令和2年度総務教育常任委員会議事録

令和3年1年29日会議録(確定版)

開催概要、資料はこちらです
出席者
(9名)
委員長
副委員長
委員
浜田 一哉
尾崎  薫
福浜 隆宏
語堂 正範
伊藤  保
内田 博長
浜崎 晋一
福田 俊史
澤  紀男
欠席者
(なし)


 説明のため出席した者
  井上令和新時代創造本部長、亀井総務部長、山本教育長ほか

 職務のため出席した事務局職員
  安養寺課長補佐、澤田係長、片山係長

 

 1 開  会   午前10時15分

 2 休  憩   午前10時32分

 3 再  開   午後2時20分

 4  閉  会      午後2時21分

 5 司  会   浜田委員長

 6 会議録署名委員  浜崎委員  澤委員

 7 付議案件及びその結果
    別紙日程及び下記会議概要のとおり

 

            

会議の概要

午前10時15分 開会

◎浜田委員長
 ただいまから総務教育常任委員会を開会いたします。
 本日の日程は、お手元の日程のとおりでありますので、この順序に従って議事を進めさせていただきます。
 なお、本日の常任委員会は、付議案の予備調査を行った後、暫時休憩を取り、本会議における付議案に対する質疑、付議案の各常任委員会への付託の後、付託議案の審査を行うこととしますので、委員及び執行部におかれましては御承知いただきますようお願いします。
また、報告第3号、長期継続契約の締結状況については、資料のとおりであるため説明を省略いたします。
 初めに、会議録署名委員を指名いたします。
 本日の会議録署名委員は、浜崎委員と澤委員にお願いします。
 それでは、付議案の予備調査を行います。
 執行部の説明は要領よく簡潔に、マイクを使ってお願いします。また、説明または質疑におけるページ等の切替えの際は、委員のタブレット端末の操作状況を確認しながら、少し間を置いて説明を開始していただきますようお願いします。
 質疑等につきましては、説明終了後、一括して行うこととします。
 初めに、総務部から説明を求めます。
 まず初めに、亀井総務部長の総括説明を求めます。

●亀井総務部長
 総務部の説明資料、表紙の裏、2ページをお願いします。総務部では、予算関係といたしまして歳入の詳細について、また、予算関係以外といたしましては、報告事項としまして長期継続契約の締結状況についてでございます。このうち、歳入の詳細につきまして財政課長に説明させますので、よろしくお願いいたします。

◎浜田委員長
 続いて、塗師木財政課長の説明を求めます。

●塗師木財政課長
 総務部の議案説明資料3ページをお願いいたします。歳入の内訳につきまして御説明させていただきます。今回の補正予算は国の3次補正に対応する補正予算でございますので、歳入290億円の大半、188億円余りが国庫支出金となっております。内訳としましては、地方創生の臨時交付金が12億2,000万円余り、また医療関係の包括支援交付金が7億5,000万円余りとなっております。次に多いのが県債、90億円余りとなっておりまして、こちらは交付税措置率の高い補正予算債を活用しております。またそのほかには、諸収入が5億9,000万円余り、こちらは国の補助金が関連団体を通じて入ってくるものでございます。また繰入金が1億7,000万円余りでございまして、主なものとしましては、地域医療介護の基金を使って国の事業を実施するものでございます。

◎浜田委員長
 次に、令和新時代創造本部から説明を求めます。
 まず、井上令和新時代創造本部長の総括説明を求めます。

●井上令和新時代創造本部長
 令和新時代創造本部の議案説明資料を御覧ください。まず2ページ目、全体でございますけれども、議案第1号、鳥取県一般会計補正予算関係でございます。女性活躍推進課で事業を一本要求させていただいているものでございます。
3ページを御覧いただければと思います。今御説明させていただきましたように、女性活躍推進課で女性のキャリアアップ・キャリア形成支援事業ということで852万4,000円の予算をお願いしているものでございます。事業内容につきましては女性活躍推進課長から説明させます。

