平成30年度議会運営委員会議事録

平成30年9月11日会議録

 

 

出席者
(11名)
委員長
副委員長
委員

安 田 優 子
伊 藤   保
坂 野 経三郎
西 川 憲 雄
藤 井 一 博
福 田 俊 史
藤 縄 喜 和
浜 崎 晋 一
広 谷 直 樹
前 田 八壽彦
澤   紀 男 

欠席者
(なし)


オブザーバー 正副議長 錦織議員 川部議員 長谷川議員 福浜議員     

説明のため出席した者
 井上総務部長

職務のため出席した事務局職員
  細羽事務局長 中山次長 柳楽議事・法務政策課長外関係職員

 

 
1 開  会   午前10時00分

2 閉  会   午前10時15分

3 司  会   安田委員長 

4 会議録署名委員   前田委員    坂野委員  

5 協議事項
   別紙協議事項記載のとおり

 

 

会議の概要

                                午前10時00分 開会

◎安田委員長
 ただいまから、議会運営委員会を開会します。
 まず、会議録署名委員に前田委員、坂野委員を指名します。
 これより協議に入りますが、本日の委員会は、インターネット中継をしております。委員の皆様におかれましては、発言の際は常任委員会同様、発言前後のマイクのスイッチの切り替えをお願いいたします。
 まず、9月定例会は9月18日に招集されますが、その付議案件について総務部長より説明を求めます。
 井上総務部長

●井上総務部長
 私のほうから、このたびの9月定例県議会で御審議をいただきます議案の概要につきまして御説明申し上げます。
 まず、右肩に執行部資料1とあります資料をごらんいただければと思います。平成30年9月定例県議会の付議案でございます。予算関係の議案が5件、条例関係の議案が5件、その他の案件が16件の合計26件でございます。
 まず、予算関係の議案でございます。議案第1号から第5号まででございます。予算の概要につきましては、右肩に執行部資料2とあります資料をごらんいただければと思います。補正額の合計では142億4,900万円ということで、下に記載がございますように、うち7月豪雨対策関係分といたしまして123億3,300万円、その他の分として19億1,600万円をお願いしたいうふうに考えております。この結果、補正後の予算につきましては、3,624億9,000万円となる見込みであります。財源につきましては、記載してございますように国庫支出金が83億3,800万円、県債47億6,700万円となってございます。
 下に移りまして主な事業でございます。7月豪雨災害からの復旧・復興対策といたしまして、道路、河川等の公共土木施設、農林業の施設等、国の補助金あるいは負担金を活用いたしまして災害復旧を行うものに加えまして、単県斜面崩壊復旧事業、あるいはおめくりいただきまして、しっかり守る農林基盤交付金、森林作業路網災害復旧対策事業等、幾つか国の補助に乗らないものにつきましても単県で市町村あるいは事業主体等に支援を行うことを予定しております。
 あわせまして、国の予備費を活用いたしまして、農地防災事業として、他県で発生しましたため池決壊被害等を受けまして整備計画の策定を行う、あるいは県有林内の森林作業道などの復旧についても必要な経費の措置をさせていただいているとこでございます。
 また、今回の豪雨災害におきまして観光のキャンセル等、いわゆる風評被害があったということでございまして国のほうの補助金を活用いたしまして被災した府県を周遊して宿泊される方への宿泊料の割引き等の事業を計上させていただいているところでございます。
 続きまして、2ページの下でございます。くらしの安心・安全でございます。本年6月に発生いたしました大阪北部を震源とする地震により、小学生がブロック塀の倒壊でお亡くなりになられるという事案が発生をいたしました。これを受けまして、県内の民間所有の特に道路沿い等の危険なブロック塀の撤去、改修、あるいは復旧のためのフェンス等の新設に係る補助制度を市町村と連携して国費を活用いたしまして助成を行うもの、あわせまして県有施設につきましても、このような危険なブロック塀を撤去するとともにその後の代替フェンス等の設置を行うというような予算を計上させていただいています。
 それから、3ページに参りまして、中小企業災害対策強化支援事業といたしまして、今回の豪雨等で企業のほうのサプライチェーンあるいはその代替の施設等の整備ということが課題になっているということで、こういった取り組みに対する補助制度を設けるとともに、大規模な施設整備等につきましては、制度融資を活用いたしまして利子負担の軽減あるいは保証料の負担の軽減の仕組みを設けることといたしております。
 また、河川安全・安心対策推進事業といたしまして昨年の台風18号によりまして被害がありました大井手川、鳥取市河原町でありますけれども、そこにつきまして護岸のかさ上げ等の対策を実施するものでございます。
 続きまして、障がい者による文化芸術活動の推進でございますけれども、このたび、法律ができたことを受けて、県といたしましても障害者による文化芸術活動の推進計画を策定することとしております。これにあわせまして障害者の文化芸術活動の拠点の整備あるいは様々な活動に対する助成等を行う経費を計上させていただいております。
 それから観光誘客対策につきましては、米子ソウル便が冬季のスケジュールから6便になるということで、国の制度も活用いたしまして、運航経費の一部を支援するとともに韓国の務安あるいは台湾の台北、台中等と鳥取砂丘コナン空港、それからシンガポールと米子鬼太郎空港でそれぞれチャーター便の運航が新しく決まっております。これに対しまして着陸料、ツアー造成経費等を支援する経費等を計上させていただいております。
 その他、記載ございますように大伴家持生誕1300年記念事業開催支援事業あるいは受動喫煙防止対策推進事業、「鳥系93号」ブランド化推進事業、それから最終ページにございますけれども、県外生徒の高校入学に伴う下宿先となる家庭の支援、あるいは青谷上寺地遺跡から出土いたしました弥生人骨のDNA分析結果を県民の皆さんへ御報告等する事業を盛り込んでいるところでございます。
 公共事業につきましては、先ほど申し上げた災害復旧が中心となりますけれども、約19億3,500万円余を計上させていただいているところでございます。
 以上、予算案でございますけれども、中身を御説明させていただきましたとおり今回の大宗を占めるのは7月豪雨対策関係ということでございます。議案で申し上げますと、一般会計補正予算の議案第1号、それから県営林事業特別会計補正予算の議案第3号になりますけれども、こちらの2つの議案につきましては、豪雨からの復旧・復興に向け緊急に対応が必要な案件といたしまして、先議をお願いしたいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。
 続きまして、条例関係の議案でございます。執行部資料1と書かれました資料のほうにお戻りをいただければと思います。
 議案第6号、鳥取県税条例等の一部を改正する条例につきましては、自動車の保有手続きにつきまして、インターネットを利用して一括して行うことができるようなワンストップサービスを導入することに伴いまして、所要の改正を行うものでございます。
 議案第7号、特定地域等の振興を促進するための県税の課税の特例に関する条例の一部を改正する条例につきましては、今般の地域再生法の一部改正に伴いまして、首都圏、23区から本社機能を移転してきた場合に対する税の減免措置を都道府県、市町村等が行った場合に地方交付税による減収補?を行うという枠組みがございますけれども、この減税措置につきまして現行の不均一課税から課税免除の対象にするということで拡充をされております。これに伴いまして、本県におきましてもこの制度を適用するために条例改正を行うものでございます。
 議案第8号、鳥取県建築基準法施行条例の一部を改正する条例につきましては、建築物の敷地に係る接道規制の特例が新たに設けられたことに伴いまして、当該特例の認定に係る手数料を定めるものでございます。
 おめくりいただきまして、議案第9号、鳥取県林業試験場手数料等徴収条例の一部を改正する条例につきましては、国の予算を活用いたしまして林業試験場の試験機械を新たに導入したり、更新を行ったことに伴いまして手数料や使用料の改定を行うものでございます。
 議案第10号、鳥取県営企業の設置等に関する条例の一部を改正する条例につきましては、県の企業局におきまして、新たに私都川発電所を設けることに伴いまして条例の改正を行うものでございます。
 議案第11号以降は、その他の案件でございます。議案第11号に関しましては、工事請負契約の締結、議案第12号及び第13号は、財産処分ということで、鹿野かちみ園及び鹿野第二かちみ園、それから皆生尚寿苑の民間への譲渡に伴いまして相手方が決定をしておりますので、これの議決をお願いするものです。
 議案第14号から第23号までにつきましては、公の施設の指定管理者の指定ということで、来年の4月からの指定管理者につきまして議決を求めるものでございます。
 議案第24号及び第25号は、県営企業、病院事業の決算の認定に伴うものでございます。
 それから議案第26号、専決処分の承認につきましては、先般7月豪雨の際に応急対策として専決の予算を計上させていただきました18億2,300万円余でございますけれども、こちらの承認を求めるものでございます。
 4ページ以降は報告案件でございます。第1号、議会の委任による専決処分の報告、それから公立大学法人公立鳥取環境大学、地方独立行政法人鳥取県産業技術センターの業務の実績に関する評価、これが報告第2号、第3号。報告第4号及び第5号につきましては、法人の経営状況、給与等の状況について、それから報告第6号は長期継続契約の締結状況についてでございます。
 私からの説明は以上でございます。

