ページ、鳥取西道路の交通安全に関する検討についてです。
 鳥取西道路では、2月から3月にかけて連続して交通事故が発生していると報道があり、全国ニュースにもなったところです。このことから、国土交通省、鳥取県警、NEXCOと当県がメンバーとして、また、これらに鳥取大学や鳥取県トラック協会、バス協会、ハイヤータクシー協会、日本自動車連盟鳥取県支部の方々をアドバイザーに加え、事故の検証と安全対策について議論しましたので、その概要を報告します。
 議論では、鳥取西道路の構造は構造令にのっとったものであり、構造的に問題はないけれど、インターチェンジなどの合流箇所付近等に事故が多い傾向にあると。事故の主要因は、前方不注意といった運転手の安全確認不足によるものが多い。ワイヤロープが設置されていることにより、対向車線への逸脱防止を行っており、物損事故が多く、死亡事故などの重大な人身事故を防止している状況であることが報告されました。
 これらの状況を踏まえ、注意喚起看板の追加設置や導流破線、タイヤが乗るとごおっという音が発生するランブルストリップスというものの設置、また、ドライバーのマナー向上のための啓発活動などを行い、安全意識向上などの取組を行うこととします。
 また、これらの対策を実施するとともに、これまで一たび事故が発生すれば通行止めが生ずるなど、県民生活に大きな影響を及ぼしていることからも、高速道路が本来有する定時性、安全性確保のために、本県としては暫定2車線の解消を進め、全線の早期4車線化について引き続き強く働きかけていきたいと思います。

◎中島委員長
 続いて、報告21、一級水系流域治水プロジェクトの公表について説明を求めます。

●池田河川課長
 資料の9ページ、一級水系流域治水プロジェクトの公表についてです。国が全ての一級水系ごとに、その流域全体で行う治水対策を流域治水プロジェクトとして取りまとめ、3月30日に公表されましたので、その概要を報告します。
 まず、流域治水プロジェクトについては、さきの2月定例会で興治議員の代表質問でもございましたが、一級水系の流域ごとに河川対策、流域対策、ソフト対策から成る全体像が取りまとめられたものです。そのプロジェクトの中には、県内の4水系、千代川、天神川、日野川、斐伊川も含まれており、それぞれの流域治水協議会の承認を経て公表されています。これにより、ハード対策やソフト対策などが一体となった事前防災の一層の加速とともに、対策のさらなる充実と共同体制の強化を図っていきたいと考えています。
 このプロジェクトの目的については、少し繰り返しになりますが、気候変動の影響による水災害の激甚化、頻発化を踏まえて、これまでの河川整備をさらに進めていくとともに、流域のあらゆる関係者が協働して水災害対策を行うことです。プロジェクトの概要については、真ん中辺り、2番にあります。そして各水系の対策内容とその対策のロードマップを資料の10ページから17ページに4水系全てをつけています。このプロジェクトのポイントは、1つ目に、対策の実施主体を明確にすること、2つ目に、ロードマップを明示すること、3つ目に、協議会でフォローアップしながら一体となって対策を推進することです。
 また、主な対策を資料真ん中辺りに3つのくくりでまとめています。冒頭申し上げた河川対策、流域対策、ソフト対策の3つを、氾濫をできるだけ防ぐ・減らすための対策と、被害対象を減少させるための対策、そして被害の軽減、早期復旧・復興の対策という、3つに組み替えて記載しています。まず、氾濫をできるだけ防ぐ・減らすための対策は、堤防整備や河道掘削、砂防・治山、下水道整備、森林整備、田んぼダム等、それから被害対象を減少させるための対策は、土砂災害特別警戒区域内の建て替え支援や霞堤、それから土地利用の対策。そして被害の軽減、早期復旧・復興の対策は、水位計・カメラ、河川管理の高度化、マイタイムラインの作成や避難スイッチの取組支援等々、様々な対策を講じてまいります。
 最後に、資料3、県管理河川の二級水系については一級水系と同様の形でプロジェクトとして取りまとめることとしており、今年の出水期が始まるまでに公表する予定で、現在、作業をしているところです。

