令和2年度総務教育常任委員会議事録

令和2年8月25日会議録(確定版)

開催概要、資料はこちらです
出席者
(9名)
委員長
副委員長
委員
浜田 一哉
尾崎  薫
福浜 隆宏
語堂 正範
伊藤  保
内田 博長
浜崎 晋一
福田 俊史
澤  紀男
欠席者
(なし)


 説明のため出席した者
   井上令和新時代創造本部長、亀井総務部長、山本教育長ほか

 職務のため出席した事務局職員
   安養寺課長補佐、澤田係長、片山係長

 1 開  会   午前10時18分

 2 休  憩   午前10時25分  /  午前10時35分

 3 再  開   午前10時28分  /  午後 4時26分

 4  閉  会      午後 4時27分

 5 司  会   浜田一哉委員長

 6 会議録署名委員  浜崎委員  澤委員

 7 付議案件及びその結果
    別紙日程及び下記会議概要のとおり


会議の概要

午前10時18分 開会

◎浜田(一)委員長
 おはようございます。
 ただいまから総務教育常任委員会を開会いたします。
 本日の日程は、お手元の日程のとおりでありますので、この順序に従って議事を進めさせていただきます。
 なお、本日の常任委員会は、付議案の予備調査を行った後、暫時休憩を取り、本会議における付議案に対する質疑、付議案の各常任委員会への付託の後、付託議案の審査を行うことといたしますので、委員及び執行部におかれましては、御承知いただきますようお願い申し上げます。
 また、予備調査につきましては、執行部の入れ替え制とし、最初に総務部及び令和新時代創造本部、次に教育委員会の順に行うものといたしますが、予算関係以外の報告案件、長期継続契約の締結状況については資料のとおりであり、説明を省略いたします。
 初めに、会議録署名委員を指名いたします。
 本日の会議録署名委員は、浜崎委員と澤委員にお願いいたします。
 それでは、付議案の予備調査を行います。
 執行部の説明は、要領よく簡潔に、マイクを使ってお願いします。
 なお、質疑等につきましては、説明終了後、一括して行うことといたします。
 初めに、総務部から説明を求めます。
 まず初めに、亀井総務部長の総括説明を求めます。

●亀井総務部長
 総務部の議案説明資料をお願いいたします。表紙の裏、目次を御覧いただきたいと思います。予算関係につきましては、総務部からは歳入、財政課長から説明させていただきます。予算関係以外では、長期継続契約の締結状況の報告でございます。よろしくお願いいたします。

◎浜田(一)委員長
 続いて、塗師木財政課長の説明を求めます。

●塗師木財政課長
 総務部の資料1ページ、今回の補正予算の歳入の内訳でございますが、全て国庫支出金と諸収入でございまして、一般財源はございません。
 国庫支出金の主なものですが、新型コロナ対応の地方創生臨時交付金が15億2,000万円余、また医療体制の整備などに使えます厚生労働省の包括支援交付金が45億5,000万円となっております。
 なお、臨時交付金につきましては、既に使ったものを除きますと残額が約67億円となっておりますが、今回も商工労働部のほうで融資枠の増額をお願いしております。この制度融資の後年度の利子負担が現時点で150億円程度生じる見込みでございますので、この残額の一部は基金化を行いまして、後年度の利子負担に充てることも検討していかなければならないと考えております。
 また、諸収入が1億9,000万円ほどございますが、これは制度融資の国費部分が国の関係団体であります中小機構を通じて入ってくるものでございまして、実質的には国庫補助金と同様のものでございます。

◎浜田(一)委員長
 次に、令和新時代創造本部から説明を求めます。
 初めに、井上新時代創造本部長の総括説明をお願いいたします。

●井上令和新時代創造本部長
 お手元の令和新時代創造本部の議案説明資料を御覧いただければと思います。議案第2号、一般会計補正予算関連の事業でございます。
 1ページを御覧ください。審議をお願いいたしますのは1事業、広報課の新型コロナウイルス克服県民運動推進事業、事業費といたしまして300万円でございます。
 事業の詳細につきましては担当の広報課長から御説明させていただきます。よろしくお願いいたします。

◎浜田(一)委員長
 続いて、田中広報課長の説明を求めます。

●田中広報課長
 新型コロナウイルス克服県民運動推進事業でございまして、額が300万円でございます。財源につきましては国庫支出金としておりまして、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の充当事業とさせていただいております。
 事業の内容につきましては、今後も新型コロナウイルス感染が見込まれる中、感染予防及びクラスター発生防止のための正しい行動・知識等、また誹謗中傷等を防止する啓発、県民一丸となりまして新型コロナを克服していくための広報を、新型コロナウイルス克服県民運動推進事業として実施していくものでございます。
 主な内容でございます。具体的には新型コロナウイルス克服のための施策の周知や普及啓発のための新聞広告ですとか、テレビスポット、SNS広告等の経費でございます。例としましては、クラスター発生防止のための正しい行動や知識の周知ですとか、人権問題に関する差別的扱い、誹謗中傷を防止する啓発等でございます。

◎浜田(一)委員長
 総務部及び令和新時代創造本部の説明は以上であります。
 それでは、質疑等はございませんか。よろしいですか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 意見がないようですので、総務部及び令和新時代創造本部につきましては以上で終わります。
 執行部入れ替えのため暫時休憩といたします。再開は10時30分とさせていただきます。
(執行部入れ替わり)