◎浜田委員長
 続いて、入江女性活躍推進課長の説明を求めます。

●入江女性活躍推進課長
 資料の4ページをお願いいたします。女性のキャリアアップ・キャリア形成支援事業について850万円余の増額補正をお願いするものでございます。
昨年12月に策定しました第2次鳥取県女性活躍推進計画におきましては、企業の管理的地位に占める女性割合を令和7年度までに30%以上とする等の目標値を掲げておりまして、国の第3次補正予算で措置されました地域女性活躍推進交付金を活用して、女性の入職が少ない分野への女性の進出を促すとともに、管理的地位を目指す女性の増加を図りたいと考えております。
事業内容といたしましては、県内の様々な分野で活躍されている女性の、新聞やホームページを通じた発信や、女性管理職等のネットワークづくりの支援を行うほか、女性のキャリア形成やスキルアップに資する研修、学生を対象としたキャリアプラン形成に資する講座等を行うものでございます。さらに、建設業や農林水産業における女性活躍を推進するために、シンポジウムや働き方改革、技術研修などを、担当部局と連携して行うことといたします。
 次に、資料の7ページをお願いいたします。繰越明許費に関する調書でございますが、この事業につきましては年度内の事業完了が困難なため、全額繰越しをお願いするものでございます。

◎浜田委員長
 次に、教育委員会から説明を求めます。
 まず、山本教育長の総括説明を求めます。

●山本教育長
 教育委員会の資料を御覧いただきたいと思います。3ページに教育委員会関係の一般会計補正予算、総括表を載せております。国の3次補正を受けて、ICTであったり、あるいは新型コロナウイルス感染症対策をはじめといたします、県立学校の教育環境整備等を行うため、6億9,000万円余の補正予算をお願いするものでございます。詳細につきましては担当課長から説明申し上げます。よろしく御審議のほどお願いいたします。

◎浜田委員長
 続いて、村上教育環境課長の説明を求めます。

●村上教育環境課長
 4ページを御覧ください。ICT環境整備事業につきまして、9,485万円の増額補正をお願いするものでございます。小中学校では令和3年度から一人一台端末を利用した授業が開始され、それを経験した生徒が令和4年度に高校に入学することから、県立学校におきましても指定機種の自費購入による一人一台端末の導入を予定しております。その際に、経済的に対応が困難な低所得世帯の生徒に貸し出すためのタブレット約1,600台と、モバイルWi-Fiルーター機約800台を、国庫補助制度を活用し整備するものでございます。
 5ページを御覧ください。教育実習設備整備費につきまして、4億1,197万円余の増額補正をお願いするものでございます。専門高校等の教育実習設備につきましては、平成17年度から一般財源化されまして国の補助制度がなくなっておりましたが、国の3次補正でデジタル化対応の機器について補助制度が設けられたことから、これを活用いたしまして、老朽化が進み更新が必要な機器について整備を行うものでございます。
 続きまして、6ページを御覧ください。特別支援学校エアコン整備事業費につきまして、5,414万円余の増額補正をお願いするものでございます。特別支援学校のエアコンにつきましては、平成15年度までに設置を完了し、平成26年度から計画的に老朽化したものの更新を行ってまいりました。このたび鳥取養護学校と倉吉養護学校のエアコンの更新を、補助制度を活用して実施するものでございます。
 7ページを御覧ください。県立学校施設新型コロナウイルス対策等事業といたしまして、4,326万円余の補正をお願いするものでございます。事業内容といたしましては2つございまして、まず一つ目が、県立学校施設新型コロナウイルス対策としまして、対策をさらに推進するため児童生徒等の利用が多いトイレ、全体の約3分の1カ所を想定しておりますが、このトイレの手洗い用蛇口を非接触式に改修するものでございます。二つ目が老朽化トイレの洋式化ということで、この洋式化につきましても老朽化改修に合わせて計画的に進めてきたところでございますが、洋式化率が低く老朽化も著しい鳥取養護学校について、国補助制度を活用し実施するものでございます。
 8ページを御覧ください。県立鳥取養護学校整備事業(第3期)につきまして、3,163万円余の補正をお願いするものでございます。鳥取養護学校につきましては、中央病院の建て替えに伴いまして、令和元年度に第1期工事で連絡通路と、今年度に第2期工事としまして元療育園であったところの教室への改修等を行ってきたところでございます。第3期工事では、主に教室の狭隘化を解消するための改修を行うものでございます。
 続きまして15ページを御覧ください。繰越明許費に関する調書でございます。ただいま御説明いたしましたICT環境整備事業ほか4事業につきまして、年度内の完了が困難であることから、補正額全額について繰越しをお願いするものでございます。