◎中島委員長
 続いて、報告22、大呂地すべり検討会の開催結果等について説明を求めます。

●山根治山砂防課長
 資料18ページ、大呂地すべり検討会の開催結果等について報告します。
 まず、1番、3月25日に開催した第4回検討会の開催結果です。この会は、約2年前に大呂地滑りが再活動を始めたということを受け、専門家や地元の御意見を伺いながら対策をするということで設置しています。(1)番の経緯の詳細は省略しますが、今回の会議は、第3回会議でいただいた御意見、今後の恒久対策の方向性、それと万一崩落した場合の安全管理等について御議論いただいています。
 中ほど、(2)委員からの意見を記載しています。専門家からは、既存施設の排水機能の向上を主体に行うことや、地滑り機構の解明に必要な地下水位等を継続して観測することについて、了承をいただきました。また、解析に用いる係数等は注意して決めるようにと御指導等もいただいています。また、地元代表の委員からは、大きく崩落した場合、復旧に数か月を要するというのは長過ぎるので、先を見据えた対策を検討してほしい。また、林道を迂回路に設定していますが、冬季は通れないので、安心して通れる県道トンネル等を検討してほしいと、このような意見をいただいています。
 今後、林野庁協議やデータ解析等を行い、対策工法を提案するとともに、次回の検討会で御議論いただくこととしています。また、不測の事態においても、住民生活に大きな支障が生じないよう関係機関と対応を検討します。
 次に、2番、対策工事の進捗状況等についても併せて御報告します。右下の図面中央部に土留め工事ほかと記載していますが、こちらは災害関連緊急地すべり対策事業でして、土砂の流出防止対策として整備しているものです。10月に完成する予定で、現在、工事用道路の設置等を進めています。
 2つ目、単県による応急対策です。こちらは配水管の設置、延伸と、県道迂回路等を新たに設置するものです。いずれも本年度当初予算での対応であり、準備が整い次第着手し、年度内には完成する予定です。地すべり対策事業は長い期間と大きな予算が必要となります。大呂地すべり事業についても、地元関係者の理解を得ながら、引き続き対策を進めることとしています。

◎中島委員長
 続いて、報告23、米子港のウォーターフロント活性化に取り組む民間事業者の選定について、報告24、クルーズ客船「飛鳥2.」の境港寄港について、及び報告25、「鳥取砂丘コナン空港 赤井秀一カラーオブジェお披露目式」の開催について説明を求めます。