午前10時25分 休憩
午前10時28分 再開

◎浜田(一)委員長
 再開いたします。
 引き続き、教育委員会から説明を求めます。
 執行部の説明は、要領よく簡潔に、マイクを使ってお願いいたします。
 なお、質疑等につきましては、説明終了後、一括して行うことといたします。
 初めに、山本教育長の総括説明を求めます。

●山本教育長
 教育委員会は、このたび予算関係1件、報告事項2件をお願いしております。
 1ページでございます。総括表を載せておりますが、一般会計補正予算におきましては国の交付金を活用いたしまして、児童生徒の端末を授業等で円滑に使用できるようにするため高速ネットワークへの接続を行うためのICT環境整備であったり、県立学校の学生寮及び部活動において新たに作成いたしましたガイドラインに沿った感染防止対策のために必要な用品等の整理を行うなど、4,600万円余の予算をお願いするものでございます。
 詳細は、関係課長から御説明申し上げます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。

◎浜田(一)委員長
 続いて、村上教育環境課長の説明を求めます。

●村上教育環境課長
 2ページを御覧ください。まず、ICT環境整備事業について3,276万円余の増額補正をお願いするものでございます。小中学校におきまして1人1台端末が整備され、次年度から一斉に約4万台余りの端末が授業等で利用されます。そのため必要な通信環境の整備を行うものでございます。
 事業内容の詳細でございますが、1つ目が高速通信ネットワークへの接続に係る機器等の整備です。現在小中学校のインターネット接続につきましては、小中学校から各市町村庁舎、そこから情報ハイウェイを経由した通信を県で集約し、セキュリティーも確保した上でインターネットへ接続しております。児童生徒の通信の大幅な増加に備えまして、この集約している部分について新たに児童生徒用の通信環境を整備し、高速通信ネットワークへの接続を可能にするものでございます。
 なお、来年度以降の機器の保守経費等につきましては、債務負担行為をお願いするものでございます。
 2つ目は、市町村立学校への民間の光回線開設に係る支援でございます。小中学校から情報ハイウェイまでの通信環境は市町村で確保していただくこととなっておりますが、この環境が市町村によって異なります。安定的な通信とコスト面等を勘案しまして、学校から民間の光回線によりインターネットに直接接続する市町村に対しまして、初期導入経費について1校当たり10万円を限度に補助するものでございます。
 続きまして、3ページを御覧ください。県立学校寮及び部活動における新型コロナウイルス対策強化事業でございます。1,420万円をお願いするものです。島根県をはじめ全国的に学校寮や部活動を通じての新型コロナウイルス感染症のクラスターが発生していることを踏まえまして、感染防止対策の強化を図るために必要な備品等を整備するものでございます。事業の内容でございますけれども、このたび県及び県教育委員会におきまして学校寮や部活動における感染症対策のガイドラインが策定されました。このガイドラインに沿った環境整備や防止対策に要する経費でございます。学校寮のある5校に対しまして1校当たり100万円、部活動の感染防止対策としましては県立高校1校当たり30万円、このほかに陽性者が発生した場合などに他の陰性の寮生を一時的に受け入れる施設の運用に必要な備品等の整備を行うものでございます。
 続きまして、6ページを御覧ください。先ほどのICT環境整備事業に係ります債務負担行為の増額でございます。高速通信ネットワークへの接続に係るシステム保守経費といたしまして、令和3年度から令和7年度までの支出として3,617万6,000円の増額をお願いするものでございます。

◎浜田(一)委員長
 続いて、土山人権教育課長の説明を求めます。

●土山人権教育課長
 資料の7ページをお願いいたします。報告第1号、専決処分の報告でございます。鳥取県進学奨励資金貸付金の返還請求等に係る訴えの提起につきまして、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分を行いましたので、同条第2項の規定により報告するものでございます。
 2の概要に書いておりますが、相手方は倉吉市内の2名で、借受人と連帯保証人です。返還が長期にわたりまして滞っており、再三の督促、個別の訪問をいたしましたが、滞納が続いたため、このたび裁判所に申立てを行い、分割支払いの異議申立てがあったため訴訟に移行したものでございます。滞納額は14万408円です。

◎浜田(一)委員長
 教育委員会の説明は以上でございます。
 それでは、質疑等はありませんか。よろしいですか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 ないようですので、以上で付議案の予備調査を終了いたします。
 暫時休憩いたします。再開は次の本会議が休憩に入り次第を予定しております。

午前10時35分 休憩
午後 4時26分 再開

◎浜田(一)委員長
 再開いたします。
 ただいまから本委員会に付託されました議案について審査を行います。
 付託議案は、日程に記載の1議案であります。
 これから付託議案に対する質疑を行っていただきます。(「なし」と呼ぶ者あり)
 質疑がないということですので、付託議案に対する討論を行っていただきます。(「なし」と呼ぶ者あり)
 ないということですので、これより採決に入ります。
 原案に賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
賛成全員であります。したがいまして、本委員会に付託されました議案第2号につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 なお、委員長報告の作成、内容につきましては、委員長に御一任いただけますでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 ありがとうございます。御異議がないようですので、そのようにさせていただきます。
 以上をもちまして総務教育常任委員会を閉会いたします。

午後4時27分 閉会

 


 

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