◎浜田委員長
 続いて、土山人権教育課長の説明を求めます。

●土山人権教育課長
 資料9ページをお願いいたします。高校生等奨学給付金事業でございます。これまで、授業料以外の教育費の負担を軽減するため、所得の低い世帯の生徒に対しまして返還不要の奨学給付金を給付してきましたが、新型コロナウイルスの影響を踏まえまして、生徒が安心して教育が受けられるよう追加で給付しようとするものでございます。追加の給付額は2の主な事業内容の表に記載してございますが、2万6,100円または1万2,000円としております。補正予算といたしまして、3,907万4,000円、国10分の10でお願いするものでございます。

◎浜田委員長
 続いて、住友体育保健課長の説明を求めます。

●住友体育保健課長
 資料10ページをお願いします。県立学校新型コロナウイルス対策衛生用品購入等事業として、2,100万円余をお願いするものです。この事業は国の3次補正による国庫補助金を活用して、県立学校の保健衛生用品等の購入や教職員の研修参加を支援しようとするものであります。また、資料15ページの繰越明許費に関する調書にも記載しておりますとおり、翌年度への繰越しについてもお願いしております。

◎浜田委員長
 執行部からの説明は以上です。
 それでは、質疑等はありませんか。

○伊藤委員
 教育委員会の、養護学校のクーラー。これは更新の基準はどれくらいか、何年か設定しているのか。それとも随時壊れたら更新するのか、それについてお願いします。

●村上教育環境課長
 エアコンは、おおむね15年から20年ぐらいで更新しておりますが、基本的には調子が悪くなったもの、あるいは改修、修理が出たものからやっております。

○伊藤委員
 15年から20年で、壊れたものからやるということか。

●村上教育環境課長
 おおむねの計画は15年から20年というところでやっております。ただ、壊れたものが発生したときにはそちらを優先する場合もございます。

○伊藤委員
 15年から20年というのは漠然としすぎだと思うな。山間地とか海岸べりとか、学校によってかなり違うと思うのだけれども。潮が上がるところとか上がらないところとか。その辺をもう少し、現場の皆さんも納得できるような基準を考えたほうがいいのではないかと思うのだ。15年から20年とは漠然としている。今15年から20年と決めた人が、そのときにいるわけではないし。そこのところはもう少し丁寧にしたほうがいいと思うけれどね。

●村上教育環境課長
 現在、長寿命化計画の中で個別計画も策定しておりますので、御意見等も踏まえまして計画に反映していきたいと思います。

◎浜田委員長
 よろしいですか。
そのほかにございませんか。

○尾崎委員
 女性活躍のところですけれども、要望です。職域拡大、スキルアップ支援というところがありますね。女性のリーダーとか建設業におけるとか、農林水産業における働き方とか。最後、学校との連携による女性の活躍推進とありますけれども、具体的にどういうところとどんな講座を持つとか、その計画があったら、また後でいいですから教えてください。どんな格好でどんなふうにするのか。それから見学ツアー、どぼくカフェをどこでするのかとか。そういった詳しいことを教えてください。後でいいです。

◎浜田委員長
 よろしいですか。
意見が尽きたようですので、以上で付議案の予備調査を終了いたします。
 暫時休憩いたします。再開は次の本会議が休憩に入り次第を予定しています。

午前10時32分 休憩
午後2時20分   再開

◎浜田委員長
 再開いたします。
 ただいまから本委員会に付託されました議案について審査を行います。
 付託議案は、日程に記載の1議案であります。
 これから付託議案に対する質疑を行っていただきます。(「なし」と呼ぶ者あり)
 質疑がないようですので、付託議案に対する討論を行っていただきます。(「なし」と呼ぶ者あり)
 討論がないようですので、これより採決に入ります。
 本委員会に付託された議案第1号について、原案に賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
賛成全員であります。したがいまして、本委員会に付託された議案については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で付託議案の審査は終了しました。
 なお、委員長報告の作成、内容につきましては、委員長に御一任いただけますでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議がないようですので、そのようにさせていただきます。
 以上をもちまして総務教育常任委員会を閉会いたします。

午後2時21分 閉会

 


 

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