●清水空港港湾課長
 まず、資料19ページ、米子港のウォーターフロント活性化に取り組む民間事業者の選定について御報告します。
 米子港においては、野積み場用地を取得してウォーターフロント活性化に取り組む民間事業者を公募型プロポーザル方式により募集していたところ、1グループから応募がありました。3月23日に審査会を開催し、企画提案内容を審査した結果、ウォーターフロント活用策の基本コンセプトとの整合ですとか地域活性化に資する内容であるということで、委員会では高い評価を受けたことから、当グループを優先交渉権者に決定したいと思いますので御報告します。
 その優先交渉権者は、米子市に本社のあるサテライトコミュニケーションズネットワークという会社を代表企業とし、金融企業や建設業など7社の企業を構成員とするグループです。また、事業用地の取得については、このたび4区画を公募したところ4区画全て購入される意向で、約1万6,000平米の用地を最低売却価格3億1,460万円に対して3億1,500万円の購入提案価格が示されました。
 また、内容については、今回提案に求めていたウォーターフロント活用策の基本コンセプトが「水辺を楽しむ憩いの空間」ですが、その企画に対して、自然と観光、ビジネスの交流が生み出す心豊かなまちづくりというテーマで、サテライトオフィスとか交流スペース、ホテルなど、新たな交流拠点を提案されたものです。イメージとしては資料のパース図のような整備を構想されています。
 今後の予定ですけれども、優先交渉権者においては、会社の形態とか構成員の役割分担、それから各種規制を踏まえた事業内容をより具体的な検討を進められるとともに、行政側も企業誘致とか観光面において県と市と連携した体制を整えながら、夏頃をめどに、まず優先交渉権者と基本協定を締結する予定にしています。また、年内には優先交渉権者が特別目的会社等を設立された後に、事業計画を盛り込んだ土地売買契約を締結したいと考えており、その都度、本委員会に御報告します。
 続きまして、クルーズ客船「飛鳥2.」の境港寄港について御報告します。
 昨年来からの新型コロナ感染症の影響で、全国的にクルーズ船の寄港が中止になっていましたけれども、このたび、先週16日、飛鳥2.が1年半ぶりに寄港しましたので、御報告します。
 境港では、令和2年4月に夢みなとターミナルを供用していたところですけれども、新型コロナの影響で昨年は全てキャンセルでしたので、このたびの飛鳥2.の寄港は新岸壁への初寄港・初着岸となります。新岸壁では初寄港のイベントを行いました。なお、クルーズ船の受入れに当たり、境港管理組合では事前に感染者の発生を想定した受入れ訓練とか境港クルーズ客船環境づくり会議などを開催し、関係機関で受入れ体制を確認するとともに、当日も下船したお客様に対してサーモグラフィーカメラによる検温などを行いながら、十分な感染症対策を行っています。なお、飛鳥2.については、今年は5月29日、7月24日と27日、あと3回の寄港が予定されています。
 今回の飛鳥2.の乗客数は183名ということで、ツアー客数も限定して行われるとともに、飛鳥2.でも乗船前には全乗客に対してPCR検査を実施したり、船内での食事、イベントの際には、その都度検温されたりという対策も取られています。また、受入れ側の境港管理組合もターミナル入り口での検温、消毒や展望デッキでの一般客の人数制限など感染対策を行ったところです。
 今後も、日本船については、船側、港側の双方のコロナ対策の取組を共有しながら、安心できる寄港地観光を提案したいと思いますし、外国船についても今後の運航再開に向けて、境港での感染症対策、観光地のPRなどを働きかけていきたいと思っています。
 最後に、「鳥取砂丘コナン空港 赤井秀一カラーオブジェお披露目式」の開催について御報告します。
 鳥取砂丘コナン空港の中に、人気マンガ「名探偵コナン」に関連した魅力的な新スポットが23日の金曜日に登場します。この内容については、本日はまだ御披露できませんけれども、作中の登場人物の中でも屈指の人気を誇るキャラクターのFBI捜査官、赤井秀一のカラーオブジェを中心に、ニューヨークの裏通りをほうふつとさせる重厚な装飾となっています。加えて、プロジェクションマッピングを定期的に投影しながら、赤井秀一を連想させる世界を体感できるテリトリーを構築しているものです。
 そのお披露目式ですけれども、「鳥取砂丘コナン空港 赤井秀一カラーオブジェお披露目式 ~Appearance of Scarlet 緋色の登場~」と題し、4月23日10時10分から10時30分の間、国際線ターミナルビル2階の国際線出発口においてお披露目式を開催します。
 なお、コロナ対策として、会場への入場者を制限するとともに、入場者に対してはマスク着用、検温のほか、問診票の記入などをお願いします。
 新スポットは、赤井秀一カラーオブジェ「緋色の領域(テリトリー)」という名称のものですけれども、この赤井秀一カラーオブジェの常設展示は全国でも鳥取砂丘コナン空港だけです。また、赤井秀一をイメージしたプロジェクションマッピング、1分間の映像ですけれども、毎日朝9時から15分間隔で流しながら、映像と音を連動させ、赤井秀一を連想させる世界が体感できる仕組みになっています。

◎中島委員長
 なお、報告26、一定額以上の工事又は製造の請負契約の報告については、資料に記載のとおりですので、報告は省略します。
 ただいままでの説明について、質疑等はありますか。