◎安田委員長
 ただいまの説明について、質問等ございますでしょうか。(なし)
 次に、議事日程ですが、議会資料をごらんください。
 会期は28日間とし、ただいま総務部長から説明がありました先議案件については、平成28年11月定例会において中部地震にかかる議案を先議した例と同様に9月25日の代表質問終了後に先議することとし、案のとおり決定してよろしいでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議がないようですので、そのように決定をいたしました。
 次に、県政に対する代表質問ですが、人数は鳥取県議会自由民主党及び会派民主各1名です。
順序は、鳥取県議会自由民主党、会派民主としてよろしいでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議がないようですので、そのように決定しました。
 なお、鳥取県議会自由民主党は斉木議員が、会派民主は伊藤議員がそれぞれ行う予定です。
 次に、発言通告書の提出期限についてですが、代表質問は9月18日の午後1時まで、先議議案に対する質疑は、9月20日の午後1時まで、一般質問及び先議議案を除く議案に対する質疑は、9月25日の午後1時まで、討論の通告期限は知事提出議案のうち、先議議案は反対討論、賛成討論とも9月25日の常任委員会終了後速やかに、その他の議案は反対討論が10月11日の常任委員会終了後速やかに、賛成討論が同日の原則午後5時まで、議員提出議案は、反対討論が10月12日の午後1時まで、賛成討論が同日の午後5時まで、以上のとおり決定してよろしいでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議がないようですので、そのように決定しました。
 次に、議員提出議案の提出期限についてですが、10月12日、午前9時30分開催予定の議会運営委員会において報告する申し合わせとなっていますので、御承知ください。
 次に、請願、陳情の受け付け期限についてですが、9月18日の正午までですので、御承知ください。
 次に、その他ですが、委員の皆さんで何かございますでしょうか。(なし)
 意見がないようですので、これをもって議会運営委員会を閉会します。

                                午前10時15分 閉会
                          ──────────────                           

 

 

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