○興治委員
 流域治水プロジェクトの天神川水系の部分、この図面を見ると他の水系と違って関金地区の辺りのところに土地利用規制・誘導というのがあるのですけれども、これはどういった場所を対象に、どういうことをするのでしょうか。

●池田河川課長
 この図面の書きぶりなのですけれども、矢印がいっぱいあると思いますが、それはその地点を指しているという見方でして、今おっしゃいました土地利用だとかは矢印がないところなので、どこということではないという表示の仕方になっています。今、一つ伺っているのは、霞堤のところだと聞いています。国は霞堤のところに規制をかけたいと考えられていて、これから市に相談に行かれるということまでは承知しております。その結果等々については、国が市の会議の場で説明したいということがあるらしくて、その会議がまだ実現していないということで、現時点でまだ詳細に国の説明ができていない状態と聞いています。

○興治委員
 なるほどね。では、もう一つ。霞堤が7か所、保全・有効活用と書いてあるのですけれども、実際、現状としては十分に機能する構造になっているものなのでしょうか。例えば、土砂がたまって、霞堤の構造としてはあるのだけれども、そこに有効に水が浸出していく状態ではないとか、そういったことは分かりますか。

●池田河川課長
 そこの詳しいところまでは承知しておりません。聞いてみたいと思います。

○興治委員
 分かりました。

◎中島委員長
 そのほかありますか。

○斉木委員
 6ページの中海・宍道湖圏域道路整備勉強会は2回目をやっているということです。どんどんやってください。真ん中に書いてある機能軸で1、2の有料・無料の区間が混在しているという話はまだ出てこないのですか。中海・宍道湖圏域は一つの大きな地域で、ポテンシャルが非常にある地域です。昔、島根県知事に、安来道路を無料にしてもらえないかと直接話したことがあるのです。米子から松江に行くのにここに650円払って行くのは大変だと、何とかならないかと話をしたら、西に延ばさないといけないので、島根はこれはできませんと聞いたことがあるのです。実際、その話は以前に聞いているのですけれども、どういうような話が出ておりましたか。

●永田道路企画課高速道路推進室長
 今回の勉強会ではそういった話は出ておりませんが、ここに書いてある機能軸1、2、3で、例えば機能軸2については有料と無料区間が交互に混在しているので、本線料金所で速度が低下するなど非常に利便性が悪いというような御意見、資料立てになっているのですけれども、いずれにしても8の字状につなげるということがこの勉強会の第一の目的で、その議論が中心となっています。

○斉木委員
 真ん中辺の結論のところに、有料、無料は整備方針の検討を実施すると書いてあるのですけれども、これは検討はなかったということを書いているのですか。

●永田道路企画課高速道路推進室長
 機能軸1、2については、今後の進め方として、東西方向における交通課題の解消を目的とした、道路ネットワークの機能強化に向けて、関係自治体と連携して整備方針を検討していくことになっています。今後その辺り、個別の路線ということで、予算概要にもありましたけれども、大きな8の字ということで議論はまとまったのですけれども、個別のことについては今後検討が進められると考えています。

○斉木委員
 森田部長、これには草野部長の名前が出ているのだけれども、会議にはあなたが出られると思いますので、やはり鳥取県側から見た島根のこの地域の利用具合、鳥取県側から行った場合に何が有利かを常に頭に入れてやってもらいたいと思います。特にこれからは8の字交通の話が中心になってくると思います。うちの場合は境港までの、米子-境港間の四車線化と、高規格道路化と、それと今の有料、無料の話。これはもう本当にあの間が面倒くさい、やはり交流に非常によくないという気がしていますので、ぜひその辺りもしっかりと話をしていただきたいので、お願いします。
 それと、8ページ、鳥取西道路。実は私、汽車で鳥取に通っているのですけれども、たまに車で通うと、何でここは事故が起きるのだろうかと素人なりに思いますね。西部の場合は壷瓶山トンネルだけで、それ以外は非常に景色がよく見えるし、今どこを走っているかということがよく分かるのです。それだから走る先のことをあまり心配しないでもいいです。鳥取西道路は、鳥取西インターが駅前に入るのに一番でそこを下りるのに、どこから下りるだろうか、どうしようかという不安ばかりが先になって。案内板があまりないのです。今、大分できつつありますけれどもね。トンネルというのは非常に神経を使う。トンネルが多いから、しょっちゅう入ったり出たりすると、その案内板まで見落とすし、時々鳥取インターまで行って、ああ、しまった、行き過ぎたと。あの鳥取西道路の入るところは本当に分からない。今でもあまりすんなり入るような看板がない。
 だから、私はそのために事故も多いのではないかなと、余分な神経を運転以外に使わないといけないからと思います。前方不注意とか、操作不適とか、安全確認不足などというのは事故のあったときの話で、これになる前段の、そこに注意するまでに注意散漫になってしまっていけないと。私の経験を話していますので、ぜひその辺りも検討してもらいたい。

●小田原道路企画課長
 ありがとうございます。今の委員の御意見については、先ほども言いましたけれども、構造的に問題があるということではないと思いますけれども、今回、ドライバーに、より親切な分かりやすい注意喚起の看板等も設置するようにしていますので、これらと併せて、よりよいことができるように、管理者であります国土交通省と話をしてみたいと思います。

◎中島委員長
 そのほかありますか。

○藤井委員
 鳥取西道路の関連で、対策の(3)、交通マナー向上の啓発をぜひ進めていただきたいのですけれども、合流するときにある程度スピードを出さないと入れないと思うのです。あまりスピードを出さずに入られたりとか、入ろうとすると本線の方がスピードを上げて入れないようにしたりというような、マナーがなかなかまだ浸透していないのも、そういったインターチェンジ付近の事故の要因の一つにもなっているのかなと個人的に思います。そういった啓発はなかなか難しいと思うのですけれども、その辺に力を注いでいただいたらと思います。

●小田原道路企画課長
 マナー向上については、道路管理者だけではいけませんので、警察とか、くらしの安心局などとも一緒に今年度、県民への意識啓発に取り組んでまいりたいと思います。

◎中島委員長
 そのほかありますか。

○銀杏委員
 21ページですけれども、この間、沿線の展望台のお披露目は御苦労さまでした。あのときは屋外であったのでよかったのですが、今回は空港内ということで、人が集まっていいのか悪いのかよく分からないのですが、これはどんどん行ってよろしいものなのですか、議連か何かでも行きたいと思っているのですけれども。

●清水空港港湾課長
 まず、4月3日の展望台お披露目式には、御出席ありがとうございました。コナン空港も、今回のカラーオブジェの装飾とか、これまでの取組を含めて、鳥取空港のにぎわいをつくり上げていきたいと思っていますので、ぜひ御出席といいますか、来ていただければと思います。

◎中島委員長
 いいですか。そのほかありますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 では、私から一言。実は、昨日たまたまですよ、江府町に同僚議員と視察等で行っていて、工事のことを私は一言も言わなかったですけれども、そこでそこの土木業者の方が久連トンネルのことを言われた。鳥取県で初めてぐらいの金額になる工事で、ゼネコンをはじめA級などが一生懸命になっているのは知っています。別に隠すことではないから、皆様から聞いたことをお教えして、これは分け隔てなくすればいいのですけれども、それぐらい関心を持っているから、これから資格審査だとか技術何とか審査だとか、部長以下幹部の方はやられるでしょう。どこにも手厚いということはできないけれども、それぐらい関心を持っているので、小田原課長、分かったですか、よく協議をされて臨んでほしいということです。もう切に言われました。
 次に、その他ですが、県土整備部について、執行部、委員の方で何かありますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 意見が尽きたようですので、委員の皆様には御連絡します。
 次回の常任委員会は、5月21日金曜日午前10時から開催の予定ですので、よろしくお願いします。
 以上で委員会を終わります。御苦労さまでした。

午前11時42分 閉会


 

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